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2017/08/18

NHKの「日本人のおなまえっ!」で、犬(ペット)の名前特集

170818_1(奈良県王寺町 聖徳太子の愛犬「雪丸」)

170818_2(長崎県大村市 小佐々市右衛門前親の愛犬「華丸」)

170818_3(東京都 東京大学農学部 上野英三郎博士とハチ公)


8月24日(木)19:30〜 NHK総合テレビで古舘伊知郎司会の「日本人のおなまえっ!」で、ペットの名前特集を放送するそうです。

NHK公式HP「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!【日本人のペットのおなまえ】

全国の犬の墓・ 碑・塚などを調査研究している獣医史学会理事長の小佐々学さんが番組に協力したそうで、日本最古の史実の犬の墓がある長崎県大村市の本経寺での、今年6月に営まれた「義犬・華丸」の367回忌法要の様子も放送予定です。

「華丸(はなまる)」とは、小佐々市右衛門前親(こざさいちうえもんあきちか)の愛犬です。

小佐々先生には『全国の犬像をめぐる』でもお世話になりましたが、前親の末裔でもあり、「義犬・華丸」の像と碑を建立された方でもあります。

前親は大村藩三代藩主大村純信の幼少年期の傅役(もりやく)で家老でした。自分が守り育てた純信が33歳の若さで江戸表で逝去したという悲報に接した前親は、慶安3(1650)年6月に純信に追腹して殉死しました。

前親は大村家の菩提寺である本経寺で火葬されましたが、このとき前親の愛犬華丸が主人の荼毘の炎の中に飛び込んだというものです。

「華丸」もまた主人の後を追って死んだ犬ということで「義犬」と呼ばれるようになったわけです。

その他、元祖忠犬の「ハチ」、聖徳太子の愛犬「雪丸」(ソフトバンクの「お父さん犬」と同じように言葉をしゃべったという)、犬の定番の名前「ポチ」がどうやって生まれたのか、ということもやるようです。
 
 
ところで、「動物の名前」に関するもうひとつの話題。

上野動物園のパンダの赤ちゃんの名前が募集されましたが、生後100日を迎える9月下旬をめどに名前が決定されるそうです。

俺も応募しましたが、なんととんでもないミスを犯してしまいました。

というのは、応募した名前が「リーリー」だったのですが、リーリー(力力)は、すでにいたんです。(ちなみに、8月16日、リーリーは12歳になったそうです)

でも、どうしてこんな痛恨のミスを犯したかというと、読みではなくて、漢字(意味)で考えて応募したからでした。

応募した名前は「麗麗」です。中国語読みを日本語表記にすると「力力」と同じ、「リーリー」になってしまいます。応募のフォームには、漢字を書くところはありませんでした。

同じ読みの名前は、採用されることはないでしょう。だからもう採用されるのは諦めました。
 
 
 
 
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2017/08/17

今日は、二十四節気「立秋」、七十二候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」

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今日は、二十四節気「立秋」、七十二候の「蒙霧升降」。「深い霧が立ち込める」などといった意味です。

今年関東では連日雨が降っています。東北でも日照時間が例年の半分くらいで、稲にいもち病なども現れて、コメの収穫が心配な状況だそうです。

写真は、2年前の9月上旬に撮影した新潟県十日町市星峠の棚田の写真です。
 
 
 
 
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2017/08/15

愛犬家巡礼の路「関東お犬像五十箇所」のアイディア

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自分たちがヴィーノといっしょに全国の犬像を周っていて思ったのですが、これが四国八十八箇所とか、秩父三十四箇所、東北お遍路(こころのみち)のように、あるまとまりがあって、番号が付いていたら、まわりやすいかなと。

愛犬といっしょに周ってみたいと思う人もいるだろうし、その人たちの参考になればと思い、なら、自分で作ってしまおうかと思いつきました。

『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』は全国の話なので、全国の場合は、これを参考にしてもらうことにして、ここでは関東に絞りたいと思います。

というのも、犬像の分布を調べてわかったのですが、意外と関東に犬像が多いのです。なので、関東地方が、ひとつの巡礼地の「まとまり」と考えることができそうです。

全国の犬像(その中には、狼・お犬さま・山犬像も含みます)と関連の碑や塚は、今のところ450ヵ所以上になり、毎日1ヵ所づつ増えていく感じで、最終的に何ヵ所になるか、予想もつきません。

やっぱり450ヵ所は多すぎる! 巡礼するのに何年もかかってしまいそうです。

1都6県の関東地方に限定すると、今わかっているところで、150ヵ所ほどありますが、この中にも、犬・和犬・洋犬・狼・お犬さま・山犬、そして区別があいまいな像が含まれるので、明らかに「犬・和犬・洋犬」という像だけを取り出すと、80ヵ所ほどになります。

そこからさらに40数ヵ所を厳選してみたいと思います。

これにプラス、銚子市の「犬岩」、川越市氷川神社の「戌岩」などの犬の形をした岩と、青山霊園の忠犬ハチ公の墓、旧吉田茂邸の愛犬の墓碑など、重要と思われるもの、さらに例外的に、秩父市の三峯神社と、青梅市の武蔵御嶽神社のお犬さま像を加え、全部で50ヵ所が目標数です。

「お犬さま」は「ニホンオオカミ」であって、「犬」ではないという意見もあるかもしれません。でも、当ブログでも何度か書いているように、この「お犬さま」というのは信仰上の動物の「イメージ」であって、生物学的な「ニホンオオカミ」と必ずしもイコールではありません。

なので、完全に「お犬像」から除外するのもためらわれるので、少なくとも「お犬さま」の代表でもある秩父市の三峯神社と青梅市の武蔵御嶽神社は入れようと考えたのでした。

もちろん、また新しく有力な情報が入ったら数が増えるわけですが、とりあえず、この50ヵ所をベースにしたいと思います。50ヵ所なら「巡礼地の数」としてもちょうどいい規模ではないでしょうか。

あくまでも個人的に、独断と偏見で選んだものですが、でも、全国の犬像を見てきた実績もあるし、それほど的外れなセレクトではないと自負しています。

まだ個人的なアイディアで、実際に巡礼の路にするには、各巡礼地の許可も必要だろうし、例えば御朱印やスタンプなどを置いてもらえるか?など、難しい作業はあるかもしれませんが、とりあえず今は、想像して楽しんでいる段階です。

まずは、第1番から50番まで番号を付けてみます。愛犬といしょに周るのは楽しそうです。SNS映えすることも考えないといけません。

上に掲載の地図は、まだ60数ヵ所ある段階で、これから50ヵ所に絞っていきます。ざっと概観すると、こんな感じです。赤色はすでに訪ねた犬像、黄色はこれから訪ねる犬像です。
 
 
 
 
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2017/08/13

2017/8/12は、二十四節気「立秋」、七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」

140812(これはミンミンゼミ)


2017年8月12日、七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」です。

「ひぐらしなく」と読まれていますが、時期的には8月中旬だと、「ヒグラシ」ではなくて「ツクツクボウシ」ではないかという説もあるようです。広辞苑では、

「秋の末に鳴く蝉。ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か。」

と書かれています。実はよくわかってないのですね。

ところで、昔タイのプーケット島へ取材に行ったとき、「キーン」という音がずっと聞こえていて、何だろうとガイドに聞いたら、蝉の声だったんですね。まるでチェーンソーか何かかなと思ったくらいな金属的な音、はっきり言って不快な音で、日本の蝉のイメージからは程遠いものでした。

詩人の伊東静雄著『羨望』には、

「蝉の声がやかましいやうでは 所詮日本の詩人にはなれまいよ」

とあるらしいのですが、これも「日本の蝉」の話ということになるでしょうね。とてもじゃないけど、プーケットの蝉の声に情緒を感じることはできませんでした。

情緒を感じる蝉の声と「雑音」との違いはなんでしょうか? 単なるその人の感性の問題なのか、文化の問題なのか、音の問題も不思議です。

プーケットの人間は、この蝉の声に季節を感じるのか、聞いてみればよかったと思います。
  
 
 
 
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2017/08/12

作品お待ちしています。「東北お遍路写真コンテスト」の締め切りは8月末

Ohenro_chirashi_omote


「東北お遍路写真コンテスト」の締め切りが迫ってきました。今月末です。

募集条件で、テーマ(被写体)が「東北お遍路にまつわる写真」になっていますが、基本、昨年と同じです。被写体の範囲「東北お遍路」は、それほど厳格なものではなく、被災地に関係するところであれば大丈夫です。大きさや応募票の貼り付けなども同じです。

お盆なので、東北に帰省する人も多いのではないでしょうか。お盆で里帰りして、親戚が集まった様子など、写真を撮って応募してみてください。そういう何気ない、あなたしか撮れない作品をお待ちしています。

東北お遍路の公式HPはこちらです。チラシ裏側の応募票をプリントする場合は、こちらからお願いします。

http://tohoku-ohenro.jp/media/files/_u/topic/file1/2dzac1bm6r.pdf
 
 
 
 
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2017/08/11

今日「山の日」は、山の恩恵に感謝する日

170811_1_2(秩父盆地の日の出)

170811_2_2(奥秩父の山並み)

170811_3_2(両神御嶽神社のお犬さま像)

160507_7(両神御嶽神社のおもてなし山菜料理)

160507_8(両神御嶽神社のオオカミの護符)


「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているそうです。

「山の恩恵に感謝」と聞いて、どうしても「お犬さま」と関連付けてしまうのも、「犬像病」だからでしょう。それは自覚しています。

去年5月、お犬さまのお札を頂きに、両神御嶽神社の例大祭に伺ったときのことです。予想もしなかった宮司さんのおもてなしには感動しました。

お札は、宮司さん自らが手で刷って作っているという。中には業者に頼んで印刷してもらっている犬札があるなか、手作りのお札は貴重なものです。

宮司さんが、「お茶、どうぞ」と、俺たちを縁側に招いてくれました。連れて行ったヴィーノは、境内の端っこにつなぎ、俺と妻は縁側に座りました。

「何もないですが、良かったら食べてください」と言って、出してくれたのは、フキ、タケノコ、シイタケ、コンニャクの煮物、フキノトウやゼンマイの和え物、キュウリの漬物。

ほとんど全部、山に自然に生えていたものです。こんなにおいしい煮物を食べたのは初めてです。山に暮らす人たちが、山から受けてきた恵みの数々です。

暑い日差しの中、涼しい縁側でごちそうになるお茶と、山菜の料理のおもてなしに、思わず感謝。

このとき、お犬さま(オオカミ)信仰とは、山への感謝の表現のひとつなんだなぁと感じたのでした。
 
 
 
 
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2017/08/10

東京の水源と狼信仰 奥多摩湖(小河内ダム)

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山梨県丹波山村まで行きました。「オオカミ信仰」についての雑誌インタビューです。先日の「七ツ石山展」がきっかけで知った七ツ石神社の再建計画を聞くためです。

七ツ石神社を文化財として登録し、将門伝承とオオカミ信仰の文化的財産を活生かし、丹波山村の村おこしにつなげていこうという計画のようでした。

早ければ、今月末にでも、神社が文化財(旧神社跡)として登録されるかもしれないとのこと。

途中立ち寄った「都民の水ガメ」の東京都奥多摩町の奥多摩湖(小河内ダム)。この水とオオカミ信仰は関係しているのです。

ダムは標高530mに位置しています。多摩川上流域を水源とするこのダムの集水域は、東京都奥多摩町、山梨県丹波山村、小菅村、甲州市にまたがります。

先日の川の博物館「ニホンオオカミと三峯」での講師を務めた三峰山博物館名誉館長 山口民弥さんの話と関係してきますが、江戸の人たちも盛んに三峯講を組織して参拝に来ていたという話がありました。

お犬さまが火防の守り神として崇められましたが、江戸の水源地に鎮座する三峯神社である立地も重要な要因だったのではないでしょうか。(ここの水系には武蔵御嶽神社があります)

水(海) → 里(水田・畑) → 森 → 山

下流と源流をつなぐ信仰の流れがあります。江戸には6000もの講が組織されたそうです。

当ブログでは、関東地方の三峯神社、御嶽神社など、オオカミ像(お犬さま像)のある神社だけ主に紹介していますが、それ以外も含めたらどれだけの数になるかと、驚くばかりです。

それだけ江戸庶民は、農業被害に悩まされ、大火の怖さ、疫病の怖さを感じていたことにもなるのでしょう。
 
  
 
 
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2017/08/09

「中国 四川省 九寨溝でM7.0の地震」のニュース

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中国 四川省 九寨溝でM7.0の地震のニュースがありました。

日本時間の8日午後10時19分ごろ、中国内陸部・四川省の九寨溝を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生しました。

九寨溝と言えば、まだ観光地になる前に訪れたところです。渓谷沿いに点在する湖は神秘的な色をしています。また周辺にはチベット人が住んでいるので、独特の雰囲気があります。

1992年にはユネスコの世界遺産に登録され、今は、多くの観光客でにぎわっているところです。

四川省の省都・成都から北におよそ450キロの場所にありますが、このあたりは地震多発地帯でもあり、2008年には、今回の震源地の近く、■川県(■:さんずいに文)で地震が発生し、日本人観光客も被害に遭ったことがありました。

「日本人けがの情報なし」と、 重慶の日本総領事館は発表しているようですが、個人旅行は全部把握できるとは思いません。あれだけの有名観光地に、しかも夏の観光シーズンに日本人がいなかったということはないでしょう。

地元民と観光客の犠牲者がこれ以上増えないことを祈ります。
 
 
 
 
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埼玉県嵐山町 平澤寺のサルスベリ

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埼玉県寄居町の川の博物館へ向かう途中、嵐山町の平澤寺に寄りました。

かつては、七堂伽藍と三十六の僧坊を有する大寺院だったと伝わっています。発掘調査で東日本最大級とされる堂跡も見つかっているそうです。

現在、平澤寺の隣の白山神社へ上る石段下には付近から出土した大きな礎石が並べられています。

本堂前に立つ、百日紅(サルスベリ、Lagerstroemia indica)の花が鮮やかでした。
 
 
 
 
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2017/08/07

川の博物館 「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰」展

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埼玉県寄居町にある川の博物館で、現在「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰」展が開催中です。

荒川上流に広がる秩父山地には、かつて多くのオオカミが生息していました。特別展では、動物としてのオオカミと、神として崇められたオオカミ(お犬さま)を紹介しています。

展示物は貴重なものも多く、すべて撮影禁止なので、写真が掲載できるのは、入り口のパネルと、常設展のオオカミの民話が紹介されているパネルです。

この関連イベントとして講演会「ニホンオオカミと三峯」が行われたので参加しました。

講師は三峰山博物館 名誉館長 山口民弥さんで、三峯神社では、どのようにお犬さま(御眷属様)信仰が始まったのか、そして江戸時代には江戸から多くの人が参拝したこと、オオカミの民俗学的な視点からの話を主に、あとは秩父で発見された動物の毛皮がニホンオオカミのものだったと分かったときのエピソードなどを紹介していただきました。

オオカミ信仰は、一般的には、害獣のシカやイノシシを食べてくれる益獣としての信仰から始まりましたが、とくに江戸で流行した理由は、火防・盗賊除けの守り神としてだったということです。

昔、大火が多かった江戸では、水をかけて消すしかなく、その水の水源地が三峯など秩父の山であったということも関係したようです。

浅草寺内に三峯神社があります。他のお堂はみな南を向いていますが、火防の守り神として三峯神社は本堂を向いているそうです。

また、築地市場の人たちも神社に参拝、奉納しました。三峯の山の神は、雪解けによって、春は田の神となり、海へ下って、海の神に挨拶します。市場関係者は、海が荒れたら魚が入らなくて困ります。なので、海が荒れないように、三峯の神を崇めたということでもあったようです。

山と海のつながりなども興味深い話でした。

最初にも触れましたが、常設展の方には、オオカミの民話が紹介されていますが、その中で、目についたのは、以前ブログでも紹介した「オオカミの喉の骨を取ってあげた」というオオカミの恩返しの民話と、1899年(明治22年)発行のグリム童話『おほかみ』の「オオカミと7匹の子羊(ヤギ)」の挿絵に描かれている登場人物がみんな和服を着ている姿に、新鮮さを感じました。

日本人の明治期以降「オオカミは怖くて悪い」というイメージに変わってきたのも、オオカミ被害が多かった西洋の価値観も一因だったということでしょう。
 
 
 
 
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2017/08/06

日本経済新聞の日経プラス1で「写真に撮りたい絶景の棚田」のランキング・ベスト10が発表予定

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日本経済新聞の日経プラス1(土曜日朝刊に挟まっている別刷りの新聞)のフロント企画「何でもランキング」で、「写真に撮りたい絶景の棚田」のランキング・ベスト10が発表されます。

10人の選者がベスト10を選ぶものです。10人の総合得点が高いものがベスト1になるようなので、青柳も選者のひとりですが、どこがベスト1になるかはわからないので、楽しみです。

自分の中では、当然ベスト10はあって、それを提出したわけですが、それが客観的なベスト10と違うのか、同じなのか。他の写真家や棚田関係者がどのように考えているのが分かるので、とても興味があります。

掲載は8月26日(土)の予定です。

そこで予想してみますが、ただ、青柳提出のランキングは、記事公開前に明らかにするのは問題があると思うので、ここはあくまでも、客観的予想です。

そしてランク付けもしません。他の選者がどのような人たちかは知りませんが、みなさんの気持ちを「忖度」して、おそらく「写真に撮りたい絶景の棚田」に入るであろう棚田を7カ所予想してみます。念を押しますが、青柳が提出したランキングではありません。

山形県朝日町 椹平の棚田
千葉県鴨川市 大山千枚田
新潟県十日町市 星峠の棚田
石川県輪島市 白米千枚田
佐賀県唐津市 蕨野の棚田
佐賀県玄海町 浜野浦の棚田
長崎県松浦市 土谷の棚田

なぜ、提出ランキングと、この予想が違うのか、というと、「好き嫌い」という個人的な理由が入りこむからです。また、何度もt訪ねているところはランクが上、あまり行かないところはランクが下になりました。もちろん行ったことがない棚田はランク外です。

それとどうしても知名度が高いメジャーな棚田より、マイナーな棚田の方に肩入れしてランキングを提出してしまったということもありますので。

とにかく結果が楽しみです。
 
 
 
 
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2017/08/05

東京都瑞穂町 昔の田んぼとイランの棚田

170805_1(『武蔵野話』より)

170805_2(『武蔵名勝図絵』 加藤塚)

170805_3(『武蔵名勝図絵』 阿豆佐味天神社)

Ir_09(イラン・ギーラーン州の田んぼ(棚田))

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(広重「信州更科田毎の月」  元画像:国立国会図書館デジタル化資料


10月号(9月1日売り)の「家庭画報」で、秋の田んぼのグラビアが6Pで掲載されます。ちょうど入稿が済みました。

今回のグラビアは「棚田」だけではなく、いわゆる平地の田んぼも含みます。


ところで、昨日、ニホンオオカミ像を撮るために、東京都瑞穂町の郷土資料館「けやき館」を訪ねたことはすでにアップしましたが、ついでに、資料館を見学した時、田んぼに関してたいへん興味深い資料を見つけました。

それが上に掲載している写真ですが、これらは、パネルで展示されていたものです。

今では、畝町直しや区画整理で、平地の田んぼはずいぶんと広くなりましたが、もともとは、このような小区画の田んぼが広がっていたんですね。

この資料は『武蔵名勝図会(むさしめいしょうずえ)』というそうです。

解説文を引用すると、

「『武蔵名勝図絵』は、多摩郡の名所・旧跡を纏めた江戸後期の地誌です。著者上田孟縉は八王子千人同心の組頭で、千人同心が幕府の地誌『新編武蔵風土記稿』編纂に携わった際、多摩を含む三郡の調査・執筆に従事しました。その副産物として生まれたのが、孟縉が独自に作成した『武蔵名勝図絵』です。(略)『武蔵名勝図絵』には往古の加藤塚や、阿豆佐味天神社の様子が描かれています。」

瑞穂町の昔の風景が偲ばれるものですが、田んぼがすべて棚田のように見えます。ただそんなに傾斜がなくても、昔は、小区画の田んぼが主だったことが一目瞭然です。当時は写真がなかったので、こういった絵が貴重な歴史的資料になります。

これは武蔵野ですが、昔の江戸近郊の田んぼはみな、このような形だったのでしょうね。

これを見て、イランのカスピ海沿岸地方の村で見た田んぼ(棚田)を思い出しました。写真を見てもらうとわかるように、それほど高低差がないところでも、田んぼは棚田のように小区画になっています。昔、農業用水の取水と排水には、この方が簡単だったということでもあるでしょう。

ところで、もうひとつ、「田毎の月」で気が付いたこと。

今では、「田毎の月」というと姨捨の棚田を筆頭に、棚田で鑑賞するもの、というイメージがありますが、もしかしたら、平地でも鑑賞したのかもしれません。広重「信州更科田毎の月」は、まさに平地の田んぼに月が映っています。
 
 
 
 
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2017/08/04

【愛犬物語百景 其の百八十四】 東京都瑞穂町 郷土資料館「けやき館」のニホンオオカミ像

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瑞穂町郷土資料館「けやき館」は、町の歴史や文化、自然について、いろいろと展示されています。

資料館の入口にほど近い大けやきの前に、景観モニュメント「ニホンオオカミ」が設置されたのは、2015年4月18日でした。

ニホンオオカミは、木の上に立ち、空に向かって遠吠えをしている像です。

解説看板から抜粋すると、

「瑞穂町では、江戸末期に石畑の畑(狭山丘陵のふもと)に潜んでいたニホンオオカミを村人が捕らえたという話があります。その時の皮標本や頭蓋骨が代々受け継がれ、今も所蔵されています。特に骨は、「キツネつき(心の病の一種)」という病気に効能があると言われ、お祓い(良くないことを振り払う行為)の道具として使用されたようです。この像は、それらを参考にして再現しました。」

瑞穂町にも狼に関する「民話」や「伝説」があるのかなぁと思っていたら、そうではないようです。

以前紹介した、坂戸市の「恩がえし公園」や、東大和市の「藤兵衛さんと狼」などのように、「民話」や「伝説」ではなくて、もっと事実に近い話のようです。

まだ主観的なものが入っていない話で、「狼の頭蓋骨」などのブツもあるようなので、「史実」の範疇でしょう.。
 
 
 
 
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2017/08/03

【愛犬物語百景 其の百八十二~百八十三】 東京都青梅市 岩蔵御嶽神社と三峯神社

170802_1(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_2(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_3(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_4(青梅市 岩蔵御嶽神社 御神狗様御祠)

170802_8(青梅市 岩蔵御嶽神社 御神狗様御祠)

170802_5(青梅市 三峯神社)

170802_6(青梅市 三峯神社 お犬さま(狼)像)

170802_7(青梅市 三峯神社 お犬さま(狼)像)


岩蔵御嶽神社は、青梅市の小曾木にあります。

山の斜面に鎮座する古社ですが、階段を上ったところの本殿の、左側へ続く道の先に、小さな社が建っています。「御神狗様御祠」とあります。

松場正敏氏の『お犬様の御札~狼・神狗・御眷属~』によれば、お犬さまのお札について、「12月の「御神狗様日待」の神事の後、岩蔵地区の氏子へのみ授与を行う」だそうです。

ここにもお犬さまのお札はあることはあるんですね。
 
 
次は、数キロ離れた小曾木2丁目にある三峯神社へ。

たまたま道を尋ねたおじさんが、「三峯神社ならこの奥ですよ」といって案内してくれました。

車道から畑の道のような草ぼうぼうの小道を50mほど入ると、森に囲まれた一角があって、小川に架かった橋を渡り鳥居をくぐると、正面には白髭神社が鎮座しています。

三峯神社はその右奥の、階段を上ったところにありました。

社には金網がかけてあります。以前、ハクビシンに侵入され、社の屋根が壊され、賽銭箱を落とされたそうで、そのハクビシン対策のためです。

今、東京都内でも、ハクビシンの被害は急増しているらしく、しかも、ハクビシンというのは、一定のねぐらを持たないので、罠にかかりにくいという話をTV番組でやっていました。

おじさんによると、三峯神社の祭りは2月だそうです。毎年11月に、地域の三峯講の講員6人で三峯神社へお参りに行くそうで、お札は毎年替えていますが、このお犬さま像はずっと前から奉納されたもの。そのあと、右側のヤマトタケル像が置かれたそうです。

お犬さま像は陶製のように見えましたが、おじさんさえ、像には手を触れないで掃除だけしているということなので、触ることはもちろんできません。見た感じでは陶製ではないかと。

白髭神社の社殿は、もっと川そばにありましたが、山の方へ移しました。(ちなみに白髭神社の例大祭は9月) そのとき三峯神社の社殿も新しくしました。

名もない(と言っては失礼ですが)小さな神社でちゃんと狼信仰が生きていることに心動かされます。ここが東京都だというのも面白いですが。

この信仰がいつまで続くでしょうか。世代が変わると、参拝しなくなる家も多いと聞きました。

でも、棚田もそうでした。2000年ころ、日本全国の棚田を周っていたときも、ある農家の人から、

「いまさら棚田百選なんて選ばれてもねぇ。高齢化で棚田はあと10年もすればみんななくなるよ」

と言われましたが、棚田に新しい価値(新しい物語)を見出すことに成功し、今では、棚田も市民権を得て、存続することができています。もちろん、農家の人の予言通り、なくなった棚田もたくさんありますが。

何度も書いていますが、狼信仰という文化には、やっぱり、新しい物語が必要だと思います。存続のカギはそこです。
 
 
 
 
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2017/08/02

「秋田・大館 「犬文字焼き」再び」の犬ニュース

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大館市で「犬文字焼き」が行われるそうで、それにちなんで、勝手に(非公認)PRです。

大館市は、8月16日、犬館市になります。


「秋田・大館 「犬文字焼き」再び 50回記念し10分」のニュース(毎日新聞)がありました。

「犬文字焼き」というのがあったんですね。

リチャードギア主演の『HACHI 約束の犬』(原題 Hachiko A Dog's Story)が公開された年、というから、俺たち、妻とヴィーノの3匹で、日本一周の旅をした年だったということになります。

このニュースは当時知りませんでした。

そして今年のお盆、「犬文字焼き」が10分だけ復活するらしい。

どうして「犬」の文字は、「大」に「、」が付いたものなのか、不思議です(誰か知っていたら教えてください)。

いっそ「大館市」を「犬館市」というふうに、改名まではいかなくても、香川県を「うどん県」で売り出しているのと同じように、別名を付けても面白いのではないかなと思います。
 
 
 
 
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2017/08/01

東京都青梅市 「成木の軍荼利さん」 安楽院

170801_1(安楽院 長屋門)

170801_2(安楽院 本堂)

170801_3(安楽院 鐘つき堂)

170801_4(安楽院 大スギ)


犬像・狼像を探すついでに訪れた東京都青梅市の安楽院。

軍荼利明王を祀る古寺で、「成木の軍荼利(ぐんだり)さん」として親しまれています。

当初から扉がないという長屋門を入り、境内に。扉がないのは万人に広く門戸を開け放っているかららしい。

広々とした境内には、「愛染院」の扁額の掲げられた八軒取の方丈型本堂が構え、鐘つき堂や大きな杉の木が見えます。

東京都教育委員会の解説看板によると、

安楽寺は、行基が軍荼利明王を彫刻して祀ったのが始まりだそうです。境内は、本堂を中心とした一群と、やや離れた仁王門と軍荼利堂からなります。

本堂は、都の有形文化財に指定されている書院風建築です。

また境内南端には、都指定天然記念物の大スギがあります。幹周り6.5m、樹高約37.0m。

以前、幹の空洞にコナラの寄生木があったことから通称「成木安楽寺のヤドリスギ」と呼ばれていましたが、近年コナラは枯れてしまったそうです。
 
 
 
 
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