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2018/01/26

【愛犬物語 其の二百二十二】 神奈川県座間市 座間神社の伊奴寝子(いぬ・ねこ)社

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神奈川県座間市の座間神社を参拝しました。古くから「相模の飯綱様」と親しまれ、もとは長野県の飯綱権現社が本社だそうです。

拝殿でお参りしたあと、宮司さんにお話を伺いました。

以前、他の神社でお勤めをしていたとき、参拝客が懐にワンちゃんを抱いてきました。それで「ペットはご遠慮願っています」と注意したところ、「これは俺の息子だ」と言われたそうです。

「ペットに対する気持ちが、昔とは違って、家族のような感覚に変わってきているんですね。だから「ペットはダメですよ」と無下に断ることもできなくなったんです」

という。

もともと座間神社の境内社として、保食神を祀る蚕神社がありました。子授成就のご神徳があるそうです。

動物を祀ってもいたし、ペット同伴でお参りできるところをいろいろなところから望まれたので、ここに伊奴寝子(いぬ・ねこ)社を建てました。2012年(平成24年)8月のことです。

全ての愛しい生き物たちをお守りするための神社として建てましたが、全国でも珍しいペットたちのための神社です。

境内で、ある家族に出会いました。

お父さんが赤ちゃんを抱っこし犬を引き、お母さんがベビーカーを押した、犬連れの若い家族です。

これから伊奴寝子社へもお参りに行くというので、同行させていただきました。犬は、ボストンテリアの2歳の雄です。

奥さんは子供のころから犬好きだったので、結婚してからも犬を飼い始めました。奥さんの影響で犬を飼い始めた、という事情は俺たち夫婦と同じようです。

境内の裏手を出ると米軍キャンプ座間のフェンスがあり、フェンス沿いに50mほど行くと伊奴寝子社が鎮座します。

神社の鳥居の下で家族写真を撮らせてもらいました。鳥居の横には、神社の由来が書かれてあります。

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 伊奴寝子社 蚕神社

 一、御祭神 保食神(うけもちのかみ)

 かつて畜産や養蚕が盛んな頃、当社の境内に家畜などを疫病から守護する蚕神社が祀られていました。
 古くよりこの社にお参りすると願いが叶えられるという篤い信仰が伝えられていましたが、いつしか時代が変遷して現代では多くの人が、愛するわが子同様に家族の一員として犬や猫と生活を共にしており、人間の家族以上に愛情を注ぐ人も少なくありません。
 この社は、大切なペットの健康や幸せを願い、疫病や怪我の回復を祈り、事故などに遭遇しないための全ての愛しい生き物たちをお守りするための社です。
 また、「犬」「猫」像を手の平でさすると願いが叶えられます。
 お気軽に犬や猫などペットとご一緒にご参拝ください。

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鳥居をくぐると、参道の左側に絵馬掛けがあって、その奥に猫の像。正面には伊奴寝子社。その猫の像と向かい合うように、右側には犬の像が座っています。

神社の右側に祠があって「蚕神社」とありました。これが蚕神社です。

奥さんは絵馬に何か願い事を書いてかけました。両耳が黒く塗られた犬の形をした「ペット絵馬」で、顔は自由に描くことができ、裏面に願いごとなどを書いて奉納するものです。

お二人に、どうしてここへ?と尋ねると、相模原市に越してきて、犬の健康祈願をできるところを探したら、伊奴寝子神社があることを知ってやってきたそうです。犬といっしょにお参りできるところは、まだそんなに多くはありません。

そのあたりは宮司さんもおっしゃっていた通りです。でも最近のペット事情を考えると、ペットも受け入れざるを得ない時代になりつつあるのかなとは思います。伊奴寝子社は、そういう意味で、時代の要請で生まれた神社でもあるし、先進的な神社であるとも言えるのではないでしょうか。

先日もある神社へ行ったとき、「ペット連れはご遠慮ください」と注意書きのある神社の境内を、堂々と犬を連れて歩く参拝客の姿を見ました。ペットを飼っている人なら、普段からいっしょにいるので、どこへ行くにもいっしょが当たり前で、神社はペット連れはダメだということにさえ気が付いていない人が多くなったのではないかなと思います。

もちろん、すべての寺社で「ペット解禁」ということも難しいでしょう。だから、全部である必要はないですが、ペットOKの寺社が所々にできればいいのではないかなと今は思います。

ところで、この座間神社では、ひな祭りのときに、階段にひな人形を飾るようです。祭りのときにもう一度来ようと思います。
 
 
 
 
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