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2006/07/16

中田英寿 “人生とは旅であり、旅とは人生である”

060716

中田が(呼び捨てですみません)、電撃的な引退を表明してから、いろんな話を聞くと、それまで、有名なサッカー選手だし、生きている世界も、立場も、レベルもぜんぜん俺とは違っていた(ただ見かけだけは似ているというのがあったけれども)人間が、ある一点について、すごく共感できる人間に変わりました。

それは、「世界を知りたい」という欲求があって、引退後は世界を旅するということを聞いたからです。また、ナカタネットのホームページには、“人生とは旅であり、旅とは人生である”という言葉と、10年のサッカー人生も旅であったという言葉が載っていました。

中田はテレビのインタビューで、自分の知らない世界を知ることによって、今までとは違った見方ができる、というようなことを言っていたように思いますが、まったく俺も同感です。

学生時代にヨーロッパ旅行を8ヶ月して、俺は自分が観光旅行をしたいんじゃなくて、「旅」をしたかったんだと気が付いたという話は、今までもさんざん書いてきましたが、旅の何が面白いかって、移動の快感もさることながら、違う世界を見て、違う価値観を知って、自分を客観的に見ることができるようになったことです。別な言い方をすれば、今まで生きてきて「正しい」と信じて疑わなかった価値観が、ガラガラガラと音を立てて崩れていく快感でした。

こんな人もいるのか、こんな考え方もあるのか、こんなことでもいいんだ、という驚き。それに驚いている自分が好き、というのも正直、ちょっとはありましたが、でも、実際その価値観の転換がなかったら、8ヶ月のヨーロッパから帰ってきて、大学は1年遅れて卒業はしたものの、就職せず、旅を続けることを決めることもなかったでしょう。やっぱりそれはすごい転換点になったんだなあと、今でも思います。

はたして、この旅を続ける生活を選んだことが良かったのか悪かったのか分かりませんが、少なくとも今は後悔していません。それどころか、もし、普通に卒業して、就職していたら、俺は今ころどうなっていただろうか?とも思います。

ただ、この生活にはリスクがあります。不安定、お金のなさは、旅を続けると決めた時点で、覚悟したはずなので、それはしかたないことだとは思いますが、正直、時々不安にもなります。すべてが全部そろうなんて、ほんとに運がいい人だけです。ほとんどの人は、何かを得たら、何かを失うというバランスを取って生きていかざるを得ません。

話が脇にそれてしまいました。

とにかく、中田が、身近に感じられるようになりました。そういう話です。そのうち、どこか外国の宿で中田と偶然出会う日を夢見て。(でも、バックパッカーが行くような宿には泊まらないんだろうな・・・)

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