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2019/09/16

大山詣り

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久しぶりのヴィーノ連れ旅行です。

神奈川県伊勢原市の大山に行ってきました。大山ケーブル駅から阿夫利神社駅までは、キャリーケースに入れれば犬(ペット)も乗車できます。この急坂を上り下りするケーブルカー、ペット乗車可、拝殿前の立派な狛犬を見ると、武蔵御嶽神社と似た雰囲気です。

犬にはけっこう大変な登山道で(実は、私たち夫婦の方がバテたのですが)山頂までは行かずに、途中から引き返しました。下山は特に危ない。ヴィーノが急坂でも平気で引っ張るので何度滑りそうになったことか。

江戸時代から明治時代にかけて大山講(石尊講)がたくさん組織され、大山詣りをする人がたくさんいました。信仰心もあったようですが、娯楽的意味合いが多かったようです。大山と江の島観光がセットだったらしい。(阿夫利神社の下社からは江の島が見えます)

『大宮市史』『上尾市史』によると、大山は出世神でもあったそうです。上尾にも大山講があり、14、5歳になると、男子は大山詣りをしました。これが一種の大人の儀式のようで、借金してまでも大山詣りをしないと、一人前として認められなかったといいます。初めての登拝を「初山」といいました。

上尾から行く場合は、平塚まで汽車で行き、そこからは遠い距離を歩きでした。そのため下駄では大変なので、草鞋や地下足袋で行きました。でも、帰り、江の島、鎌倉、東京を通るとき草鞋ばきは恥ずかしいので、せめて地下足袋をはいて行きたいと言って買ってもらった人もいたそうです。いつの時代も同じですね。ちなみに境内に立っている「大山詣り」の像は、裸足ですけどね。

阿夫利神社の下社には大山名水が出ているところがあります。奥には燈明が灯された拝殿横の屋内(地下?)です。 癖がなくおいしい水です。

また、大山も含み、富士山、大雄山をお参りするのは「三山詣り」といいました。

明治時代、1匹の犬が、主人といっしょに「三山詣り」をしましたが、犬はとうとう疲れて歩けなくなってしまいました。

犬は、大雄山の寺に預けられ、その何日か後に主人の元に戻りましたが、犬の飼い主はお礼にと、寺にその犬が生んだ子犬をあげました。

その犬は、後に優秀な番犬となり、南足柄市の大松寺で晩年過ごしました。そして死んだあとは、立派なお墓が建てられ、今でも大松寺境内に残っています。それが「老犬多摩の墓」です。

 

 

 

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