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2007/10/09

2007秋、車中泊の撮影旅 (1) 東京から伊豆半島

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10月8日、月曜日、曇りのち雨

今日から「車中泊の撮影旅」だ。正確に言うと、昨日から。

昨日は最後の仕事が終わらず、すっかり出発が遅くなってしまった。埼玉県の自宅を出たのは夕方だ。

国道16号線を南下し、1時間ほどのところに、東京都に初めてできた「道の駅 八王子滝山」がある。今年4月にオープンしたばかりだというし、東京の道の駅ってどんなところだろうと興味が出て、泊まってみることにした。

「道の駅 八王子滝山」は、さすが東京都ということで、全国の道の駅と比べると、小さいほうだ。都心にも近く、地価も高いことを考えればしかたのないことだろう。

地元の農産物を扱う直売所もあり、休日ということもあってか、駐車場はいっぱい。警備員の誘導で、空きスペースに車を停める。

いったん食事をとりに出かけて、夜8時に戻ってくると、まだ車は多い。結局、夜中も車の出入りがあって、けっこううるさかった。排気量の大きい車でやってくる若者もいたし。

何事も体験。体でしかわからないことがきっとある、と思っている。そして実際泊まってみて、体でわかったことは? 寝不足。俺にとって、ここは1回泊まれば、もういいかなという感じ。

泊まっている車のナンバーは、「長岡」「岐阜」などもあった。地方の人にとっては、この道の駅、便利かもしれない。

今朝、6時半起床。太陽が出ていたが、すぐ雲に隠れてしまった。7時に道の駅を出発。八王子市内を通過し、厚木市のマックで朝食。

国道129号線をさらに南下する。平塚市で国道1号線を西へ向かう。

小田原市に入ったところで、左手に相模湾を見る。やっぱり海はいい。山国で育った俺にとって、目の前にさえぎるものがない海を見ることは、一番旅を実感できる。たとえ、今日のように天気が悪いときの、鉛色の海であっても。

雨が激しくなってきた。しばらく車を放っておいたせいか、ワイパーのゴムが傷んだようで、前がよく見えない。ちょうど熱海市手前にショッピングセンターがって、ワイパーのゴムを代えることができた。

海沿いの道は、上りは大渋滞だ。みんな行楽地から帰る車だろう。

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伊東市市街地に入る手前に、「ふしみ食堂」という、12席だけの小さな食堂がある。俺が使っている地図には、地の魚が食べられる店として紹介されていたので、寄ってみた。

壁には「バナナマン」のサイン。それなりに有名な店? おばさんに聞いたら、ライダー用の地図には3ヶ所ほど載っているらしい。ライダー御用達の店なのだ。どうりで、俺の使っている地図も、もともとはバイク用だ。

生干しイカ定食 1000円を頼み、食べながら、おばさんと話をした。

この食堂ができて37年。店の裏を走っている狭い道が旧国道で、店の玄関は、それまで、そっち側だった。店の反対側、つまり、現在の片側2車線の国道側は砂浜だった。はだしでは歩けないほど熱い砂浜だったことを、おばさんは覚えているという。

現在の国道は昭和41、2年ころ完成したが、その工事中、地元の子供がひとり、虫取りにでかけたまま行方不明になってわかざずじまい。

道路はりっぱになったものの、交通事故が多くて、お払いしてもらったりした。中央分離帯ができてからは、事故が減った。くねくねした山道を通ってきて、ここで急に広い道になるので、スピードを出してしまうのだろう。その気持ち、俺も今日よくわかった。

食堂から、1.5km。道の駅、伊東マリンタウンに寄る。大きな道の駅で、いくつものレストランが入っている。インドネシア料理もあった。どの店も混雑。ここには、温泉もある。宿泊するにはいい条件。でも、俺は先に進む。

伊東市から、県道12号線で、山を登る。雨は上がってきたが、蒸し暑い。靄がたなびく山道を中伊豆町の筏場へ。だんだん山奥になって、川の水音が大きく聞こえるようになると、左手に日よけを張ったわさび田に到着。

看板が立っていた。以下、その中から抜粋。

「ここは、日本一のわさびの里。わさびは、アブラナ科の常緑多年生の宿根植物。年間の水温が、8~18度の清水の湧き出るところが栽培の適地といわれている。豊かな天城山の湧水のあるこの地は、まさに適地。わさびは、ビタミンCを豊富に含み、殺菌効果もある。中伊豆のわさび栽培は、250年ほど前から行われ、主に関東地方に出荷。この地域のわさび田は、「畳石式」という様式で、現在は、植石に変わって、パイプも使われている。」

もうひとつの看板には、「静岡県棚田等十選に認定する。」とあった。

ここも、りっぱな「棚田」だ。水音を聞きながら、このブログを書く。水音というのは、大きくてもうるさくないね。今日のような蒸し暑い日には、涼しげで、なんともいい感じ。

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わさび効果で、俺も殺菌されたいな。定住生活の「毒」が体を蝕んでくると、旅に出たくなる。今回の旅で、その「毒」は消えるかどうか。

県道59号線をそのまま進むと湯ヶ島温泉に着く。その手前、3kmほどのところに、棚田百選の「荒原の棚田」があるので、久しぶりで寄ってみた。収穫も終わり、秋の気配が漂う棚田は、昔とあまり変わったようには見えなかった。

一瞬、陽がさして、眠っていた田んぼが目を覚ましたようだった。そういえば、以前来たときは、彼岸花の赤と稲の黄色で、目が痛いくらいだったが、今日も、あちこちにまだ彼岸花は残っている。

湯ヶ島温泉に入り、食事後、今夜は8km先、「あまぎ~ご~え~」の「道の駅 天城越え」に泊まる。

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