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2007/02/08

平村の五箇山合掌造り集落、利賀村

070208
2月8日、木曜日。

昨日、道の駅福光で泊まろうとしていたら、パトカーがやってきた。中年男性の警官二人と婦警さん。あれは嫌だね。懐中電灯でぶしつけに顔を照らされるのは。そして、ゴミため状態の車内を見渡した。それで一気に不機嫌になった俺は、彼らの職務質問にぶっきらぼうに応対した。

「どこまで?」「タマムラ」「タマムラ? どこ?」「タマムラですよ。地図に書いてあるでしょ」「トガムラかい?」「トガムラの手前」「タイラムラ?」「タマムラですよ」ここで俺は、タイラムラ(平村)のことを、タマムラ(玉村)と勘違いしていたことに気が付いた。(玉と平の漢字が似ていて、勘違いしたようだ)

でも、いきがかり上、間違っていたとは言いたくなくて、「まだどこへ行くか、決めてないので」といった。免許証を出すと、ナンバーをメモし、どこかに連絡を始めた。「旅行ですか?」「はい」「仕事?」「仕事」「何をやっているの?」「写真」

それで納得したわけではないようで、車内に戻った3人は、それからもしばらくそばにいて、10分ほどして去っていった。なぁるほど、おととい、石川県鶴来町の加賀一ノ宮駅に、不釣合いな「テロ警戒中」という目立つ看板があったが、こういうことか。まぁ、県外ナンバーで、しかも、インドネシアのバティックの布を張り巡らしている車を、怪しまないのが不思議ともいえる。職務質問から犯罪を未然に防いだ話は聞くことなので、しかたないのだが。婦警さんは初心者なのか、妙に緊張していたので、それが俺にも伝染して、ぎこちなくなったということでもある。

今朝も冷えた。福光を6時に出た。304号線を南下し、五箇山トンネルを抜け、国道156号線にぶつかったら、右折。平村(タイラムラ)の五箇山合掌造り集落の、菅沼にいった。ここは世界遺産。13、4戸(9戸の合掌造り)の集落で、大きくはない。でも、こじんまりしているが、正月に行った白川郷よりも集落自体は美しいと思う。ちょうど、太陽が出て、集落の民家を照らし始めた。子供たちが、学校へ行く。スクールバスに乗ったようだ。

8時くらいになると、集落の入り口に、記念写真屋さんが長椅子など組み立て、ひな壇を作って、仕事の準備を始めた。「世界遺産だから、人がたくさん来るでしょう?」と声をかけると、「そうですね。今は、大型バス3台くらいやってきます」とのこと。ここは、国道にも面しているので、意外と観光客は多いのかもしれない。

もうひとつ、合掌造り集落の、相倉へいった。こちらは23棟の合掌造りが残っているという。広い駐車場があった。管理人のおじさんによると、屋根を葺くための茅がある茅場は岩山の後ろ側にあるという。10月、11月に刈り取るといっていた。ここにもいってみたかったが、今は雪で見れないというので諦めた。今度夏に来たとき行ってみよう。

集落を見渡す場所(よく写真を撮られている場所)は、駐車場の上のほうにあった。雪の中を歩いて6分くらい。写真を撮る。集落に降りて、中を歩く。観光客がバスでやってきたので、急ににぎやかになった。集落の中には、土産物屋と民宿もある。規模は、白川郷には及ばないが、のんびりするなら、こっちのほうがいいかもしれない。合掌造りの建物も貴重なのかもしれないが、このロケーション自体がすばらしいのだ。中国雲南省の山村に、よくこんな村が多い。

とは言うものの、住んでる人にとっては不便で大変なことも多いだろう。観光客だから気楽に「いいところ」と言える面はある。でも、やっぱり、そのものの価値は、そこの住民だけのものではないかもしれない。俺たち、みんなお互い様なのだ。他人があって、はじめて価値が生まれる。だから価値のありようは、住民の人たちと、外部の人たちとの間にあるような気がする。その接点というか、合意点というか。もちろん、パーセンテージの大部分は、住民の側にあるのは当然としても。

平村から山越えして利賀村に抜ける。山深いところだ。山は雪が残っている。車は、10分に1台くらいでとてものんびりしているので、見晴らしのいいところで車を停めて、休憩、兼、日記書き。下に見えるのは「利賀温泉」、「そばの卿」がある村か。

この村の外れにあるスターフォレストという、廃校を利用した宿によってみた。3月いっぱいまで閉館。役所にいって事情を聞く。通年営業しようとしていたが、それは難しいようだ。4月くらいからなら予約客を受け付ける。1泊2食付で、4500円くらい。廃校なので、教室もそのまま、黒板などもなるべくそのままにしているという。そば打ち体験などができる。そばの里だ。(あさってから3日間、「そば祭り」があるそうだ)

国道471号線を北上。富山市を目指す。うす雲がかかってきた。この道は、すごかった。左手にずっと谷を見ながらクネクネ曲がりくねった道が続く。こんな道、こんな山、どこかで見たなぁ。ほんとに雲南だ。車はあまり通らないので、それほど気を使う道ではなかった。好きなところでのんびり車を停めて休憩できる。夏もいいだろうなぁ。

国道156号線にぶつかって、それを左折。庄川温泉を通過して砺波市まで。今晩はここまで。


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コメント

コメント、ありがとうございます。
それにしても、いい天気でしたね。写真を撮る条件としては良かったのではないでしょうか。
また福井県を訪ねたいと思います。

投稿: あおやぎ | 2007/02/10 22:12

 水仙 うまく写りましたね!
 いいお天気で しかも 私の話題ものってたので 嬉しかったです。
 わたしも 趣味で写真を すこしばかり していますが 、ぜひぜひ
 一度お話ししたいです。
 また 福井にお越しください!!!!!!!!

投稿: matsukawa yoshimi | 2007/02/09 20:46

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