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2013/03/21

東北の咲【わら】う桜 (18) 宮城県石巻市 雄勝町水浜の「海桜」

130321_1(2011年4月29日と2012年4月26日)

130321_2(2011年4月29日)

130321_3(2011年4月29日)

130321_4(2011年4月29日)

2011年4月29日、地図を見たら雄勝町水浜に桜並木があることがわかったので行ってみました。

海岸や港はどこも地盤沈下していましたが、水浜もそうでした。80cm近くは沈んだのではないでしょうか。

岸壁は海に崩れていて、桜の木が完全に水没していました。そんな桜の木の中で、1本だけ花が咲いる木がありました。枝が海水面から伸びて花を咲かせていたのです。ぜんぶが咲いているわけではないので、やっぱり特別強い桜なのかもしれません。

衝撃でした。海の中で咲く桜。生き物としての強さを見た気がしました。

その1年後、2012年4月26日、ふたたび水浜を訪ねました。

塩水に1年も漬かっていて生きているはずはないと、常識ではわかっていても、どこかに奇跡を見たい気持ちもありました。そう思ったのは、次のような伝説を聞いたからでもあります。

千葉県の漁村だったか詳しい場所は忘れましたが、「海桜」という伝説が残っていて、昔、海に桜を植えて、帰ってくる漁船の目印にした。海水で何年も生きていたという伝説です。

やはりというか当然というか、奇跡は起こらず、桜の木はありましたが、完全に枯れているようでした。芽も出ていませんでした。

でも、なぜか俺はその枯れた桜を見てこころを動かされたのでした。おそらく今年も木だけは残っているような気がします。
 
 
 

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