2018/08/18

スーパーボランティア・尾畠春夫さん

180818(これは内容と関係ありません)


今や時の人、2歳の男の子を発見した尾畠春夫さん。

すごいとしか言いようがありません。車中泊しながら、現場では何ももらわない、自己完結のボランティア。言うだけではなく、実際に実践しているところがすばらしい。

そして尾畠さんが発する言葉には、実践に裏打ちされた説得力があります。

「子どもは下には行かず上に行くという習性」だとか「赤い服を着ているのは被災者が元気になるように」という、尾畠さんがボランティアなどの活動を通して、実地に学んできた言葉は、本人は「学歴がない」といっていますが、まるで心理学者のようです。

それから、前々から気になっていたことも、改めて思いおこさせます。それは何の分野でも、プロとアマチュアの垣根がなくなりつつあることです。

行く方不明者を探すことも、アマチュアが活躍する時代になってきたか、という思いです。

だからこの流れは、政治家にも当てはまる、そういう時代がきっと来るでしょう。仕事としてやっている「政治屋」ではなくて、本当にやりたくてやるアマチュア精神の政治家が活躍する時代が。

「職業」という概念の転換点です。

そしてもう一つ、気になることがありました。

子どもが無事に見つかったというのに、批判する人はいるもんだなぁ、ということです。尾畠さんが幼い子に飴をあげた行為を非難する人たちです。喉に詰まらせる危険があるということらしい。母親が抱く感想としてわからないでもありません。

でも、そもそも飴は小さなものだったようだし、この話の本質は、子どもが無事に見つかったということで、そりゃぁ、多少の不手際はあるでしょうが、そこを上げ足取ってどうするんでしょうか。

非難する人って、けっきょく、尾畠さんのように「探してあげよう」とは思わないんですよね。

今回のことばかりではなく、何に対しても批判ばかりする人たちは、自分は快適なエアコンの部屋でスマホのこっち側にいて、傷つかないことを十分わかっているから好き勝手に言える。そこが実際に行動する人と違うところでしょうね。

行動には危険も責任も伴うのです。リスクがあるのです。でも、そんなこと百も承知です。それでも「助けたい」という尾畠さんの思いの尊さに敬意を払うべきだと思います。
 
 
 
 
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2018/08/17

今日は、二十四節気「立秋」、七十二候の「蒙霧升降(ふかききりまとう)」

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今日は、二十四節気「立秋」、七十二候の「蒙霧升降」。「深い霧が立ち込める」などといった意味です。

今朝は風もあって涼しいです。夏が終わりかけているのを感じます。

写真は以前9月上旬に撮影した新潟県十日町市星峠の棚田の写真です。

一年中を通して霧や靄が出る棚田で、だから、写真を撮る人たちにとっては、魅力的な棚田で、昔から「峠の棚田」として知られていました。

でも、合併で「十日町市」になったとき、他の地区の「峠」という地名とバッティングしないようにと「峠」は「星峠」になったそうです。
 
 
 
 
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2018/08/15

【愛犬物語 其の二百九十八】 東京都渋谷区 忠犬ハチ公像の70年

Img_6742(渋谷駅前の忠犬ハチ公像)

171029_3(山形県鶴岡市の忠犬ハチ公試作品の石膏像)


終戦記念日の今日、8月15日は忠犬ハチ公像が建立されてから70年になります。

渋谷駅前の忠犬ハチ公像は、今では外国人も順番待ちをして記念撮影するくらいの人気スポットになっています。

現在の忠犬ハチ公像は2代目です。初代は戦中の金属供出で撤去されてしまいました。戦後、安藤士さんによって2代目が造られ、1948年(昭和23年)8月15日、除幕式が行われました。

2代目を造るにあたって、士さんは空襲で自宅が焼けたので、他の民家を借りて、そこで石膏の試作品を造りました。

でも、気にいらなかったので、造り直しました。初めの試作品よりも大きめに造ったそうです。それが2代目の銅像の元になりました。

初めの試作品は忘れられ、偶然にも、いろんな人の手に渡って、最終的には、鶴岡市にやってくるのですが、そのことについては、「忠犬ハチ公像の石膏試作品が鶴岡市に来た奇跡話」に書いています。

ところで、設置にあたり、「忠犬」では軍国主義を思わせるなどの意見が出たようですが、結局、「忠犬ハチ公」という名前が浸透していたので、そのまま「忠犬ハチ公」になったようです。
 
 
 
 
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2018/08/13

【愛犬物語 其の二百九十七】 神奈川県南足柄市 大雄山最乗寺 多摩が育てられた寺

_87a1537(大松寺の老犬多摩の墓)

_87a1416(道了尊仁王門)

_87a1424(最乗寺の本堂)

_87a1426(最乗寺境内)


南足柄市の大松寺には「老犬多摩」の墓がありますが、多摩が最初に預けられたところが、大雄山でした。

南足柄市の西側に位置する大雄山最乗寺は600年以上の歴史を持つ関東でも有数の修験道の霊場です。

創建に貢献した道了という修験道の行者が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれます。

その道了尊仁王門を過ぎて、さらに山の上に上っていくと、最乗寺の本堂に至ります。

当時は「三山参り」といって、富士山・大雄山・大山をめぐることが流行っていたようです。

明治11年、武蔵野国多摩郡北見方村の長崎七郎という人も富士山に登りました。帰路犬をつれ大雄山に詣ったのですが、犬は数十里歩いて疲れてしまい、主人と帰れなくなり、大雄山に預かってもらいました。

寺の衆がよく世話をしてくれたので、数日で家に帰ることができました。その後、この犬を気にいった寺のお坊さんに、子犬が生まれたらもらいたいとお願いされて、後日、七郎は、子犬を連れていきました。それが多摩です。

そして多摩は、大松寺に引き取られ、明治21年11月25日に亡くなるまで過ごしました。
 
 
 
 
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2018/08/12

今日は二十四節気「立秋」、七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」

140812_1(アブラゼミ)

140812(ミンミンゼミ)

「寒蝉鳴」は、七十二候のひとつ。二十四節気の立秋の次候です。

「ひぐらしなく」と読まれていますが、もともと中国から入ってきた「寒蝉(かんせん)」は秋の訪れを告げる蝉といった意味らしい。

だから時期的に、8月中旬は、「ヒグラシ」ではなくて「ツクツクボウシ」ではないかという説もあるようです。広辞苑で「寒蝉」を引くと、

「秋の末に鳴く蝉。ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か。」

と書かれています。

ところで最近ヴィーノの散歩に出るのは4時半ころですが、雑木林の公園の近くで、蝉をよく見ます。朝露に濡れたせいか、飛べないようです。

掲載した蝉はすでに死んでいたものを拾ってきたものです。残念ながらこれは、ヒグラシでもツクツクボウシでもなく、アブラゼミとミンミンゼミです。
 
 
 
 
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2018/08/11

新刊『犬像をたずね歩く』と写真展のポスター

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新刊と写真展の情報を入れたポスターができました。写真展のDMと似たデザインの方が、関連が分かるかなと思って、こんなデザインにしました。

これは浦和のギャラリー楽風の、道路に面した壁に貼られる予定のものです。

前著の時のように、またいろんなメディアから取材を受けるなどという甘い夢は抱いていないので、自分でやれる営業努力はしようと思っています。これもそのひとつ。
 
 
 
 
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2018/08/10

『犬像をたずね歩く  あんな犬、こんな犬32話』の見本が届く

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『犬像をたずね歩く  あんな犬、こんな犬32話』の見本が届きました。インクの匂いがいいですね。自分のイメージが1冊の本として、形になることはうれしいものです。

書店で販売されるのは、20日ころかららしいです。少しお待ちください。

前著の「続編」とも言えますが、ただ、犬像の残りを載せたというだけではありません。日本の犬像をカテゴリー分けして、全体像が見えるように配慮した本です。なので、これで犬像に関しての「完結編」とも言えます。

それと8月30日から始まる写真展用の写真をプリント始めました。

しばらくプリンターを使っていなかったので、ノズルが詰まっていて、それを溶かしてインクが正常に出るまで何度もメンテナンスを繰り返したので、インクがなくなり急きょ、アマゾンで注文。すぐ届くので便利ですね。

この写真は、埼玉県皆野町・蓑神社のお犬さまの像です。
 
 
 
 
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2018/08/07

今日から二十四節気「立秋」、七十二候「涼風至」、台風「サンサン SHANSHAN」接近中

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今日から二十四節気「立秋」、七十二候「涼風至(すずかぜいたる)」。

暦の上では「秋」の始まりです。でも、どこが「涼風至」だと思ってしまいます。

連日の酷暑が続いていたと思ったら、今度は台風「サンサン」が近づいています。

前回のような逆走台風にはならないようですが、このコースもあまりないと思うので、じゅうぶん注意しないといけません。

気温も台風も、過去の経験が通用しなくなっている異常気象が続いています。

ところで、今日初めて知ったのですが、この台風13号は、日本以外のアジアの国では、「サンサン」と呼んでいるらしい。これは香港の少女の名前から来ているという。つまり中国語です。

「SHANSHAN」とアルファベット表記しているので、「香香」かも知れません。とすると、あの上野動物園で生まれたジャイアントパンダのメスの赤ちゃんの名前「シャンシャン」と同じとも言えます。

台風の名前は、アジアの14か国が加盟している台風委員会が決めていて、各国10個の名前を提出しているので、140個の名前があり、発生するとこの名前リストから順番に自動的に割り振られる名前です。

なので、次の台風14号が発生したら、今度は「ヤギ」という名前の台風になるようです。「ヤギ」は日本語の「ヤギ」。山羊座から来ているという。日本の提出している名前は、すべて星座の名前です。

でも、日本では、「〇号」という呼び名で慣れているので、「台風ヤギが本州に接近中で・・・」というのは、ちょっとへんな感じです。

台風の場合、災害が起こる確率が高く、むしろ台風名は機械的な「〇号」とした方がいい場合もあるのでは?と思いますが。とくにかわいらしい名前の台風名と甚大な被害が出た時はギャップを感じるだろうし、日本人のことなので「不謹慎だ」という人も現れないとも限らない。だからあえて日本では、「〇号」を使い続けているんじゃないかなと邪推しています。
 
 
 
 
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2018/08/06

映画『クーデター』を観て

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『クーデター』の原題は 『No Escape』。2015年のアメリカ映画で、監督・脚本は、ジョン・エリック・ドゥードルです。

怖いといったらいいか、ハラハラするといったらいいか、たんなるエンターテインメントとして映画を楽しむことが難しいと思えるほどです。それだけリアリティがあり、映画的には、いい作品なのでしょう。

俺にとっても、これはある意味、こういう事態が起こった時のシミュレーションとして(サバイバルの教材として)見てしまうようなところがありました。

映画のストーリーは、それほど複雑ではありません。東南アジアのある国で、赴任してきた家族が、突然起こったクーデーターに巻き込まれ、家族を守りながら、必死に逃げるというストーリーです。

このクーデーターが起こった翌朝のシーンがまたリアリティがあったのです。ホテルに新聞が届かないので、主人公は売店に買いに行くのですが、町が妙に静かなのです。

そして「静」から「騒」への転換。突然暴動が起こることで、主人公は何かが起こったことを悟るのです。たぶん、実際もこんな感じなのでしょう。何が起こったか把握できるのは、少し時間が経ってからです。その瞬間は、動物的な勘を頼りに、「そこにある危機」を、とにかく逃れるということが一番です。

主人公の家族を助ける謎の男(CIA?)がいるのですが、主人公は、家族を守るために、クーデーターを起こした側の民兵を殺したことを彼に告白します。彼は言います。

「ここには善悪はない。あるのは、家族を守るかどうかだけ」

舞台は「ある国」なのですが、撮影が行われたのはタイだそうで、「タイ」とわからないようにという条件でロケが許されたそうなのですが、タイに行ったことがある人なら市場の様子からすぐわかるし(だからタイで上映禁止になったのかも)、家族が国境の川を渡って逃げる先が「ベトナム」で、クメール文字のような文字も出ていたので、舞台はカンボジアかなと想像させてしまいます。

ちょうどカンボジアで総選挙が行われましたが、日本政府も民主的な選挙を求めていたくらいで、最近は独裁的な匂いがしてきたところです。だからなおさら、クーデターはありえるなと。

どこの国もクーデターがありそうなので、フィクションに徹するなら、「ベトナム」という実在の国名や、クメール文字なども、架空のものにしたほうが良かったのではないかとも思いますが。
 
 
 
 
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2018/08/05

【愛犬物語 其の二百九十六】 愛知県磐田市 しっぺい太郎像再訪 

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磐田市の矢奈比賣神社(見付天神)を再訪しました。

鳥居の前には凛々しい姿のしっぺい太郎像が立っています。細身の体で狼のようにも見えます。「山犬」と書いたものもあるようなので、そうすると狼そのものだったのかもしれません。

見付天神のさらに奥には、こじんまりとした霊犬神社が鎮座しています。ここにはしっぺい太郎の墓碑もあります。

岩田駅前にも行ってみました。駅前広場に置かれたキャラクターの「しっぺい」。見付天神の像とは対照的な、ふくよかでかわいらしい像です。

江戸時代、この「しっぺい太郎型伝説」は日本中で流行り、歌舞伎で演じられたり、外国にも紹介されていた日本を代表する伝説だったようです。

借りてきた犬が化け物(ヒヒ・大猿・ムジナなど)を退治し、それまで人々を苦しめていた人身御供の悪風習がなくなる話で、猿神退治型伝説の1パターンともいわれます。

物語では旅の僧が犬を探してくるのですが、人身御供という旧習を壊すのは地元の人間ではなく、「旅の僧」になっていて、現代でも外圧に弱いと言われる日本人の心情と共通しているようで面白い。

土地によって、「しっぺい太郎」という犬の名前はいろいろです。「ちょっぺ太郎」「べんべこ太郎」「めっけ犬」「メタテカイ」「メッケンゲ」とか・・・

このような話は、行者や修行僧による布教にともなって全国に広がり、民間伝承・伝説になっていったようです。話に登場する「旅の僧侶」は彼らそのものなのかもしれないですね。
 
 
 
 
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