カテゴリー「映画・テレビ」の248件の記事

2023/05/09

NHKのBSプレミアム「ワイルドライフ 厳冬のモンゴル 雪原を駆ける蒼きオオカミ」

1_20230509070901(ワイルドライフHPより)

_mg_7327 (夏のモンゴルに雹が降る)

_mg_7309(夏のモンゴルに雹が降る)

 

「ワイルドライフ 厳冬のモンゴル 雪原を駆ける蒼きオオカミ」HP

https://www.nhk.jp/p/wildlife/ts/XQ57MQ59KW/episode/te/V2NGY8Y2W4/ 

昨日の夜、「厳冬のモンゴル 雪原を駆ける蒼きオオカミ」を、後半の40分だけですが、観ることができました。

気温マイナス30度にもなる厳冬のモンゴルが舞台です。

俺は夏のモンゴル(写真)しか知らないので、モンゴルオオカミそのものにも興味はありますが、風景・環境を知ることができてよかったです。

それにしても雪原の中を疾走するオオカミのなんと美しいこと。寒さに適応した結果なのか、じゃっかん丸みを帯びた姿でした。 

いくつかの群で生活していますが、中には、外から入ってきたはぐれオオカミを群に迎え入れて新しい家族になるというのも素晴らしいものでした。

それと狩のしかたです。モンゴル人は(というより人間は)、オオカミから狩を学んだという話があります。日本のような木々が多い山岳地帯では無理ですが、モンゴル草原のようなところであれば、オオカミたちがどのような狩をするのか、はっきりと見ることができるんだなぁとあらためてわかりました。

姜戎 著『神なるオオカミ』には、人間も家畜も草原も、オオカミに鍛えられている、といった意味の言葉が出てきたと記憶していますが、厳しいぎりぎりの環境で、人間はオオカミが怖い動物、というのと同時に、生きる先生でもあったこと。どうしてオオカミが草原の民にとってトーテムになり、神になったのか、少しだけですが、わかるような気がします。

それと、オオカミが人間によって飼いならされてイヌになった過程を想像しました。「イヌ」は人間の画期的な発明のひとつだったのではないでしょうか。

産業革命や、インターネット、AIの登場などと同じように、大きな人間の分岐点になったのかも。動物を初めて飼いならしたという以上に、「神」なるものを手元に置くことに成功したわけですから。

 

 

 

 

 

 

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2022/07/27

アントニオ・バンデラス主演の『オートマタ』 人類の後を受け継ぐ者

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アントニオ・バンデラス主演の、『オートマタ』を観ました。

2014年、スペインイギリス合作映画です。ちなみにオートマタ(英: Automata [ɔːˈtɑmətə] 複数形)とは、12世紀~19世紀にかけてヨーロッパなどで作られた機械人形ないしは自動人形のこと(wikiより)。

https://gyao.yahoo.co.jp/episode/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%80%80%E3%80%90%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88%E3%80%91/619f51bb-8fc8-4357-8e8a-f24daa6ba09a

なんだか考えさせられるものがあって、GYAO!で2回も観てしまったのですが、どういう内容かというと、砂漠化や放射能汚染で地獄となった地球で、人間が管理できる(理解できる)範囲内に能力を制限されていたはずのロボット「オートマタ」が改造され、自己修復・自己学習を始めるのです。

人工知能が人間の能力を超える技術的特異点、シンギュラリティの到来です。

そうなると人間はいらなくなります。そこに危機を感じた人間がそのロボットを抹殺しようとするわけです。

考えてみれば、放射能汚染とか、砂漠化とかいう環境が「悪い」と思っているのは、人間の立場であって、この環境でも生きていけるのは(「生物」の定義をし直さなければならないですが)、たしかに放射能汚染化でも、水がなくても生きていけるロボットたちなのです。めざめてしまったロボットはいいます。「我々が人間の後を継ぐ」と。

そこでもっと想像を進めると、人型ロボットである必要もないということになります。人型であるのは、これも人間の都合です。人型の方が親近感がわくとか、可愛らしい顔ならば、警戒心が無くなり愛着もわくでしょう。

でも、単に、厳しいい地球環境で生き抜く者というふうに考えていくと、映画では、ゴキブリをイメージしているような新型ロボットが人型ロボット「オートマタ」によって作り出されました。砂漠でも生きているゴキブリのシーンが出てきます。たしかにゴキブリが次の地球の支配者だ、みたいな話は昔から聞いています。

俺が嫌いなものの第一番はこのゴキブリなんですが、この形がダメなんです。平べったくてつやつやした表面。残念ながらその一番嫌っているものが厳しい地球環境で生き抜く一番の適者というのも皮肉なものです。

ただ、もっといい形があるのでは? 要するに空飛ぶ円盤型が一番効率的なのではないかと思います。

アメリカ人のケネス・アーノルドが世界で初めてUFOを目撃した1947年以来、空飛ぶ円盤(UFO)の目撃例が多くなりました。アダムスキー型や葉巻型などいろいろありますが、その形には共通する部分があります。

ゴキブリから手足を取った形。UFOの大部分はそんな形であるような気がします。

UFOは人類の深層心理が生み出した「もの」であるかもしれません。救済者か破壊者か侵略者かはわかりませんが、どこかに存在し、人類にインパクトを与えてくれるもの。

それは地球外生物であるのが、もっともインパクトあるでしょうが、この行き詰った人類の殻を破ってくれる衝撃を人類は待ち望んでいるのではと、俺は思うのですが。

 

 

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2021/05/21

今日から二十四節気「小満(しょうまん)」、七十二候「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」 ◆世界遺産「富岡製糸場」

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_mg_4400(富岡製糸場 フランス製の機械)

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_mg_4343(富岡製糸場 寄宿舎)

_mg_4446(桑畑)

_mg_4104(荒船)

_mg_4131_20210517063501(荒船風穴)

_mg_3996(高山社跡)

_mg_4041(高山社跡)

_mg_4056(高山社跡)

_mg_4469(田島弥平旧宅)

 

今日(2021年5月21日)から二十四節気「小満」、初候「蚕起食桑」です。

 木々が青々とし命輝き、蚕が桑の葉をいっぱい食べて成長する季節です。

蚕といえば絹です。

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成要素4ヶ所は「富岡製糸場」、「荒船風穴」、「高山社跡」、「田島弥平旧宅」の4ヶ所です。

 明治政府は、生糸の品質を向上させるため、洋式の繰糸器械を備えた官営模範工場を建設することになり、このとき大蔵省租税正であった渋沢栄一は、養蚕にも詳しかったので、富岡製糸場設置主任に任命されました。

フランスの技術を導入した富岡製糸場は明治5年(1872年)に設立され、国内養蚕・製糸業を牽引しました。 初代場長を務めたのが、栄一のいとこ、尾高惇忠です。フランス人技師が飲んでいるワインを見た人たちが、人の生き血を飲んでいると噂をし、女工が集まらなかったといいます。そこで、惇忠の娘のゆうが伝習工女第1号になり、その誤解を解いたというエピソードがあります。赤ワインだったんでしょうね。

資料棟には当時使われていたフランス製の機械も展示され、入り口の正面のレンガ壁には「明治五年」のプレートも見えます。

製糸工場の南側には川が流れていますが、この川は利根川水系の鏑(かぶら)川で、上流に「荒船風穴」があります。

「荒船風穴」は自然の冷気を利用した日本最大規模の蚕種(蚕の卵)貯蔵施設です。それまで年1回だった養蚕を複数回可能にしました。取引先は全国各地、朝鮮半島にまで及びました。

下仁田の街を過ぎ、神津牧場を経由した、かなり山の中です。今は建屋はなく石垣が残っているだけですが、温度計も設置されていて、外気温と石垣の下から出ている冷気の温度が示されています。手をかざすと冷たいのがわかりました。

「高山社跡」は日本の近代養蚕法の標準「清温育」を開発した養蚕教育機関です。2階に上がると蚕棚が並んでいました。

「田島弥平旧宅」は、通風を重視した蚕の飼育法「清涼育」を大成した田島与平の旧宅です。瓦屋根に喚起設備を取り入れた近代養蚕農家の原型です。

 

 

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2021/05/13

2021年5月14日放送予定 NHK「チコちゃんに叱られる!」西郷さんと犬像のクイズ

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明日のNHK「チコちゃんに叱られる」では、西郷さんと犬像のクイズがでるそうです。

「なぜ西郷隆盛像は犬を連れているの?」という問題らしい。

明治22年、大赦によって西郷さんの「逆徒」の汚名が解かれ、薩摩藩出身者が中心となって建設計画が始まったという。銅像の除幕式は、明治31年でした。西郷さんの方は、高村光雲作、犬の方は後藤貞行作。

西郷さんが愛犬家で、飼い犬の1匹であった雌の薩摩犬ツン(モデルは雄犬で、ちゃんとおちんちんもついています)を侍らして、軍人から単なる兎狩りを好むおじさんにイメージを変えて、西郷の影響の無害化を明治政府が図った(明治政府の意向を忖度した)ためとか、そんな常識では番組にならないでしょうから、どんな答えなのかなぁと。

実際、鹿児島市(地元)に西郷像が立っていますが、こちらは直立不動の軍服姿なのです。

意外な答えを期待したいと思います。

 

 

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2021/04/27

NHK大河ドラマ「青天を衝け」

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今までもNHK大河ドラマを観てきましたが(つまらなくなって途中で観なくなったものも多いですが)、「青天を衝け」ほど、まじめに、積極的に、興味を持って観ることは初めてです。

なぜか、というと、たまたま執筆中だった『オオカミは大神 弐』の時代と合致するところがあったためと、有名な戦国武将とか政治家ではなくて、地方の農村の暮らしぶりが丁寧に描かれていて、その民俗が面白いと思うからです。

前々回あたりは、栄一の姉が狐憑きに罹り、修験者に祈祷してもらう話とか、江戸ではコレラが流行りましたが、それが異人がもたらした病であったことで、ますます攘夷思想に拍車をかけたこととか、『オオカミは大神 弐』にも、このような話を狼信仰とからめて書いています。

前回は、栄一と千代に生まれた初めての子どもが麻疹にかかって亡くなるというものでした。昔はそうだったんだなぁとあらためて思います。多産多死です。それと、しょっちゅう疫病が流行していたということです。この時も麻疹とコレラが同時に流行したそうで、20万人が亡くなったという。

子どもが全員すべて順調に育つという感覚は、昔はなかったのですね。だから、子安信仰というものが盛んだった理由もわかります。

かつて、栄養も医療環境も良くなかった時代は、出産・子育てはたいへんなことで、難産の末に亡くなってしまう赤ちゃんや、栄一の赤ちゃんのように病で亡くなるケースも多かったのです。このため、安産・子授け・子育てを神仏に祈願することが熱心に行われました。これが子安信仰です。全国には子安信仰の犬像がたくさんあります。(写真は、水天宮の「子宝犬」)

そして3年生きたら、とりあえずの第一関門をクリアしたなぁという安堵感が、栄一の母の言葉からも伝わってきました。だから、七五三という儀式も、意味があったわけですね。3歳を迎えることがどれだけ親たちにとって嬉しかったことか。そして、さらに5歳、7歳と生きてくれたらもう安心です。「7歳までは神の子」と言われたそうです。

そういう感覚は、現代の医療が発達した世界では、もうなくなったものです。でも「青天を衝け」は、その感覚をあらためて想像させてくれるのです。そこが積極的に関心を持って観る理由ですね。

 

 

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2021/04/26

【犬狼物語 其の五百五十四】埼玉県横瀬町 武甲山(日本近代化と狼信仰)

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先日のNHK「ブラタモリ」では、埼玉県横瀬町の武甲山が出てきました。

武甲山の石灰岩を運び出すための秩父鉄道に資金援助したのが渋沢栄一だったという。渋沢は、日本の近代化のため、コンクリートの原料となる石灰岩に目を付けたということですね。

武甲山が削られているのは北面の石灰岩ですが、南面は玄武岩だそうで、武甲山は2つの種類の岩からなっている山だということを「ブラタモリ」で知りました。

ちょうど山頂に鎮座するのが武甲山御嶽神社ですが、石灰岩と玄武岩の境目らしい。

そこであたらめて考えてみると、武甲山は、自分の身を削って日本の近代化に貢献したともいえますが、神であったはずの武甲山を削るという話が出たとき、人々はどのような反応をしたのか、興味のあるところです。

日本が近代化した明治時代は、ニホンオオカミが絶滅した時でもあります。ニホンオオカミが神から害獣へと人々の認識が変化していくことと、ご神体であった山がやがて削られることは、近代化の中では同じ流れだったのでしょう。

『オオカミは大神【弐】』のカバーで使っている写真は、武甲山御嶽神社、一の鳥居のところにいるお犬さまですが、このお犬さまも、「通行の邪魔になるから」という理由で、産業道路から、一の鳥居に移されました。

いってみれば、明治以降、狼信仰は近代化に飲み込まれてしまったのです。でも、だからといって、狼信仰がなくなったわけではありませんでした。

お犬さまたちが、「三峯講」や「御嶽講」という舟に乗って、近代化という波に押し流されながらも、静かに、したたかに、都会に浸透し、山を守っていたのと同じように、今度は、山の分身であるコンクリートでできたビル群を守っているようにも見えてきます。中には、お犬さま自身が、近代化の象徴ともいえるコンクリートに姿を変えてもいるのです。

 

 

 

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2021/03/26

渋沢栄一先生「道徳経済合一説」の講義

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深谷市の渋沢栄一記念館、 旧渋沢邸「中の家」、尾高惇忠生家、「青天を衝け」の大河ドラマ館へ行ってきました。

記念館では、アンドロイド先生による「道徳経済合一説」の講義を受けました。8分ほどの短い講義ですが、道徳と経済は反するものではなく、両方とも同時に追求できる、道徳を失わない経済活動は人々を幸せにできるという、今の時代にピッタリの講義であったと思います。

渋沢栄一の最初の奥さんであった千代は、コレラで亡くなっているんですね。先週のドラマでは、安政4、5年が舞台だったようですが、安政5年には江戸でもコレラが大流行して、コレラ除けのために「お犬さま」を求めて多くの人が三峯神社、武蔵御嶽神社へ参拝した年でもあります。このことを今、『オオカミは大神2』の原稿で書いているところなので、興味を持って観ています。今度の放送ではコレラ禍がえがかれるのかどうか。そしてお犬さまのお札が登場するのかどうか。(ただ、千代が亡くなったコレラ禍というのは、安政ではなく、明治になって流行したときのもの)

富岡製糸場に最初女工があつまらなかったのは、フランス人技師がワインを飲んでいるのを見て、「血を取られる」という噂が立っていたからだそうです。赤ワインだったのでしょうか。コレラが外国からの「悪狐」の仕業だったり、外国人が人の血を飲むといった妄想は、外国人を知らないことによる誤解からきていただろうし、外国人に対しては、「怖い」イメージがついていたのでしょう。知らない外国人には意識的無意識的な身構え(もっと極端には差別)が生まれるのは、今もまったく同じです。話してみれば、普通の人間だとわかるんですが、やっぱり「見かけ」は大きいですね。もっとも、生物としての本能で、「見かけ」で判断するからこそ、瞬間的に、身の危険を避けることができるということでもあるので、「差別反対」と念仏のように唱えて安心するだけでは解決しない問題ではあると思います。

記念館の後ろに設置されている渋沢栄一の銅像ですが、前は駅前にあったらしいのですが、評判が悪く、ここに(しかも記念館の裏側)置かれたようです。たしかに、頭がやけに大きく感じ、バランスが悪いですね。

そこから桜並木を歩いて15分のところに、 旧渋沢邸「中の家」があって、ここには若いころの栄一の銅像があります。普段「狼像」などを撮っているせいか、ここでも銅像が気になって、つい撮影してしまいます。

 尾高惇忠生家は、惇忠や栄一らが高崎城乗っ取り計画を謀議したところだそうです。この計画は実行されませんでしたが、もし実行されていたら、栄一も惇忠も生きてはいなかっただろうし、日本の姿は、今とはだいぶ違ったものになっていたのかもしれません。

もう一か所は、NHK大河「青天を衝け」のドラマ館へ。もともと建物は体育館だったようです。入り口には、栄一が、深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」に現ナマを渡しているような看板が。

さっきは、「道徳を失わない経済」と講義していた栄一が、「ふっかちゃん」にお金を見せて、何かを要求しているように見えてしかたありません。

 

 

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2021/03/06

東日本大震災から10年の記念番組

 

東日本大震災から10年の記念番組の中で、当時被災地に咲いていた桜の写真が使われます。

NHK 総合「しあわせ運べるように ~被災地をつないだ心の歌~」 16時50分~18時00分

NHK 総合「 5 0(フィフティー)ボイス〜東日本大震災 10 年の声〜」   18時05分~18時44分

 

 

 

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2020/10/26

テレビ朝日「食彩の大国」で、姨捨の棚田「田毎の月」の映像

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テレビ朝日「食彩の大国」2020年10月31日(土)午前9:30~9:55

今回、第855回< 新米 > では、長野県千曲市姨捨で、「先祖代々棚田を守ってきた名月会のみなさんを中心に、困難を乗り越え、全国からオーナーが集まる人気の棚田になるまでのストーリをが紹介」されるそうです。 

その中で、姨捨の棚田で撮った「田毎の月」の映像(動画)も使われる予定です。

「田毎の月」とは?

「田毎の月」という日本人の心象風景(2013/05/22) 

 

 

 

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2020/10/17

【犬狼物語 其の五百三十一】映画『石岡タロー』

170514_0(石岡駅前広場 みんなのタロー像)

170514_2(石岡駅前広場 みんなのタロー像)

 

茨城県のJR石岡駅西口前の広場で新しい犬像の除幕式が行われたのは、2017年4月15日のことでした。

「みんなのタロー」という犬像です。以前から駅の待合室には忠犬タローを紹介する写真パネルが掲げられていましたが、この物語を語り継ごうと、犬と子どもたちのブロンズ像が建てられたのでした。

あれから3年、今度は映画化の話が進んでいます。

9月29日に石岡市で映画『石岡タロー』の制作発表会がありました。石坂アツシ監督や、出演者の菊池均也さん、グレート義太夫さんも来場し、山口良一さんはビデオメッセージだったそうです。

公式HPはこちらです。

ishiokataro.com

昭和39年、石岡市立東小学校に保護された雑種犬。
「タロー」と名付けられたその犬は、午前と午後の決まった時間に
東小学校から石岡駅までの2キロの道のりを17年間毎日通い続けました。
タローは誰を迎えに石岡駅に通っていたのでしょうか?
本作は茨城県石岡市で実際にあった感動的ストーリーを映画化したものです。 

 

残念ながら静岡県松崎町の石部の棚田撮影をすることになっていたので、制作発表会へはいけませんでした。

エキストラの募集もしています。ヴィーノの容姿からタロー役は無理だけど、俺といっしょに通行人ならどうでしょうか。どうせ出るならヴィーノといっしょだろうし。でも、昭和30年代にビーグル犬はペットとして珍しかったかなとも思います。ヴィーノ連れだと、通行人としては浮いてしまうかもしれません。

 ヴィーノに柴犬の着ぐるみを着せるとか、方法はないことはありません。

 

 

 

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