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2017/09/01

【愛犬物語 其の百八十七】 東京都大田区 多摩川浅間神社

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多摩川駅の南、多摩川沿いの丘に鎮座しているのが、木花咲耶姫命を祀った多摩川浅間神社です。

溶岩がたくさん置かれた富士塚のような参道になっています。参道を上り切る手前に勝海舟が揮毫した「食行身禄石碑」があります。明治15年(1882年)に氏子の富士講が33回目の登山を記念して建てたもの。

鳥居をくぐって左側の手水舎の奥へ進むと広々とした展望が開けます。社務所の屋上が展望スペースになっています。

多摩川が流れ、左手には対岸の川崎のビル群、右手には東横線の線路と、その奥には富士山も見えます。(この日は靄でみえませんでしたが)。

この場所は、映画『シン・ゴジラ』のロケ地にもなったそうです。そういわれれば、見覚えがある場所です。

映画では自衛隊がゴジラを阻止するため、多摩川の河川敷に戦車を配置し「タバ作戦」を展開したところ。その前衛指揮所になったのが、この展望スポットでした。

『シンゴジラ』は面白かったですね。日本の一大事がどんな風に決められていくのか、誰が決めているのか誰もわからないという、皮肉もこめられ、苦笑するシーンも多かったと思います。

話を、お犬さま(狼)像に戻します。

手水舎の向かい側には、左から阿夫利神社、三峯神社、稲荷神社、小御岳神社の四社が祀られています。稲荷神社以外は山岳信仰の神社です。

ここに2対1体、合計5体のお犬さま(オオカミ)像が置かれています。昔の写真を見ると、屋根がない祠が並んでいますが、平成28年(2016年)の参道整備にともなって、屋根付きの合祀殿という現在の形になったようです。

小御岳神社の前に奉納されているのが不思議でかわいい像です。一見すると、ブタのようにも思えますが、これもオオカミ像らしい。

三峯神社を護っているのは、1体のお犬さまですが、けっこう損傷がはげしく、修復されたあとがたくさんあります。

境内には主祭神の木花咲耶姫が炎の中で出産したという故事にちなんで、子産石や夫婦銀杏などもあります。

子産石とは自然石で、長い年月をかけて海の波で削られて丸くなり、本体の大岩から分離してできたものだそうです。まるで子どもが産まれるように。だから「子産石」の名前が。

撫でると子どもに恵まれるという言い伝えもあります。別名「子宝石」です。

ところで、『シンゴジラ』での自衛隊の「タバ作戦」の「タバ」とは何なのか。調べてみたら、これは興味深いことがわかりました。

多摩の語源が「タバ」だとする説があるようです。 

「タバ」とは峠という意味の古語だそうです。

多摩川上流部には、山梨県丹波山村の「丹波(タバ)」川という川が流れています。多摩は「タバ」が訛って「タマ」になったという説です。

 
 
 
 
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コメント

mitugi560 さん

コメント、ありがとうございます。

調べてみたら、初めて「タマ(多摩)」が「タバ」という説を知りました。

ついでに、丹波山の「タバ」もそうだったんだと。

投稿: あおやぎ | 2017/09/01 23:20

こんにちわ

多磨の語源がタバとはしりませんでした。

投稿: mitugi560 | 2017/09/01 22:14

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