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2016/10/31

日本最古の高架橋「紅梅河岸高架橋」と日本最古の交番「西仲通り交番」

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日本最古シリーズ。今日は、「高架橋」と「交番」です。

まず高架橋から。

それは住所で言うと、東京都千代田区神田淡路町にあります。JR御茶ノ水駅と、神田駅の間ですが、「紅梅河岸高架橋」と名前がありました。昌平橋のところです。

高架橋の下は、すべて飲食店になっていました。おしゃれな感じでいいですね。ちゃんと数分おきにこの上を電車が通過していきます。電車が通るときはうるさいかもしれませんが。

レンガ造りの壁面はかなり老朽化しているようですが、上の方を見ると、装飾が残っていて、なかなか味があります。補強はされているんでしょうが、このままの形で残してほしいですね。個人的には。


日本最古と言われる交番は、月島のもんじゃストリートの中ほどにありました。レトロなデザインなのですぐわかりました。道の中に建っているので、電車のようにも見えます。

現在は、「月島警察署 西仲通地域安全センター」となっています。今は交番ではないようです。ただ警察OBの方がちゃんと常駐していて、地域の治安を守ってくれています。

中には、解説文が掲げられていました。

「みなさま方へ  月島警察署の前身である「京橋月島警察署」に、大正10年(1921年)頃には5つの巡査派出所が設置されていましたが、この「西仲通り交番」はその中の1つとして最も繁華な場所の守りを担当していた交番です。しかし、その構えが木造の簡素な建物であったことから、大正15年7月15日(1926年)に現在の鉄筋コンクリート造りに改築されたものであり、警視庁最古の現役交番です。」

と書いてあります。

「大正15年7月15日(1926年)」と「警視庁最古の現役交番です」の部分が大きく赤字になっています。「日本最古」とは書いてなく「警視庁最古」とあります。

OBの方に「警視庁最古ってありますが、日本最古ではないんですか?」と聞いてみました。すると「わかりません。私は警視庁外で勤務したことがないもので」という、かなりまじめで正確な答えでした。

ネットで「日本最古の交番」と検索すると、やっぱりこれが出てきます。

「大正15年に作られ、平成19年に交番が廃止されるまで、日本最古の交番であった」というのは間違いなさそうです。

もんじゃ焼きを食べに来た客なのか、70歳くらいのおじさんが、俺が写真を撮っていると話しかけてきました。

おじさんは五反田の人でした。五反田は、五反田という地名からもわかるように、昔は田んぼだったそうです。人が集まり出したのは、特に関東大震災以降。だから五反田は新しい街ですとおじさんは言いました。土門拳の助手だったか人と知り合いだとかなんとか。だから写真に興味があるようでした。

「これは日本最古の交番らしいですよ」と教えたら、「いいことを聞いた」と言って、自分でも写真を撮り始めました。
 
 
 
 
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2016/10/30

【愛犬物語 其の四十九~五十】 東京都 蔵前神社「古典落語の元犬」と水天宮「子宝いぬ」

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落語に「元犬」というのがあります。

犬のシロは満願かなって人間に変身し、ご隠居さんに『四郎』という名前を付けてもらって仕事の世話をしてもらう。でも、奉公先では、つい犬の習性が出て失敗ばかりするというものです。

犬を飼っていなくても、くすっと笑え、「犬あるある」満載の落語です。

「白犬は人間に近い」という俗信をもとにしたものだそうです。(Wiki参照) だから逆に言えば、白犬は珍しかったのでしょう。そういえば、「おかげ犬」や「こんぴら狗」も、白犬が多かったという話を聞いたことがあります。白犬は格上だったのかもしれません。

その「元犬」の像がなぜ蔵前神社にあるのかというと、「元犬」には、犬がお参りする場所が「蔵前の八幡様」としている場合もあるそうで、これにちなんで、元は八幡宮だった蔵前神社に元犬像が建てられたようです。色は赤銅色(茶色)で、白ではないですが。

浅草在住の落語愛好家・庶民文化研究家三遊亭あほまろ氏の愛犬「ナナ」ちゃんをモデルに彫刻家、北郷悟氏が制作し、2010年奉納建立されたものです。

ところで、昭和9年(1934)に「蔵前」という町名が生まれたのは、ここに「浅草御蔵(御米蔵)」があったことに由来します。

江戸中期から幕末まで、浅草御蔵の前を「御蔵前」といいました。蔵米を取り扱う米問屋や札差の店が立ち並んでいたそうです。

「浅草御蔵」とは、江戸幕府の各地の天領から運んできた米などを収納した倉庫のことです。大坂、京都の二条城と合わせて三御蔵と呼ばれていました。

隅田川にかかる蔵前橋のたもとに浅草御蔵跡碑がありますが、これは昭和31年(1956)に建立されたものです。
 
 
もうひとつは、「安産祈願」の神社として知られた水天宮の「子宝いぬ」の像です。

東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅を降りて地上へ出ると交番がありますが、その角を曲がって歩くと、白を基調とした通路があります。あとでこれは水天宮の一部だとわかったのですが、まぁ、超近代的な姿に驚きました。

今年4月に新社殿に生まれ変わっていたようです。免震構造も取り入れられていて、地震の時は、床が左右に動き揺れを緩和するようになっているそうです。新しいものと古いものが融合した未来の神社です。

拝殿でお参りしてから、子宝いぬの写真を撮ろうとしたら、長い行列が。赤ちゃんを抱いた親御さんたちが、子宝いぬといっしょに記念写真を撮ろうとして並んでいました。

俺も並んで、10分後、ようやく自分の番になり、前後左右から写真を撮りました。母犬の表情はどこか険しく見えます。子供を守っている姿なのかもしれません。

母親犬と子犬の頭は撫でられて、像の色が剥げ、金色に輝いています。周囲を取り巻く十二支の玉も、自分の干支を撫でると安産、子授け、無事成長など様々なご利益があるといわれているので、すべて金色になっています。

もともと犬は、お産が軽く、たくさんの子供を生むところから、安産の守り神でもありました。なので、戌(いぬ)の日はとくに多くの妊婦さんなどがお参りをするようになったそうです。

ちなみに昨日10月29日は、「甲申(きのえさる)」でした。戌ではないにも関わらず、あの混雑?

現代社会は、干支よりも、曜日の方が影響力ある時代になったようです。
 
 
 
 
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2016/10/29

【愛犬物語 其の四十八】 東京都中野区の綱吉時代の犬屋敷跡と、渋谷区の忠犬ハチ公像

161029_1(中野区 「かこい」跡の犬像)

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161029_3(渋谷区 忠犬ハチ公像)

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JR中央線の中野駅北口を出ると、ちょうど駅前では「東北復興祭」というイベントが行われていて、ステージでは歌が披露され、テント村は、東北各地の物産店や屋台になっていて、いい匂いが漂っていました。

中野に来たのは、区役所前に、徳川綱吉時代に作られた犬屋敷跡があったそうで、ここに犬像が置かれているからです。

解説文には「かこい」とありました。この「かこい」というのは、「お囲い御用屋敷」のことで、犬の住居(保護施設)だったところです。

ぐるっと中野によれば、

中野4丁目あたりの旧町名「囲町」はこれに由来するそうです。

綱吉の「生類憐みの令」は有名ですが、殺生を制限したこと、特に犬は厳重に保護されました。「犬公方」と呼ばれるほどの犬への偏愛は、綱吉が戌年生まれということがあったようです。

「かこい」は15年間存続し、最盛期には約29万余坪(東京ドーム約20個分)もあり、10万頭の犬が犬囲いで暮らしていました。

中野の犬囲いには「犬小屋」が290棟、「日除け場」が295棟、「子犬養育場」は459棟、他に「餌場」などの建物がありました。多数の役人や医者を置いて飼育にあたらせたそうです。

でも、「過保護」が幸せにするとは限らないということはこの場合も言えるようで、もともと残飯などを食べて気ままに暮らしていた犬は白米のご飯に魚のおかずという料理を食べるようになって、しかも囲われていて思いっきり走ることもできなくなった犬は「食っちゃ寝生活」がたたり、たちまち病気になって死んでしまうものが出たそうです。

その犬囲いがあった場所に、今、犬の像が置かれています。

道行く人を眺めているところは、色が「犬色」ならまるで生きているような躍動感のある像で、それがばらばらに配置されているところは、ますます臨場感があります。

ところで、「生類憐みの令」は「天下の悪法」と言われてきましたが、日本獣医史学会理事長の小佐々学氏の「日本愛犬史」には、「生類憐みの令」の再評価について触れられています。

「五代将軍綱吉の「生類憐みの令」は,戦国時代からの旧弊である武断政治から文治政治に変えるために,命の大切さを理解させる手段であったとも考えられている.大規模な野犬収容施設である犬小屋を維持するための経済的負担,厳しい罰則や運用面での行き過ぎにより不評を招いたが,人と動物の命を同等視して人も動物の一員であると考えていた可能性があるのは注目されてよかろう.人の立場だけを重視して一方的に評価した従来の歴史教育により,「犬公方」が制定した「天下の悪法」とされてきた「生類憐みの令」は,動物のみならず人の保護まで包含した世界最初の動物保護法として極めて重要であり,今後は動物愛護やヒューマン・アニマル・ボン
ド(HAB)の視点から,積極的な再評価がなされるべきであろう.」
 
 
 
まだ撮っていない犬像が都内には残っていたので、それを撮影すること。そして、何と前回撮影してアップした渋谷駅の忠犬ハチ公像と、上野公園の西郷さんと愛犬ツンの像の写真データを、こともあろうに、旅行前のばたばたで、どうやらバックアップも取らずに消してしまったようで、どこを探しても見つからないのです。

「いつでも撮れるから」などと、甘く見ていたからこんな事態になったんだろうと反省しきりですが、とくに、西郷さんとツンの像は、夕方の雲が独特で、あのような写真はもう撮れないことを考えると、なんて馬鹿なことをしてしまったんだろうと思います。

まぁ、無くなったものはしかたない。気を取り直して、また撮ろうと思ったわけです。

渋谷のハチ公は、ちょうどハロウィンなので、ハロウィン仕様になっているのでは、それか、仮装した人がいっぱい記念写真をハチ公と撮っているんじゃないかと期待して行ったのですが、そんなこともなく、少し期待外れなところがあります。

機動隊がいたりして、何だかものものしい雰囲気のハチ公は、普段と違った緊張感があって、それなりに面白いと言えるかもしれません。

まだ時間的に早かったかな。

(夜のニュースでは、渋谷は仮装した人でパニックになっているそうです)
 
 
 
 
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2016/10/28

久しぶりの熟睡した感

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帰宅して、ようやく熟睡した感があります。車中泊では、夜中、ヴィーノに腹を蹴られたり、いびきがすごかったりで、ほとんど熟睡した感がありませんでした。

しかも明るくなりかけた5時には散歩をせがまれ、起こされたりしていました。

だからゆっくり寝たのは久しぶりです。そして、久しぶりで見た夢も覚えています。

   ☆

住宅街のようなところの2区画に、蝋で造ったような白い建物が2つあり、俺はそこを訪ねなければならなかった。

午後2時までに行かないと白い建物はなくなってしまうという話だったが、どうも時間は関係なく、いつでもいいようだ。

俺はなんども訪ねようとしたし、何度か訪ねたようだった。

そのたびにいつなくなるのだろうと、少し不安を感じていた。

しかし、白い建物はいつまでもなくならなかった。

なんだ、なくならないのか?と疑問を持った。

   ☆

蝋で造ったような白い建物」というのが一番印象に残っています。ガウディがデザインしたような曲線を主体にしたもの。かっちりと形が固定したものではなく、すこし弾力もあるような。ぶよぶよしたところまではいきませんが。

これは何を意味するかは、今のところわかりませんが、「なくなると思っていたのになくならないもの」なのでしょう。
 
 
 
 
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2016/10/27

2016年秋の撮影旅(37 最終回) 群馬県太田市 石原賀茂神社 大泉町のブラジル・カフェ「ド・パウロ」

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太田市の石原賀茂神社には、例幣使一行を助けた犬の像があります。詳しい話は、【愛犬物語】であらためて書くことにしますが、この神社、鳥居がない神社として知られています。鳥居の無い理由は、この犬と関係します。

犬像は入口横に建っています。朝の通勤車が頻繁に行き交い、落ち着かない雰囲気の中での撮影になりました。

大田市に来たのは犬像が目的でしたが、大泉町が近いとわかり、ブラジルタウンに寄ることにしました。

以前もコーヒーを飲んだ、カフェ「ド・パウロ」です。コーヒーと、「パステル」というスナックを頼んでみました。

パステルは中に入れる具は何種類か選べますが、今回は、ビーフとチーズを頼みました。

熱々のパステルは、濃い目のブラジル・コーヒーと合いますね。これにチリソースをかけると旨さが増します。
 
 
1か月半の撮影旅行、前半は台風と大雨に悩まされ、中間は暑さにへとへとになり(ヴィーノのためにエアコンかけっぱなしで)、後半、ようやく天気も良く涼しくなって快適でした。紅葉もきれいだったし。

結果的に鹿児島から青森までまわったことになり、再びヴィーノは日本一周したような感じです。連れまわされる身にもなってよ、なんて思ってないといいんですが。

ところで、ヴィーノを車につないでいるとき、角から突然人が回り込んでくると、ヴィーノが飛びつこうとするし、人をびっくりさせてしまうので、車の角には、写真のような赤いコーンに「注意 犬がいます。 Dog Here!」を立てておきました。

これはなかなかいいと自画自賛しています。
 
 
 
 
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2016/10/26

2016年秋の撮影旅(36) 日光金谷ホテルと四万温泉積善館

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栃木県の日光金谷ホテルは、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルで、群馬県の四万温泉積善館は、日本最古の木造温泉建築です。

今回の撮影旅はいくつかのテーマを同時進行でやっていました。「犬像にまつわる愛犬物語」、「棚田を含む文化的景観」、そして「日本最古シリーズ」です。

金谷ホテルと積善館もそれに含まれるからですが、意外と「日本最古」という言い方は難しいのです。たとえば「灯台」を例にとると「日本最古の灯台」と「日本最古の和式灯台」と「日本最古の木造の灯台」は微妙に違っているからです。形容詞を付ければ、どんなものも「日本最古」になってしまうということでもあります。曖昧さが残るのです。

ただ目的は歴史学的な研究ではないし、ある程度古いものは、歴史と人に磨かれ、それなりに美しい存在です。そしてそこに写真の意味もあります。だから一応正確には「最古と言われている××××」と言ったほうがいいのかもしれませんが。

金谷ホテルの開業は1873年です。登録有形文化財、近代化産業遺産に指定されています。(Wiki参照)建物の裏側に周ると、庭園があって、山も見えます。客室からは何人もの宿泊客が、朝の風景を撮っていました。

ホテルから国道に降りたところに、世界遺産に含まれる赤い「神橋」があります。

日光から四万温泉には、いろは坂、中禅寺湖を通って、沼田市へ抜けたのですが、平日にもかかわらず、紅葉がすばらしい季節なので、たくさんの観光客がいました。

ヴィーノが突然騒ぎ出したので何かな?と思ったら、日光では有名な野生の猿たち。匂いでわかるんですね。見えてないはずだから。

四万温泉積善館本館は、現在修復中で、玄関を含めた外観の写真は撮れませんでしたが、中を見学できました。

各部屋は4畳くらいでしょうか。今の宿泊施設を考えると狭いなぁというのがありますが、でも、レトロな雰囲気がステキです。トンネル状の廊下もありました。まるで坑道のような不思議な廊下です。

温泉の商店街を歩いていると、「焼きまんじゅう1串200円」の文字が。おばさんが炭火で焼いてくれます。味噌を塗って焼いてあるものです。「焼きまんじゅう」は初めて食べました。

有名人も多く来店しているらしく、写真やサインがたくさん飾ってありました。
 
 
 
 
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2016/10/25

2016年秋の撮影旅(35) 福島県 久保田の棚田と西山温泉の棚田と昭和村旧喰丸小学校

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福島県喜多方市から柳津町の久保田の棚田へ。ここ2、3年、何度も訪ねている棚田です。稲は刈り取られ、静かな棚田でした。

久保田から車で15分のところにあるのが西山温泉です。今回も西山荘の温泉に入りました。露天風呂も静かでのんびりした雰囲気がいいですね。300円です。

西山荘から県道に出ようとしたら、途中道に迷ってしまい(ナビにも関わらず)、偶然、道の下に田んぼがあるのを見つけました。なんと、川が湾曲したところにある棚田、俺は勝手に「あらぎ島型棚田」と呼んでいますが、そんな特徴的な棚田がありました。時期を選べば、いい写真になる場所です。

ナビが連れてきてくれたのかな。主人の好みをナビも学習しているのではないかと、以前妻と話していましたが、好みの風景に連れて行ってくれるナビができたら最高です。

昭和村に向かうとき、お椀型の山がすべて紅葉で、その下には田んぼが広がっていました。以前もこの県道沿いは棚田も多く、美しい風景が続き、写真を撮るために何度も停車し、なかなか前に進めない街道でもあります。

今回も昭和村の旧喰丸小学校にも寄りました。元校長先生役として坂本長利さんも出演している映画『ハーメルン』のロケ地にもなった、大きなイチョウの木がある廃校です。

映画では、真っ黄色になったイチョウが鮮やかでした。今はまだ葉は緑で、黄色くなるにはまだ半月以上かかりそうです。

この廃校は取り壊される話もありましたが、どうにか取り壊しは免れて、活用されることになったそうです。良かったですね。
 
 
 
 
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2016/10/24

2016年秋の撮影旅(34) 山形県米沢市田沢 「草木塔の里」

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天童市のイエローハットでつるつるになってしまったタイヤを新品に交換してもらって、一路、埼玉を目指して南下します。

米沢市から喜多方市へ抜けるとき、田沢地区を通りましたが、今年6月来た時に知った「草木塔」を探してみようと思っていました。

草木塔とは、江戸時代中期から米沢市田沢地区に建てられた「草木供養塔」「一佛成道観見法界草木国土悉皆成佛」「草木塔」などと刻まれた石碑の総称です。

江戸期の草木塔が確認されているのは全国で34基ですが、そのうちなんと32基が山形県置賜地方に分布し、中でも米沢市田沢地区には10基が集中していて、「草木塔の里」と呼ばれています。

草木塔が建てられた理由ははっきりしていませんが、山林伐採や「木流し(川を利用した木材・薪の流送)」に関わった山里の人々の畏れや感謝や祈りが込められているのではということです。(道の駅「なごみの郷」リーフレット参照)

解説看板によると、安永年間の江戸大火や米沢城下の大火で、大量の木材が伐採され、その供養のため、という説もあるそうです。

草木塔だけに限らず、動物や海産物などの供養塔もあり、それは「命を奪う」ことに対する罪悪感を薄める効果もある、「命を奪う」ことで人間が生きていけることへの感謝を表すのが供養塔だという話は本で読んだ気がします。

草木塔は、自然保護などの世界的流れと合致する部分もあって、自然を考えるきっかけになることは間違いないのではないでしょうか。地味な存在ですが、その意味は大きくて、現代的だと思います。

と、いうことで、今回は一番古い草木塔を探してみました。ここから全国に草木塔が広がっていった可能性もあるとのことで、ここが発祥の地になるわけですね。「日本最古の草木塔」かも。

上に掲載した写真の草木塔が、一番古い1780年(安永9年)に建てられた「塩地平草木塔」です。

国道から少し奥に入った墓地の一角にありました。(昭和初期に移設されたそうです)保護のために屋根がかけられています。表面は風化していますが、かろうじて「供養塔」と読めます。(養の字は昔の字ですが)
 
 
 
 
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2016/10/23

2016年秋の撮影旅(33) 葬式

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昨日は、おじさんの葬式で、あることを思い出しました。

俺が写真を撮り始めて、ようやく雑誌などに写真が載るようになったころ、雑誌だけではなく、パネル張りした写真プリント(オリジナルプリント)を買ってくれたのは、親せきの中でおじさんだけだったことを。

写真に一番理解があったのはおじさんでした。それを思いだしたのです。

昨日、偶然をたんなる偶然とは思わずに、そこに意味を考えてみるユングの「共時性」について書きましたが、こういうことを思い出すんだなぁと改めて思います。

「共時性」とは因果的な科学ではないかもしれませんが、俺が、今、おじさんが俺の写真に理解を示していてくれたことを再確認することは、意味があることなのかもしれません。

おばさん(おじさんの奥さん)に、写真を買ってくれた話をしたら、「そういえば、そうだったな。彼岸花が映った棚田の写真」と言いました。

そしておばさんに言われたのです。

「(写真家という」難すえものになってすまたんだから、続けねばな。だれでもなれるわげではねぇんだがら。大変だげんともよ」。
 
 
 
 
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2016/10/22

2016年秋の撮影旅(32) 岩手県から山形県へ

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昨日は山形県河北町の実家に寄りました。所用があって初めから寄るつもりでしたが、なんと母方のおじさんが亡くなったという知らせが、昨日の早朝に入って、結局今日の葬儀に出席することに。

偶然と言えば偶然ですが、俺が実家に戻るのは、平均して年に1回か2回だけなのです。だからかなり低い確率での偶然です。

これは河合隼雄氏も薦めているユング心理学での「共時性」と解釈して、何かこの偶然に意味があるのではないかと思いをめぐらしました。

そう言えば、俺が20代のころ、外国旅行ばかりし始めたときに、たまたま実家に帰っているとき、母方のおばあさんが亡くなりました。

このときも、「ばあちゃんに呼ばれたんではないのか」などと人にも言われたし、俺もそう思いました。

他人にはまったく関係のない、意味のない「共時性」ですが、俺にとっては何か大きな意味があるかもと。

今のところ、どんな意味かはわかりませんが。

写真は、山形県に来ると必ず撮影する大石田町の大浦棚田です。稲は刈り取られ、田んぼは冬ごもりへと向かいます。それと近くの次年子の廃校。宇宙船のようなユニークな形をしています。

ところで、車のタイヤ前輪が半分つるつるになっているのを見つけ、雨が降ったら危ないな、これから埼玉まで距離もあるしと思ったので、タイヤを注文したら、なんとか明日届くことになったので、交換することにしました。

車のトラブルについては、前回のボンゴフレンディの件もあって、敏感になっています。
 
 
 
 
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2016/10/20

2016年秋の撮影旅(31) 北秋田市 阿仁の「戸鳥内の棚田」とマタギ資料館、田沢湖の紅葉

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北秋田市の阿仁はマタギの里です。犬とマタギは切り離せない間柄なので、資料館を訪ねました。近くには「戸鳥内の棚田」もあります。

棚田はすべて収穫済で、田んぼには切り株だけですが、天気が良かったこともあって、周りの山々の紅葉は美しかった。

資料館には、マタギの元祖の話が解説されていましたが、ここで「万事万三郎」の名前を見たのは俺にとっては懐かしい。

表記が違いますが、マタギの元祖として『磐司盤三郎」の名前を知ったのは、山形県の山寺に磐司盤三郎の愛犬マリの墓を探しに行ったことがあったからです。

詳しくは、こちらでどうぞ。

【愛犬物語 其の二十六】 山形県山形市 山寺 磐司盤三郎の愛犬マリの墓

弓の達人であった万事万三郎は当時の天皇から赤木明神(実は大蛇)を征伐した褒美として、御朱印(許可証)をもらい受け、日本全国どの山でも狩りをすることが認められたのです。

資料館には、マタギの由来と権利を記した巻物が展示されていました。「山立根本之巻」という巻物です。これを持っていれば、藩を越えても山で猟ができました。

巻物を忘れてしまったために罰せられた主人の飼い犬のシロを祀ったのが、先日大館市で訪ねた老犬神社でした。

資料館は貴重なものがたくさんあって良かったのですが、熊狩りにはぜったい必要な伴侶である犬に関しての解説がなかったのは、ちょっと残念です。
 
 
 
 
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2016/10/19

2016年秋の撮影旅(30) 青森県平川市の紅葉と秋田県大館市の秋田犬たち

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青森県平川市の山間を走っているとき、霧が美しい紅葉の谷があって、思わずその谷に入っていきました。「きのこの里」とかいう幟が立ってました。

そこで撮ったのが一番上の写真です。すがすがしい朝の光と空気。ここも極楽浄土です。

大館市では、秋田犬とハチ公ゆかりの地を訪ねました。

数年前、日本一周したときも来たのですが、まだ訪ねていなかったところもあるので、それを全部周ってみたかったからです。

大館駅前のハチ公像の前では、また、ヴィーノを連れ出して写真を。この数年で、ヴィーノは結局「忠犬」にはなれなかったかもしれないけど、「旅犬」としてはすぐれた才能を発揮しているので、俺たち夫婦にとっては「忠犬」と言っていいかもしれないですが。

秋田犬会館に行くと、玄関で犬がお出迎えです。あとで聞いたら雄のクロベー、1歳2か月の秋田犬でした。

大人しい犬ですが、念のためヴィーノを乗せたままにしてある車は、道を挟んだ反対側の遠いところに停めておきました。

3階の展示室を見学した後、スタッフの人に市内の犬像の場所を教えてもらいました。

あとでヴィーノをクロベーに会わせてみましたが、別に吠えることもなく、いやそれどころか、クロベーは嬉しそうにしているのですが、ヴィーノは相変わらず犬には無関心で、あまり相手になりませんでした。

八幡神社の狛犬は秋田犬でした。あとは、多茂木神社、シロを祀った老犬神社、ハチ公の生誕の家など周りました。

ハチ公生誕の家の前には、碑とハチ公像があり、その向かい側に、バス停と「ハチ公トイレ」があります。ハチ公トイレは、ハチ公の姿をしたトイレなんですが、なかなか面白い形をしています。観光客のためでしょうか。

なお、大館市役所で聞いたところ、大館には「はちくん」というキャラクターがいますが、グッズが広く市販されているようなことはないとのこと。Tシャツなどは注文を受けて作るそうです。

大館市のハチ公と秋田犬像についての詳しいことは、後日アップします。
 
 
 
 
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2016/10/18

2016年秋の撮影旅(29)  十和田湖から弘前市

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野田村のイベントが終わったので、撮影しながら埼玉に戻ります。

まずは、「大狼(おおかみ)神社」という犬関連の神社があるので青森県弘前市に向かいました。

狛犬がなぜか狐だったことなど、「大狼神社」については帰宅後また書くことにして、野田村から弘前市には、十和田湖を経由しました。

紅葉の始まりでしょうか。見ごたえ十分の紅葉です。まるで極楽浄土。もしかしたら俺はもう死んでるのではないか、などと考えました。

死後の世界は誰も経験したことがないので、わかりません。「こういうもの」なのかもしれないからです。

ヴィーノと「会話」しているように感じることもあるし、ますます怪しい。
 
 
 
 
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2016/10/17

2016年秋の撮影旅(28) 野田村のイベント 東北お遍路巡礼地標柱除幕式

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昨日は、野田村で東北お遍路巡礼地標柱除幕式にともないイベントが行われました。

大鳥居の近くに大きな楓の木がありますが、津波の時、この木につかまって助かった人がいるそうです。(最近は蜜を求めてクマがきたそうですが)

野田村はそんな物語がある巡礼地のひとつ。ここに標柱が建ちました。

イベントでは、「なもみ太鼓」の演奏、紙芝居、トン汁がふるまわれ、餅まきも行われました。

昨日は恒例の16日に市が立つ日でもあって、八戸や地元の人たちの店が出ました。中には、豆腐の味噌田楽やクルミ味噌をつけたモチ、なんと230円という安さの「マツタケおこわ」。それらを買って昼食にしました。

マツタケが数切れ入っていましたが、ちゃんとマツタケの香りもして、お遍路のスタッフたちも全員が買いました。

午後には、俺が講師を務めた写真セミナーも開催。映写したファイルは、昨日撮影した写真もあります。久慈港の(ほぼ)満月の写真も、時間の経過でどんなふうに変わっていくのかという作例で使いました。

セミナー後は、外に出て、楓の木と鳥居を入れて作品作り。いい写真は、お遍路のガイドブックとして使われるそうです。俺も匿名で応募しようかな。
 
 
 
 
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2016/10/16

2016年秋の撮影旅(27) 久慈港の(ほぼ)満月の出

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昨日は、旧暦九月十五日でしたが、満月ではなく、今日が満月ですが、ちょうど久慈港で月の出を見ました。時間とともに雰囲気が変わっていきます。

灯台や漁船の行き来があって、良い条件だったと思います。

『叫び』で有名なエドヴァルド・ムンクが描いた「月柱」も見ることができました。

ムンクの作品に『海辺の出会い』、『声/夏の夜』、『生命のダンス』という絵がありますが、共通しているのが、「月柱」といわれる、水面に月が映った光が柱になっているように描かれているものです。

「月」は明らかに「女性」のイメージで、柱はそれに寄り添う形を取っていて、ムンクの性的葛藤のイメージとも解釈されているようです。

それはともかく、「月柱」のイメージは「写真的」なのです。カメラのテクニックでいえば「長時間露光」。水面が波立っていて、しかもある程度の時間が経つと「柱」の形に映るのです。

ムンクは「写真」を意識していたのでは?と思わせる部分です。

昨日の写真も、20秒ほど開けると、「月柱」のようになりました。
 
 
 
 
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2016/10/15

2016年秋の撮影旅(26) 野田村 写真展飾りつけ 田野畑村 北山崎

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昨日の午後、岩手県野田村図書館で、「東北お遍路写真コンテスト受賞作品展」の飾りつけをやりました。

そのあとは、久しぶりで北山崎へ。

今朝、天気は良かったですが、写真的には今一といったところ。

明日の写真セミナー用の、「失敗例」と「成功例」の写真を撮ってファイルに。口で説明するだけよりも、写真があったほうが分かりやすいだろうと思って。なかなか「失敗例」を、わざと撮影するとことは、普段ないので。

黒崎灯台でファイルを作っていると、ヴィーノを見つけたおじさんがやってきて、ヴィーノと遊んでくれました。過去、6匹くらい犬を飼ったことがある人で、犬好きです。

青森から仕事で来ているといいましたが、岩泉町の復興の仕事だそうです。川が氾濫したところは、今でも、ところどころ道路が寸断されていて、仮設の道路も作っているとのこと。

「どうして岩手、痛い目にばかり遭うんだろう? いいところなのに」 

と言いました。

「おとなしい犬だねぇ」

おじさんはヴィーノを撫でながら言ったので、

「内弁慶です」

と俺は答えました。

1時間後、野田村のコンビニで再会したのですが、この時はいきなりおじさんにヴィーノは吠えたのでした。さっき会って撫でてもらった人間を覚えてないのかよ、と、少し悲しくなりました。
 
 
 
 
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2016/10/14

2016年秋の撮影旅(25) 長野県から岩手県へ 野田村の写真展は15日から、イベントは16日

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野田村のイベントに合わせて、一気に長野県から岩手県までやってきました。

盛岡から葛巻を通って野田村に向かう途中、棚田や牧場があったので写真を撮りました。

ところで、今回はCanon EOS 5D Mark IVで撮影を続けてきましたが、とくにこんな時はGPS情報を付加してくれる機能は便利です。車で走っていていいなと思ったところで写真を撮るので、そこがどこか、いちいち地図で確かめていたわずらわしさが今まではありましたが、それがEOS 5D Mark IVではなくなりました。

今日は、写真展の飾りつけです。写真展は野田村図書館で明日15日から開催です。

そして明後日、16日の日曜日、10時から、野田村の大鳥居の前で東北お遍路のイベントが開催されます。巡礼地標柱除幕式と、太鼓演奏、餅まきなどあるようです。

そのあと、午後1時から、写真セミナーです。

「誰でもうまく撮れる写真講座」となっていますが、あえて、タイトルは、「犬でもわかる写真の撮り方」にしようと思っています。それは作例に犬を使う予定だからですが。あまりふざけんな!と言われてしまいそうですが。

なるべくわかりやすくという要望だったので、そんな内容にしました。
 
 
 
 
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2016/10/13

2016年秋の撮影旅(24) 岐阜県郡上市の旧野々倉小学校と、長野県中川村  美里の棚田

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岐阜県美濃市から郡上市の盲導犬サーブ(ここにもあります)を撮影した後、山の中の道を通ってみました。

そしたら、途中に2階建ての木造校舎の廃校があって、おかあさんと子供たち数人が遊んでいました。郡上市の旧野々倉小学校校舎です。

なかなかこういった廃校は取り壊されることも多いのですが、この学校は、今でも地区の公民館や選挙時の投票所の役割を果たしているそうです。今でも使われているから「生きた」感じがしたわけですね。

おかあさんが小学生のころすでにこれは廃校で、別な学校に通っていたというので、廃校になったのも、ずいぶん前のことです。

学校は単なる建築物ではなく、地域の歴史と人を結ぶ中心としての心の文化財です。学校が生きているころは、ここが中心に地域が周っていました。

男の子は、どうして廃校になったか調べて、地域の多くの学校を訪ねたらしい。自由研究です。「それを全国的に広げていったら面白いと思うよ」と俺は言いました。実際、俺もやってみたいテーマでもあるので、男の子には頑張ってほしいと思います。

写真を撮った後、「ヴィーノ、バイバイ」と子供たちに見送られて廃校を後にしました。

なんだかこういう雰囲気は、中国雲南省や貴州省で、村歩きをしていたころのことを思い出します。

偶然ですが、この道を選んだこと、良かったと思います。たまには(いつも?)ナビを無視してみるのもいいもんです。

山の中を通りようやく国道に出て、今度は長野県中川村に。いくつか棚田があると聞いていたので行ってみました。

美里の棚田と言われているところには撮影ポイントとなる茅葺屋根の民家が残っていました。
 
 
 
 
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2016/10/11

2016年秋の撮影旅(23) 岐阜県揖斐川町 茶畑マチュピチュ 美濃市 美濃橋

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長浜から今度は東に進みます。

四国、九州で台風に直撃されたことも影響し、時間的余裕がなくなってきたので、自宅には帰らずに、岐阜から長野、新潟、山形、岩手へと向かいたいと思います。

来週土曜から始まる岩手県野田村での「東北お遍路写真コンテスト受賞作品展」のためと、写真セミナーをやるためです。

滋賀県から岐阜県に入り、ニュースで知った「茶畑マチュピチュ」を訪ねてみました。

揖斐川町春日六合上ヶ流地区にあります。はっきりいって道はわかりにくいです。案内板が出ているわけではありません。

でも、それだけ「新しい観光地」としての魅力があります。俺が好きな「荒々しさ」です。展望台までの道もちゃんと整備されているわけではなく、作ったばかりという印象で、危ないところもあり、でもそれがとても初々しく新鮮です。

どうしてこんなところにこんな大きな茶畑が?と思えるほど、下の県道の雰囲気からは想像もできないのですが、今年、朝日新聞で大きく取り上げられたことで人気に火が付き、ゴールデンウィークは大混雑だったそうです。1日500人も訪れたとのことです。あの茶畑に500人というのは驚きです。もちろん駐車スペースが十分にあるところでもありません。

お茶を売っていたので買いました。「この風景とセットで理想的な販売方法ですね」と言いました。やっぱりその場に行かなければ味わえない空気があります。その空気を吸って、こんなすばらしい風景を見たら、茶も買いたくなるってもんですよ。

マチュピチュから、美濃市の日本最古の近代つり橋「美濃橋」を見に行きました。

美しいつり橋です。大正5年に造られました。

かなり老朽化しています。なので「通行につきましては20人以下に制限させていただきます」と注意書きがあるくらいです。誰も観光客は気にしてはいませんが。

30人ほどが乗った時は揺れました。こういうとき必ずいるおバカさんが、わざと橋を揺らすわけですよ。
 
 
 
 
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2016/10/10

2016年秋の撮影旅(22) 京都市 東福寺の三門と東司(とんす) 滋賀県 旧長浜駅駅舎

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京都市内の東福寺と、京都府庁旧館の撮影です。

東福寺には、日本最古の三門「東福寺三門」と、むしろこっちが気になるんですが日本最古のトイレがあります。

「東司(とうす・とんす)」です。建物はありますが、もちろん隣の人との仕切りはないです。中国の公衆トイレを思い出しました。

京都府庁旧本館は、現役の官公庁建物としては、日本最古。映画化何かの撮影が行われていました。

本館内部の階段の手すりの意匠が独特で、エイリアンに見えてしまいました。

あとは、滋賀県長浜市に移動して、日本最古の駅舎「旧長浜駅駅舎」です。
 
 
 
 
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2016/10/08

2016年秋の撮影旅(21) 鳥取県から京都府 ジオパーク 舞鶴市赤レンガ倉庫群

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山陰海岸が世界ジオパークに認定されたというニュースがあったのは数年前のことです。

「世界的に貴重な地質や地形、断層、火山などを含む自然公園「世界ジオパーク」に、京都、兵庫、鳥取の3府県にまたがる山陰海岸が4日、認定された。」(毎日jpより)

リアス式海岸が続き、景色はすばらしいところです。

京都府は、宮津市で「犬像」2件撮影し、舞鶴市の赤レンガ倉庫群へ。

赤レンガ倉庫は、古くは明治34、5年ころのものが残っていて、貴重な文化財です。まだ現役で使われているものもあるし、中を店に改造して再利用しているものもあります。

なかでも12棟からなる北吸地区の「赤れんが倉庫群」は、8棟が国の重要文化財に指定されていて、平成24年には「舞鶴赤れんがパーク」としてグランドオープンしました。
 
 
 
 
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2016/10/07

2016年秋の撮影旅(20) 島根県 神戸堰

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昨日は長距離移動でした。

途中、頼まれていた島根県出雲市にある「神戸堰」の撮影。

神戸(かんど)堰は、神戸川に設置された多連アーチ状の堰堤で、1927年に造られたものです。日本で唯一の形だそうで、撮影の目的もそこにあったわけですが、台風のせいか、川の水量が多くて、堰の美しさがよくわからなくなっていました。
 
 
 
 
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2016/10/06

2016年秋の撮影旅(19) 山口県下関南部町郵便局と元乃隅稲成神社&島根県中垣内棚田

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山口県下関では、日本最古の郵便局「下関南部町郵便局」の写真を撮った後、長門市の東後畑の棚田と、CNNで有名になった元乃隅稲成神社へ。

棚田には何度も来ていますが、数km離れた海そばの元乃隅稲成神社まで降りたのは初めてです。赤い鳥居がカーブしていくつも並んでいる、ちょっと不思議な風景です。

晴れていれば、海の青と鳥居の赤のコントラストがもっときれいだったのに、残念です。

翌日は、長門市からひたすら東へ向かい、島根県の中垣内の棚田と室谷の棚田にも寄りました。刈り取りは終わり、中途半端な風景ですが、その中途半端な風景が必要になってくるので、俺にとっては大切です。

午後、出雲市まで走るつもりでしたが、台風に追いつかれてしまい、車の運転が怖くなり、江津市の道の駅「サンピコごうつ」で泊まることに。

休憩所へ行ったら、外国人の母娘の旅行者がいました。話をしたら、カナダ人親子で、やはり台風で足止めをくらったそうです。

富士山の中山湖を出発して2ヶ月経っているそうです。娘さんがリヤカー付き自転車、お母さんが走るという旅行です。すでに2000km走っています。前にも、名古屋から金沢までのマラソンに参加したことがあるそうです。お母さんは筋金入りのランナーでした。こういうパターンの旅行者には初めて出会いました。

「何をやってるの?」と聞かれたので、愛犬といっしょに全国の「ドッグ・スタチュ(犬像)」を見て周っていると言いました。もちろん「犬像」そのものが重要なのではなく、その物語が面白いのだと説明しましたが。

とくに犬がひとりで伊勢神宮を参拝して飼い主の元に戻った「おかげ犬」の話には大爆笑でしたね。まずは信じられないという反応ですが、それは俺もそうだったのでよくわかります。一応、事情を説明すると納得してくれたようです。日本ならではの話ではないでしょうか。

「ハチ公知ってる?」と聞いたら、娘さんは、それをネットで見たことがあるといい、お母さんは、東京へ行ったらぜひ渋谷のハチ公へ行ってみるとのことでした。なんだか俺が無理やりハチ公を勧めたようなかっこうになってしまいました。

東京で外国人が観るべきものとして、ハチ公が必須なのかどうか、俺は断言できません。

今朝出発前に、ヴィーノもいっしょに、みんなで記念写真。
 
 
 
 
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2016年秋の撮影旅(18) 長崎県 平戸の街 福岡県 裂田の溝

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生月島の道の駅に泊まり、翌朝平戸の街に戻りました。

港に迫る斜面にカトリック平戸ザビエル記念教会と光明寺、瑞雲寺が建っていますが、それを両方望める場所が、「寺院と教会の見える風景」として観光ポイントになっています。和と洋の融合風景です。

この場所自体がお寺の壁に沿った石畳の道で良かったですね。

平戸城にも上ってみましたが、天守閣から見る平戸の港は美しい。平戸オランダ商館もよく見えました。

オランダ東インド会社によって設けられた貿易の拠点になったオランダ商館。平戸には1609年に設置され、のちに長崎に移転されました。

夕方は、福岡県の那珂川町山田の日本最古の農業用水路「裂田の溝(さくたのうなで)」を見に行きました。

雷によって割けたという岩も残っているそうで(どれだかわかりませんでしたが)、裂田神社という神社が祀られています。雷に撃たれた田んぼの稲は良く育つと言われていたという話は、前にも書いたような気がしますが、それと関係あるのかもしれません。

所々整備されて遊歩道も付いていますが、どちらかというと、生活に密着したような、民家の脇を流れる用水路が風情があっていいです。

民家の庭から用水路に降りられる石の階段などもあって、ここで洗い物したり、洗濯したりしていたんだろうなと想像させます。

中国雲南省の麗江を思い出しました。
 
 
 
 
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2016/10/04

2016年秋の撮影旅(17) 長崎県 大中尾の棚田、生月島

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道の駅、「夕陽が丘そとめ」からの朝の風景はすばらしいものでした。

たぶん、池島なんでしょうか、太陽が当たると、島の上の平らな部分の建物が白く輝き、まるでこれも「軍艦島」のようです。そう言えば、ネットでそんなことを読んだような気がします。

外海町から北上し、西海市の大中尾の棚田へ行くと稲刈り日でした。すでに刈り取られた稲はハサ掛けされていました。

前日同様快晴でした。だからまだ8時前なのに、蒸し暑い。

棚田一面で大勢の人たちがいっせいに稲を刈り取ります。あっという間に黄色い部分が無くなっていき、それがハサ掛けされた稲に変わっていきます。

ここも棚田オーナー制度を行っているらしく、田んぼの畦には団体名が書いた看板が。

10月29日(土)に6000本の灯りがともる「火まつり」が行われるようです。

午後は佐世保経由で平戸市まで。

春日の棚田というところがあって行ってみましたが、収穫は終わっていました。でも、島中に棚田が点在し、棚田が多いところでもあります。まだ稲刈り前の棚田もありました。

さらに西側の生月島へ渡ると、ここも隠れキリシタンの里で、キリスト教関係の史跡も点在しています。「ガスパルさま」や山田教会など。

橋のたもとに道の駅「生月大橋」があります。
 
 
 
 
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2016/10/03

2016年秋の撮影旅(16) 長崎市 大浦天主堂、旧グラバー邸と外海の石積集落

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一昨日は、大村市の小佐々市右衛門前親の愛犬「華丸」の墓と像(丸々して可愛かったですが)を訪ねた後、長崎市の大浦天主堂と旧グラバー邸へ行きました。

旧グラバー邸は日本最古の西洋館ですが、肖像写真や当時食べていた「西洋料理」(西洋料理発祥の地でもある)のレプリカの展示などありましたが、興味を引かれたのは愛犬家らしい(?)、犬の柄が付いたステッキです。どうもビーグル犬に見えてしまうのは俺だけでしょうか。

お土産屋が並んでいる中で、「可以使用人民幣」の文字が。「人民元が使えます」と書いてあります。でも、それほど中国人観光客は一昨日は目立ちませんでした。むしろ修学旅行の子供たち。

長崎市街地を出て、外海の石積集落景観を撮影するために西出津町へ。ここには道の駅もあります。

教会もいくつかありますが、出津(しつ)教会と、旧出津救助院を見学。

旧出津救助院は、ド・ロ神父が女性の自立支援のための作業場として1883(明治16)年
に建て、織物、縫物、素麺などの食品加工などをおこなった施設だそうです。

入口下に、ド・ロ神父が造った「ド・ロ壁」という立派な石垣が残っています。 
 
 
 
 
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2016/10/02

2016年秋の撮影旅(15) 佐賀市「石井樋」と鹿島市の干潟

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一昨日の午後、佐賀県の「石井樋」を撮影。

10年前、佐賀平野クリークの雑誌取材で訪ねたことがありました。ここは日本最古の取水施設で、土木技術的にも価値の高いところです。

夜は、道の駅鹿島に泊まり、朝の有明海の干潟を見て、大村市の「義犬華丸像」を目指しましたが、途中、美しい風景に出会ったので思わず停車。山越えの道、国道444号線沿いです。

光の具合が良かったですね。毎日雨なので、雨上がりの晴れ間は特にすばらしい。

ただ、昨日の長崎県、蒸し暑さは倍増でした。
 
 
 
 
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2016/10/01

2016年秋の撮影旅(14) 熊本県宇城市 三角西港

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三角西港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の一要素です。10年以上前、この港を通過した時、周りを複数の三角形の山に囲まれた独特の雰囲気に、いつかはまた来てみたいと思っていたところでした。

それが世界遺産に登録されたというので、今回、寄ってみたのでしたが、ちょっと思い込んでいたイメージとは違った感じが。

ずいぶん整備されたなぁというのが第一印象です。それが悪いことではないかもしれませんが、野性味が好きな俺からすると、ちょっと物足りません。

ただきれいなことはきれいですよ。

(アイスクリームの旗と自動販売機はいるんでしょうか? ここに限ったことではありませんが)

宇城市から北上し、佐賀市を目指している途中、まっすぐで走りやすい道があり、こういうところでスピード違反の取り締まりしているんだよなぁと思って、安全運転していたつもりなのに、警官が道路上に現れ、棒を振って俺を側道に誘導。

「そんな馬鹿な」

警官が車を停めます。

と、思ったら、雰囲気が違います。笑顔です。スピード違反の取り締まりではなく、今日は「交通事故死者〇を目指す日」らしく、大勢の人たちに迎えられ、地元の偉いさんから、

「交通事故も、ナシで」

と、言って地元の特産品の「梨」をプレゼントされました。カメラマンからは写真を撮られ、夕刊にでも載るのかな。ヴィーノは相変わらず吠えたてます。

「元気なワンちゃんですね」

と言われましたが、そうじゃない、怪しい人に吠えるだけです、と思いましたが、梨をもらったので声には出しませんでした。
 
 
 
 
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