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2017/10/14

【愛犬物語 其の百九十七】 栃木県宇都宮市 高龗(たかお)神社

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こちらも高龗神(たかおかみのかみ)を祀る宇都宮市大網町の高龗(たかお)神社です。

宇都宮市内から国道119号線(日光街道)を北上し、大網町で田川を越えた対岸に鎮座します。周辺はのどかな田園地帯です。

道に面した一の鳥居が見えますが、そこからは中へ入れませんでした。草がぼうぼうと生えていて、しばらく人が通った形跡がありません。鳥居を回り込むように進むと、一の鳥居、二の鳥居の間に車を停める場所がありました。

二の鳥居から拝殿まではきれいに草も刈られています。

赤い回廊の欄干が印象的な拝殿両側には、1対の像が立っています。

2体とも傷んでいて、左側は顔が壊れていますが、右側は残っていて、独特の歯が印象的です。お歯黒のおばさんが笑っているように見えてしまいます。

この像は明治28年(1895年)11月21日に奉納されたという。

見た目、これは和犬ではなく、狼像に見えます。ネットでも、「和犬」と「狼」の2つの説があるようです。

「来福@参道」の「高寵(たかお)神社」には、こんな記述があります。

「下野国(今の栃木県)は、利根川の支流鬼怒川の流域です。利根川流域の上総(茨城県方面)は早くから開拓が進み、桓武天皇から分家した坂東平氏が入植したことが知られています。利根川流域には平氏に付き従う形で、犬飼の一族、県犬養氏(あがたいぬかいし)が入植していました。開拓地に犬飼の一族が移り住んだのは、開拓地の田畑を荒らす害獣を狼と犬をかけ合わせた猟犬で駆除するためでした。こうした事情は下野国でも同じことで、下野国にも犬飼を生業とする一族が移り住んだことは確かだと思われます。
高寵神とは闇寵神と対の神で水源の守り神とされる一方、岡山県の木野山神社や貴布弥神社では狼神とされています。下野国の開拓が始まったころ、岡山方面から入植した人々が高寵神を氏神として持ってきたのではないかと思われますが、推測の域を出ません。」

「狼」説ですが、結局はわからない、ということですね。でも、この「狼」と「犬」のあいまいさも、あまり問題にならないのが日本かもしれません。

そもそも、生物学的な「ニホンオオカミ」と信仰の対象としての「お犬さま」は、必ずしもイコールではないし。この像も信仰の対象のイメージということなのではないでしょうか。
  
 
 
 
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