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2017/12/19

【愛犬物語 其の二百十七】 東京都日比谷公園 「ル-パロマ-ナ」(ローマの牝狼)像

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昨日、味の素スタジアムの狼像の右後ろ脚の「怪我」について書きましたが、同じ像は日比谷公園にもあるので、こちらの脚はどうなんだろう?と思い、もう一度日比谷公園に確かめに行きました。

そして、この像には「怪我」が見当たらないことにも触れました。ますます謎は深まります。そのことについては、調べてから書きますので、今日は、とりあえず日比谷公園の像についてです。

解説看板「ル-パロマ-ナ」(ローマの牝狼)には、

「この彫像は昭和13年にイタリアから東京市に寄贈されたもので、ローマ建国の大業を成し遂げたロムルス、レムス兄弟の有名な伝説に基づいた像です。幼い兄弟は、祖父を殺し王位を奪ったアムリウスによってチベル河に流されましたが、忽然と現れた一匹の牝狼に助けられ、その乳を飲んで成長し、成人した兄弟は祖父の仇を討ちローマを統一したと言われています。」

とあります。時代背景としては日独伊三国同盟のころですね。

ところで、これは伝説ですが、実際はどうだったのか、ということを知る手掛かりが、この本にありました。この雌狼は人間のことだったのではないかというのです。

キャリー・マーヴィン著『オオカミ』には、

雌狼が子どもたちに乳を含ませ、舌でなめてやったところを王の羊飼いファウストゥルスがみつけ、子供たちを羊小屋まで連れ帰り、妻のラレンティアに渡して育てさせたそうです。

「リウィウスは、実際に双子を育てた雌オオカミとは誰だったのかがこの伝説の刺激的な点であると、最後に注釈として付け加えている。「なお、ラレンティアはその身持ちの悪さゆえに羊飼いのあいだでは《雌狼(ルバ)》(売春婦の意)として通っていたと考える者もいる。」」

という。

《雌狼(ルバ)》に育てられたというよりも、荒々しい狼から育てられたと言った方が、子供たちの高貴なイメージを損なわなかったということらしい。

神話・伝説のでき方を考えると、そうなんだろうなぁと思います。
 
 
 
 
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