« 陸前高田の「希望の一本松」 保護活動を断念するという報道 | トップページ | 宮崎駿監督の映画『借りぐらしのアリエッティ』を観て »

2011/12/16

大震災の記憶の風化を防ぐこと

111216(写真は2011年4月下旬、石巻市日和山公園から)

3月11日から9ヶ月以上がたちました。

予想以上に復興(復旧さえも)には時間がかかりそうで、被災した方々の精神的・肉体的負担は増しているのではないかと思います。

自分の生活もあり、当時とくらべると、俺も毎日被災地のことを考えていることもできません。でも、東北出身者で、しかも2年前には、津波被害にあった海岸沿いをずっと旅したことで、「人事じゃない」と感じたあの感覚は忘れてはいけないのでしょう。

時間とともに被災者が望むことも変ってきます。じゃぁ、俺には何ができるんだろうと考えたとき、たまたまある報道番組の中で、震災の記憶の風化は防がなくてはならないといった言葉に、「そうか」と思い当たりました。

被災地の話題を発信し続けること。怖いのは、みんなの関心が薄れることかもしれません。俺にできることはそれかなと思います。これからは。

自分のためにも。

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

|

« 陸前高田の「希望の一本松」 保護活動を断念するという報道 | トップページ | 宮崎駿監督の映画『借りぐらしのアリエッティ』を観て »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 陸前高田の「希望の一本松」 保護活動を断念するという報道 | トップページ | 宮崎駿監督の映画『借りぐらしのアリエッティ』を観て »