カテゴリー「文化と芸術について」の76件の記事

2018/12/18

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」 Vo.3

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毎年恒例の、砂絵ふうのトンパ文字「猪・イノシシ・亥」です。
 
 
 
 
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2018/12/14

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」 Vo.2

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こんな年賀状デザインどうですか?

世界でも珍しい生きている象形文字、「トンパ文字」で「猪・亥」です。

自由に使ってもらってけっこうです。


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2018/12/01

「「来訪神」が無形遺産に決定 ナマハゲなど10行事 」のニュース

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「来訪神 仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録されることが決まりました。

(日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38307290Y8A121C1000000/)

来訪神は、正月など年の節目に仮面をつけたり仮装したりした人が「神」として家々を訪れる行事だそうです。

秋田県の「男鹿のナマハゲ」、鹿児島県の「甑島(こしきじま)のトシドン」、石川県の「能登のアマメハギ」など、8県の10の伝統行事で構成されます。

来訪神で思い出したのが、埼玉県秩父市浦山の悪魔祓いです。仮面はかぶりませんが、悪魔に扮した人は顔にペイントし、異形のいでたちです。「悪魔」と呼んでいますが、これは今回登録された「来訪神」の一種ではないでしょうか。

浦山・大日如来堂での獅子舞が終わると、悪魔祓いの行列が集落をめざします。

希望する家におもむいて、その家の不幸災いをお祓いします。このときは、3人の若者が悪魔に扮しました。

悪魔は、家の中に上がりこんで、「悪魔祓い~~」と大声を上げながら、竹の棒で畳をたたきます。家族は、部屋の真ん中に固まってじっと座り、悪魔が去っていくのを待ちます。まさに秋田の「なまはげ」のようでした。

最後、集落のはずれで、350年以上前の、浦山の獅子舞の由来が書いてある巻物の入った箱を中心に、3頭の獅子が舞い納め。

獅子や悪魔が身につけているワラジ、飾り物には悪霊が取り憑いているそうです。なので、ワラジの縄も真剣で切って、悪霊を祓ったあと、みんな村に帰っていきました。
 
 
 
 
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2018/11/30

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」

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2018年の戌年も、あと1か月で終わります。「犬」関連でいろいろとあった年でした。「犬」から「狼」に移りつつありますが。

2019年の干支は亥年です。

毎年恒例になっていますが、これは来年の年賀状用のトンパ文字で「亥・いのしし・猪」です。これは基本形なので、これから年末に向けて、違ったバージョンのトンパ文字もアップする予定です。

『納西象形文字譜(雲南人民出版社1981年)』の「猪」の文字を元に、イラストレーターで描きました。オリジナルですので、自由にコピーして使ってもらって大丈夫です。

トンパ文字(東巴文)は中国雲南省北西部、麗江を中心に住むナシ(納西)族に伝わる象形文字です。
 
ナシ族の祖先は古代中国の西北部に住んでいた遊牧民羌族で、その中の一派が南に移動し、やがて現在の麗江に住むようになったと考えられています。

ナシ族は千年あまり前、表意象形文字を作り出しました。この象形文字で、民間故事伝説、宗教経典などを著しました。とくに、この文字は、トンパ(東巴)教の経典を書写するのに用いたところから「東巴文(トンパ文字)」と呼ばれます。ナシ語では「ソチォ・ルチォ」(樹の記録・石の記録)と呼び、千数百種類(1200~1300とも言われる)の文字があります。

トンパ文字で著したトンパ経典は現在でも、中国内外に2万冊ほどが残っています。経典の内容は、宗教、民俗、歴史、文学、天文歴法、哲学など多岐にわたっています。古代ナシ族の「百科全書」と呼ばれるゆえんです。

宗教儀式同様、今ではこのトンパ文字を読める人間もほとんどいなくなってしまい、トンパ文化研究所を中心に保存活動が行われています。

でも、最近ではトンパ文化が見直されて、学校でも教えられているというニュースがあったので、これからもトンパ文字は生き続けていくかもしれません。
 
 
 
 
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2018/11/24

『日展』 新国立美術館

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新国立美術館で『日展』のほか、『生誕110年 東山魁夷展』もやっていたので、こっちも見ようと思って行ったのでしたが、祝日ということもあって、大混雑だったので『日展』だけにしました。

東山魁夷といえば、写真を撮り始める前、大学の図書館にあった緑川洋一、白川義一、並河万里の風景写真といっしょによく見ていた日本画家です。

チベットやメコンなど、大陸の風景や人間にのめりこんでいく素地は、この時期作られたのかもしれません。

ところで、『日展』ですが、展示作品は膨大な数になるので、1Fから2Fにかけて広い会場を周るのはけっこう疲れました。(「書」は割愛しました) でも、たくさんの絵に囲まれる空間は、やっぱりいいですね。『日展』の醍醐味です。

『日展』は明日25日(日)までです。

新国立美術館のHP

http://www.nact.jp/

いっしょに行った友だちの親戚が、昔、『日展』で総理大臣賞を取ったらしく、その自慢は来るたびに聞かされているのですが、本人は芸術とは関係のない会社員です。

日本画は風景、洋画は人物が多かったようです。今年あるところで、貴重な日本画の屏風を数点鑑賞したので、工芸部門の屏風はよく見てしまいました。

写真を使った屏風を作ってみたくなっていますが、まったく知識がありません。

それと一応、彫刻では「犬像」を探してみましたが、ほとんどは人の像で、犬像はわずか2点。これを少ないと考えるのは、犬像写真家だからでしょう。

「撮影禁止」の作品以外は個人的撮影はOKなので、撮影させてもらいました。上に掲載の犬像は、屋田光章氏の「特選」になった『ワンハート(ユメと私)』という作品です。
 
 
 
 
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2018/11/09

奥多摩湖と七ツ石神社への登山道の紅葉

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七ツ石神社のお披露目が11月7日に行われたという話を昨日書きました。

当日は、霧と霧雨で、お犬さまが実際現れそうな、幻想的な天候でしたが、盛りは過ぎたとは言え、いや、だからこそと言うべきか、紅葉も記録しておこうと思います。奥多摩湖と登山道で撮った写真です。

「盛りは過ぎたとは言え、いや、だからこそと言うべきか、」と書いたのは、この前山形で写真展を開いたとき、久しぶりにお会いした美術の先生が(自身も絵を描いている画家ですが)、自然はどんな季節でも、どこを切り取っても美しいんだ。若いころは、花なら目立つ花を描いて、葉や茎や根まで目が行きづらかったけど、この歳になると、花そのものよりも、葉や茎や根を細かく描くことも苦にならなくなってきたよと言ったことが気になっていたからです。

それは、日本の美が「不完全さの美」ということと通じるのかもしれませんが、紅葉も真っ盛りの日だけがいいのではなく、むしろ、「いつでもいいんだ」という境地になってこそ、本物を知ることになるのかなぁとも思うのです。

まぁ、正直言って、そこまでの境地になるには、あと何年かかるかわかりません。いや、一生わからないまま終わってしまうかもしれません。

ただ、自分の意志だけで、撮影の季節、場所、時間を選ぶことは、「美しい写真」を撮るにはいいかもしれませんが、そうなると、自分の意志から抜け出すことが難しくなるのではないかとも思います。

今回のように、他人の都合に合わせて訪れた場所と日に出会う光景というのは、少なくとも俺の意志で選んだ光景ではないというところが大切なことなのではないか、とも思うのです。
 
 
 
 
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2018/11/04

『水を掬う』で、松田くんとふたりのギャラリートーク

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昨日は『水を掬う』の会場で、松田くんと俺で、ギャラリートークを行いました。

お越し下さった方々(遠くは埼玉県からも)にはお礼を申し上げます。

メコンの源流から河口までの水や、棚田の水の循環は、松田くんのテーマ「浮遊する水」と共通したものです。

それと、松田くんが話したのは、日本の美と西洋の美の違いで、西洋の美はシンメトリーをもって表現しますが、日本の美は不完全の美であること。

それで思い出した話は、ある小僧さんが、高僧から庭の掃除を命じられたので、落ち葉をすべてきれいに掃いたら、褒められるどころか渋い顔をされた。そこで、木の枝を揺らせて葉っぱを少し散らせたら、満足されたという話をしました。

また、西洋の科学的合理主義の下、夜の暗闇を無くし、曖昧さを無くし、白か黒に区切りをつけ、すべて白日の下にさらそうとしてきましたが、でも、それは限界であることも。

一方、古来から日本の美意識は、闇の世界をめでることにあること。闇の世界は、曖昧模糊としたもので、科学的には割り切れない部分を持っています。闇の世界は、無意識が活性化する世界でもあるのです。

「闇=無意識=異界」については、最近取材中の「狼信仰」が関わってくるのですが、「話は長くなるので」と言って、割愛しました。

松田くんの壁に架けた作品にはところどころ穴が開いています。この説明を聞くまで、正直、俺は気が付きませんでした。

完成した後に、あえて壊す作業を行っているのです。最初、穴を開けるのは勇気がいることでしたと、松田くんは言いました。

裏にも色彩を施してあります。そして、その穴を通して裏の色彩が少し見えるのです。裏の世界、無意識の世界をのぞいています。表と裏の世界はこの穴でつながっています。意識と無意識、すべて包含したもの、それはすなわち「自己表現」などではなく、世界・宇宙の表現と言ってもいいでしょう。

暗闇の美について俺は、「田毎の月」の話をしました。写真では、月はひとつしか映りませんが、真夜中の田んぼを月明かりを頼りに、自分自身が歩き回ることや、時間の経過とともに、月が移動をし、結果、すべての田んぼに月が映りこむのです。そのイメージが、広重などの浮世絵に描かれた「田毎の月」です。

多方向の顔が1枚の絵に描かれるピカソの絵を「嘘だ」と言わないのと同じように、「田毎の月」の絵も、時間を考慮した多視点の絵であり、絵師にとっての内的な現実の表現なのです。そしてすべての田んぼには、それぞれの宇宙が表現されています。

最後に質問に答えて、自分にとっての「写真」について話しました。基本、俺は「媒介者=メディア」です。だから、いい被写体があれば、それを変なテクニックを労せずとも、いい写真になると思っています。

ただし問題があります。その「いい被写体」に出会うことは難しいのです。じっくり観察して、その被写体が、一番輝く瞬間を待っているのです。

それには村人といっしょに暮らすこともそうだし、夜の田んぼで1晩中待っているのも必要です。どんなものでも食べ、どこでも寝れることも大切です。そうやって探し出して、辛抱強く待って映した写真は、ただし「事実」しか映っていません。(キャプションを変えるだけで、写真の意味が変わってしまうことを考えてもらえばわかると思います。「真実」はまた別です)

それでは「真実」はどこにあるかというと、「写真(被写体)+俺自身」なのです。「あの青柳さん」がそれを撮ったことを担保に、「事実」は「真実」になる、と俺は信じています。だから、当然、俺が撮った写真は、「俺の真実」であり、松田くんが撮ったら「松田くんの真実」です。人それぞれの「真実」があります。だからこそそこに「個性」というものが出てきます。

と、いった話です。

松田くんとは表現が違っても、求める方向性がいっしょだなと、昨日話をして、ますます確信しました。また機会があれば「二人展」をやりたいと思います。
 
 
 
 
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2018/10/31

「福井昭夫絵画展」アイリスカフェ(大阪府守口市)のお知らせ

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友人の絵描、福井昭夫絵画展のお知らせです。

今回は、風景絵画を中心に展示するそうです。DMで使用のこの絵は、東ヨーロッパの街並だと思います(確かめてないですが)。

福井の絵は、大きく分けて、風景と花を描いた絵がありますが、個人的には(福井と出会ったときから)、風景を描いたものが好きです。

とくに、街並ですね。有名な場所ではなく、どこにでもあるような街角を切り取る絵。ある意味、写真を撮る感覚と似ています。だから共感する部分があるのかもしれませんが。


開催期間:
2016年11月6日(火)~11月16日(木)
休日:
11月11日(日)・12日(月)
観覧時間:
11:30~19:00(最終日 15:00)
開催場所:

Logo
アイリスカフェ(大阪府守口市本町1-2-2)

アクセス:
京阪本線 守口市駅より 徒歩2分(90m)
大阪市営地下鉄谷町線 守口駅より 徒歩4分(280m)

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2018/10/29

写真家・青柳健二と彫刻家・松田重仁の二人展『水を掬(すく)う』

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写真家・青柳健二と彫刻家・松田重仁の二人展『水を掬(すく)う』が始まりました。

写真と彫刻という違った表現方法ですが、高校時代同窓生だった二人が奇しくも「水」をテーマに製作していたというところに共時性も感じます。青柳は今回、「水」をテーマにした写真「メコン河の源流から河口へ」と「アジアと日本の棚田」を展示します。

松田君の作品は、明日以降に紹介します。


期間: 2018年10月29日(月)~11月4日(日)
     10:00~17:00まで (最終日は16:00終了)

      ■ ギャラリートーク 11月3日(土・祝) 15:00~16:00

会場: 和煦悠揚館(わくゆうようかん)
     山形県寒河江市高松西覚寺32-1
     https://www.wakuyuyokan.com

アクセス: 電車: フルーツライン左沢線 羽前高松駅から徒歩7分
       お車: 駐車場に停められる台数には限りがございますので、お車でお越しの場合は事前に連絡を下さいますようお願い申し上げます。

850_635(和煦悠揚館の外観)

Map(和煦悠揚館の地図)
 
 
意のままにならず、流動的である「水」

この度開催する二人展『水を掬う』は、二人の作家による「水」をテーマにする共演です。
生命の源である水は、私たちの中や周りに常に存在しています。しかし、その水は流動的であり、一瞬たりとも同じ姿でとどまらず、意のままにならないのが自然です。
それでも、そっと手で「水を掬(すく)う」ように、「彫刻」と「写真」とい二人の作家による違った手法でそれぞれ創作し、作品を通して「水」の形を表現しました。
ご覧いただく皆さまそれぞれの視点で「水」の形を感じ、愉しんでいただけたら幸いです。
 
 
写真家・青柳健二 プロフィールは、こちらから
 
 
彫刻家・松田重仁 プロフィール

1959 山形県山形市生まれ
1977 寒河江高校卒業
1984 多摩美術大学大学院修了
2003/2015 越後妻有アートトリエンナーレ
2007 現代彫刻美術館「松田重仁展」
2013 韓日選抜現代美術作家展
2017 複号の彫刻家たち展

山形市役所/寒河江駅/ファーレ立川/国土交通省などパブリックアート多数。
木と真鍮により、
生命の根源である水をテーマに制作。
室町・桃山時代つながる日本人的美意識を基に、
現代の空間造形を創造している。
 
 
 
 
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2018/10/09

玉川麻衣個展「死と乙女」と、板橋雅則展

Dn05rcqxsaabit4(玉川麻衣さんツイッターより)

Itabashi(板橋雅則展のDMより)
  
 
知り合い2人の個展をハシゴしました。両個展とも、まだ開催中ですので、ぜひ見に行ってみてください。おすすめです。
 
 
■ 玉川麻衣個展「死と乙女」
   会期: ~10月19日(金) ※15(月)休
   時間: 11時~19時
   会場: 八犬堂ギャラリー 
        世田谷区池尻2-4-5 IID-118 
        (世田谷ものづくり学校 118号室)

玉川さんの絵は、去年、オオカミ信仰を調べている中で、「狼伝承と登る七ツ石山展」で知りました。玉川さんは七ツ石神社の再建プロジェクトに協力しているので、丹波山村に玉川さんの原画を元にしたオオカミの絵の手ぬぐいがあるのですが、今回『犬像をたずね歩く』でも手ぬぐいの絵を掲載させてもらいました。
絵は、『鶴の恩返し』のツウが自分の羽をむしって布を織ったような、鬼気迫るものです。じっと見つめていると、異界に引き込まれそうになります。戻れなくなるような怖さも感じます。
 
  
 
■ 板橋雅則展
   会期: ~10月14日(日)
   時間: 12時~19時
   会場: ぎゃらりー由芽のつづき
        三鷹市下連雀4-15-2-101

板橋さん夫婦とは、昔、中国雲南省のシーサンパンナのタイ族民宿で出会って以来の付き合いです。10年前くらいまでは、板橋さんの絵には、人間の姿がありましたが、今回は、一見すると見当たりません。
でも、前より、視点が高くなったような気がします。前は、200m上空から見ているような絵だとすると、今回のは、もっと高度が高く、例えれば、Google Earthで地球のどこかを見ているような感じなのです。模様は道なのか、畑のあぜ道なのか、砂漠の遊牧民の家畜を囲っている柵にも見えます。人もいるんじゃないかとつい目を凝らして見てしまいました。
そのうち板橋さんの絵の視点は、もっと高度を上げていくのかなという個人的期待もあります。


タイプのまったく違った絵なのに、共通したものを感じます。いい絵かどうかは、どれだけ自分がその絵の中に入り込めるか、ということで、その内側の世界に共感できたということなんだと思います。
 
 
 
 
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