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2005/10/04

バリ島爆弾テロ、再び 2

今回のバリ島のテロで、あらためて3年前に書いたレポートを読み返してみました。基本的には、テロに対する俺の思いなども変わっていないので、あえて書き直すところはありませんでした。

http://www.asia-photo.net/a-gallery/bali/terro/terro_02.html

あのあと、アメリカはイラクを攻撃しましたが、大義名分であった大量破壊兵器もみつからず、泥沼に陥っています。アメリカ型民主主義を押し付けようとしていますが、そんなにアメリカ型民主主義って、人の国に勧められるほどいいものなんでしょうか? 放っといてよ、と言いたくなる気持ちも少しわかります。

そして日本もその泥沼に片足を突っ込み、引き抜こうとしても引き抜けない状況です。テロの嵐は世界中に広がってしまいました。3年前素人の俺でさえ、こうなってしまうんじゃないかと思ったことが、現実になってしまいました。

そしてまたバリ島です。でも、考えてみると、バリ島がテロの被害にあったといっても、インドネシア国内ではしょっちゅう起こっていることです。そもそもインドネシアはテロが多い国なんです。それを知ってか知らずか、まるで台風が来るから注意してよと言われているところに飛び込んで行くようなものなのかもしれません。

今現実問題として、ここしばらくはテロはなくならないでしょう。テロを起こす側に、俺たちの理屈は残念ながら通じません。それが何年、何十年になるかわかりません。だから今は、テロをなるべく回避する方法を考えるしかないのかもしれません。テロにあいたくなかったら、テロが起こりそうなところには行かないと。(でも、そんなこと言い出したら行くところなくなってしまいます。俺は行きますけどね)

3年前、バリ島のテロのとき、デンパサールの病院でボランティア活動をしていた地元の大学生が言いました。
「バリは、外国人が死んだからこんなに注目された。でも、インドネシアではしょっちゅうテロが起こっているが、外国では無視される。それが問題では?」と、俺に詰め寄りました。俺は返す言葉がありませんでした。

今回だってそうです。外国人(とくに欧米人)が犠牲になったから世界で大きなニュースになっただけで、インドネシア人だけだったらそれほど関心を引いていなかったでしょう。

先進国と言われる国の人たちの、その無関心がテロが起こる背景にはあるんだよと、大学生は言いたかったのではないかと、今思うのです。


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