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2020/02/24

【犬狼物語 其の四百五十~四百五十一】東京都新宿区 鬼王稲荷神社&皆中稲荷神社の三峯社

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東京都新宿区の鬼王稲荷神社を再訪しました。

鬼王稲荷神社の狛犬は、独特の形をしていてネットでは、狼像かもしれないという情報があって、3年ほど前参拝し、写真も撮っていました。

でも、「東京狼」のテーマがだんだん具体的なイメージとなってきて、もし、これが狼像なら、新宿という東京ど真ん中という立地もあって、ぜひ入れたいとの思いがだんだん強くなってきました。

詳しい話は、後日アップしますが、「狼をモチーフにした石像」であることは間違いなさそうです。だから、「東京狼」に含んでも大丈夫でしょう。形については、過去実在したかもしれない像、それと石工の想像力が加味されたもの、といったところらしい。

ついでにJR新大久保駅まで歩き、皆中稲荷神社の三峯社を参拝しました。

駅前はすごい人出です。日韓問題や、新型コロナウイルスで、閑散としているのかなぁと思ったら、とんでもない。若い人たちで「濃厚接触」状態です。

そんな人通りのはげしい通りに面して皆中稲荷神社が鎮座します。

稲荷神社の狛狐像はりっぱなものでした。境内社がいくつか並んでいたので、社務所で聞いて、三峯社の祠の写真を撮りました。でも、あとで知ったのですが、ここには三峯社だけではなく、御嶽社もあったようです。聞きそびれてしまいました。

 

 

 

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今日から二十四節気「雨水」、七十二候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」

160224(茨城県筑波山)

 

 

今日は、二十四節気「雨水」の次候「霞始靆」です。

霞がたなびき始めるころです。写真は筑波山の朝の風景です。手前は遊水地で、ここからの水蒸気で靄を発生させています。

気象学的な定義なんでしょうか、霞、霧、靄の違いは、視界が関係しているようです。ただ、気象庁のHPには「霞(かすみ)」についうて、「気象観測において定義がされていないので用いない」とあって、よくわかりません。「霞」は意外と主観的なものなのですね。

写真を見たところ視界は1km未満のようなので、これは「霧」と呼ぶべきなのでしょか。

 

 

 

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2020/02/23

【犬狼物語 其の四百四十九】東京都大田区 多摩川浅間神社内の三峯神社

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多摩川駅の南、多摩川沿いの丘に鎮座しているのが、木花咲耶姫命を祀った多摩川浅間神社です。『オオカミは大神:狼像をめぐる旅』でも取り上げたところで、再訪しました。

手水舎の向かい側の合祀殿には、左から阿夫利神社、三峯神社、稲荷神社、小御岳神社の四社が祀られています。

ここに2対1体、合計5体のお犬さま(オオカミ)像が置かれています。昔の写真を見ると、屋根がない祠が並んでいますが、平成28年(2016年)の参道整備にともなって、屋根付きの合祀殿という現在の形になったようです。

小御岳神社の前に奉納されているのが不思議でかわいい像です。一見すると、ブタのようにも思えますが、これもオオカミ像らしい。

三峯神社を護っているのは、1体のお犬さまですが、けっこう損傷がはげしく、修復されたあとがたくさんあります。

社務所で伺ったところ、三峯神社などの末社は、明治時代、田園調布内に点在していた祠を合祀したもので、今は、三峯講はありません。ただ、神社では、何年かおきに三峯神社へ参拝し、お札をもらってきて祀っているそうです。

また、境内には主祭神の木花咲耶姫が炎の中で出産したという故事にちなんで、子産石や夫婦銀杏などもあります。

子産石とは自然石で、長い年月をかけて海の波で削られて丸くなり、本体の大岩から分離してできたものだそうです。まるで子どもが産まれるように。だから「子産石」の名前が。

撫でると子どもに恵まれるという言い伝えもあります。別名「子宝石」です。

手水舎の奥へ進むと広々とした展望が開けます。社務所の屋上が展望スペースになっています。

多摩川が流れ、左手には対岸の武蔵小杉のビル群、右手には東横線の線路と、その奥には富士山も。(この日は靄でみえませんでしたが)。

この場所は、映画『シン・ゴジラ』のロケ地にもなったところです。

 

 

 

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2020/02/22

2020年2月22日は猫の日

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ずいぶん今日は「2」の付く日だったんだなと気が付きました。そしたら、「2」を「にー(にゃー)」とよんで、猫の日か。 

最近は、犬狼しか頭になかったので、猫の日があることすら、さっき初めて知りました。いや、猫好きでもあるんですが。

それで、猫といったら、思い出すのは、ジャコウネコ。ジャコウネコとは、ネコ目ジャコウネコ科の動物の総称だそうです。

インドネシア・バリ島には「幻のコーヒー」ともいわれる「コピ・ルアック」の農場が各地にあり、最近人気観光スポットにもなっています。

その中のひとつ、工程見学もできるテガララン棚田の北約1kmにある、Bali Pulimaを訪ねました。

「コピ・ルアック」というのは、ジャコウネコの糞から未消化のコーヒー豆を取り出したもので、独特のコクと香りがあるもの。ジャコウネコの分泌物や糞で味に深みがでるのでしょうか。

オランダ植民地時代の18世紀のこと。コーヒー農場の地元の労働者が、ジャコウネコの糞に偶然コーヒー豆をみつけて飲んだのがコピ・ルアックのルーツだそうです。最初に「飲もう」と思った労働者は勇気がありましたね。

COVID-19、新型コロナウイルスが、野生動物由来みたいな話があるので、この時期、この話題も微妙ですが。ただ、今のところ、「コピ・ルアック」で、伝染病が流行したという話はないので、大丈夫なんでしょう。 

Bali Pulimaでは、もちろんコーヒーを買うこともできるし、飲むこともできます。農場のカフェでは、コピ・ルアックは1杯が50,000ルピア(約450円)ですが、バリコーヒー、ココアコーヒー、ジンジャーコーヒーなど8種類のコーヒーが無料で付いてきて試飲できます。

それぞれ個性的な味でしたが、やはり濃厚なコピ・ルアックがおいしかったですね。今まで「それなりにおいしい」と飲んでいたバリ・コーヒーがとても粉っぽく感じてしまいました。

 

 

 

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2020/02/19

【犬狼物語 其の四百四十七~四百四十八】 東京都世田谷区 砧三峯神社&代田三峯神社

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砧の三峯神社へは、去年の例大祭以来の再訪となります。

あらためて気が付きましたが、この三峯神社は、東京都内で一番大きい三峯神社ではないかということです。(少なくとも、今まで訪ねた都内の三峯神社では一番大きかったと思います)

今回は、祭りの前日に知り合った講中の方から話を伺ってきました。半分、逆取材みたいになってしまいましたが。

いずれまとめてからアップします。今日は、社殿前の狼像だけ。

 

そしてその帰り、小田急線・世田谷代田の駅で下車して、南へ数百メートル歩くと、住宅街の一角に代田三峯神社がありました。

予想通りの小さな境内の神社です。でも、ちゃんと鳥居もあって、社殿もしっかりしています。自治会で管理しているのか、何枚かお知らせのチラシが入り口に貼ってありました。もしかしたら講中は機能しているかもしれません。

 

 

 

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2020/02/17

【犬狼物語 其の四百四十六】東京都大田区 御嶽神社の狼像

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池上線・御嶽山の駅近くに鎮座する御嶽神社を参拝しました。木曽御嶽山を信仰する木曾御嶽山関東第一分社です。

木曾御嶽山信仰は、御嶽山そのもを信仰するもので、木曾御嶽神社の里宮は長野県木曽郡王滝村に、奥宮は御嶽山(3,036m)に鎮座します。

御嶽神社の公式HPによると、

「御嶽神社の創祀は、嶺村(現嶺町地区)ができた天文4年(1535年)頃と謂われる。
当時は小社であり祠に近いものであったと推察されるが、後の天保年間(江戸時代後期)に木曾御嶽山で修業をされた一山行者が来社して以来信者が激増し、天保2年(1831年)に現在の大きな社殿を建立し御霊を遷座した。信者の中には江戸の豪商なども多くあり、かなりの寄進がされたようである。関東一円から木曾御嶽山を信仰する信者たちが多数訪れ、その勢いは江戸、明治、大正、昭和へと続く。「嶺の御嶽神社に三度参拝すれば、木曾御嶽山へ一回行ったのと同じ」と言われていたようだ。」

4年前も一度参拝していますが、そのときは5月15日「五月祭」の前日で、境内でも露店の地割りや新しいしめ縄の準備をしているところでした。

立派な神社で、社殿の木彫もすばらしく、拝殿の前では、一対の狼像が守っています。あばら骨の表現もあり、巻物らしきものを口にくわえています。この狼は「御使者神狗」と呼ばれます(お札にもあります)。

今回は夕方で、常夜灯の灯りが狼像を照らしました。

なんなんでしょうね。この時間帯、ゾクゾクっとします。狼像が動き出す時間帯なのです。あっち側の世界への入口の番人(狼)のようにも感じます。山の神(御嶽山)のお使いなので、当然かもしれませんが。

少し壊れた部分もあって、明治以前のものかと思われますが、奉納された年代はわかりません。大きな社殿にした天保二年(1831)のころ奉納されたのでは?という説もあります。ちなみに、昭和初期に発行された「御嶽神社絵はがき」にも、拝殿正面左右に、今と同じ位置に狼像が鎮座しているのがわかります。

本殿の背後には「霊神の杜」が広がっています。約30基の霊神碑群と潜在自然植生のもとに植樹した木々が神秘的な杜です。なお、霊神碑群は木曽御嶽山の形状をモチーフに並べられているそうです。

 

 

 

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2020/02/16

東北お遍路写真コンテストの審査会

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先日、東北お遍路写真コンテスト2019の審査会があり、仙台まで行ってきました。最近はヴィーノ連れで、車を使うことが多いので、新幹線で行くと、また違った街の印象になりますね。

審査会の会場は、仙台駅から東北本線を1駅戻った長町駅近くの仙台市太白区文化センターの1室でした。

今回は、A4プリントではなく、データでの募集となったので、事務局で、写真をサービス版に焼いての審査法になりました。今回は写真にコメントを付けてもらったので、そのコメントも審査の参考にさせてもらいました。東北お遍路写真コンテストの主旨からいって、ただ「きれいな写真」「上手な写真」ではだめなのです。

2時間ほどの話し合いで、上位13点を選びましたが、なんと今回は、1位(最優秀賞)がいません。

先日事務局から送ってもらった応募写真をざっと概観して、「これだ」という写真がないという思いは、結局、他の人も同じように感じていたようで、質を下げたくはないので、残念ながら、今回は1位の該当者無しということにしました。

1位無しという少々残念な結果になったのは、募集方法にも問題があったということを率直に認め、今年の募集では、また違った方法を取ることに決めました。

そのうちデータの整理やコメントの準備ができたら、東北お遍路プロジェクトのHPや、当ブログでも2位(優秀賞)以下の受賞作品を掲載します。少しお待ちください。

この日は、全国的に気温が上がって、仙台でも、17度くらいまであがったのではないでしょうか。暖かくて気持ちがいい日でした。でも、すぐに帰ってきてしまったので、仙台駅の中さえ素通りしてしまったのは残念でした。

 

 

 

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2020/02/14

今日から二十四節気「立春」、オリジナル七十二候「狗春眠暁不覚(いぬしゅんみんあかつきをおぼえず)」

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今日から二十四節気「立春」、七十二侯「魚上氷(うおこおりをいずる)」ですが、我が家のオリジナル七十二候は「狗春眠暁不覚(いぬしゅんみんあかつきをおぼえず)」にしました。

二十四節気は観念的な言葉ですが、七十二候は「季節あるある」で、もっと具体的な季節を象徴する事象です。季節を感じる事象は個人的な差が大きいと思います。なので、いつも身近な「自然」と言えば、我が家ではヴィーノなので、ヴィーノの観察からオリジナル七十二候を考えてみます。

この前今冬最低気温を記録したと思ったら、一転して春のような温かさになってきました。もう冬の底は過ぎたようなので、今年は本当に暖冬でした。

ヴィーノはますます眠そうです。いびきをかいて寝ているのを見て、そういう季節なんだなぁというオリジナル七十二候です。 

 

 

 

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2020/02/11

2020年2月9日から二十四節気「立春」、七十二侯「黄鶯睍睆(鶯が山里で鳴き始める)」

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2020年2月9日から、二十四節気「立春」、七十二侯「黄鶯睍睆」です。

黄鶯睍睆は、春を思わせる言葉で、実際今年はそんな感じでしょうか。この2,3日の冷え込みは今冬の底だったようで、これから週末にかけてまるで春の様な気温になっていくようです。

もう雪は降らないでしょうか。個人的には、それだとありがたいですね。でも、暖冬の時は季節外れの雪というのもあるので、まだ気をつけなければなりません。

 

 

 

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2020/02/10

【犬狼物語 其の四百四十四~四百四十五】東京都北区 十条御嶽神社(武州御嶽神社)&稲付香取神社の御嶽社

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東京都北区の十条御嶽神社(武州御嶽神社)を参拝しました。環七沿いに鎮座します。

昭和16年、王子第三小学校門前から移転しました。

記念碑には、このようにあります。

「今ヨリ二百餘年前現東京府西多摩郡三田村ニ 大名持神 少彦名神 ヲ奉祀シタル御嶽神社ノ分祀ニシテ 武藏國内ノ農民ハ家内安全五穀豐穣ノ守護神トシテ崇拜ス (略)・・・」

祠の前には1対の狛犬が護っていますが、これは普通の狛犬です。狼像ではありません。

もうひとつ、祠側に1対の台座が残されているのですが、なにか、石像が立っていたらしい。壊れたのか、撤去したのかわかりませんが、じゃっかんその痕跡らしい石の塊が残っています。

もしかしたらお犬さまの像だったのかと期待も膨らみ、境内にひっそりと置かれているのではないかと思って探してみましたが、ありませんでした。

その代わり見つけたのが「国威宣揚」の碑。「紀元二千六百年記念」とありますね。昭和15年(1940)に神武天皇即位紀元(皇紀)二千六百年を祝った記念碑のようです。

 

もう一社、十条御嶽神社から徒歩25分。赤羽駅方向に、住宅街の狭い道路を進んでいくと、稲付香取神社の鳥居が。急な階段が続いていて、登りきると境内です。電車が走る線路や住宅街が眼下に広がっていて、高台に鎮座するのが一目瞭然。

本殿は慶安3年、上野東照宮の内陣を移築したと言われています。

拝殿の左側に、境内社4社を祀った社が建っています。その中に御嶽社もありました。

境内には北区内では珍しい「力石」が7個奉納されています。「さし石」とありますが、「さす」とは、両手で物を上にあげて持つ意味だそうで、力石を「さし石」とも呼ぶところがあるらしい。

 

 

 

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2020/02/06

【犬狼物語 其の四百四十二~四百四十三】東京都新宿区 中井御霊神社&下落合氷川神社の三峯社

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Img_9460(中井御霊神社の文化財指定の備射祭絵馬)

Img_9462(中井御霊神社の現在の絵馬)

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中井御霊神社は、新宿区立落合公園、西武新宿線の北側の高台に鎮座します。

神社の社殿の左側には 稲荷社が、右側には三峯・八雲社が鎮座します。稲荷社の前では、3対の狐像と1対の狛犬が護っていましたが、三峯社の方に像はありませんでした。なかなか狼像はないですね。

この神社はまた備射祭(区指定無形文化財)で有名です。

備射祭は正月の弓神事(歩射)で、的に向かって矢を射て、その年の豊凶を占い、魔を祓って豊作を祈る行事。現在も毎年1月13日に行なわれています。弓の弦は、安産のお守りになるそうです。

拝殿には江戸時代の備射祭を描いた絵馬が奉納されています。社頭に座る僧侶や村人たちの姿が描かれ、現在とは異なる備射祭の様子がうかがえます。絵馬は享保年間より3回にわたって奉納されましたが、現在の絵馬は文政13年(1830)に修復して奉納されたそうです。これも区指定有形民俗文化財に指定されています。(境内の解説看板を参照)

願掛けの絵馬にもこの絵柄が使われています。

中国の創世神話では、五代目皇帝・帝俊の義和夫人は太陽を10個、嫦娥夫人は月を12個を産みました。ところが堯帝の時代に、10個の太陽がいっせいに輝き、大地は灼熱地獄になりました。堯帝は弓の名手・羿(げい)に、9個の太陽を射落とさせました。太陽はひとつとなり、元の世界に戻りました。日本にもこれと似た射日神話が伝わっています。関東を中心に「おびしゃ(お日射)」という祭りも行われています。

中井御霊神社の「備射祭」もこの「おびしゃ(お日射)」という祭りと関係があるのかもしれません。

 

下落合氷川神社は、西武新宿線沿いの新青梅街道を挟んだ北側に鎮座します。

江戸時代には豊島区の高田氷川神社を男体の宮、下落合氷川神社を女体の宮として、夫婦一対神として信仰されていたそうです。

この神社にも境内社があって、5神社がいっしょに祀られています。その中に三峯社もあります。狼像は見当たりません。

 

 

 

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2020/02/04

今日から二十四節気「立春」、七十二候「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」

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今日は二十四節気「立春」、初候「東風解凍」です。

天気予報では、今週の木曜・金曜は今年の冬一番の寒さになるようです。(関東地方)

寒さに弱いので、今年は暖冬でよかったなぁと思ったら、立春の後に寒い日が。

どうして一番寒い時が「立春」なんだ?と疑問もありますが、古代中国、陰陽五行思想に「陽極まって陰に転じ、陰極まって陽に転ず」というのがあり、「寒さも極まると暖かさに転じる」という連想から、厳寒の時期に春を感じたらしいのです。

確かに「底」ならあとは上がるしかありません。

 

 

 

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2020/02/01

【犬狼物語 其の四百四十一】安政5年コレラ流行時には金櫻神社のお犬さまも借りられた

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 1858年(安政5年)から3年にわたって流行したコレラでの死者は3万人と言われています。このとき、コレラ除けとして、人々は三峯神社や御嶽神社のお犬さまに頼った話は前回書いた通りです。

そして、『社記・寺記』(慶応4年)には、伊豆の村々では三峯山とともに甲州三嶽山(金峰山)からもお犬さまを借りたとの記録もあります。

金櫻神社は、甲府市市街地から昇仙峡を目指して県道を北上すること約30分。昇仙峡ロープウェイを越してさらに3kmほど、昇仙峡を登りつめたところに鎮座します。金峰山を御神体とした金櫻神社です。

武田家代々の祈願所でもありましたが、本殿など昭和30年の大火により焼失しました。社殿は昭和34年に再建されたものです。

ここは、三峯神社や武蔵御嶽神社と同じように、日本武尊の眷属・狼信仰の神社でもあり、お犬さま(狼)像はないそうですが、お犬さまのお札は授与所でいただくことができます。

 お犬さまのお札の配札がいつから始まったのかは資料がないのでわからないそうですが、文化年間以降幕末にかけてのようです。

 高橋敏『幕末民衆の恐怖と妄想 ━駿河国大宮町のコレラ騒動━』(国立歴史民俗博物館研究報告 第108集 2003年)には、安政5年のコレラの流行で、人々がパニックに陥っていき、コレラは悪い狐が憑いたからだというふうになって、狐ならお犬さまが防いでくれるということで、三峯神社、武蔵御嶽神社、金櫻神社にお犬さまを借りに大勢が参拝したという様子が見えてきます。

 これは危機的状況になったとき、人がどのように考え行動するのか、という心理学的な課題でもあるようです。

 今なら、お犬さまに頼るなんてばからしいと思うのでしょうが、当時の日本は、大地震や風水害などが起こっていて、人々の不安が背景にはありました。そこへ追い打ちをかけるように、長崎に寄港した米艦ミシシッピの乗組員からコレラが流行り出したので、異国=悪というイメージは増幅され、攘夷思想が高まりを見せました。

人々の妄想は「千年モグラ」「アメリカ狐」「イギリス疫兎」を生み出し、お犬さまに頼るようになりました。このお犬さま(狼)は、つまりは日本古来から信仰されてきたということもあって、「日本」そのものであったのかもしれません。「狐」対「狼」ではなくて、「異国」対「日本」という構図。悪い「異国」を「日本」がやっつけてくれるという、ある意味、これも攘夷思想と言えるのかもしれません。

三峯神社の公式記録「日艦」によれば、安政5年8月になると御眷属拝借の登山者が急増し、8月15日には「日増ニ代参多、殊ニ東海道辺・江戸芝口・変病除心願ニ参詣御座候」とあり、東海道の宿々や江戸から、コレラ除けの心願のため殺到したことが記されています。8月24日、三峯の御眷属拝借は1万を超え、11月10日に1万2千、12月15日には1万3千になったそうです。

この異常ぶりは驚くばかりですが、じゃぁ、今の俺たちにこんなことは絶対起こらないんでしょうか。人間が極限状態に陥ったとき、どうなってしまうかは、今も昔も変わらな気がします。

 

 

 

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