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2017/08/03

【愛犬物語 其の百八十二~百八十三】 東京都青梅市 岩蔵御嶽神社と三峯神社

170802_1(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_2(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_3(青梅市 岩蔵御嶽神社)

170802_4(青梅市 岩蔵御嶽神社 御神狗様御祠)

170802_8(青梅市 岩蔵御嶽神社 御神狗様御祠)

170802_5(青梅市 三峯神社)

170802_6(青梅市 三峯神社 お犬さま(狼)像)

170802_7(青梅市 三峯神社 お犬さま(狼)像)


岩蔵御嶽神社は、青梅市の小曾木にあります。

山の斜面に鎮座する古社ですが、階段を上ったところの本殿の、左側へ続く道の先に、小さな社が建っています。「御神狗様御祠」とあります。

松場正敏氏の『お犬様の御札~狼・神狗・御眷属~』によれば、お犬さまのお札について、「12月の「御神狗様日待」の神事の後、岩蔵地区の氏子へのみ授与を行う」だそうです。

ここにもお犬さまのお札はあることはあるんですね。
 
 
次は、数キロ離れた小曾木2丁目にある三峯神社へ。

たまたま道を尋ねたおじさんが、「三峯神社ならこの奥ですよ」といって案内してくれました。

車道から畑の道のような草ぼうぼうの小道を50mほど入ると、森に囲まれた一角があって、小川に架かった橋を渡り鳥居をくぐると、正面には白髭神社が鎮座しています。

三峯神社はその右奥の、階段を上ったところにありました。

社には金網がかけてあります。以前、ハクビシンに侵入され、社の屋根が壊され、賽銭箱を落とされたそうで、そのハクビシン対策のためです。

今、東京都内でも、ハクビシンの被害は急増しているらしく、しかも、ハクビシンというのは、一定のねぐらを持たないので、罠にかかりにくいという話をTV番組でやっていました。

おじさんによると、三峯神社の祭りは2月だそうです。毎年11月に、地域の三峯講の講員6人で三峯神社へお参りに行くそうで、お札は毎年替えていますが、このお犬さま像はずっと前から奉納されたもの。そのあと、右側のヤマトタケル像が置かれたそうです。

お犬さま像は陶製のように見えましたが、おじさんさえ、像には手を触れないで掃除だけしているということなので、触ることはもちろんできません。見た感じでは陶製ではないかと。

白髭神社の社殿は、もっと川そばにありましたが、山の方へ移しました。(ちなみに白髭神社の例大祭は9月) そのとき三峯神社の社殿も新しくしました。

名もない(と言っては失礼ですが)小さな神社でちゃんと狼信仰が生きていることに心動かされます。ここが東京都だというのも面白いですが。

この信仰がいつまで続くでしょうか。世代が変わると、参拝しなくなる家も多いと聞きました。

でも、棚田もそうでした。2000年ころ、日本全国の棚田を周っていたときも、ある農家の人から、

「いまさら棚田百選なんて選ばれてもねぇ。高齢化で棚田はあと10年もすればみんななくなるよ」

と言われましたが、棚田に新しい価値(新しい物語)を見出すことに成功し、今では、棚田も市民権を得て、存続することができています。もちろん、農家の人の予言通り、なくなった棚田もたくさんありますが。

何度も書いていますが、狼信仰という文化には、やっぱり、新しい物語が必要だと思います。存続のカギはそこです。
 
 
 
 
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