カテゴリー「全国の犬像と狼像(お犬さま像) 【愛犬物語百景】」の201件の記事

2017/05/25

【愛犬物語百景 其の百三十一】 埼玉県川口市  鎮守氷川神社 富士塚の「撫で犬」

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富士山に登ってきました。

と、言っても、富士塚です。埼玉県川口市の 鎮守氷川神社にあります。

江戸時代には富士・浅間信仰が流行りましたが、富士山まで行けない人のために作られた小型富士山の「富士塚」。ここに登ると、実際に富士山に登ったのと同じ御利益があるという考え方です。

鎮守氷川神社の富士塚は、「月三講」という講社が万延元年(1860年)に築造したものです。

富士山をご神体とする富士山本宮浅間大社と同じ、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られています。木花開耶姫命は安産の神様でもあり、山に登ることで、安産・子育て・家内安全・厄除・病気平癒などの願いがかなうと言われています。

高さは、境内敷地から5mほどでしょうか。参道はコンクリート製で階段もあって登りやすい。てっぺんに奥宮と、黒い「撫で犬」の像が横たわっています。解説看板によると、

撫でると

母犬・ ・ ・安産
子犬・ ・ ・子育て・子宝
親子・ ・ ・家内安全

のご神徳があらたかです。

と、あります。

東京の水天宮にも安産に御利益があると言われる「子宝犬」が鎮座していましたが、犬も、多産・安産を象徴するものです。各地の「犬塚」も「安産」と結びついているところが多いようです。

なお、境内には、4畳ほどの広さの「神餞田(しんせんでん)」があります。秋の新嘗祭の時に神様にお供えする稲を育てる場所で、神聖な田んぼです。田植えが行われたばかりのようで、高さ10cmほどの苗がゆらゆらと揺れていました。
 
 
 
 
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2017/05/21

【愛犬物語百景 其の百三十】 東京都 骨董品のニッパー像

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ポスターを持って行ったら、犬像イベントを行う予定のギャラリーのオーナーが、骨董の「ニッパー」像を探し出してくれました。

オーナーが、これを手に入れたのは、10数年前です。何年前に作られた像かはわかりませんが、前の持ち主も首をボンドでくっつけようとしたらしく、首の周りには大量のボンドが残っています。

今は瞬間接着剤もあるし、なんとか元通りに直るのではないでしょうか。

色もところどころはげて、いい味を出しています。銅像、石像の犬像もそうですが、時間経過とともに、深みが増してくるのはどうしてでしょうか。像とはそんなものなのかな。

Wikiによると、ニッパーは、

「絵画『His Master's Voice』のモデルとなったイヌ。蓄音機に耳を傾けるニッパーを描いたその絵画は、日本ビクター(現・JVCケンウッド)やHMV、RCAなどの企業のトレードマークとして知られる。」

とあります。

犬像を撮影するようになってから、いずれビクタースタジオ前のニッパー像も、と思っていたのですが、なかなか機会がなくて、いまだに撮っていません。

そしたらその前に、骨董のニッパーに出会ってしまいました。

犬像のイベントでは何か犬像を飾ろうと思っていたので、これを借りられそうです。
 
 
 
 
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2017/05/20

『全国の犬像をめぐる : 忠犬物語45話』のチラシができました

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A4のチラシができました。同じデザインで、A2のポスターも作りました。

本で使用した写真を正方形にトリミングして合わせてみました。日本全国にはこんなにたくさんの犬像があるのか?という驚きが、この本を作ったきっかけでもあるので、それを表現したデザインです。

もし書店など、どちらかで掲示していただけるところがあれば、印刷できる解像度のデータを用意しましたので、こちらからダウンロードしてプリントしてください。A2くらいの大きさのプリントには十分に対応できます。(約13MBあります)

http://asia-photo.net/inuzouA2.jpg


なお、青弓社やアマゾンのQRコードを消してほしい場合は、連絡ください。修正してお送りします。

また、A4チラシの場合、大量に必要な場合は現物(印刷物)をお送りできますので、ご連絡ください。
 
 
 
 
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2017/05/19

【愛犬物語百景 其の百二十九】 宮城県村田町 白鳥神社の狆の狛犬と「奥州の蛇藤まつり」

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宮城県村田町の白鳥神社に狆の狛犬像があると知って訪ねました。(「狛犬の杜」のHP参照) 

拝殿の両側に一対の狛犬像が鎮座しています。たしかに垂れ耳、鼻ぺちゃ、狆のような顔の狛犬ですが、由来がわからないそうで、はっきりしません。少なくとも「普通の狛犬」とは違っているようですが…。

右側に鎮座する狛犬の顔は、どこかで見たんですよね。誰かと似ています。誰だったか思い出せません。目が若干青い。外国人だったか、どうだったか。

ところで、ちょうどこの日(先週の日曜日、5月14日)、「奥州の蛇藤まつり」で、俺は「もってるな」と思ったわけですが、狆の像も可愛くて良かったのですが、舞台で披露されていた日本舞踊もなかなか良かったのです。とくに「藤娘の舞」は。

「奥州の蛇藤」とは何か?

鳥居のところに、参道をふさぐような形で、大きな藤の幹が、うねるように横たわっています。樹齢800年以上、長さ約25mの巨大な藤の木です。これは村田町指定天然記念物の藤で、解説看板によれば、

「平成4年、日本樹木保護協会により樹勢回復の治療が行われた。 前九年の役の際、源義家が父頼義に従って東征し、この付近で敵軍に追い込まれ窮地に陥った時、このフジが大蛇に化けて敵兵を敗退させたという伝説から「奥州の蛇藤」と言われている。」

とあります。高いところにも藤の花が咲いていたので、全体を見るために参道入り口まで下がりました。見事な藤の木です。

蛇藤の横には樹齢3000年とも言われる大けやきの巨木もそびえています。


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2017/05/18

【愛犬物語百景 其の百二十八】 栃木県那須塩原市 小太郎ケ渕の犬像

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小太郎ケ渕は箒川の支流にある淵で、塩原温泉郷から山道に入り、国道400号から県道56号を約1.5kmほど上ると、右手に未舗装のラフな道があるので、それを300mほど下ったところにありました。

みずみずしい新緑が覆い、清流の涼しげな水音がなんとも心を落ち着かせます。

草だんごが名物の、小太郎ヶ渕茶屋があります。まだ時間が早かったので開店前でした。

茶屋の入り口近くに、犬の石像が2体立っていました。ネットで見て想像していたよりも小さい、高さは25cmくらいでしょうか。渓流を挟んで、対岸に祠がありますが、これと関係あるのでしょうか。

垂れ耳の子犬のようにも見え、ヴィーノの小さいときとそっくりです。まさか、ビーグルの幼犬ではないでしょうが。姿は「お犬さま」のようです。狼像かもしれません。まぁ、どっちでもいいですが、造形的な面白さと苔むした感じが、時間経過を感じさせるところが良いですね。

小太郎ヶ渕には伝説があります。

「領主の塩原小太郎が親のかたき討ちを果たせず家臣に追い詰められ、この渕に身を投じたという伝説が残る」(塩原温泉郷公式ページHPより)

というものですが、それと犬像は直接関係ないようです。もう少し由来を調べてみたいと思います。

それはともかく、静かで新緑が美しく、いいところです。紅葉のシーズンはまたいいでしょうね。
 
 
 
 
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2017/05/17

【愛犬物語百景 其の百二十七】 栃木県大田原市 大田原神社内 三峯神社のお犬さま(狼)像 

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「こまちの通り道 -オオカミ像を求めて-」というHPに、大田原神社にお犬さま(オオカミ)像があると知ったので、大田原市を訪ねました。

栃木県神社庁のHPによると、

「大田原の歴史と文化発祥の大田原神社は、市の中心を流れる蛇尾川の辺、大田原城跡と並ぶ龍体山々上の清く静かな別天地の鎮座する。」

と、あります。

駐車場から鳥居をくぐると、まっすぐな参道が社殿まで続いています。

夕方だったということもありますが、樹齢百年以上もの杉の古木が立っていて、薄暗くひっそりした境内は幽玄な雰囲気でした。

社殿の右側に鎮座するのが三峯神社です。その狛犬は神使いであるお犬さま(オオカミ)像です。

耳がピンと立ち、上を向いた姿は、力強さを感じさせる堂々としたものでした。

右側、阿像のお犬さまは、残念ながら上あごと耳がなくなっていますが、これは地震で壊れたのでしょうか。壊れた部分が足元に置いてありました。


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2017/05/14

【愛犬物語百景 其の百二十六】 茨城県石岡市 17年間、主人を待ち続けた忠犬タローの像

170514_0(石岡駅前広場 忠犬タロー像)

170514_2(石岡駅前広場 忠犬タロー像)

170514_3(石岡駅前広場 忠犬タロー像の後側)

170514_4(石岡駅の待合室 忠犬タローの紹介パネル)

170514_5(土浦市 忠犬タローが葬られた墓地)

170514_6(土浦市 忠犬タローが葬られた墓地 「愛」の碑)


茨城県のJR石岡駅西口前の広場で新しい犬像の除幕式が行われたのは、2017年4月15日のこと。

「忠犬タロー」という犬像です。以前から駅の待合室には忠犬タローを紹介する写真パネルが掲げられていましたが、今回、この物語を語り継ごうと、犬と子どもたちのブロンズ像が建てられました。

タローとは、どういった忠犬だったのでしょうか。

1964(昭和39)年、石岡市立東小学校に1匹の犬が迷い込んできました。その犬はタローと名付けられ、学校で飼われることになりました。

その後、タローは、学校から2km離れたJR石岡駅に通うようになりました。地元の人たちは、誰かを待って駅通いをしているのでは、と思っていたようです。

81年の夏、タローが亡くなりました。学校で追悼式が行われ、石岡市には動物の墓地がなかったので、20kmほど南にある土浦市内の墓地に葬むられました。

その後、奇跡は起こります。

同小創立50周年記念誌にタローの写真が載りました。その写真を見て、元の飼い主である女性から連絡がありました。当時彼女は自宅のある玉造から、石岡の幼稚園に電車で通っていたのですが、45年前に石岡駅で別れてしまった愛犬のコロに間違いないと。

毎日忙しい両親に代わってコロが自宅から玉造駅まで見送ってくれていました。頭をなでると、自宅に帰っていたのですが、その日、頭をなでるのを忘れたのか、コロは電車を降りずに、そのまま石岡駅までいっしょに来てしまいました。

石岡駅では、「お嬢ちゃんの犬?」と、改札口で駅員に聞かれました。犬を乗せたことを怒られると思って首を振りました。それでコロは追い払われてしまいました。それがコロとの別れになってしまいました。

彼女はショックで熱を出し、10日間寝込んでしまいました。家族は石岡駅周辺へ6回も捜しに行きましたが、見つかりませんでした。

そして45年後、コロの消息を知ったという奇跡の物語です。

最近、この像に、花やお賽銭がお供えされるようになっているそうです。手を合わせていく人も多いそうです。現代版、お地蔵さんですね。

東京都麹町にある「甲斐犬の像」もそうでした。こういうものができると、供養碑・慰霊碑のような感覚を持つのが日本人なのでしょうか。手を合わせたくなるのです。いや、手を合わせる物が欲しいのかもしれません。

ただ残念なことに、500円玉はすぐになくなってしまい、1,5、10円玉だけが残されているんです、という話を聞きました。
 
 
 
 
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2017/05/10

【愛犬物語百景 其の百二十五】 東京都四谷 須賀神社の狛犬

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四谷にある須賀神社を参拝しました。

そしたら、けっこう参拝者が多く、アジア系外国人たちも急な階段で写真を撮っているし、なぜかな?と思ったら、ここは「聖地」だったんですね。

去年話題になったアニメ映画『君の名は』のラストシーンとポスターに、この階段が登場するのだそうです。映画を観ていないので知りませんでした。

須賀神社を訪ねたのは、かっこいい狛犬像があると聞いたからでした。

その狛犬は、祖霊社の横、社務所へ向かう通路の両側に1対鎮座していました。

高さは40cmくらいでしょうか。そんなに大きくはないのですが、造形的にすばらしい。たしかに、かっこいい狛犬です。ちょっと東南アジア的な匂いも感じます。どういうルーツなんでしょうか。

ただ、これは「犬像(オオカミ像)」ではないかもしれないので、【愛犬物語百景】として取り上げるのは例外です。

ところで、須賀神社は、「三十六歌仙繪」でも有名です。

三十六歌仙繪は、天保七年に描かれ、それぞれの歌人の肖像画に代表作一首を書き添えたもので、鎌倉時代から江戸時代にかけて隆盛をみたそうです。戦時中、金庫の中に納められていたので災火を免がれ、残ったそうです。

本物は本殿内にありますが、境内にはその絵の写真と解説が展示されています。
 
 
 
 
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2017/05/08

【愛犬物語百景 其の百二十四】 東京都 代々木八幡 出世稲荷社の狼像

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この狼像(お犬さま?)を前もってネットで知っていたからわかったものの、何の予備知識もなく訪ねて、この像を見て「狼」だと気が付いたとしたら、よほどの狼像通と言えるんでしょうね。そういう人は、認知心理学でいう「ポップアウト効果」で、「目に飛び込んでくる」はずです。

俺にはまだ無理でした。予備知識があっても、見過ごしてしまいそうでした。腹のアバラでかろうじて「これだ」とわかった程度です。


代々木八幡の拝殿の右側に出世稲荷社があります。

出世稲荷社の案内板にはこのようにありました。

「第二次大戦末期の昭和二十年(一九四五)五月二十五日夜、このあたりは米軍の空襲により大きな被害を受けた。幸い神社は焼け残ったが、周辺は一面焼け野原となり、その焼跡には家々で祀っていた稲荷社の祠や神使の狐などが無惨な姿をさらしていた。それらを放置しておくのはもったいないと、有志の人々が拾い集め、合祀したのがこの稲荷社の最初で戦災の記憶と平和の大切さを偲ぶよすがともなっている。」

赤白の幟旗が立って、真っ赤な鳥居をくぐります。赤いよだれかけをかけたキツネ像がたくさんいました。稲荷神社と言えば、キツネ像。この中に一体だけ狼像があるというんですが・・・

稲荷社の右側に富士講などの山岳信仰の碑がありました。「登山四七度」とあります。

その碑の左わきに、光線の加減でアバラが現れた像があったのです。これがネットで探した神使いと思われる狼像でした。

これも空襲で焼け残った像なのでしょうか? ちょっと年代はわからないので、なんとも言えませんが、おそらくそうなんでしょう。

ところで、ここもパワースポットであるらしく、次から次にお参りする人がいました。「出世」という名前がいいのかもしれません。神社はパワースポットになるような営業努力もちゃんとしているんだろうなと思います。
 
 
 
 
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2017/05/03

【愛犬物語百景 其の百二十三】 東京都 亀戸天神の「おいぬさま」

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東京都亀戸天神は、今、「藤まつり」の最中で、藤の花が見ごろです。藤棚と東京スカイツリーを同時に見れる橋の上は、大混雑です。

拝殿の右側へ進むと、御嶽神社がありますが、そのわきのところに目的の「おいぬさま」像が鎮座していました。

塩がかけられています。足元にも塩がたまっていました。言い伝えによると、この塩を擦り込むと、祈願が成就するらしい。

ただ、この像自体の由来ははっきりしていないようです。「おいぬさま」と聞かないと、形も崩れていてよくわからない石像です。

御嶽神社があるので、もしかしたら、その「おいぬさま」だった可能性はあるかもしれません。
 
 
 
 
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