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2007/03/15

雲南の「おもしろさ」を買う

070315
(写真は、雲南省北西部、梅里雪山とチベット集落)

雲南関係の仕事が入ってきたので、雲南で撮影した写真をあらためて見直しています。

そういえば、去年は1回も雲南に行ってないんですよね。そんな年は、ここ20年で、3回(年)くらいで、ほぼ毎年少なくとも1回は雲南に行っていました。今年は行けるでしょうか。

それにしても、自分で言うのもなんですが、よくこんなに雲南省の写真を撮ったものだと感心します。よほど暇なのか、バカか、というくらいです。職業として考えると、経済的にはほとんど成り立ちません。にも関わらず、撮り続けるには、かなり強力なワケがあるはずです。

それはなんなのか? まぁ、一言で言ってしまえば、「おもしろい」からです。「おもしろさ」は大切です。たぶん、雲南が、肌に合ったのでしょう。一目惚れしたと言ってもいい。とにかく、おもしろくないと、なかなかそこまでのめりこむことはなかったわけです。

でも、こんな俺の行動が、「市場原理」からすると、やっぱり理解できないと考える人もいると思います。どうしてお金にもならないことをいっしょうけんめいやるのか?と。(実際は、少しだけお金になっていますが) なので、こう考えてみてください。

俺が雲南に行かないと、その時間を使って仕事をしたときに稼げるお金があるわけです。そのお金を使って雲南の「おもしろさ」を買っていると考えるんですね。バーター交易です。お金は見えませんが、ちゃんとお金が動いていると考えてみるんです。

よく「お金にもならないことを」と言う人がいますが、それは正しくないかもしれません。ちゃんとお金は動いている、ただ見えないだけです。「おもしろさ」を与えてくれる雲南に、俺がお金を払うのはあたりまえです。そう考えれば、摩訶不思議な行動も、市場原理から理解されるのではないかなと思います。どうでしょうか。

それはボランティア活動もそうだと思いますよ。「無償で」助けるといいますが、そういう活動をすることによって、助ける人が、助けられる人から、「満足感」「達成感」「生きがい」「やりがい」などを、見えないお金で買っているんです。表面上は「無償で」活動しているように見えるだけ。

こう言った方がわかりやすいでしょうか? 「満足感」「達成感」「生きがい」「やりがい」を与えてくれるんだから、お金を払っても当然だと。(あくまでも、お金を払っているのは、助ける活動をしている人の方ですよ) 

そう考えれば、助ける人は傲慢にならないし、助けられる人も卑屈になることもないし、対等な関係をもてると思います。


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