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2006/04/04

マダガスカルの旅(5) ムルンダヴァの朝食

この「マダガスカルの旅」をムルンダヴァから始めたのは「マダガスカルらしいところから」と考えたからでしたが、今回訪ねた中で一番「アフリカ」を実感する町でもあったからだと、あとで気が付きました。

中央高原の棚田地帯は、今回のメインだったし、そもそもマダガスカルへ行こうと思ったのも、棚田があると聞いたからでした。そしてちょうど田んぼは稲刈りで、美しい季節でした。でも、この風景は「マダガスカルらしい」とは言え、アジア人には見慣れた風景であって「アフリカ」を強烈に意識させるものではありません。

さて朝食の話をします。アフリカを感じさせるムルンダヴァでも、食べ物を見ると、やっぱりアジアに舞い戻ったような錯覚に陥ります。

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朝、ムルンダヴァの町のマーケットにでかけていろんな物を試しました。

一般の人たちは朝食として、「ムフガシ」や「クバ」や「バリスス」といったものを食べます。「ムフガシ」は、米粉に砂糖を混ぜたものを、たこ焼き風に焼いた、マダガスカル風パンのことです。ほんとにたこ焼き器みたいな鉄板を使い、片面が焼きあがったら、クルッと裏返して、米粉を注ぎ足して焼き上げます。1個50アリアリ(約2.8円)。

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「クバ」もマダガスカルではよく見かける朝の定番スナックですが、ムルンダヴァのものは、米粉と砂糖を混ぜて、ういろう状にした食べ物です。これも1切れ50アリアリ。

この「ムフガシ」と「クバ」に欠かせないのはコーヒーです。小さなホーロー・カップに入っていますが、1杯100アリアリ。コーヒー専門屋台では、奥の方で、炭火を使ってコーヒー豆を煎っているところでした。香ばしい匂いが漂ってきます。砂糖もあるので、お好みで入れて飲むことができます。かなり濃いコーヒーでしたが。

それと定番朝食は「バリスス」と呼ばれる粥ですね。白いコメのものもありますが、赤いコメの粥もあります。この粥と、ちょっとした惣菜、肉片といっしょに食べます。粥も1杯100アリアリです。


マダガスカルはコメの国。一人当たりのコメの年間消費量(約200kg)は世界でもトップクラスです。(ちなみに日本は、60kg弱) 1960年にフランスから独立しましたが、マダガスカルの文化はアジア方面から渡ってきたマレー系民族の文化とアフリカからの文化とが融合した独特の文化を持っています。 

コメを食べる文化は日本人にもなじみやすく、アフリカにあってアジアを感じさせる雰囲気がマダガスカルの魅力のひとつと言えるでしょう。


  ☆☆☆☆☆☆

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