カテゴリー「全国の犬像と狼像(お犬さま像) 【犬狼物語】」の494件の記事

2019/06/16

【犬狼物語 其の三百五十七】群馬県藤岡市 三波川・琴平神社

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群馬県藤岡市の三波川琴平神社を参拝しました。『狛犬ネット』には「日本一キュートな眉毛の狛犬」と紹介されている話題の狼像です。

琴平神社は、三波川郵便局の先200mほどにあります。赤い瀧乃橋がかかっていて、対岸にはいくつもの赤い鳥居が見えます。

橋を渡りきると木陰になり、涼しくて気持ちがいい。20mほど上がっていくと社殿が見えて、琴平神社の幟がはためいています。階段を上がったところの両側に狼像が守っているのが見えました。

狼像は、明治35年奉納とのことで、いい具合に苔むして、時間の流れを表しています。素晴らしい像です。たしかに、眉毛が特徴ですね。少しコミカルで親近感がわき、でも、歯を剥きだしているところは怖さもあります。「可愛らしいけど怖い」というところが狼像の魅力のひとつではないでしょうか。

社殿は、石垣の積まれた土台の上に建っています。この石垣も少し反りが入った宮勾配を持つ石垣です。石垣の下には「大山祇神」の碑もあって、狼像は、山の神の使い、その由来かもしれません。 

鳥居横に立っていた「三波川のこんぴらさま」という看板にはこうあります。

「明治二十二年には創建者、新井岡五郎師が山岳宗教根本道場として当社奥の院にあたる雨降山を開山し山頂付近に御嶽三柱大神、大山祇神社と共に琴平大神を祭り永年修行の地としてきた、新井岡五郎師は幼少より特に神仏を崇め、少年期には物乞いの姿でこの地に現れた琴平大神から直々に神技を伝授され、昭和七年八月二十八日に六十七歳で没するまでの間、多くの民を救い、導いてきました。」

 

 

 

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2019/06/15

【犬狼物語 其の三百四十九~五十六】栃木県宇都宮市 市内東南部の高寵神社8社

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市内東南部には、高寵神社が多く鎮座します。8社訪ねましたが、それぞれは水田や畑が広がる農村地帯の中に、2~3km離れた位置で点在し、それほど時間はかかりませんでした。

『宇都宮の神社』でも、その高寵神社密度の高さに言及しています。作新学院高等学校社会研究部の部員たちは、6年かけて市内280社を調べたといいますが、その中で一番多かったのが高寵神社の37社です。ちなみに次が稲荷神社の35社です。

高寵神社をgoogle地図で検索すると、上流は日光から、下流は宇都宮まで、鬼怒川の右岸に集中しています。とくに宇都宮市の鬼怒川に沿ったところに並んでいるのを見ると、「水」との関連性を想像させます。

昔から洪水が多く発生していた土地でした。高寵神社に祀られている高寵神は雨を司る神で、水害から土地を守るために建てられたといわれています。

2015年9月10日に発生した鬼怒川の洪水では、茨城県常総市で死者2人、3000戸以上が浸水する大惨事になりました。記憶に新しいところです。

岡山県の木野山神社の奥宮で、高寵神は対になる闇寵神とともに、狼の姿で祀られているという話は前も書きましたが、それとは別に犬と水との関連はあったと思います。「犬像」のときに調べたとき、犬の鋭い嗅覚が水源地を探し当てる、という話があったと記憶しています。ここでは「犬」ですが、犬と狼の境があいまいな日本において、犬が狼になったとしても、不思議ではないような気がします。(学者でもない俺が適当なことを言っているだけです)

西刑部町の高寵神社では、どう見ても狼としか思えないような狛犬が守護しています。『宇都宮の神社』ではこれを狐と解釈しているようですが。

東刑部町の高寵神社で、地元のおばあさんと話をしたとき、昔はこのあたりでも洪水で被害がありましたが、堤防ができてからは無くなったといいます。また、「昔は祭りもにぎやかでしたよ。この桜も今年はだめでしたね」と言いました。鳥居横に立っている木は桜の老木らしい。枯れかかっています。

別れ際、おばあさんはポケットを探ったと思ったら、黙って黒飴を差し出してくれました。暑さに疲れた体に甘い食べ物がしみます。

 

 

 

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2019/06/14

【犬狼物語 其の三百四十六~四十八】栃木県宇都宮市 市内北部の高寵神社3社

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宇都宮市篠井町の高寵神社を参拝しました。

 鳥居の先が明るくて、手前の参道は薄暗く、まるで「参道」は「産道」のようです。生まれ変わる疑似体験ができる舞台装置と言えるかもしれません。

そういえば、桃源郷にたどり着くには、死ぬような思いをしなければならないらしく、これも桃源郷へ通じる扉でしょうか。

鳥居をくぐると一気に明るくなり、ゲートボール広場が広がっていました。

ここにははじめ狛犬のような可愛らしい、と言っても、摩耗してよくわからないですが、像が草の中に座っていました。高寵神社のすべてではないですが、先日の鹿沼市茂呂の神社のように、時々、小さな狛犬、はじめ狛犬のような像が置いてあります。あるいは、狼像・犬像も。

その奥、拝殿前には普通の狛犬もあります。

 

篠井町には、もう一か所高寵神社がありますが、横に公民館があるところなど、以前訪ねた大網町の神社と雰囲気がそっくりで、間違ったかなと思ったくらいです。地図で確かめると距離的にも1.2kmしか離れていませんでした。

ここには狼像はありませんでしたが、立派な御神木があります。60度の角度で南側に傾いている大きなイヌシデの木が枝を広げています。新緑が美しい。

 

もう一社は、関堀町にある神社。社殿の左に数基の石祠が並んでいます。その一番後ろに古そうな石祠があります。いつの時代のものでしょうか。表面はざらざらして、文字などは確認できません。

 

 

 

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2019/06/13

渡良瀬遊水地の旧谷中村跡

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渡良瀬遊水地を訪ねました。

以前、栃木県野木町の雷電神社内にある三峯社について書きましたが、雷電神社が、今は渡良瀬遊水地になっている旧谷中村から遷座したということが気になって、旧谷中村の雷電神社跡を見てみようと思ったからです。

遊水池の北ゲートから入りました。谷中村跡は、ハート型湖の北側に位置します。ちょうどボランティアガイドがいて、いっしょに歩いてくれました。周りは背丈以上のヨシが茂り、「イノシシに注意」の立て看板もあります。

まずは役場跡です。東屋が建っています。ここに解説看板と地図がありました。谷中村とはいっても、昔は、複数の村がいっしょになった村でした。

ここは、最後まで移住を拒み、国に抵抗した人たちの拠点となったところです。用地買収に反対した人たちが16戸あったそうです。強制執行が行われ、家を壊された人たちは仮小屋を建てて抵抗し続けました。

雷電神社跡にも解説看板があって、意外なことがわかりました。と、言うのは、雷電神社というのは、他にもあり、野木町に遷座したのは、この神社ではなく、恵下野(えげの)にあった雷電神社だったのです。そのことについては、いろいろとあるので、後日ちゃんと書きます。

その恵下野というのも、谷中村を構成していた複数の村(のち大字)のひとつです。ヨシ焼の直後なら、村の痕跡が少しは見つかるらしい。恵下野は、役場跡から東側に位置します。現在堤防になっている内側だとわかったので、あとで堤防に上って写真を撮りましたが、単なるヨシの原っぱです。中に入っていくことはできません。このどこかに民家や雷電神社があったわけですね。

 

 

 

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2019/06/12

【犬狼物語 其の三百四十三~四十五】栃木県宇都宮市 市内の三峯神社

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宇都宮市内の三峯神社を周りました。市街地には4カ所ほどあります。

地元の資料はないか、市役所や図書館を探したら、作新学院高等学校の社会研究部の学生さんたちがまとめた『宇都宮の神社』(平成20年)という本がありました。これは優れモノです。よく調べたなぁと感心します。この本を頼りに神社巡りをしました。

まずは、大通り5丁目の三峯山神社。

社殿の中を覗くと2基の五輪塔が見えます。

『宇都宮の神社』によると「一部が欠損した五輪塔2基が納められている。これが宇都宮市史跡になっている樋爪氏の墓である。(略) 江戸時代の享保年間に描かれた『日光道中分間延絵図』に三峯山神社の社殿が見られないことからすれば、それ以降に創建されたものであろう。(略) 当地では、盗難・火防せの神としての信仰がある。埼玉県秩父の三峯神社から分霊勧請したといわれ、以前は年に一度、代表者が秩父三峯神社にお参りをしていたそうである。」

昔は代参講があったようです。宇都宮から秩父へはかなり遠い。歩いていっていた時期もあったのでしょうか。

次は、一番町1の三峯神社へ。

奥まったところにあって、ちょっと見つけにくい。狛犬が1対あります。お犬さまではなかったのが残念です。三峯神社でも、なかなかお犬さまの像はないですね。

「口碑によれば、江戸時代にまで遡り、埼玉県秩父にある三峯神社から分霊勧請したものという。以前は講を組んで年に一度、秩父三峯神社にお参りをしていたそうである。(略) 石町の鎮守として大切に管理されている。当地では、盗難・火防せの神としての信仰がある。(略) 現在の社殿は昭和二十(一九四五)年の宇都宮空襲後に再建されたものである。」

次は、三番町2にある三峯神社。

「埼玉県秩父にある三峯神社から分霊勧請したものという。旧押切町の守護神として祀られている。(略) 当地では、盗難・火防せの神としての信仰がある。」

大通りに面していて、いわゆる境内というものはありません。花が植えられていたり、今でも大切にされているのがわかります。社殿の中を覗いたら、1対のお犬さまが向かい合って座っている、見覚えのある三峯神社の掛軸が祀られていました。

 いずれの3社も、三峯信仰は、都市型の(江戸と同じ)盗難・火防せの神としての信仰でした。農村地帯にも三峯神社があったのか、今わかりませんが、そこならまた事情が違っていたのかもしれません。上尾市の三峯信仰も、農村部では、作神としての信仰で、町場は盗難・火防せの神としての信仰でした。

 

 

 

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2019/06/11

【犬狼物語 其の三百四十二】栃木県鹿沼市 茂呂・高龗(たかお)神社

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鹿沼市茂呂高寵神社は、割と簡単に見つかりました。

高龗神(たかおかみのかみ)を祀る神社です。宇都宮周辺には多い神社です。

高寵神は闇寵神と対の神で水源の守り神だそうです。岡山県の木野山神社の奥宮には高寵神と闇寵神が狼として祀られていました。狼との関係はある神社です。だからここに狼像があっても不思議ではありません。

鳥居の先、参道が暗く、それこそ狼が出てきそうな雰囲気です。50mくらい進むと10段ほどの階段があって、上りきるとパッと視野が開けますが、左右に立派な狛犬があるので、かつてここは神社だったことはわかります。

草の生えた広場になっています。今日の雨で、草むらに入るのは躊躇されましたが、せっかくここまで来たんだからと、ヒルに襲われることを覚悟で入っていきました。すると奥の方に石祠や石碑が建っていて、それぞれ大きさ40cmほどの2対の狛犬像を見つけました。まるでアンコールワットのクメール像を探しているような気分です。造形的にすばらしい。狛犬の顔にはヒルが這っています。ネパールのとは比べもないくらい小さなヒルですが。

結局ネットで見ていた、石祠前のお犬さま像は見つかりませんでした。どこかにはあるのでしょうが。また寒い時期に来れば姿を現すでしょう。

車のところに戻ったら、ちょうどおじいさんがいたので、立ち話をしました。ネット情報通り、ここは3、4年前、火事で神社の社殿と山が燃えたのだという。狛犬は残ってましたと言うと、石は火事でも残ったんだろうという。昔、祭りでは、餅やお菓子がまかれて、子どもたちが喜んで拾ったものだよ。今、祭りは行っていませんが、年に1回、氏子で草刈りはしているそうです。

 

 

 

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2019/06/10

【犬狼物語 其の三百四十~四十一】栃木県小山市 三峯神社&須賀神社の三峯社

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昨日は、栃木県小山市へ。

 

先週と今週、2週連続、撮影で小山市に来ましたが、小山市に「三峯」という地名があります。Googleの地図で「三峯神社」を検索すると、ここも出てくるのですが、地名からしてここに「三峯神社」はあるんだろうと思って探したら、2丁目の住宅街にありました。

石祠を像が守っています。この像、小さいながらも、足の指が分かれていたりとか、細かいところまで作り込んであって、なかなか味のある可愛らしい。それほど古いものではなさそうです。三峯神社なのでお犬さまかと思ったのですが、ただ、本殿裏の石祠なので、これは境内社の稲荷社かもしれません。姿は、お狐さまにも見えます。わかりません。調べ中です

また、市役所の南に鎮座する須賀神社の末社の中に三峯社がありました。こちらには残念ながらお犬さま像は見当たりませんでした。その代わりというか、「納札所」に置かれていたのが金色の犬?狼?像。金ぴかの狼像なら初めて見るもの。何か縁起ものなのでしょうか?

それと興味をひかれたのは、「須賀神社鳥居」があって、これは小山市に現存する最古の石造鳥居だそうで、市指定文化財になっています。

市内にはもう一か所三峯神社があったのですが、訪ねてみたら、その建物がなくなっていました。地図が間違っていたのか、住所が間違っていたのか、それとも最近壊されてしまったのか、わかりません。

 

 

 

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2019/06/09

群馬県中之条町の狼祭り「おぼやしない」

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昨日は群馬県中之条町を訪ねました。

群馬県で「日本の棚田百選」に入っている棚田はなかったように記憶してますが(あっても少数)、中之条町を走っていたら、けっこう田んぼが多く、「棚田」と言ってもいい斜面の田んぼもありました。植えられたばかりの苗がすがすがしい。

中之条町を訪ねた目的は「おぼやしない」という祭りを見せてもらうためでした。

これは、もともとは狼祭りといってもいい祭りですが、ただ、時代とともに意味が変わってきていて、現在は、どちらかというと端午の節句(旧暦だと同じような時期になる)のような、子どもが健やかに育ってほしいといった意味になっているようです。

詳しくは、【犬狼物語】で書きますが、ポイントはフキの葉に盛られた小豆飯とニシンの煮物。これを山の三差路の石碑にお供えし、集会所ではみんなで食べます。フキの香りのする小豆飯はおいしかったです。

 

 

 

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2019/06/08

鳴神山の雷

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昨日は、桐生市の鳴神山に登りました。山頂直下に神社があって、お犬さま像がいます。

天気予報では、雨は午後からと言っていたので、登山には支障はないと思っていましたが、登り始めと同時に小雨になり、雷鳴がとどろきました。最初、何の音だろう?と思いました。山崩れのような、飛行機の音のような。さすがに鳴神山です。

大滝(不動滝)を通過しました。高さは10mほどですが、美しい滝です。

登山自体は難しくはないです。ひたすら沢沿いの道を上っていくだけで、道を迷うようなことはありません。

でも、中間地点を通過した時には、雨は本降りになりました。靄の中にたたずむお犬さまが神秘的です。

このお犬さま像も、詳しくは、あとで【犬狼物語】でムビーといっしょに報告します。

その後、水上町の湯原神社に向かいました。この境内には、三峯神社がありました。

 

 

 

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2019/06/07

群馬・埼玉の犬・狼像探しの旅へ

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昨日は群馬県も気温が上がり、暑かったですね。犬・狼像を探す旅ですが、今回はヴィーノ無しです。ヴィーノのいない犬旅ははじめてではないでしょうか。この暑さでは、ヴィーノを連れてこなくてよかったですが。

でも、藤岡市三波川・琴平神社は、お犬さま(狼)像がすばらしく、しばし暑さもわすれるくらいでした。

詳しくは、また【犬狼物語】で書くことにします。

金鑚神社にも寄りました。ここは群馬ではなく、また埼玉ですが。昔、この神社でもお犬さまのお札を出していたようです。今はありません。お守りだけです。

それから北上し、藤岡市を通り、玉村八幡宮へ。八幡様は、亥・戌の守り神でもあります。

ここには子安信仰の授乳犬の像がありました。

 

 

 

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