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2017/11/13

【愛犬物語 其の二百九】 東京都檜原村 鑾野御前神社の神宿る岩

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檜原村の御前山への登山口の、車を停められる場所に着いたのは、午前11時過ぎでした。

そこから急坂を上り始めたとき、民家の前でおじいさんに出会いました。

道は間違ってはいないはずなので、一応あいさつ代わりとして、「この道で鑾野御前(すずのごぜん)神社へ行けますか?」と,軽い気持ちで聞いたら、なんと、「こっちからは行けないです」という。昔、炭焼きをしていた時代は行けたそうで、道もあることはあるそうですが、素人は難しいというのです。

それでおじいさんにアドバイスされた通り、湯久保集落の集会所のところから上ることにしました。2kmほど迂回することになります。

おじいさんに聞いてよかった。でなかったら、今回ヴィーノも連れていた俺たちは遭難していたかもしれません。

急坂を上ります。車道の行き止まりに水のタンクがありました。その手前で、ズイキ(イモガラ)を干していた老夫婦に、神社への道を聞いたら、そのまま急坂を直進するとのこと。「まだ30分はかかりますよ」と奥さん。

数分上ると、民家の犬が吠えだしました。ヴィーノを察知したようです。

行き止まりのように見えましたが、民家からおじさんが現れて、神社はここからですと道を示してくれました。猪除けの柵を通って行くので、ちょっとわかりづらい。

おじさんの畑を通り越して2,3分上ると、分岐点に出ました。左手が御前山方面です。そこから約20分。落ち葉がふかふか状態の道を進みます。このあたりはすでに葉っぱが落ちた木も多い。

ようやく鳥居が見えました。神社に到着です。

鳥居から中に入ると、高さ20m以上の垂直の石灰岩がそびえていました。その直下に祀られているのが、今回の目的地の鑾野御前神社です。

神が宿る場所です。七ツ石山もそうでしたが、元々は、この岩がご神体ということでしょうか。特別な岩に見えます。ここに何か神秘的なものを昔の人も感じたに違いありません。ここに神社が祀られたのは、それこそ自然なことだったと思います。

地面から(と言っても、地面も坂なのですが)2mほどのところにごつごつした岩石が重なり合っていて、祠の左右に向かい合って、狼像が鎮座します。

こちらのHPには、台座の文字を、宝暦8年(1758)か?とあります。それが本当だとすると、この「はじめ狛犬」のような可愛らしい石像は、大岳神社の像(宝暦9年(1759))よりも1年古いことになり、年代がわかっているものの中では、関東で1番目に古い狼像になるかもしれません。

その狼像の1段低いところには、高さ20cmほどの小さい像が4体ほど奉納されています。その中の1体は、ちゃんと頭の部分も残っていて、明らかに狼像です。あとの像は壊れているのでよくわかりません。

あまりにも今日は天気が良く、まったく雲がありませんが、かろうじて木々が影を作っています。太陽の光が移っていって、狼像の姿を刻々と変化させます。お犬さまが生き生きと活動する瞬間です。
 
 
 
 
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