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2017/06/18

【愛犬物語百景 其の百四十五】 日比谷公園内の「ル-パロマ-ナ」(ローマの牝狼)

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大手書店で、レジ脇に『全国の犬像をめぐる』を平積みしてもらっているのをツイッターで見て、あの中江有里さんのブックレビューは、あらためて影響力が大きいなぁと感心しています。

昨日は国会図書館で、「忠犬ハチ公」と、「お犬さま信仰」について調べました。

忠犬ハチ公については、『全国の犬像をめぐる』ですでに書いているんですが、まだまだいろんな新事実がわかってきて、それを増刷分で加筆するつもりです。

それと10月号の雑誌で「お犬さま(オオカミ)信仰」について写真と文章で発表する予定なので、調べなおしているところです。

犬と狼の間を、最近はいったりきたりしています。

もともと、「山犬」は「ニホンオオカミ」のことでしたが、山には、オオカミもいたし、オオカミと犬との混血もいたし、山で暮らす野犬もいたし、たまたま山に来たイエイヌもいたし、さらには、中国にはいて日本にはいなかった「豺狼」という動物が、日本人のイメージの中には存在していた、という具合で、たとえ、昔の人が「山犬」に遭遇しても、どれがどれだか区別はつかなかったというのが真相でしょう。

だから、「お犬さま信仰」と言っても、生物学上の「ニホンオオカミ」だけに対する信仰ではなく、こういったいろんな「山犬」を含んだ、「お犬さま」という抽象的なイメージが、山の神の使いとして信仰されたということなのだと思います。

それと、しっぺい太郎伝説や、霊犬早太郎伝説では、「あるところから山犬を借りてきて、ヒヒの怪物をやっつけてもらう」という構図になっていますが、考えてみれば、お犬さま信仰が盛んなところでは、「お犬さまのお札を借りてきて、猿や猪や鹿をおいはらってもらう」ということで、どうも、それが相似形に見えてきます。

偶然なのか、関係があるのか。

図書館へ行ったついでに、狼像、犬像を3体ほど撮影しました。これはそのうち改めて紹介するつもりですが、日比谷公園内の「ル-パロマ-ナ」(ローマの牝狼)だけアップしておきます。

この彫像は昭和13年にイタリアから東京市に寄贈されたものです。
 
 
 
 
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