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2017/09/03

【愛犬物語 其の百八十八】 東京都目黒区 目黒不動尊の親子犬像たち

170904_1(目黒不動尊 仁王門)

170904_2(仁王門前の母子犬像)

170904_3(仁王門前の母子犬像の子犬像のアップ)

170904_4(仁王門前の父子犬像)

170904_5(男坂階段の親子犬像)

170904_6(独鈷の瀧の犬像)

170904_7(独鈷の瀧の右側親子犬像)

170904_8(独鈷の瀧の左側親子犬像)

170904_9(前不動堂前の犬像)


目黒不動は通称で、正式の名前は泰叡山瀧泉寺という天台宗の寺院です。

寺伝によれば、大同3年(808年)、慈覚大師・円仁が像を彫って安置したのが寺の起源だといいます。

江戸五色不動のひとつですが、目黒不動がとくに繁栄したのは、家光が鷹狩をしたとき、行方不明になった鷹が戻ってくるように祈願したら、本当に戻ってきたという。喜んだ家光は大伽藍を完成させ「目黒御殿」と呼ばれて、多くの信者を集めることになったという。

境内には弘法大師ゆかりの犬像、地主神の神使の犬像など、多くの犬像があることで有名です。とくに「親子」がテーマであるらしい。ただ由来がはっきりしたものではないようです。寺でもわからないようだし、ネットで調べても、「これだ」という理由は見つかりません。

「仏の慈悲・慈愛とか、子孫繁栄とかいったものを象徴しているのかも知れない」(神使の館より)という推理は納得できるものです。

日本各地には「犬」、「女」、「水」が関係する場合も多くあります。雨の予知や水場の発見など、犬の持つ鋭い嗅覚が人間には神秘的にも見えたようです。それと、犬が楽にお産をすることなどから、安産の神様になったりします。

いろんな願いが重なり結果としてここに親子の犬像が多くなったのかもしれません。

とにかく、多くの犬像があり、それを探しながお参りするのもいいかなと思います。犬像の聖地のひとつと言ってもいい(勝手に?)のではないでしょうか。

一番目立つのは、なんと言っても仁王門前の親子像です。台座の高さが1.5mほどあるので、近づくと像を見上げるかっこうになります。

右側の犬像には乳首があるのでお母さん、左側がお父さんでしょうか。それぞれ子犬を守っています。お母さんの足元の安心しきった子犬。お父さんを見上げる子犬。建立されたのは文久2年(1862年)です。

本堂へ至る男坂階段の左手には、3匹の子犬が戯れ、優しいまなざしをした親犬像が置かれています。斜めから見ると、丸々とした子犬が、他の子犬の背中にもたれかかっているのがわかったり、全体的にほほえましい犬像です。個人的には、目黒不動の中でのイチ押し犬像です。

階段の左手は、「独鈷の瀧」の水掛不動があり、その背後の斜面に多くの不動像や犬像があります。ちょっと遠くて、望遠で覗くしかない犬像も。両脇に離れて立っているのも、1対の親子犬像です。

「独鈷の瀧」のさらに西側の前不動堂前にも、首を垂れて畏まって控える1対の犬像があります。地主神の神使といわれる和犬像です。でも、現在工事中で近づくことができませんでした。階段の下から望遠で撮影しました。
 
 
 
 
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