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2020/05/11

韓国映画『海にかかる霧』を観て

03_20200511160501(写真は映画とは関係ありません。富山県氷見港のけあらし)

 

映画『海にかかる霧』をDVDで観ました。

wikiによると、

 「『海にかかる霧』(うみにかかるきり、原題:해무)は、2014年公開の韓国映画。2001年に起きたテチャン号事件を戯曲化したものを、映画監督のポン・ジュノのプロデュースにより映画化。(略) 元東方神起・元JYJのパク・ユチョンが映画デビューし、青龍映画賞新人男優賞など多数の映画賞新人賞を受賞した。2015年のアカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品。」

実話を基にした映画だそうですが、けっこう衝撃が大きい内容です。サスペンス映画としてはよくできていると思うし、面白かったとは言えます。

漁船チョンジン号の船長は経済的に追い詰められて、密航に加担することになります。中国の朝鮮族を乗せた密航船と沖合で合流し、密航者たちを乗り換えさせて陸まで運ぶという簡単な仕事のはずでした。

途中で乗り込んできた韓国の海洋警察(?)も、なんとかワイロを渡してやりすごしたのでしたが・・・

あるアクシデントが起きてしまい、この密航者たちのうち、一人の若い女性ホンメを除いて全員亡くなってしまうのです。その後、こうなってしまうのか?と、船長のあまりにも大胆で恐ろしい決断で、船上は地獄絵図と化します。

でも、ここの飛躍がちょっと唐突に感じました。人間はそこまでするのだろうか。この部分はフィクションなのか、実際の事件ではどうだったか興味があります。

全然状況は違うのですが、2014年4月に起きたセウォル号沈没事故の船長を思い出してしまいました。乗客の避難誘導をせずに、真っ先に脱出をはかりました。

セウォル号沈没の「 事故の遠因には、韓国社会の体質にも原因があるとされた。朝鮮日報では、韓国社会は「生き残りたければ他人を押しのけてでも前に出るべきだと暗に教えてきた」として、家庭・学校・職場を問わず、犠牲と分かち合いよりも競争と勝利が強調され、清き失敗よりも汚い成功をモデルにしてきた結果としている。」(wiki)とあります。

この映画に出てくる 漁船チョンジン号の船長も、まったく同じように感じますが、どうなんでしょうか。

でも、韓国社会だけなんでしょうか。「生き残りたければ他人を押しのけてでも前に出るべきだ」は、世界中に蔓延しているのではないかと感じます。

もしかしたら俺の中にもあるかもしれません。普段は意識していなくても、いよいよ自分が危なくなった時、どう行動するかははっきり言ってわかりません。

人間の業、生き物としての性とでも言えるのかもしれません。

 

 

 

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