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2007/10/21

2007秋、車中泊の撮影旅 (14) 四郷串柿の里、有田川「あらぎ島棚田」

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10月21日、日曜日、晴れ

昨日は、桜井市のマックでブログをアップしたあと、13kmほど南、大淀町の、「道の駅 吉野路大淀iセンター」で泊まった。

今朝、6時過ぎ、ざわざわする音にめを覚ました。地元の農家の人たちが農産物を運び入れているのだった。今日は朝市の日らしい。

国道370号線に出て、五條市からは24号線で西に進む。これと北側に平行に走っている、紀ノ川広域農道に入る。山際を走る風景が美しい道だ。柿とミカンの生産地。

国道480号線にぶつかったら、北上、かつらぎ町の四郷というところへ行った。ここは、「四郷串柿」で有名な、柿の里だ。480号線は一部工事中で、通行止めの手前から、左の道に折れて、とんでもない狭い道を行ってしまったが、(あとで迂回路があるのを知った)4kmほど進んだ山の中腹に民家の屋根を見たときには、やっぱり村があったんだと、ほっと一安心。

急坂を登っていくと、7,8軒の民家が並ぶ村だったが、柿の木だらけで、さすが柿の里。皮むきの作業をしていた夫婦がいて、話をうかがった。今、皮むきをしているのは、食べるための柿だ。

串柿というのは、食用というよりは、お供えなのだという。正月用らしい。だから、まだ早いので串柿を干していない。

串には10個の柿を刺し、吊るして乾燥させる。その光景はすごいらしく、11月10日過ぎ、その最盛期になると、写真を撮るためにたくさんのアマチュアカメラマンたちがここを訪れるとのこと。

柿の直売所なんかはないのですか?と聞いたら、いくつかあるという。この村から、いったん国道に出て、下ったところの村に、2軒店があった。

そのうちの1軒「峠の茶屋」を覗いたら、おばあさんがいた。その笑顔に引き寄せられるように、俺は店に入っていった。

柿はもちろんだが、餅も売っていたので、緑のヨモギ餅と、赤いエビ餅(餅に小エビを混ぜてあり、あんこを包んでいる。アイディア商品だ)を1個づつ買い、そこにあったテーブルで食べた。おばあさんは、お茶を出してくれた。

ほんとに、昔の茶屋はこんなふうだったのではないだろうか。この気取らない民家の軒先と人柄が、すっかり気に入ってしまった。

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おばあさんは、83歳。この店を営業して16年になる。今は、おばあさんの娘さんが手伝っている。全国の棚田や畑の写真を撮って旅しているというと、棚田に興味があるというので、写真集『アジアの棚田 日本の棚田』を見てもらった。これには、これから行こうとしていた、和歌山県有田川町の「あらぎ島」の棚田も載っている。もちろん、彼女たちもこの棚田は知っていた。

柿をごちそうになってしまった。みずみずしい甘い柿。(写真) お礼に、ポストカードをあげた。この店が気に入ったのは、店名通り「峠の茶屋」の雰囲気があり、おばあさんの笑顔がよかったからなので、おばあさんの写真を撮らせてもらった。ブログに載せてもいいというので、今日の写真は、このおばあさんの写真です。

すっかりのんびりしてしまった。出るとき、「これ、もってって」と、また柿をもらってしまった。ありがたく、いただきます。

四郷から、山を下り、国道480号線に入り、高野山へ。日曜ということもあってか、高野山までの道は車で混雑していた。高野山には観光客がたくさん。今回は、通過した。

高野龍神スカイラインを走る。尾根道なので、山並みがよく見える。途中から、花園村に下りて、国道480号線を西へ。

有田川町の棚田「あらぎ島」へ。ここは大きく変化していた。まず、棚田の後ろ側にバイパスができたので、風景が変わってしまったこと。そしてバイパスのおかげで、棚田を見る道は、車が通らなくなったので、静かに見学できるようになったこと。(昔は、大型トラックなどひっきりなしに通って危なかった)

写真的には、正直、バイパスがないほうがいいのだが、でも、地元の要請があってこうなったのだろうから、なんともいえないところだ。

でも、やっぱり、ルートは変更できなかったとしても、橋の色とかは、目立たないように何とかできたのでは?と、疑問が残る。一応、この棚田は、町の顔であったはずだし・・・。せっかくの風景なのに、もったいないと考えるのは、旅人の勝手な思いだろうか。

清水温泉のところにある物産展に寄ってみたが、まだ、新米は出ていなかった。店員の話では、そろそろJAから新米が届けられると思いますという。新米を買おうと思っていたので、残念。

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食事処「赤玉」に入った。以前、棚田百選の取材中、この店の「わさびずし」を撮らせてもらった。店主は、不在だったが、店には『日本の棚田百選』がおいてあったので、「この著者です」と店員さんに自己紹介し、今回も「わさびずし」をブログに載せさせてもらうことにする。

赤玉といったら「わさびずし」。サバかアユの煮つけを載せたすし飯を、ワサビの葉で巻いたもの。昔食べたとき、美味しかったので、今回も是非と。

「わさびずし定食」(1000円)、わさびずし3個と、うどんか、そばか、ラーメンを選ぶことができる。(写真)

食事後、国道480号線を和歌山方向へ下って、金屋近くの「道の駅 明恵ふるさと館」に泊まる。

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