カテゴリー「犬にまつわる話 (愛犬物語百景)」の188件の記事

2017/03/23

【愛犬物語百景 其の百二十】2017年3月23日、横須賀市 衣笠山公園で「忠犬タマ公之像」除幕式

170323_0

170323_3

170323_5

170323_6

170323_7

170323_8

170323_9


今日の時点で、「忠犬タマ公像」は、全部で5体になりました。

横須賀市の衣笠山公園で、新潟県五泉市から横須賀市に寄贈された「忠犬タマ公像」の除幕式が行われました。

五泉市長と横須賀市長をはじめ、五泉市の小学生、地元衣笠の小学生も参加して、盛大な除幕式でした。

犬像写真家としても、犬像の除幕式に参列するなど、めったにできるものではないので、いい経験になりました。

ところで、どうして新潟の忠犬像が、ここ横須賀に寄贈されたのか、というと、もう何度も書いていますが、小泉純一郎元総理大臣、と、いうより、小泉家が関係しています。そのことについては、以前のブログを御覧ください。

衣笠山公園は、JR衣笠駅から徒歩30分ほどです。公園の入口から約50mほどのところにちょっとした広場があって、ここに小泉元総理のおじいさんが揮毫した「忠犬タマ公之碑」が建っていましたが、同じところに今回寄贈された像も設置されました。

今回「忠犬タマ公之像」と揮毫したのは小泉進次郎議員です。これで、3代にわたってタマ公碑・像に揮毫したということになります。

昨日は国会で代表質問があるということで進次郎議員は除幕式に来られませんでしたが、代理人の秘書が祝辞を代読しました。

除幕式では、タマ公の故郷、旧河内村出身者も大勢参列していて、その中のひとり、旧川内小学校に通っていた奥さんとたまたま知り合い、面白い話を聞きました。

奥さんによると、忠犬タマ公像のモデルになった犬が実在するというのです。それは、タマ公像を造った彫刻家の羽下修三氏の娘である内子さんが育てていた捨て犬だそうです。内子さんとこの奥さんは知り合いです。

奥さんは、「どうぞ」と言って、昭和13年に撮られた内子さんと愛犬のモノクロ写真を見せてくれました。立ち姿の内子さんの傍にちょこんと座っている細身の犬でした。たしかにタマ公像と似ているかもしれません。

除幕式のあとは、慰霊祭も行われました。坊さん2人の読経の中、タマ公の位牌を前に参列者が焼香しました。

なお、引き出物としてタオルをいただきましたが、衣笠小学校の生徒がデザインした「タマ公侍」で、そのうちこれは横須賀市のイメージ・キャラクターになるかもしれないとのことでした。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/03/20

フランス映画 『ベル&セバスチャン』 を観て

170319


映画『ベル&セバスチャン』は、セシル・オーブリーの世界的ベストセラ―『アルプスの村の犬と少年』を、戦時中のアルプスを舞台に実写化したもの。日本では1981年に「名犬ジョリィ」というタイトルでアニメ放映されていたそうです。

公式HPはこちらです。

  第二次世界大戦中、ナチス占領下のフランス。
  ユダヤ人家族を救うため、冬の"アルプス越え"に挑む
  孤児セバスチャンと野犬ベルの絆に心洗われる感動物語。(公式HPより)

野犬役に選ばれた犬は、グレート・ピレニーズという犬種だそうです。大型犬なので、セバスチャンがベルの体にもたれて眠るシーンは、『フランダースの犬』や『アルプスの少女ハイジ』を思い起こさせたし、雪崩に巻き込まれた人間を掘り出すシーンは、新潟県の忠犬「タマ公」を思い起こさせました。いろんな犬物語のエッセンスが詰め込まれたような映画でした。

ただ、アルプスを越えて、隣国スイスに逃れるユダヤ人一家を助けるところなどは、この映画の特徴的なところでもあります。

雄大なアルプスの風景の中で、セバスチャンと野犬ベルがいっしょに遊ぶ様子は心洗われるようなシ-ンです。「純粋無垢」とは程遠くなってしまった俺は、やっぱりこういうものにあこがれというか、求めてしまうということなんでしょう。

映画なので、これはフィクションに違いないのですが、ただ犬にとっては、崖から吊るされるシーンなどは、現実そのものです。犬には「芝居」というものはありません。だからフィクションと言えども、犬の表情・行動は、すべて本物なのです。ベルを見ている限り、これはドキュメンタリーでもあるんですね。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/03/19

五泉市から横須賀市へ忠犬タマ公の像が寄贈

170319_1

170319_2


忠犬タマ公」は全国的にはそれほどメジャーじゃないかもしれないですが、主人を2回も雪崩から救った新潟県では有名な忠犬です。

3月23日に、日本さくら名所100選にも選ばれている横須賀市の衣笠山公園で、「衣笠さくら祭」が開催されます。それに合わせて、新潟県五泉市から横須賀市に寄贈される忠犬タマ公像の除幕式も行われる予定です。

像が建立されるのは、衣笠山公園。今は、ここに小泉純一郎元首相のおじいさんが揮毫した「忠犬タマ公の碑」が建っています。上の碑の写真がそうです。ここに置かれるらしいです。

横須賀市のHPによると、

<行事予定>
3月23日(木曜日)
10時:観音祭・忠犬タマ公像除幕式・忠犬タマ公慰霊祭(雨天の場合も衣笠山公園で実施)

3月24日(金曜日)以降も、4月3日(月曜日)の山終いまで、様々なイベントなどが行われます。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/03/17

【愛犬物語百景 其の百十九】 東京都東村山市 大岱稲荷神社(稲荷公園)内のお犬さま像

170318_1

170318_2

170318_3

170318_4


東村山市の大岱稲荷神社ですが、駅でいうと西武新宿線「久米川」から徒歩15分くらいのところです。

新青梅街道から、住宅街の方へ入ってしばらくいくと「稲荷公園」が見えてきます。公園内には大岱稲荷神社の社殿があります。その横に、三峯・御嶽神社の阿吽のお犬さまが1対鎮座しています。

お犬さま像は高さが40cmくらいで、奉納された正確な年はわかりませんでしたが、新しいもののようでした。(昭和くらいかな?)

春の例大祭は毎年4月10日前後の土曜、日曜日に行われます。今年は4月8日(土曜)、9日(日曜)です。午前中は居囃子の演奏、午後は恩多町内を太鼓・子どもみこし・山車がまわるそうです。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/03/14

【愛犬物語百景 其の百十八】 東京都練馬区 豊玉氷川神社のお犬さま像

170313_1

170313_2

170313_3

170313_4


豊玉氷川神社は西武線練馬駅の南約2kmで、環七に面しています。

拝殿前に梅の木が数本あって今、花が満開です。

境内には秩父の三峯神社から勧請された三峯神社が鎮座していて、1対のお犬さま像が置かれています。

像は高さが50cmほどですが、造形的にすばらしい。社の右側の「阿」の像は、歯が鋭く、まるでワニのようにも見えます。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/03/12

【愛犬物語百景 其の百十七】 東京都中野区 沼袋氷川神社のお犬さま(オオカミ)石像

170312_1

170312_2

170312_3

170312_4

170312_5


西武新宿線の沼袋の駅からすぐのところにある沼袋氷川神社。

推定樹齢650年ほどの「三本願い松」の背後には境内社の御嶽神社が鎮座しています。武蔵御嶽神社を本山とするお犬さまの「御嶽講」の信者の人が、20cmほどのお犬さまの石像を奉納しています。

あばらの表現でしょうか、お腹には刻みが入っていました。じゃっかん顔がイノシシに似てなくもないなと。

また、境内には「中野七福神」があります。7体すべての七福神が祀られているのは珍しいそうです。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/02/21

【愛犬物語百景 其の百十六】 東京都新宿区 稲荷鬼王神社の犬像

170221_1

170221_2

170221_3

170221_4


新宿区歌舞伎町に鎮座する稲荷鬼王(いなりきおう)神社へ寄ってみました。東新宿の駅を出てすぐ、中国人からも大評判(反対の意味で)のアパホテルの近くにあります。

境内には1対の狛犬が鎮座していますが、不思議な姿です。こういう姿の狛犬を見たことがありません。オオカミ像らしいのですが。前足の後ろ側にひらひらが付いていて、翼のようにも見えます。まさか「羽犬」ではないでしょうが。

ガラス張りの近代的ビルを背景に鎮座する犬像は造形的にもすばらしいですね。『愛犬物語 パート2』ではぜひ載せたい犬像です。

なお、この神社では湿疹・腫物その他病気平癒に御利益がある「撫で守り」を授与しています。また、鬼を春の神とみなして、節分の豆まきでは、「福は内、鬼は内」と唱えるそうです。

表通りに面して、新宿区指定有形文化財の「石造の水鉢」があります。しゃがんだ鬼の頭に、大きな手水鉢を乗せた姿をしています。これも見どころ。
 
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/02/10

「犬」と「棚田」の意外なつながり

170210_1(香川県善通寺市にある「犬塚」)

170210_2(犬の尾が稲穂を連想させる?)


5月に行われる棚田・米関係のイベントの打ち合わせにいったとき、犬の本が出版されるという話をしたのですが、そうか、「犬」と「棚田」はまったく関係ないわけではないんだと気が付きました。

こじつければ、何でも結びつくともいわれそうですが、こじつけではないかもしれないんです。

とくに、伝説ではとても関係あります。中国南部の少数民族には、「稲を犬が持ってきた」という伝説が多く伝わっています。

例えばチワン族やミャオ族の伝説では、犬が天上の稲モミを尾に着けて運んできました。犬の尾が稲穂を連想させるからだという伝説もあります。穀物起源の話と犬は意外と関係が深いのです。

チワン族の伝説では、9尾の犬が天上のモミを付けて逃げるのですが、途中8尾は切られてなくなってしまいます。最後に残った1尾に付いていたモミが人間界にもたらされて、稲作をやるようになりました。

日本では、直接犬が稲を運んできたという伝説は少ないようですが、弘法大師が薬草(麦の種子)を盗んできたという話は伝わっています。『愛犬物語』の香川県善通寺市にある「犬塚」のところでも、この話を書いています。

この場合も、犬が関係しています。犬は、麦が盗まれないように見張る番犬です。立場は違っていますが、これも穀物起源と犬が関係している話です。

それと、日本では花咲かじいさんと言われますが、中国には犬が田畑を耕す「狗耕田」という民話があります。

ここほれワンワンの花咲か爺さんのルーツ話ともいわれるようですが、犬がここほれワンワンというのを聞いて人間が掘るか、それとも犬自身が掘るかの違いはありますが、(ここから先は俺の勝手な想像ですが)、もしかしたら、黄金(宝)を見つけたというのは、いっしょうけんめい働けばいいことがあるという教訓なのかもしれないですね。そして「黄金(宝)」というのは「稲(穀物)」なのかもしれません。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2017/02/09

『全国の犬像をめぐる(仮タイトル)』を機にインスタグラム

170209


『愛犬物語45話 全国の犬像をめぐる(仮タイトル)』を機に、インスタグラムをちゃんと始めました。


vino_12345


全国の犬像や、ヴィーノと風景の写真です。

#dogstatue のタグでポストしている人なんていないだろうと思ったら、いるんですね。自分で言うのもなんですが、変わり者も世界規模で見れば変り者でなくなるようです。

犬像が世界中にあることもわかりました。心強いです。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村


| | コメント (0)

2017/02/08

岡山市の桃太郎像にニット帽やマフラーが物議?

170208(岡山駅前の桃太郎像 これは問題の像ではありません)

170208_2(東京都麹町 甲斐犬像)


岡山県の桃太郎像が、ある騒動に巻き込まれています。

Yahoo ニュース:
冬のももたろう像に衣類 賛否は 岡山市「何もせず見守って」

それは市内にある桃太郎像に、ニット帽やマフラーが巻かれることがあり、それが許されるか、許されないか、というものです。一応、市の対応として、通報があったら、取るようにしているようですが。

俺も『愛犬物語』のために岡山市へ行きました。桃太郎に従っている犬像があるからで、今準備中の書籍でも桃太郎と犬像は取り上げています。だから一言、思いを書いてみます。

この問題は、像をどう考えるかで変わってくるのではないでしょうか。

「アート」と考える人は、作品のオリジナル性や芸術性から、よろしくないと考えるだろうし、一方、「現代版お地蔵さん」と考える人は、寒そうだからニット帽やマフラーを巻いてあげようという気持ちの問題があります。

ただ、誰でも見れる、触れる公共の場所に立っている像は、すでに製作者や設置者の思いを離れ、みんなのものと考えた方がいいのではないかと個人的には思います。

「これをアートとみるべきだ」とか「お地蔵さんとみるべきだ」というのは、それこそおせっかいなことで、みんなそれぞれ自由に接すればいいことでしょう。俺はどちらかというと、問題の像に関しては、「お地蔵さん派」ですが。

東京都麹町に「甲斐犬像」があります。こちらも、時々、お金がお供えされたり、ネックレスを掛けられているそうで、みんな頭を撫でるのでてかてかに光っています。でも、この像を見て、そして、像を建てた関係者に話を聞くうちに、現代版のお地蔵さんだなと思ったのです。

犬像が地域の人たちを見守り、また、地域の人たちから犬像が見守られ、お互いに育っている感覚が、いいなぁと思いました。

アートって、そんなかしこまって、崇高で、敷居が高いものなんでしょうか。違うと思うんですけどね。もっと身近でいいと思います。

ただ、以前、明らかにいたずらされたという経緯を考えれば、桃太郎像の管理者として、ニット帽もマフラーも取らざるを得ないのもわかります。

だからニット帽やマフラーも、心の中でかけてあげればいいのではないでしょうか。それで思いは伝わると思います。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

より以前の記事一覧