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2017/12/29

【愛犬物語 其の二百十八】 東京都檜原村 大岳山の大嶽神社

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アップするのが遅くなってしまいました。今年最後の狼像(お犬さま像)は大岳山の大嶽神社の石像です。秩父・多摩・武蔵地方で1、2番目に古い像だと言われているものです。

滝本のケーブルカー駅に着いたとき、先日とは違ってまったく静かでした。実際、駐車場のおじさんたちは、「すっかり寂しくなったね」などと話をしていました。前日までの「紅葉祭り」の幟旗を軽トラックで回収していました。

武蔵御嶽神社には寄らずに、まず大岳山を目指しました。登山道は途中から急坂や岩場になり、チェーンが張ってあり「滑落注意」の看板が出ています。これまで降った落ち葉が積み重なり、岩が滑りやすく、注意して上らなければなりません。

武蔵御嶽神社から2時間ほどで、大嶽神社前の広場に着きました。ここには廃屋がありますが、これは大岳荘という売店兼山小屋だったという。

先日参拝した大嶽神社里宮の宮司さんによると、数年前まで営業していましたが、商売にならなくなってやめたらしい。この大岳荘の主人に神社の管理もお願いしていたそうですが。

鳥居があって、そこから80mほど上がったところに大嶽神社が鎮座します。拝殿には大嶽神社里宮で授与しているお犬さまの姿が入ったお札が貼られていました。

拝殿の前には、左右にお犬様像が控えていました。右は雄、左は雌なのでしょうか。右の像の股にはオチンチンが作られていましたが、左の像には見当たりません。

左の像は、正面から見ると、1988年/フランス映画『『バクステール/ぼくを可愛がってください。さもないと何かが起こります。』の主人公、ブルテリア犬とそっくりです。バクステールは、理不尽な主人に切れて殺してしまうというかなり癖のある犬映画、異色のサイコサスペンスです。

バクステール(犬)に人間の深層心理を投影するという映画でもあるのですが、これらのお犬さま像にも、同じようなところがあります。「どのように見るか」は、その人によって様々です。像に向かって自分の深層心理を映し、山や自然と対話します。その装置としてのお犬さま像でもあるのかもしれません。

ところで、この像の古さですが、左の像の台座には、かろうじて「宝暦九年」(1759年)という銘が見えます。でも、本当にそんなに古いのでしょうか。どうも新しく見えてしまいます。台座に苔なども付いていないので余計に新しく見えてしまうのかもしれません。

一応、これが秩父・多摩・武蔵地方で1番か、2番目に古い像と言われているものだそうです。1番目は、スズノ御前神社の像かもしれませんが、確実な情報ではありません。でも、形はそっくりで、もしかしたら、同じ石工の作品ということもあるのかもしれません。

ちなみに、日本最古と言われる像は、こちらに載っています。

http://enjoo.com/komaken/ko_news1.htm

拝殿の後ろには、立派な本殿も建っています。それと大きな岩にしめ縄が張られ、小石がたくさん載せられていました。登山客が長い時間をかけて積み上げたものでしょう。まるで、チベットの祈りの塚「オボ」のようです。

大岳山への山頂へは、神社の脇から続いている上り道を行きます。約30分です。

途中、大きな岩があって、犬連れでは大変ですね。抱いて上らざるを得ない岩もあります。

山頂はちょっとした広場になっていて、今日、大岳山に登った人たち10数人が休んだり、食事を取ったりしていました。太陽の光がさんさんと降り注ぎ、暖かくて気持ちがいい。

神社で写真を撮っている間に追い抜いて行ったお父さんと小学生の男の子2人は、食事が終わったようで、荷物をまとめて、反対側(鋸山方向)へ歩いていきました。
 
 
 
 
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