カテゴリー「文化と芸術について」の44件の記事

2017/09/22

業務連絡: 雑誌やテレビやイベント企画担当者様へ。来年は「戌(犬)年」です。

170922_1(岐阜県白川村荻町)

170922_2(長崎県南島原市の原城跡)

170922_3(愛媛県松山市の「目の見えない犬ダン」像)

170922_4(秋田県大館駅前の「忠犬ハチ公」像)


今日は、雑誌やテレビやイベント企画担当者様への業務連絡です。

大倉眞一郎さんと杏さんがナビゲーターをつとめるJ-WAVEの書評・トーク番組「BOOK BAR(ブック・バー)」で『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』が紹介される予定です。

放送予定日は23日(土) (22:00~22:54)

もし機会があったら聴いてみてください。撮影旅行中なので、俺は車中泊の車内で聴くことになるかな。予定では、福島県あたりにいると思います。

ところで、先日、ヴィーノの日本一周旅行で撮影したヴィーノのいる日本の風景写真が、雑誌で1年間連載するという嬉しい仕事が入ったので、そうかそろそろ来年用の企画を提案しなければ、そんな時期なんだなぁと思ったので、いくつか提案してみます。

来年2018年は、戌(犬)年です。犬→お犬→お犬さま→狼という連想で、犬から狼まで拡大解釈します。

そこで、雑誌やイベントの企画担当者様へ、来年戌年のこんな企画はいかがでしょうか。

● 街歩き企画 「関東のお犬像めぐり」 約50カ所のお犬像ゆかりの地を歩いてみようという企画。(以前ブログで詳しく書いています)

● 街歩き企画 「都会で狼を探してみよう」 ニホンオオカミは絶滅してしまいましたが、東京周辺には狼信仰の秩父三峯神社や武蔵御嶽神社の講の人たちが奉納した多くの狼像(お犬さま像)があります。都会のビルの中で出会う狼という意外性。

● グラビア企画 「アジアの犬たち」 中国雲南省、貴州省、広西チワン族自治区、インドネシア、スリランカ、ネパール、タイ、ラオスなどで出会った犬たちの写真で構成。

● グラビア企画 「ビーグル犬が紹介する日本の風景」 日本再発見の旅。犬が見た日本の風景ということで、ヴィーノが写りこんでいる日本全国、全都道府県の風景写真で構成。

● グラビア企画 「日本全国の犬像100景を訪ねる」 『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』をベースにして、さらに50カ所を追加して、100の犬像を紹介する。

以上、思いつく企画をあげてみました。他にも、犬・戌関係のアイディアはありますので、お気軽にお問い合わせください。
  
 
 
 
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全国の犬像と狼(お犬さま像) 【愛犬物語】, 写真, 心理学の話題, 文化と芸術について, 旅(日本), 映画・テレビ, 書籍・雑誌, 犬連れ旅や犬にまつわる話 | | コメント (0)

2017/09/02

『2017 それぞれの猫展』の紹介

Azuma

友人の作家、田中誠さんが参加するグループ展の紹介です。

『2017 それぞれの猫展 ー12名の作家による絵画・版画・イラスト・羊毛フェルト展ー』
会場: 銀座ギャラリーあづま
会期: 2017年9/11(月)~9/17(日)

猫好きなメンバーの作品展です。それぞれの作家の表現で「猫」を展示します。

個人的には、今、犬像など撮っているので、「犬派」ではあるんですが、子供のころは猫を飼っていたので、猫も好きです。

とくに猫のお腹が。ぷにゅぷにゅしたお腹に触るのは気持ちがいい。犬のお腹とはまた違います。

そういえば、「猫像」というのは意外と少ないですねぇ。覚えているのは3ヵ所だけ。

回向院の馬頭堂前、城峯神社の境内、荻窪白山神社の境内の3ヵ所。

もちろん今は犬像に注意しているので、猫像が目に入らないということはあるんでしょうけど。


銀座ギャラリーあづま


Aduma_map
 
 
 
 
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2017/08/20

自由が丘Cafe&Gallery「るなん」で『福井昭夫絵画展』

Fukui_2017


『福井昭夫絵画展』のお知らせ。

旅する絵描き、福井昭夫の個展です。

2017年8月24日(木)~9月5日(火)  ※8月30日(水)は休み
12:00~19:00 (9月5日は18:00まで)

ギャラリーるなん
〒152-0035 目黒区自由が丘1-9-6
Tel: 03 3724-1785
http://ia5.com/runan/

3Fギャラリーと2Fのカフェに約20点の作品を展示します。福井昭夫の在廊予定日はHPで確認してください。

http://www.hidekiyo.sakura.ne.jp/akio/event/new/index.html
 
 
 
 
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2017/07/09

「狼伝承と登る七ツ石山展」

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赤坂・ドイツ文化会館での「狼伝承と登る七ツ石山展」へ行ってきました。

これは丹波山村の七ツ石山にまつわる古い伝承(将門伝説)や狼信仰について、ペン画、水彩画、写真、お札・古文書のコピーなどの資料を展示して紹介したものです。

「狼」で検索したネットの情報で伺ったわけですが、とても興味の魅かれる催し物でした。ちょうど今回の写真・企画を担当した写真家の佐治多さんが会場にいて説明をしていただきました。

佐治多さんが撮影した七ツ石神社の写真には見入ってしまいました。社殿が傾き、今にも崩壊寸前で、それを一本の柱が支ええているような姿です。

社殿前の石像も片方は形がわからず、もう片方も崩壊寸前です。この前飛騨高山周辺で見た「はじめタイプ」の狛犬のようで、奉納された年代はかなり古いものだと思われます。

ところで、展示されていた古文書によると、この神社は三峯神社の奥宮だったようなことが書いてあります。本当に奥宮だったのかはわかりませんが、少なくとも、三峯神社とはかかわりがあり、この像もご眷属の狼像であることがわかったそうです。

「なんでこんなところに?」と思ってしまうのは、山の下の里で暮らし、自動車道路が便利だなと思い込んでいる現代人だからであって、考えてみれば、昔は雲取山を中心に、南北を結ぶ道だったわけで、むしろこの道が人と情報を運んだメインの街道と言ってもいいのかもしれません。だからこの神社の存在価値も大きかったはずです。

玉川麻衣さんの描いた狼の絵もすばらしいですね。鬼気迫るものを感じます。玉川さんは狼を生物学的な狼ではなく、むしろ信仰の対象として(つまり「ご眷属」「お犬さま」として)描いているようです。昔の石工が信仰の対象としてお犬さまの石像を造り上げたと同じようなものを絵から感じました。

今、神社の再建の計画もあるそうです。崩壊寸前の姿も迫力がありますが、新しい狼信仰(山岳信仰)・山の安全を見守ってくれる神社として再建されることを期待しています。

そのうち、七ツ石山に登ってみようと思います。
 
 
 
 
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2017/07/01

【愛犬物語 其の百五十五】 埼玉県志木市 弥生時代の犬像?

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道路拡張の区画整理の時に出てきた「西原大塚遺跡」で、ある土製品が、平成7年度に発見されました。

それは志木市埋蔵文化財保管センターに展示されている「動物形土製品」と呼ばれるものですが、本のあとがきにも書いた通り、今「犬像病」なので、俺の目に、これは「犬」とか「狼」にしか見えません。

管理センターのスタッフによると、以前は「弥生の犬」と呼んでいたそうですが。学問的にまだ「犬」と確定していないので、正確を期すために今は「動物形土製品」と呼んでいるそうです。

もしこれが「犬」だとすると、全国でも土製品としては唯一の資料(弥生時代では?)になるようです。両耳は立っていて、巻尾で、口までちゃんと表現されています。小型犬のようです。

遺跡は弥生時代後期から古墳時代前期のものです。この犬と思われる土製品は、1軒の住居の床から発見されました。

発見場所は特別変わった場所ではなく、何かの副葬品というのでもないようです。だから用途もわかりません。(ちなみに、隣に鳥形の酒器らしい土器が展示されていましたが、これは墓から出土した副葬品だったらしい)

不思議です。てっきり犬像は、いろんな遺跡からたくさん出土しているものとばかり思っていたので。

その勘違いは、埴輪を多く目にしていたところから来ているのかもしれません。6世紀ころの古墳時代に出土した犬埴輪を見ると、立耳巻尾です。

どうして弥生時代に犬の像がないのか。縄文時代に、犬は狩猟に用いられましたが、弥生時代になると、食用にもなっていたそうです。

ただ、少なくともこれは食用になった犬ではなく、動かしたり、置いたりして遊ぶ玩具だったのではないでしょうか。お守り、ということも考えられます。

それともアート作品だったのでしょうか。多種多様なスケール感の面白さを追求するBIG ART、SMALL ARTというのがあります。実物より、大きかったり、小さかったりするだけで、面白さを感じるのです。特に小さいものに対しては、可愛らしさや、「守ってあげたい」的な母性本能をくすぐられます。

現代でも、箱庭療法として、砂場にミニチュアの人形や動物を置いて自己表現することで、精神的な安定や安らぎを得る、ということも行われています。

これはミニチュア玩具、フィギュアのルーツであるかもしれません。
 
 
 
 
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2017/06/01

細川護熙氏作『棚田の四季』展の内覧会レセプション

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細川護熙さんが描いた壁画のお披露目会、『棚田の四季』展の内覧会レセプションへ行ってきました。

細川さんや主催者であるプレナスの社長のあいさつの後、壁画がお披露目されました。

『棚田の四季』は、春夏秋冬の棚田の風景や祭りの様子が、2m×1mの大きさの和紙60枚を使って描かれています。下から見上げると、すごい迫力です。

壁画の裏側を周るようにスロープで2階まで上がって、今度は見下ろします。

このイベントでは、NPO棚田ネットワークと青柳も協力しています。青柳撮影の、棚田の写真8点も展示されています。その中には姨捨棚田の「田毎の月」の写真もあります。

細川さんと少し話ができました。昔、どこか違う目的地へ向かっていたとき、電車を乗り過ごして、姨捨まで来てしまい、駅で友達と将棋をさしながら一晩過ごしたことがあるそうです。月の夜だったらしく、知らず知らずのうちに、姨捨の「田毎の月」を見ていたということになるのではないでしょうか。

それから何年か後、今度は絵を描くために姨捨を訪ねました。ただ、今回の壁画に描いた棚田も、祭りも、具体的なモデルはなく、すべて細川さんのイメージだそうです。細川さんの心象風景ですね。

俺は特に、祭りの部分が好きです。何人描いたかわからないくらい大勢を書き込んだと言っていましたが、祭りの楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

風景の中に、この人間の営みが入ることで、より棚田の重層的な文化が感じられるのではないでしょうか。

ところで、最近は陶芸よりも、画家としての仕事が多くなってしまったそうです。

テーブルにはカラフルなおつまみや料理が並びましたが、「熟成牛のローストビーフと香の物のライスロール」、「あさりと枝豆の炊き込み手毬おにぎり」、「グラス仕立ての海鮮ミルフィーユ」など、棚田のイベントにはふさわしい、ご飯を使った料理も提供されました。

一般公開は、今日、6月1日からです。
 
会期: 2017年6月1日~4日  11:00〜20:00  入場無料
会場: スパイラルガーデン(スパイラル1F)
     東京都港区南青山5-6-23 TEL.03-3498-1171

『棚田の四季』公式HP
 
細川護熙氏公式HP
 
 
 
 
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2017/05/01

太鼓アイランド20周年記念『打っ手歓暦2017』公演

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Tomida


太皷打ち、富田和明さんが主宰する太鼓アイランド20周年記念『打っ手歓暦2017』公演が昨日行われました。

会場は、東京都江東区のパルシティ江東レクホール。一段高くなった舞台ではなく、お客さんと同じ床での演奏なので、より親近感がわき、とても暖かい雰囲気の公演となりました。

富田さんの思いがこちらのブログ「打っ手歓暦2017終わりました!」に書いてあります。

富田さんも歓暦(還暦)を迎えました。と、思ったら、なんと、これから『浜から島へ~富田歓暦歩き打ち2017』と銘打って、東京から自身の故郷、淡路島まで約635kmを歩くそうです。

富田さんは18歳の時、1975年4月、淡路島から横浜に上京してきましたが、太皷芸能生活40周年を記念して、その路を辿って還る、歩き打ちです。

5月21日には、成田山深川不動堂で、朝9時からの護摩祈祷を受けたあとに出発します。

深川不動堂(地下鉄 門前仲町駅から徒歩5分)は、富田さんが長くお世話になっているお寺で、1日5回お護摩祈祷のときに打ち鳴らされる太鼓と読経は圧巻だそうです。時間のある方は、お見送りしたらいかがでしょうか。

そして静岡、名古屋、京都、明石を経由して、6月18日には、淡路島洲本市市民交流センター『ビバホール』で、淡路打ち上げコンサートが行われます。

自分の二本の足で、大地を打ちながらの歩きだそうで、大地はどんな響きかたで富田さんに答えてくれるのでしょうか。

以前、俺も旅は、白いキャンバスの上に軌跡を描く絵画(アート)のような感覚だと書きましたが、富田さんの場合、絵画という視覚芸術というよりは、二本の足で大地を響かせる音の芸術作品と言ってもいいかもしれません。そこはやはり長年太鼓打ちとして生きてきた富田さんの真骨頂といっていいのだと思います。

それにしても、このバイタリティには頭が下がる思いです。

『浜から島へ日記』を毎日配信するそうで、興味のある方は、富田さんのHPをご覧ください。
 
 
 
 
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2017/04/21

細川護熙作『棚田の四季』展、2017年6月1日〜4日

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元総理大臣の細川護熙さんが描いた壁画『棚田の四季』のお披露目会が開催されます。

『棚田の四季』展は、「ほっともっと」や「やよい軒」などの事業を展開している株式会社プレナスが、「プレナス米文化継承事業」として開催するイベントです。

先日、東京オフィスに飾られた『棚田の四季』を見せていただきました。春夏秋冬の棚田の風景や祭りの様子が、2m×1mの大きさの和紙60枚を使って描かれています。

大きな絵なので、下から見上げると首が痛くなるほどで、むしろ、2階から見下ろした方がゆっくり鑑賞できるほどの迫力ある絵でした。

このイベントでは、NPO棚田ネットワークと青柳も協力します。棚田とは?という基本的な情報等も紹介されます。そして青柳撮影の、棚田の写真8点も展示される予定です。(上の写真はその中の1点、長野市塩本の秋の棚田です)


会期: 2017年6月1日~4日  11:00〜20:00  入場無料
会場: スパイラルガーデン(スパイラル1F)
     東京都港区南青山5-6-23 TEL.03-3498-1171

『棚田の四季』公式HP
 
スパイラルの『棚田の四季』展の告知ページ

 
 
 
 
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2017/02/21

【愛犬物語 其の百十六】 東京都新宿区 稲荷鬼王神社の犬像

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新宿区歌舞伎町に鎮座する稲荷鬼王(いなりきおう)神社へ寄ってみました。東新宿の駅を出てすぐ、中国人からも大評判(反対の意味で)のアパホテルの近くにあります。

境内には1対の狛犬が鎮座していますが、不思議な姿です。こういう姿の狛犬を見たことがありません。オオカミ像らしいのですが。前足の後ろ側にひらひらが付いていて、翼のようにも見えます。まさか「羽犬」ではないでしょうが。

ガラス張りの近代的ビルを背景に鎮座する犬像は造形的にもすばらしいですね。『愛犬物語 パート2』ではぜひ載せたい犬像です。

なお、この神社では湿疹・腫物その他病気平癒に御利益がある「撫で守り」を授与しています。また、鬼を春の神とみなして、節分の豆まきでは、「福は内、鬼は内」と唱えるそうです。

表通りに面して、新宿区指定有形文化財の「石造の水鉢」があります。しゃがんだ鬼の頭に、大きな手水鉢を乗せた姿をしています。これも見どころ。
 
 
 
 
 
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2017/02/11

「犯罪」と「自己表現(アート)」は紙一重。松本伊代と早見優の場合は?

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昔、「ゴミタワー」を「創作」したオヤジという記事をアップしました。

「犯罪」と「自己表現(アート)」は紙一重のところがあるという意味で書いたものでした。

でも、これを書いたのはほぼ10年も前です。世の中変わりました。「犯罪」と「自己表現」は紙一重どころか、「犯罪」を「創作」する人間まで現れるようになっています。

昨日、あるデザイン系の学校でいっしょだった友人の絵描きと話をしていたら、当時、三越のライオン像を金色に塗った男は、俺たちの同級生だったという話を聞きました。

その男を俺は覚えていませんが、友人によるとそういうことをやった尖がった男だったというのです。この事件は新聞記事になったそうですが、たいして話題にもなっていないと思います。俺も知らなかったし。

昔の「自己表現」はそんなもんだったんですね。今ならどうでしょうか。写真がSNSにアップされて、瞬く間にトップニュースにもなった可能性があります。もしかしたら、金色に塗った男がネットに動画をアップして炎上していたということもあるでしょう。

自分の「犯罪」をアップすることは、「自己表現」の延長線上にあるのでしょうか。10年以上前なら、ある意味「YES」だったかもしれません。

最近は事情が変わって来たのです。たぶん最近自分の犯罪行為をアップしているのは、成行きで、ということもあるんでしょう。ウケるから、より刺激的なものへと変わっていくというケースもあるはずです。あまり、この行為がどういう影響を与えるのか、わからないままにアップしているのが多いのではないかなと。

若者ばかりではありません。最近は、松本伊代と早見優が線路内に立ち入って写真を撮り、自慢気にアップして問題になっています。社会的に影響力のある人間も、こんな風なことをやってしまうのが現代です。(それにしてもこの件以外でも、こういう「犯罪」を探し回っている暇なやつがいるんでしょうね。俺はむしろこっちが気持ちわるいんですが) 彼女たちを笑うことはできません。

「ネットを使いこなす」などというイメージは嘘ですね。ハサミを振り回している赤ちゃんと同じです。だから怖いとも言えるのです。怖さを知らないからです。赤ちゃんが振り回すハサミがどんなに危険か。本人を傷つけることはもちろん、他人を傷つける可能性もあります。ネットはまだ人間が管理できる完全な道具にはなっていません。

でも、ここまで書いてきて、結局、俺はどっちなんだ? と疑問に思ってしまいます。

俺も正直言えば、ぎりぎりのことはやっているし、微罪かもしれないですが、違反もしています。でも、それを「自慢」する勇気はありません。なるべくバレないようにしているつもりです。でも、自分の気が付かないところで(無意識で)、「自己表現」してしまっているのかもしれませんが。

社会状況、ネット環境が違ってきたので、一概には言えませんが、やっぱり、「自己表現」へ向かうパッションの源泉は昔と何も変わっていないんだろうなと思います。

「やりたくなる」気持ちは同じなのです、昔と。道徳や慣習や法律や倫理にとらわれずに行なうこと。その破壊力が、世の中を変え、前進させていることもあるからです。

逆に言えば、道徳や慣習や法律や倫理に囚われ(それが正しいと信じて)、そこから一歩も出ないとしたら、それこそ問題なのではないかと(まぁ、そんな人間いないでしょうけど)。そんな世の中は、窮屈で生きている実感がわきません。微妙なところがわくわくするんですよね。
 
 
 
 
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