ボクは夢の中では天才かもしれない
ヴィーノは良く眠りますね。周りの気配に起きてるので、熟睡している時間は少ないのかもしれませんが。
熟睡しないのは、周りに敏感であることが、敵の発見を速めて、生き残る確率を上げるということなんでしょうが。眠りが浅いのでヴィーノは夢もよく見ているようです。
とにかく犬を見ていると、眠るために生まれてきたのでは?とさえ思うくらいです。
ライオンも寝て過ごす時間が長いですが。それは狩りに使うエネルギーを蓄えるために、日ごろは無駄なエネルギーを使わないようにしているのだそうです。
おそらく犬(ヴィーノ)も、そんな狩りの習性が残っているものと思われます。
人間も含めて犬も「動物」と呼ばれるくらいなので、覚醒し、意識を持って活動しているのが本来の「動物」の姿であって、無意識状態で眠っているときの姿は、たんなる「休憩しているにすぎない」と考えるのが普通ではないかと思います。
でも、もしかしたらそうではないのかもしれないのです。
「脳」の立場(そんなもんあるか?)になってみたらどうでしょうか。そうすると、エネルギー消費が大きい脳は、別に、起きていなくても活動はできているわけですね。
脳の持ち主の知らないところで、ずっと活動しているのが脳です。俺たちは、自分の脳の活動のすべてを意識しているわけではありません。自分でありながら、知らないことだらけです。眠っていたらなおさらです。
前から気になったことですが、「ひらめき」というのが、たまに生まれますよね。
それは突然生まれたかのように感じていますが、そう感じているのは、俺の意識だけで、無意識では、ずっと考えていたことなのかもしれないのです。
夢の中ですでに考えていたことを、起きているときに改めて、突然、何かの拍子で思い出すことではないか、と想像するわけです。それが「ひらめき」ではないかと。
だから「天才」と言われる人は、無意識で考えていたことを意識化できる人で、「凡人」と呼ばれる人は、意識化できない人なのかもしれません。
夢の中ではみんな「天才」であっても、意識レベルで優劣が現れるのではないかなと。
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