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2019/10/26

NHK「ごごナマ」の「にっぽんコレに夢中」のコーナーにヴィーノといっしょに生出演

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2019年10月24日 NHK「ごごナマ」の「にっぽんコレに夢中」のコーナーにヴィーノといっしょに生出演し、全国の犬像を6体ほど紹介しました。

● 消防犬ぶん公

● おかげ犬・こんぴら狗

● めっけ犬伝説の大山犬祭り

● 羽犬の像各種

● 犬・猪・狸を同時に育てた母犬モスカ

 

ヴィーノといっしょに生出演するのは、排泄物、セットを壊す、吠えて騒ぐなどのリスクもありましたが、結果的には良かったと思います。打ち合わせでヴィーノ出演の話が出た時、少し考えました。一番怖かったのは、俳優・タレントさんを咬んでしまうことです。

今まで俺たち夫婦以外を咬んだことはないですが、環境が変わってどうなるかはわかりません。ヴィーノもテレビの生出演は初めてです。そこは犬に咬まれたことから犬を飼うようになった俺には特に気になるところです。

犬も自然物です。いつも人間の思う通りにはならないのが自然物。「想定外」が起こるのも自然物。ちょっとしたことで(人間がわからない変化で)ガブッといってしまいます。

結果、放送上という意味だけではなく、スタッフや俳優・タレントさんたちがみんなヴィーノを可愛がってくれたおかげで(このスタジオに犬が来たのは初めてだということです)、スタジオの雰囲気が和み、俺自身の緊張感がなくなったことです。リハーサルでは言葉が出なくなったりと緊張したところもありましたが、本番ではまったくありませんでした。あらためて、ヴィーノに限らず犬(動物)の力はすごいなぁと感心しました。それとスタッフさんたちの俺とヴィーノに対する気づかいにも感謝したいと思います。

俳優・タレントさんにはヴィーノに近づかないようにお願いしていましたが、みなさん動物好きで、平気でヴィーノを撫でていました。特に美保純さんは動物好きらしく、頬ずりまでしてくれたのでびっくりです。俺がしてほしかったくらいで、ヴィーノに嫉妬しました。

そして本番中おとなしかったのは、本番直前に40分ほど、代々木公園を散歩したことかもしれません。ここでオシッコとウンチを済ませ、歩いたので疲れてしまったということがあったようです。それが「おとなしい犬」のように見えました。上に掲載の写真は、散歩から帰り、本番前の控室でのヴィーノですが、すっかり寝ています。

 

 

 

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2019/10/22

【犬狼物語 其の四百二】 群馬県太田市 普門寺の「忠犬もん」の像

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群馬県太田市にある普門寺の山門をくぐるとすぐ左に「忠犬もん」の像があります。

像の台座の後ろには、「平成十六年六月一日未明 普門寺本堂庫裏出火ニ際シ殉死」とあります。

もんは、先代住職が飼っていた2歳になる柴犬でした。もともとは、先代住職が一人では寂しいだろうと、娘さんが普門寺に連れてきた犬だったそうです。

先代住職は、目が悪く、その晩はお腹も痛くて早く床についたらしいのですが、もんが鳴いたので起きました。そして火事に気が付いた先代住職は、何とか鐘楼にたどり着き、鐘をついてまわりに火事を知らせました。でも、この火事でもんは逃げ遅れて死んでしまいました。

それから1年経たないとき、出入りしていた石工がもんの供養のために像を建てました。

庫裏と本堂の再建には6年かかりました。それまではプレハブで過ごしたそうです。だから本堂ができてから、まだ10年くらいしか経っていない新しいものです。

もんは、火事を知らせて犠牲になった犬だったのです。

 

火事を知らせた犬というと、草津市の眞教寺には「忠犬妙雪の碑」があります。

明治32年11月23日の夜半、寺に拾われた犬の「白(しろ)」が、普段と違って吠えるので、何事かと思って本堂を開けてみると、煙が立ち込め燃えていたので、驚いて消し止めました。

この碑は昭和7年1月、「白」の三十三回忌に、寺の火事を知らせ大事に至らなかったことに感謝して、住職が「白」のために建てたものです。「妙雪」とは「白」の法名だったようです。

犬は鋭い感覚を研ぎ澄まし、危険を察知しいち速く人間に教えてくれます。

ついでに言えば、「お犬さま」も火災除け・盗難除けのご神徳があるとされていますが、この危険察知能力の高さが元になったのでしょうか。

 

 

 

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2019/10/20

NHK「ごごナマ」【にっぽんコレに夢中】は犬像

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(これは東大農学部 忠犬ハチ公と上野博士の像)

 

2019年10月24日(木)、NHKの番組「ごごナマ」に生出演します。

【にっぽんコレに夢中】ハチ公だけじゃない!全国各地・犬像の知られざる物語。

https://www4.nhk.or.jp/gogonama/x/2019-10-24/21/20284/2710474/

登場時間は、14:18ころから約12分間です。

今のところヴィーノといっしょに出るつもりですが、ヴィーノの当日の調子によっては俺だけになるかもしれません。ヴィーノを期待されている方、その時は申し訳ありません。

どうして犬像にはまったのかとか、犬像とヴィーノの関係などを話した後、全国の犬像を6体ほど紹介します。どの犬像になるかは、お楽しみに。

なお、上に掲載の写真はオープニングで使われるかもしれません。

 

 

 

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2019/10/12

イベント「オオカミは大神〜狼像をめぐる旅〜 by 青柳健二」のお知らせ

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イベント 「オオカミは大神〜狼像をめぐる旅〜 by 青柳健二」

2019年11月24日(日)
Chaabee
135-0032 江東区福住1-11-11
chaabee11111@gmail.com(今までアドレスが間違っていたようですみません。2019/11/17)
080-5409-5099
facebookのイベントページ

open 12;30、start 13:00 (end 14:30 )
2,000円+1ドリンクオーダー(予約制)

ご予約: chaabee11111@gmail.comまで、お名前、人数を明記の上、お送りください。chaabee からの返信メールを持って、ご予約完了となります。

2019年4月に出版された『オオカミは大神』の著者、青柳健二さんが、各地の狼像の魅力を語ります。青柳さんの話を聴いたら、関東にも数多くある狼像を探しに散策したくなりますね!

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11月21日~11月30日まで、江東区福住のChaabeeでは「野瀬昌樹個展~オオカミに導かれて~」が開かれています。

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・ギャラリーおよび会期中のイベント予定
11/21(木)ギャラリー:15:00~22:00
11/22(金)ギャラリー:13:00~22:00
11/23(土)ギャラリー:13:00~17:00
    (19:00~物語&ライブ『虹の戦士』
    by 坂口火菜子、じぶこん。詳細はイベントページにて)
11/24(日)ギャラリーはお休み
    (13:00~トークイベント『オオカミは大神』
     by 青柳健二。詳細はイベントページにて)
11/25(月) chaabee お休み
11/26(火) chaabee お休み
11/27(水)ギャラリーはお休み
    (19:30 音楽ライブ『オオカミに導かれて』
 by 蔡怜雄、山口亮志、太田恵資。詳細はイベントページにて)
11/28(木)ギャラリー:13:00~22:00
11/29(金)ギャラリー:13:00~22:00
11/30(土)ギャラリー:13:00~17:00
    (18:00~語り&ライブ『カムイユカラ の世界へ〜 
     オオカミのおはなしと音楽』〜 by 弓野恵子、居壁太, 
     詳細はイベントページにて)
12/01(日)ギャラリーはお休み
     (13:00~『オオカミ信仰と人々の暮らし〜武蔵御嶽
神社』by 下田利夫、天野宜子、
      詳細はイベントページにて)

 

野瀬さんの個展に合わせて、11月24日にはイベントをやります。タイトル通り、狼像や狼信仰のトークショーです。もちろん、トークショーではいつものことですが、写真もたくさん映写しながらの話です。まだ、具体的に決めてませんが、内容は、前半が全国の狼像について。そして、後半は「東京狼」についてになりそうです。「狼像を探す面白さ」について話すので、あまり民俗学的な話にはならないかもしれません。

「東京狼」というのは、東京で狼像を探すというテーマなんですが、ただ「東京」というのは、山形県人から見た場合の「東京」であって、広くは関東地方を含みます。

でも、東京でのイベントなので、近くで見られる狼像ということで、都内の狼像についての話が主になると思います。残念ながら、空襲や地震などで、三峯神社、御嶽神社の分社がなくなってしまったとのことで、江東区にはほとんどありません。やっぱり残っているのは、北の足立区や、西の板橋区や世田谷区などです。(もちろん、武蔵御嶽神社のある青梅市も) 講中も機能している神社もあります。

そんな「都会」と「狼」という意外性に面白さを感じてめぐり始めた「東京狼」の話をしようと思います。

興味がありましたら、どうぞ話を聞きに来てください。書籍も販売します。サインしますので。

Ookami

 

 

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2019/10/10

【犬狼物語 其の四百~四百一】 千葉県千葉市 稲毛浅間神社の三峯神社&検見川三峯神社

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(稲毛浅間神社の三峯神社)

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(検見川・三峯神社)

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(検見川・三峯神社)

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(検見川・三峯神社)

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(検見川・三峯神社 灰色に塗られたお犬さま)

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(検見川・三峯神社 灰色に塗られたお犬さま)

 

千葉県千葉市稲毛区の、稲毛浅間神社を訪ねたら、境内に三峯神社がありました。

狛犬が護る一角に、3社ほど祀られていて、その中の1社が三峯神社です。狼像は見当たらなく、社だけでした。

稲毛浅間神社から千葉市花見川区の検見川三峯神社までは歩くことにしました。約45分くらいでした。

あいにく、季節外れの暑い日になってしまい、日差しを遮るものがない道の歩きは後悔しましたが。

検見川三峯神社には、狼像が2対あります。昭和12年9月奉納された1対は、鳥居の前の左右に控えています。口が赤く、目が黒く塗られています。

俺は裏から来たので、ここがこんなに高台になっていることに初めて気が付きましたが、狼像は、住宅街から高低差約30mほどもあるでしょうか、急な階段を登り切ったところにあったのです。

あとで調べたら、検見川が海に流れ出す河岸段丘崖の際に神社が位置しているのが地形図からわかりました。下に見える住宅街は検見川の氾濫原になるわけですね。

もう1対は、境内の社殿前で守っている狼像です。

以前のネットの写真では、青く塗られた狼像だったと記憶していますが、その上からさらに灰色のペンキか何かで塗られているようでした。元々は古いものなのでしょう。台座には「大正八年」とあります。

青色も毒々しかったのですが、この灰色もなんだかふざけた感じです。軽々しく見えてきます。でも、これはいたずらで塗られたのではないとしたら、それはそれで仕方ないことではあるでしょう。部外者がとやかく言うことではないかもしれないのです。講員が信仰としての青色(あるいは灰色)狼像を求めるなら。

そして俺がこの像に違和感を覚えるのは、そもそも、「色で塗られていないお犬さま・狼像」に目が慣れているにすぎません。過去には、全身ではなくても部分的に塗られた痕跡をとどめる像もあるので、色を塗って何が悪いんだという話にもなるでしょう。

「信仰の対象」と「文化財・美術品」という2つの面は、スペインで話題になったキリスト像やマリア像でも明らかになりました。批判は「文化財・美術品」としての立場からだったのですが、それが俺には一方的な批判に見えたので、多少違和感を覚えました。

これをどっちと捉えるのか、その見方で、変わってくる問題だろうと思います。(いたずらだったら、言語道断ですが)。実際、講員にお話を伺ってからでないと、このペンキは謎ですね。

 

 

 

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2019/10/09

【犬狼物語 其の三百九十九】千葉県船橋市 三峯神社

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船橋駅から、趣のある仲通り商店会を抜けると突き当りに見えてくるのが、道祖神社や三峯神社の一角です。境内には、他に地蔵さんや愛染明王や馬頭観音も祀られています。

三峯神社の中には2対の像が社殿を守っています。社殿に近い1対は、狐のようです。でも、これは三峯神社前に置かれているので今は「狼」になった「狐」かもしれません。

そしてもう1対の像ですが、台座には「明治35年」と読める文字が刻まれています。体つきは左右とも似ているのですが、顔つきがまったくテイストの違う狼像です。違う石工が造ったのではないか、あるいは時代が違うのではないかと思わせます。実際、左の像の首から上は、付け替えられたような跡も見えます。石材の劣化度も違います。

詳しいことを知っている人はいないだろうかと思い、近所で聞き込みをしたら、ある70代くらいの住民は、「昔は講中があって、お参りも行ったことがあったが、今は聞かないなぁ、講はなくなったのでは」という。お札も収められているかは知らないそうです。

昔は、通りの角に牛乳屋さんがあって、そこのご主人が講元を務めていたそうですが、亡くなってしまったので、詳しいことはもうわからないそうです。

ところで、これもネット情報ですが、社殿の木鼻が、狼像らしい。言われて見れば、木鼻の左右に上半身が飛び出した、牙が表現された狼像らしきものが。木鼻に狼像は珍しいようです。

 

 

 

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2019/10/08

【犬狼物語 其の三百九十八】 東京都世田谷区 上用賀・三峯神社

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砧・三峯神社から用賀駅の方向へ歩いて約30分のところに上用賀・三峯神社がありました。

小さな境内に置かれた、朽ち果てた木製の祠。それと、昭和58年に建てられた新しい石祠の後ろには、もう1基、石祠が地面に置いてあり、「大正六年」と読めます。

正面に穴が3つ開いています。これは御眷属拝借の箱と同じ、あの3つの穴なのでしょうか。

木製の箱のときには感じませんでしたが、石祠の場合、やはり密封されている感が強いので、穴が無かったらお犬さまが窒息死してしまうような気がします。

 

 

 

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2019/10/06

【犬狼物語 其の三百九十七】東京都世田谷区 砧・三峯神社の例大祭

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世田谷区の砧・三峯神社の例大祭がありました。

ここの住民で砧三峯神社の「広報部長」Tさんによると、以前は10月1日に行われていたそうですが、現在は、10月の第一日曜に変わっています。どこもそうですが、祭りが平日に当たってしまうと、人が集まらないということです。

神輿の渡御は12時からです。砧地区を周って、夕方宮入りです。夜は神楽ではなく、素人演芸大会が開かれます。

秩父市の三峯神社を勧請した各地の三峯神社や三峯社は、他の大きな神社の境内社として祀られていることが多いのですが、ここの三峯神社はその中では大きい方です。

Tさんによると、江戸時代、祠を担いできた御師(行者か?)がいて、ここにその祠を置いていってしまいました。祠を粗末にはできないので、それを祀り始めました。実は、世田谷ではこのあたりが一番高い土地で、「ここは山なんです」というTさんの言葉は印象的でした。

あとで、地形図で確かめたら、多摩川と神田川の間の丘陵地帯は、三鷹市に近づくにつれて高くなっているようで、現在は市街地になり建物が多くてよくわかりませんが、少しは高い土地であるようです。昔の人が歩いてきた感覚から言えば、多摩川から上ってくると、たしかに「山」に感じたかもしれません。

そこに山岳信仰の祠を祀ったということでしょうか。実際に、三峯神社を勧請したのは後の時代らしく、安政七年三峯山に参籠・寄進した記録はあるようです。昭和29年境内地を拡張し、昭和37年に社殿を改築し、砧町の鎮守として多くの崇敬を集めて現在に至っています。そのあたりの詳しい話は、後日、Tさんにインタビュー予定です。

現在も講中は機能していて、40数軒が講員になっています。しかも、新しい住民も講員になり、徐々に世代交代もできていて、しばらくはここの講中は続いていくようです。だから昔から講員数は変わらないという。

昔は代参講でしたが、今はだれでも参加でき、バスで60人くらいが登拝するという(実際は、三峯・御嶽・榛名講)。祭りの準備も講中のボランティアです。「じゃないと、こんな祭りはできないですよ」という。なんだか、この講中は結束力が強いらしく、神社の敷地を拡張するときも、ほとんどの講員が寄付をしています。

「今時、神社が広がっているのは珍しいでしょう?」とTさんは自慢げに言いました。それはそのまま、地域のコミュニティーがうまくいっている証拠でもあるでしょう。自慢するだけのことはあると思います。

今、神社には2対の狼像が鎮座しますが、もともとは、道路側にある古い狼像だったらしいのですが、社殿が改築されたときに、新しい狼像がいっしょに作られ奉納されたという。そして古い像は現在の位置に移されたそうです。なぜか、古い狼像の方が写実的です。

 

 

 

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2019/10/03

令和2年版「旧暦棚田ごよみ」入稿しました

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令和2年版「旧暦棚田ごよみ」入稿しました。発売開始は、今月末ころになるでしょうか。

これが「令和」と印刷される初めての旧暦棚田ごよみになります。

旧暦は、公式には使われなくなっていますが、天気の話題では、いまだに「二十四節気」や「七十二候」が話題になるし、「中秋の名月」は、旧暦でないと意味がありません。

「棚田」も「旧暦」も、効率の悪さで見捨てられようとしてきました。でも、無くなりそうになって、その価値に気が付くということはたくさんあって、「棚田」も「旧暦」も、それに含まれるかもしれません。

「令和」という新しい時代に、新しいカレンダーを使ってみるというのもいいかもしれません。自分で言うのもなんですが、かなり使いづらいこよみです。でも、「使いづらい」「効率の悪さ」というのも、こんな便利な世の中では、ひとつの価値なんですね。今は、やたらと「効率の良い」「便利」「快適」なものが当たり前となっています。意外と「使いやすい」というのは、人間の脳を退化させているかもしれません。そして、使いづらいと「注意」が向くのです。意識するのです。

しかも、来年は閏年です。だから13カ月あります。頭が混乱してきます。ますます使いづらくなっています。掲載したのが表紙(京都府伊根町・新井の棚田)と、「閏卯月(閏4月)」(島根県益田市・中垣内の棚田)のページです。

どうでしょうか。 季節感を取りもどすには、優れたカレンダーではないかと思うんですが。

 

 

 

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2019/10/02

映画『TOKYO24』完成披露舞台挨拶イベント

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こちらが、映画『TOKYO24』公式サイトです。
https://tbc-movie.com

2019年10月26日ユーロスペース渋谷他 ロードショー!
「TOKYO24」第16回モナコ国際映画祭日本映画最多5冠受賞!
監督: 寺西一浩、軽部進一、岡田主
出演: 寺西優真、キム・グァンス、葉加瀬マイ、長谷直美など
 

「人間とAIが当たり前に共存する時代が必ず来る近未来をリアルに描く。そこでAIが人間と生活や仕事を共にすることによって、次第に人間に影響されていく過程で「ココロ」が作られていく様子をAIの刑事を通して映し出す。」

「2030年-東京はオリンピック開催後、沢山の問題を抱えていた。国政は選挙制度改革の問題、政治家達の汚職や犯罪が多発、それにより地方分権推進が叫ばれる。そこに情報化社会でたくさんの物、情報がリアルタイムで輸入され、 国民の考え方、ライフスタイル、価値観の変化と共に、激動の時代に突入していた。その東京で、人気抜群の女性都知事・東條真知子が手腕を振るっていた。」(公式サイトから抜粋)

 

2019年9月23日、池袋HUMAXシネマズにて、 映画「TOKYO24」完成披露舞台挨拶イベントが開催され、寺西優真さん、キム・グァンスさん、 葉加瀬マイさん、長谷直美さんなど、共演者が多数登壇しました。俺はオフィシャルカメラマンとして記録写真を撮らせていただきました。(なので、写真の掲載は、寺西一浩監督から許可をいただいています)

日本映画で、AI刑事を演じたのは、今回の主役、AI刑事・青島役の寺西優真さんになるとのことです。初めてのことなんですねぇ。優真さんは、端正な顔立ちがAI刑事役にぴったりだと思いましたが、舞台あいさつの中で、海外のAI刑事の映画をたくさん観て、動きや表情を研究したそうです。本人はいたって明るい青年でしたが、役の上では「笑えない」と、笑っていました。優真さんは、2018年「ムスカリ」で日本武道館でデビューした歌手でもあります。

近未来映画は好きな分野のひとつですが、今回の映画の時代背景となっているのが、女性都知事が活躍する未来です。なんとなく、というか、かなり小池東京都知事を彷彿とさせる人物像でしたが、やはり、この役を演じたベテラン女優、長谷直美さんは舞台あいさつの中で、小池さんを意識していたと言っていました。映画の土台をしっかりと支えている存在感がありました。

そして脇を固めるのがキム・グァンスさんと、葉加瀬マイさん。刑事・金城蓮役のグァンスさんは、 人気韓流グループSUPERNOVA(旧・超新星) メンバーということで、ファンも多数来場していたようです。また女性刑事役の葉加瀬マイさんは、「ルパン三世」の峰富士子を連想させます。

ストーリーは、どんでん返しもあり、ここでは詳しく話せませんが、AI刑事青島と、金城蓮とのやり取りは、たぶん、人間とAIなら、こんな感じなんだろうなというリアリティを持っていました。クスッと笑えるシーンがあります。青島の無表情があってこその笑いですね。ここが人間とAIとの違いか、というところです。

AIが進化して、人間の存在が脅かされるという人もいます。ほんとにそうでしょうか。

もしかしたらAIによって、人間は犬を飼い始めたときのような大変革の時期に差し掛かっているのかもしれません。

AIによって、人間の能力を補完してくれるならば、人間は、そこはAIにお任せして、別なとこに能力を使えるようになる、とも言えるわけです。人間とAIは、犬と暮らすことで脳が専門化したように、お互いの能力を住み分けるのです。

例えば「計算」はAIには絶対かないません。「計算」でAIに勝とうとしても無理です。ここはAIに任せたほうがいいでしょう。AI刑事・青島に、人間である金城蓮は勝てない部分があるのです。

いや、勝ち負けではないですね。あくまでも「補完」なのです。お互いが必要不可欠な「仲間」と言ってもいいでしょうか。

映画では、金城蓮が青島を諭すシーンがあります。青島はディープラーニングによって「人間の心」を学んでいくのでしょう。つまり、AIは、人間からも影響を受けるのです。
映画の中でクスッと笑ったと書きましたが、やっぱり、ここがAIと人間を分ける部分であり、もしかしたら、笑いが起こらなくなったとき、AIがもっと人間と近くなっているのか、はたまた、人間がAIの「心」に近づいていることになるのか、どっちでしょうか。

この笑いのシーンは、きわめて時代を意識した現代的なシーンだと思います。過渡期だからこその笑いなのです。 

 

 

 

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