東日本大震災の現場 (24) 塩屋崎灯台と薄磯海岸
いわき市から小名浜に入る。
公園の桜は満開に近かった。桜の花を通して小名浜の港が良く見えた。
小名浜から県道15号線で塩谷崎灯台へ向かった。薄磯海岸も壊滅状態だった。
見覚えのある海岸沿いの道。神社の祭りの神輿を見た場所だ。
防波堤もところどころ崩れていて、住宅はほとんど残っていない。高校の建物は残っていたが、隣には瓦礫がうずたかく積まれていた。
ある民家の敷地に、造花や飲み物がお供えされていた。この家の人は、津波で犠牲になったのだろうか。
灯台まで行ってみたが、階段は上れなかった。「当分の間、閉鎖します」と書いてあった。ただ駐車場のある食堂は営業している。灯台には登れなくても、美空ひばりの歌碑がある。少ないかもしれないが、観光客は来ているようだ。
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