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2010/08/25

チリの鉱山落盤事故

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チリの鉱山落盤事故で、地下700mのシェルターで作業員たちが生きていたというニュースがありました。リーダーの下、統制された行動が良かったようです。

電話も通じて、外部の情報が入るようになりました。ただ、救出するための穴の完成は4ヵ月後だといいます。この情報は作業員たちには伝えていません。4ヶ月持ち堪えられるのか、心配されているようです。これから必要なのは、人間関係と「希望」ではないでしょうか。それがわかっているから、あえて「4ヶ月」という長期間かかってしまう事情を(今の時点では)隠したのでしょう。

NASAの宇宙ステーションの狭い空間に長期滞在するための専門家からアドバイスを受けるといっていました。

このニュースを聞いて思うのが、「犬旅」での車中泊の旅です。去年も書きましたが、「犬旅」は面白かったですが、すべてがバラ色ではありません。

何が一番きつかったかというと、狭い空間に3人(3匹)で長時間いなければならないことです。特に天気が悪いときには精神的ストレスが高まります。それで犬とも妻とも喧嘩しました。

去年、若田光一氏が長い宇宙滞在から地球に戻ったとき、ちょうど「犬旅」のまっさいちゅうだったので、いろいろ考えることがありました。

彼の偉業はたたえられて当然ですが、この点に関して、あまり触れられていないのが不思議でした。それは、閉じられた空間に、長期間何人かの人間といて、大きな問題を起こさなかったのはなぜかということです。

精神的に強いのでしょうか。訓練の賜物でしょうか。若田さんはいつもニコニコしていたので、性格的に、そういうのがストレスにならない性格なのでしょうか。

世界を背負った使命感で、それどころではないのかもしれません。むしろ忙しすぎることで、その難問を知らず知らずに解決しているということもあるのかもしれないとも思ったり。

それと比べるのもなんですが、長期の車中泊の旅を続けられるかどうかというのも、基本的には同じ問題があります。チリの作業員たちもそうですが、リーダーが必要なようです。逆に言うと、リーダーは一人でいい。(俺たちの場合、犬がリーダーだった?)

今回の、シェルターで4ヶ月の生活を強いられる彼らが、一番きついのは、たぶん、精神的なものではないかと思うのです。だからNASAの専門家のアドバイスを受けながら救出作戦を行うことは良いことだと思うし、できれば、俺もアドバイスを受けたいですね。

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コメント

ひまわりさん

コメント、ありがとうございます。
『終わりなき時』に対する恐怖、というのはその通りですね。
「いつまでに終わる」とわかることであれば、「耐える」ことに集中できますが、「いつ終わるかわからない」となれば、「耐える」ことをいつかはあきらめてしまうんじゃないかと、恐怖が倍増してしまうかもしれません。4ヶ月は、ちょっと長すぎます。
作業員たちは、祈りの場がほしいといっているようです。その気持ち、なんとなくわかります。

投稿: あおやぎ | 2010/08/27 22:48

penguinチリの鉱山落盤事故、『全員無事』は嬉しいニュースでしたが、救助までの長すぎる時間には驚きました。狭い空間に長時間置かれたら、かなりのストレスでしょうから。青柳さんも車内で奥様やワンちゃんとまで喧嘩されて・・・・(笑)。でも 青柳さんの場合は夜明けとともに、あるいは晴れたらその場所から出られるわけで精神的に解放されますが、チリでの事故は、狭さの圧迫感というより ずっとこのままかもしれないという『終わりなき時』に対する恐怖も感じながらですから大変です。無事で地上に出られますようにと願うばかりです。
『犬旅』でのワンちゃんの姿に いつもにっこりさせられました。^^

投稿: ひまわり | 2010/08/27 11:07

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