2018/09/25

昨日は旧暦八月十五日、「中秋の名月」

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昨日の夜は天気予報では曇りだったので、中秋の名月を見れないんじゃないかと心配しましたが、21:20ころは、程よく雲もあって、なかなかの名月でした。(ちなみに満月は今日です)

一番下の写真は、名月をミャンマー製の木皿に張った水に映した写真です。

『竹取物語』には、月を眺めるかぐや姫が、月を見るのはよくないですよとたしなめられる場面があります。

月見の慣習は中国から入ってきたものですが、月見を楽しむと同時に、月を見てはいけないという禁忌もあったらしい。

平安貴族は月を直接見ることをせず、杯や池に映して楽しんでいました。その真似をしてみました。

「満月が終わりの象徴」という説もありますが、なぜ直接見るといけないのか、はっきりわかりません。

月は自分から光っているのではなく、太陽の光を映す天体です。月は見る人の心(深層心理=狂気の部分)も映すからか?などと勝手に想像しています。

とにかく、月を見る(とくに女性が)ことに関しては、世界中に禁忌があります。

西洋でも月が人間を狂気に引き込むと考えられていたようです。「狂気」のことを英語では「lunatic ルナティック」。語源は後期ラテン語「lunatics」=「月に影響された」。「lunacy 」 =「精神異常。狂気」、「moonstruck」=「心が乱れた。狂気」 という言葉もあります。(Wiki参照)

ちなみに、日本語の「つき」は、昔「つく」と発音されて、「憑く」からきているとの説もあります。古今東西、月は、人の心をざわつかせるものであるらしい。
 
 
 
 
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2018/09/24

今宵は中秋の名月

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新暦で生活している日本人ですが、1年に何度か、旧暦を意識せざるをえない日、というか、旧暦でないと意味がない行事、というものがあります。

そのひとつが「中秋の名月」。今年は新暦9月24日です。

中国では「中秋節(チョンチゥジェ)」、韓国では「秋夕(チュソク)」といって、祝日にもなっていて盛大にお祝いします。

秋を初秋(旧暦七月)、仲秋(旧暦八月)、晩秋(旧暦九月)の3つに分けますが、「中秋の名月」は、「秋の真ん中」=「旧暦八月十五日夜」のことです。だから旧暦で生活していれば、毎年、「中秋の名月」は八月十五日で日付は固定されています。

あくまでも「名月」。「満月」ではありません。たまたま「満月」の年もありますが、基本的には月はどこか欠けています。「満月」でなくても「名月」です。いや、「満月」ではないから「名月」なのかもしれません。

不完全の美」については、以前も書いています。
 
夜の天気はどうなるでしょうか。

月に関しては当ブログでも何度も書いています。昔の人は、直接見るよりも、杯とか池とかに映して月を鑑賞するのが風流だったらしいと前にも書きました。

今晩も晴れれば、やってみようと思います。
 
 
 
 
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2018/09/23

今日は二十四節気「秋分」、七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」

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今日から二十四節気「秋分」、七十二候「雷乃収声」です。雷が鳴り響かなくなる(遠雷の)季節です。

今年の夏は、ゲリラ豪雨も多く、雷の音をよく聞いた気がします。落雷で停電ということもありました。

田んぼでは、稲の収穫、真っ盛りです。「稲妻」ということば、雷が落ちた田んぼの稲はよく育つところから生まれたという説があるそうです。
 
 
 
 
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2018/09/20

南北首脳、北朝鮮の聖地「白頭山」を訪問 のニュース

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南北首脳、北朝鮮の聖地「白頭山」を訪問のニュースがありました。

「北朝鮮を訪問中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は20日午前、中朝境界にある「白頭山(ペクトゥサン、標高2744メートル)」に登った。韓国の大統領が白頭山を訪ねるのは初めてとみられる。昼食をとった後、同日午後にソウルに戻る。」(日本経済新聞より)

この山に中国側から登ったことがあります。

図們から、延吉、二道白河とバスで移動しました。二道白河に1泊し、翌日ふたたびバスに乗り、長白山へ向いました。

「長白山」とは中国での呼び方で、朝鮮名では「白頭山 백두산 ペクトゥサン」。朝鮮民族の聖地です。標高2744mの火山の頂上付近にはカルデラ湖、天池があります。平均水深は213mもあるそうです。

バスの終点からは絶壁と、67mの高さから水が落ちる長白瀑布が見えました。ポプラが黄色く色付き始め、滝から流れている川の水も澄んでいてきれいでした。

そこから200mくらい行くとガレ場になり、その急坂を登らなければなりませんでした。石が落ちてくる危険な道です。もっと楽な道もあったのですが、それは帰るときに気がつきました。

ある場所まで上ると、ようやく平地になりました。すると、目の前に天池の湖面が現われました。対岸は北朝鮮です。今回、南北首脳が訪れたのは、もちろん対岸の朝鮮側です。

当時は、監視所や国境警備の兵士などは見当たりませんでした。もっとも対岸へ渡るには、ボートなどはないので泳ぐしかなく、普通では無理です。湖の周りは想像以上に切り立った山で、一周する道などもないし。

ハルピンの大学生と韓国人の5人のグループと知り合いました。韓国人は、オーストリアに住むエコロジストで、中国人学生たちと共同で植物調査をしにやってきたのだといいました。

韓国人は日本語をしゃべりました。「富士山に登ったことはありますか? 丹沢には?」と聞かれ「どっちも行ったことがありません」と答えると、「珍しいですねぇ」と軽蔑したように言われました。

天池に棲む怪獣「テッシー」の噂を聞いていたので、彼らにその話をすると、「怪獣なんているはずがないですよ。第一、この天池は泉の水で、とても澄んでいるので、魚さえも棲めないんです。餌のいない湖に、どうして怪獣なんか棲めるんですか?」と言うのです。まったく理屈はその通り。でも・・・。

韓国人に、南北統一について聞いてみました。すると、韓国人は語気を強めて「とんでもない!あいつらの頭は固いんだ。統一を考えているようなジェスチャーを見せてるだけ」と言い放ちました。俺などが単純に口を挟める問題ではないなと、それ以上突っ込みませんでした。

90年代には韓国人が大勢登ってきて、韓国の国旗を掲げる輩も現れたそうです。今、そんなことはやってないと思いますが。
 
 
 
 
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2018/09/17

Manabi JAPAN「棚田を歩く」 蕨野の棚田

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Manabi JAPAN「棚田を歩く」

第6回は、蕨野(わらびの)の棚田(佐賀県唐津市)です。

まるでロッククライミングのような棚田の石垣での草取り作業の写真や、浮立(ふりゅう)という祭りの写真などを掲載しています。

記事は、Manabi JAPNAでお読みください。

https://manabi-japan.jp/food/20180910_4653/
 
 
 
 
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2018/09/14

2019年(平成31年)版「旧暦棚田ごよみ」のチラシ

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2019年(平成31年)版「旧暦棚田ごよみ」作成中です。チラシのデザインは、このようになりました。暦の販売開始は10月下旬ころになりそうです。

以下、あいさつ文(案)です。

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平成25年版から発行している「旧暦棚田ごよみ」も、今回で7年目を迎えます。天皇陛下が4月30日で退位し、新天皇が5月1日に即位して新元号がスタートします。だからこれが平成最後の「旧暦棚田ごよみ」になります。

毎年一年があっという間に過ぎ去っていきます。もし、この365日に日付もなく淡々と続いていたらと考えると、少しぞっとします。

人が生活していくうえで、季節や月日の区切りというのは、大切なものです。それは、自分がどこにいるかわからないと、空間的な不安を覚えるのと同じように、時間的にも自分の現在の位置が分からないと不安になるからです。だから暦の大切さを実感します。

暦で時間的な位置を知れば、あと何日で寒くなるから暖房の準備して寒さに備えようとか、雨の季節の直前に種を蒔いておこうとか、未来に対する計画を立てることができるので、将来の不安の解消にもつながるでしょう。

昔の人は、毎日変化する月の満ち欠けに規則性を見出しました。しかし月の満ち欠けだけでは、季節がずれていきます。それで太陽の動きも考慮したのが太陰太陽暦です。日本では中国由来の太陰太陽暦を日本風に改良して使ってきましたが、明治5年に太陽暦(新暦)に変更され、それまで使っていた暦は「旧暦」と呼ばれることになりました。

暦が人の生活に影響を与える大きさから、勝手に暦を作ることは許されず、統治者の独占だったというのもわかります。今は幸いにも、暦を作っても罰せられません。選択することができます。どのような暦を使うかで、その人のライフスタイルを決めるといってもいいでしょう。

「旧暦棚田ごよみ」は太陽暦(新暦)に慣れている人にとっては、正直使いづらいものです。でも、使いづらいことが、かえって日付や季節や月の満ち欠けを意識させてくれます。また、季節に名前を付けた二十四節気や七十二候は、単なる数字ではないので、より愛着を感じます。

日々の暮らしに季節感を取り戻し、生活に潤いを与えてくれる旧暦の価値を再発見してみませんか。
 
 
 
 
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2018/09/12

「犬像」2冊のチラシができました

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『全国の犬像をめぐる 忠犬物語45話』と『犬像をたずね歩く あんな犬、こんな犬32話』を紹介するチラシができました。大きさはA4で、表フルカラーです。

これは今写真展を開催中の、さいたま市浦和区 ギャラリー楽風をはじめとして、写真展やギャラリーなどに置いてもらうものです。

もし、置いてもいいというところがありましたら、お送りしますので、ご連絡ください。現物でも、データでもOKです。
 
 
 
 
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2018/09/11

テニス全米オープンの女子シングルス決勝で優勝した大坂なおみ選手のアイデンティティ

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テニス の全米オープン の女子シングルス決勝で、大坂なおみ選手が優勝。おめでとう。

ところで、上に掲載の写真は、大坂選手とはまったく関係ありません。あるテニスコートのフェンスに残っているボールが気になって写真を撮ったものです。

大坂なおみ選手のスピーチで、「勝ってしまってごめんさい」と言ったときは、ちょっと違和感を覚えましたが、「日本人らしい」のかなぁとも思ったり。でも、これは日本メディアの誤訳だったようです。

大坂なおみ「勝ってしまってごめんさい」は日本メディアの誤訳(ニッポン放送)」によると、「審判のジャッジが問題となり残念だと言ったそう」です。

どうりで。あまりにも「日本人らしい」言葉だと思いました。これは、日本メディアの意識的にか無意識的にかはわかりませんが、「日本人らしい」という先入観、いや、期待感がこういう誤訳を生んだのかもしれません。

というのも、ツイート上では「大阪なおみは日本人じゃない」「日本人に見えない」とか書いている人がいることと関係しているように思います。

見た目やたどたどしい日本語で、そういうことを言っているらしいのですが、こんな人、まだいるのか?と不思議です。これだけ国際結婚、帰化する人も多くなり、見た目が「外人」、言葉もたどたどしい外国育ちの日本人がいても、まったく不思議ではない時代です。「純粋な日本人」なんて幻想です。

でも、やっぱり「見た目」が大きいのでしょうね。それは俺も認めます。

そういう「日本人ではない」という人たちがいる中で、大坂選手の、「勝ってしまってごめんさい」というのは、「日本人らしい」格好の言葉であったのではないでしょうか。「そうあってほしい」という無意識の願望ですかね、こういう誤訳をしたのは。


後日談ですが、大坂選手が日本に「帰国」して記者会見した時、自分のアイデンティティを聞かれて、「私は私」と言った言葉に納得しました。

多くの日本人が、彼女をことさら「日本人」にしようとしている(たとえば「日本選手」として東京オリンピックに出るのか、戦々恐々しているところなど)ところと、ギャップを感じました。

そんなことにこだわる俺たち日本人は、まだまだ国際派にはなれないんだろうなぁ。
 
 
 
 
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2018/09/10

別冊太陽『日本の古道を歩く』(平凡社)が刊行されました

287a4775(別冊太陽『日本の古道を歩く』の「秩父巡礼古道」)

87a2678(音楽寺観音堂)

Mg_0226(十三地蔵)

Mg_5472(岩之上堂)


別冊太陽『日本の古道を歩く』が刊行されました。

平凡社HP

熊野古道、高野山町石道、山の辺の道、竹内街道、伊勢本街道、秩父巡礼古道、箱根旧街道・湯坂路、日光杉並木街道などが収録されていますが、青柳が担当したのは、秩父巡礼古道の12ページの写真と扉の写真ですが、扉は札所三十一番観音院の磨崖仏の写真です。

今年の春に、追加取材・撮影したところも載っています。音楽寺観音堂の聖観音菩薩、九昌寺観音堂の本尊などの仏像、岩之上堂などです。暗い堂内に安置されていたので、ライトを持ち込みましたが、結果的に自然光を使って撮影した写真の方が良かったようです。

ところで、秩父の古道としては、掲載された「巡礼古道」と、これとじゃっかん重なる部分もありますが、「秩父往還」があります。秩父から山梨に抜ける街道です。途中、手掘りの隧道なども残っています。

時間があれば今も訪ねていますが、今は、この街道だけではなく「狼信仰」の神社などにも行くようになっているので、ますます秩父にのめりこんでいるように思います。

それだけ魅力的な地域です。20代ころよく行っていた雲南省を彷彿とさせます。小宇宙とも言える盆地の人々の独特の暮らしや文化にひかれます。そこが少数民族の暮らしている雲南省と似ているところです。
 
 
 
 
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2018/09/08

今日から二十四節気「白露」、七十二候「草露白(くさのつゆしろし)」

160907(新潟県長岡市塩新町の水田)


今日から二十四節気「白露」、七十二候「草露白」です。

「露が白し」という表現が秋の気配を感じさせるもので、写真を撮っていると納得できる表現です。

「草露白」は、朝夕気温が下がり、草の上に結んだ露が白くみえるようになる状態だそうです。

「白露も夢もこの世のまぼろしも たとへていえばひさしかりけり」

という、和泉式部が詠んだ句もあります。
 
 
 
 
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