カテゴリー「犬連れ旅や犬にまつわる話」の335件の記事

2022/06/13

埼玉県越生町 黒山三滝&渋沢平九郎自決の地

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黒山三滝は、男滝(おだき)、女滝(めだき)、天狗滝の3つの滝の総称です。

大きな滝ではありませんが、雨上がりという天候だったからかもしれませんが、幽玄な雰囲気で気に入りました。

室町時代に山岳宗教修験道の拠点になっていたようです。明治時代から観光客が訪れ始め、昭和初期には、小学校の遠足なども訪れる観光地として賑わっていたそうですが、今はコロナ禍もあり閑散としています。

なお滝の近くには、渋沢平九郎自決の地があります。NHK大河ドラマ『青天を衝け』でも出てきた渋沢栄一の妻・千代の弟で、見立養子だった人物です。慶応4年(1868)5月23日、飯能で官軍に敗れ、この「自刃岩」で自決したという。

「自刃岩」には「平九郎茱萸(ぐみ)」と呼ばれる木がありますが、実が平九郎の血の色と言われています。

 

 

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2022/01/21

オリジナル犬歌 『ひだまり』YouTubeにアップ

 

久しぶりにオリジナル犬歌を作りました。

タイトルは『ひだまり』です。

犬と猫のささやかな友情?の話、のつもりです。

モデルは犬のヴィーノのはずなのに、なんだか自分のことを歌っているような気になってきました。

「犬には犬の社会が あるってわかってるけど これぼくの性格 ごめんなさい 」のところ、「犬」を「人」に替えれば。

 それって、俺じゃん!

YouTube  https://youtu.be/9O3Q6nXe0BQ

 

歌詞:

散歩途中の電柱 陰でばったり猫と 目があった ふふふー
おどろいて一歩引たけど 猫はぷいっと横を向き 知らん顔を してたよ

近所のモモちゃん 牙むいて吠える いつものことで 慣れてるよ
ぼくはこれから一人で、生きていくと、きめったー

猫は電柱の陰から モモちゃんに吠えられるぼくを じっとお みている
犬には犬の社会が あるってわかってるけど これぼくの性格 ごめんなさい

(間奏)

もじもじしながら猫が 近くまでやってきて くわえてたバッタ くれたよ
突然僕のほほに 涙が一筋流れた ひとりじゃないって わかったよ

乾いたバッタを  ありがとう

 

 

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2022/01/13

【犬狼物語 其の五百八十一】京都府福知山市 大原神社と産屋(狼と犬の子安信仰)

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川合川に沿った道から階段を上り大原神社の境内に入りました。

鳥居をくぐると、右側に茅葺の建物、絵馬殿がありました。これは京都府有数の絵馬を所蔵する絵馬殿だそうで、「神馬図」「四季耕作図」などが奉納されています。

拝殿前の黒灰色のブロンズ像は、狼を模した狛犬と聞いてきました。威厳のある立派な像です。拝殿の左側に社務所がありましたがシーンと静まり返って留守のようでした。

狼さまの姿が印刷された絵馬が置いていあったので、貯金箱のような箱に初穂料を入れて1枚いただきました。絵馬には、「安産祈願」とあり、「大原大神」の両側に、向かい合った狼像が配されています。右側は若干口を開け、左側は閉じている。「あ」「うん」の狼像です。

拝殿の向かいには、石造りの犬像が2体置いてありました。可愛らしい。これはどう見ても狼ではなく犬のようです。

社務所にインターホーンがあったので、試しに押したら、返事があって、お札を戴きたいというと、そこへ行きますから少しお待ちくださいとの声。その5分後、宮司さんが車で現れました。

拝殿の向かいに置いている2体の犬像が気になっていたので、さっそくそのことについて伺うと、「七五三やお宮参りで来る参拝者も多く、犬は安産の守り神で、可愛らしい犬は、お子さんを和ませるために置いているんです」

 狼信仰の神社に犬像。どっちもイヌ科なんだから別にいいだろうと思うかもしれませんが、意外とこういったちゃんとした犬像を設置している狼信仰の神社は少ないのです。(「少ない」というか、今、思いつかないほどです)

ここは綾部藩の領地になります。綾部藩主九鬼侯の信仰が厚く、江戸時代には、安産・万物生産の神として信仰を集め公卿諸侯の参拝も多かったようです。社記には、

安永年中 丹波園部藩主小出美濃守の代参
寛政二年 公家清水谷家の代参
寛政三年 公家北大路弾正少弼の代参祈祷
寛政七年 日野大納言家の代参安産祈祷
寛政十二年 伊豫国宇和島藩主世子夫人代参安産祈願
嘉永二年 丹後国宮津藩主本庄侯夫人御供田四畝六歩寄進

など、安産祈願をしたことが記されています。

俺が埼玉県から来たと知ると、宮司さんは、

「埼玉と言えば、深谷の岡部藩。岡部藩主の奥さんなどもお参りしたようですよ」

という。もちろん代参だったのでしょうが。西日本だけではなく、全国的にここは安産祈願としては有名だったようです。

 
産屋の里」によると、

 

「大原神社には『大原神社本紀』という大原神社の縁起を書き綴ったものが5点残されており、大原神社が安産の神として信仰を集める所以として、 「邪那岐と伊邪那美の神は天下万民を生み出した父母であるのだから、天下太平・国土安隠・宝祚長久・五穀能成・万民豊饒を守護すること、 他所の神社に勝り、天下万民を生み出した神なので、ことに婦人の安産を守る神なのである」と記されて」

 

いるそうです。

 

「本殿内には、非公開の狼の狛犬がありますが、お札の絵柄がこのご神体の狼さんの姿を象って記したものです」

と、宮司さんは教えてくれました。お札や車のステッカーもいただきましたが、狼の意匠はどれも同じようです。

 

川合川に橋が架かっていますが、西へ50mほど行くと、産屋があります。

京都府有形民俗文化財に指定されている産屋の解説看板には、このようにあります。

「この産屋と親しく呼ばれる建物は、大原神社の対岸にあり、茅葺、切妻屋根、それをそのまま地面に伏せたような天地根本造(てんちこんげんづくり)という、古い建築形式で造られています。屋根の合わさる「妻」の方向から出入りします。古くは古事記・日本書紀にも著されており、日本の産育の習俗として古くより使われていました。
大原では、出産の折、十二把のワラ(閏年は十三把)を持ち込み、出入口に魔除けとして古鎌を吊り、七日籠って出産していました。この習俗は大正年間まで続き、また産後三日三夜籠る(一日一夜と変遷するも)習慣は、昭和23年ごろまで続いていました。
現在は利用されなくなりましたが、産後に身体を休めた安息の場所であろうこの産屋を、地元の方々は大切に守っています。
全国に残る数少ない産育習俗を伝える文化財として、また安産の神、大原神社の信仰の源として多くの人々に愛されています。福知山市教育委員会」

産屋の入口が本殿に向いているのも、偶然ではないらしい。大原神社の狼さまの霊験をうけるためのようです。そして土間の砂は「子安砂」とよばれ大原神社の安産の神符として授けられたという。

狼と犬。

期せずして、子安信仰で有名な大原神社で、狼と犬の両方を見たわけですが、この偶然は、ある思いを抱かせました。

俗に犬は、安産・多産であること、また、生命力にあやかろうとして子安信仰の対象になりました。今でも、戌の日に安産のお参りをするとか、妊娠5か月の戌の日に妊婦が岩田帯(腹帯)をつける習俗は残っています。犬張り子、犬の子のお守りもあります。これについては何度も書いてきました。

子安信仰と犬には親和性があるのは確かですが、それじゃぁどうして他の動物ではなかったのか、という疑問が残ります。

犬像を探していたら、中には、犬と狼の区別がつかないものも出てきて、それから狼像や狼信仰に興味を持っていったわけですが、狼信仰を知るにつけ、狼もまた子安信仰と関わりがあることがわかってきました。

とくに、前著『オオカミは大神 弐』でも書いた「狼の産見舞い」という祭りを見てからですね。狼が子供を産んだら、小豆飯などのお供えするというものです。もともとは狼祭りだったのですが、群馬県六合の祭りは、狼は絶滅したし、最近では、狼の影はまったくなく、子どもの健やかな成長を祈る祭りに変わっていますが。

西村敏也著『武州三峰山の歴史民俗学的研究』には狼の産見舞いについて、

「柳田國男氏は、山の神が山の中で子を産むという俗信が神としての存在である狼と結びついた儀礼、松山義雄氏は狼害の緩和策としての儀礼と位置づけている。朝日稔氏は、犬の安産の知識が狼と習合したという可能性を示唆している」

とあります。朝日稔氏の説によれば、犬の子安信仰が先にあったようです。

そもそも狼と犬の区別はついていなかったというか、区別する必要があったのだろうか?とさえ思います。里にいるのが「犬」、山にいるから「山犬」という呼び名にも、それが表れているような気がします。

犬と狼、どっちが先かはわかりませんが、少なくとも、「犬」と「狼」がとくに動物の中では、子安信仰に関係しています。どうも同じイヌ科の「狐」も関係するようですが。

犬、狼の鋭い嗅覚が関係するという話、水との関係もあるかもしれません。

少なくとも、大原神社は、狼と犬が両方とも子安信仰と関係することが目に見える形で機能している神社で、俺の「物語」の中では、大切な神社になりました。

 

 

 

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2021/12/17

神戸市 メリケンパーク

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コロナ禍で、なかなか長期の犬連れ車中泊の旅のタイミングが取れず、ほぼ2年ぶりの旅。

今回は、「旅するヴィーノ」「棚田」「狼像・狼信仰」の3テーマでの撮影です。

長期とは言っても、今回は9日間だけなので、大阪府、京都府、鳥取県、島根県、岡山県に絞りました。

「狼像・狼信仰」に関しては、西日本の様子を概観する目的だったので、主要な狼信仰の神社を参拝し、次の本に載せる掲載許可を取りながらになりました。

大きな神社は楽なのですが、狼信仰に関しては重要でも、小さい神社が多く、あとで管理者を探すのは至難の業です。それは過去2冊の「オオカミは大神」の出版でわかりました。
役所に問い合わせても「個人情報保護」もあり、教えてくれなかったり、そもそも、管理者が地元の人さえ知らない場合が多く(自治会で1年交代の当番などのため)、その場で探しあて、掲載の許可をもらうしかありません。

それでも、参拝した12神社の中の2神社では管理者がわからず、今度行った時の課題です。

埼玉から高速を使って神戸で降りて、まず、メリケンパークへ行きました。埋め立てられた広々とした公園で、じゃっかん紅葉も残っていました。神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、ホテル、展望広場などの施設があります。

 

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2021/10/18

旅するヴィーノ in 河津七滝

 

伊豆の天城山ふもと河津町の河津川上流の渓谷にある七滝をめぐりました。

水しぶきを浴びて、ヴィーノも涼しそうです。

 

 

 

 

 

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2021/10/12

旅するヴィーノ in 下田の街 Traveling VINO in SHIMODA

 

ヴィーノとめぐる下田の街です。

 

 

 

 

 

 

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2021/10/11

『風を喰う犬』 旅するヴィーノ in 稲取細野高原 

 

静岡県伊豆半島、稲取細野高原のススキの原。強風でススキが波打っています。

1分半のショートムービーにしてみました。

 

 

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2021/10/10

Dog eating the wind in Japanese pampas grass

 

先日旅した伊豆半島の稲取細野高原。当日ススキの原は強風が吹いて、ヴィーノが風を食べているように見えました。

 

 

 

 

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2021/09/26

犬像と狼像のカード追加

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さいたま市浦和区、日本茶喫茶・ギャラリー楽風で無料で配布していた犬像と狼像のカードは、4種類追加して、現在6種類になりました。

大きさはポストカードと同じですが、表は像の写真で、裏には解説文と書籍のPRが入ったものです。

お立ち寄りの際は、スタッフに声掛けしていただければ、カードをもらえると思います。

なお、書籍購入のお客様には、引き続き、狼像が入ったお札ふう作品(新型コロナ収束祈願&SDGs持続可能な開発目標)も差し上げています。

ギャラリー楽風
〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町4-25-12
048-825-3910

http://rafu-urawa.com

 

 

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2021/09/24

【犬狼物語 其の五百七十七】東京都目黒区 目黒不動尊の都内で一番古い犬像

Img_4200(仁王門前の父子犬像)

Img_4204(仁王門前の母子犬像)

Img_4207(仁王門前の母子犬像の子犬像)

Img_4341(秩父三峯神社の狼像)

Img_4184(前不動堂前の犬像)

Img_4181(男坂階段の親子犬像)

_mg_0818(「独鈷の瀧」背後の親子犬像)

 

都内で一番古い犬像は、先日紹介した、都内で一番古い狛犬がある同じ東京都目黒区の目黒不動・瀧泉寺にあります。仁王門前の1対の犬像です。両方とも子犬を抱えています。文久2年(1862年)奉納。(ちなみに、全国で一番古い犬像は、成田市の成田不動妙見宮前のものだそうで、正徳元年(1711年)奉納)

顔つきが三峯神社の文化7年(1810)奉納の狼像と似ていなくもありません。耳は垂れていますが。犬像は52年後の作となります。影響はあるのでしょうか。

「独鈷の瀧」のさらに西側の前不動堂前にも、首を垂れて畏まって控える1対の犬像があります。地主神の神使といわれる和犬像ですが、じゃっかんあばらの表現もあって、狼像の影響もあるようです。これも、文久2年作という情報があります。

境内には弘法大師ゆかりの犬像、地主神の神使の犬像など、多くの犬像があることで有名です。とくに「親子」がテーマであるらしい。ただ由来がはっきりしたものではないようです。寺でもわからないようだし、ネットで調べても、「これだ」という理由は見つかりません。

「仏の慈悲・慈愛とか、子孫繁栄とかいったものを象徴しているのかも知れない」(神使の館より)という推理は納得できるものです。

日本各地には「犬」、「女」、「水」が関係する場合も多くあります。雨の予知や水場の発見など、犬の持つ鋭い嗅覚が人間には神秘的にも見えたようです。それと、犬が楽にお産をすることなどから、安産の神様になったりします。

いろんな願いが重なり結果としてここに親子の犬像が多くなったのかもしれません。

 

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