カテゴリー「書籍・雑誌」の170件の記事

2019/02/22

狼信仰・狼像の新刊(4月中旬出版予定)

Mg_9294

87a1795

Mg_0447


amazonにはもう仮タイトルで掲載されています。

タイトルについて考えてみました。

たとえば、

● 大神(おおかみ)になったニホンオオカミ  

● 大神(おおかみ)のニホンオオカミ

● 大神(おおかみ)のオオカミ

● オオカミは大神(おおかみ)

● ニホンオオカミが大神(おおかみ)になった国

● ニホンオオカミ探像譚

● ワンダーランド・ニホンオオカミ探像奇譚

そして、サブタイトルに、

● 狼信仰・狼像のパワースポットを探す旅

● 狼のパワースポットをめぐる

などなど。
 
 
 

 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2019/02/20

原稿も佳境に入る

_87a2189


「狼像・狼信仰」の原稿の佳境に入っています。

原稿を書くにあたって、しばらくぶりで読む旅日記もあったり、写真もあったりで、その狼像を探していた当時の旅を思い出します。それが旅ができない今の境遇を慰めてくれます。

「いったい狼像・狼信仰って何なのか?」

それが最後に何となくわかるようなものになったら最高です。ただし、それは民俗学的な答えではないかもしれません。もっと現代の社会学的、心理学的な答え、だと思います。

何言っているんだろう・・・疲れてきたかな。
 
 
 

 

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2019/02/14

旅行記・エッセイ 『ワンダーラスト : 旅と写真は私のセラピスト』

Wanderlust


去年末から書いてきた『ワンダーラスト : 旅と写真は私のセラピスト』を電子書籍としてKindleから出しました。


https://www.amazon.co.jp/dp/B07MZJ8KVM


この本は、旅や写真に関する旅行記とエッセイの形をとっています。

20代に旅を始めましたが、会社に就職することもなく、「写真家」という立場でずっと旅をする人生を歩んできました。

旅に出たくてたまらない病「ワンダーラスト」という病を患いながらも、旅や写真が、こころを安定させてくれるセラピーの役割を持っていて、それを知らぬ間に自分で実践してきたことに気が付きました。そのきっかけは、心理学を学び、3年前に「認定心理士」の資格を取得したことです。

ワンダーラストの他にも、棚田や雲南省に行きたくてたまらない「棚田病」や「雲南病」などの病について書いた後は、「人生最初の旅」とはどういうものだったのか? 何か旅にこだわるきっかけがあったのか? ワンダーラストになる資質はあったのか? 子どものころや20代のころは旅をどういう風に感じていたのか? 記憶を頼りに思い出しています。

とくに、大学4年のときに出た最初のヨーロッパの旅について書きました。これがその後の旅人生で、大きな転換点になったことは間違いありません。良くも悪くも、この旅で、それまでの自分の常識が覆されてしまったのです。

あとは、「ワンダーラスト」や「セルフセラピー」や「写真療法」というキーワードにした文章、犬連れ日本一周の車旅で出会った冒険家のことや中国新疆ウイグル自治区、カラコルム・ハイウェーをロバ車で旅した旅行記も書いています。

ワンダーラストじゃない人には、あまりお勧めしない旅の話です。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2019/02/09

狼信仰・狼像の本は楽しいものに

Img_9457(神川町 城峰神社のお犬さま(狼)像)


先週、担当の編集者を紹介されて、打ち合わせをしました。

出版社は発売を4月15日ころを予定しているそうなので、そこから逆算すると、校了は3月25日前後、すべての材料を揃えるのが2月下旬。

なので、原稿の締め切りと写真選びは、2月下旬まで、ということがわかりました。

原稿の締め切りがあと1週間くらいと思っていたので、少し余裕が出てきましたが、でも、1冊分の文字数はかなりあるし、写真も考えないといけないので、結局、文字だけは早めに仕上げた方がいいようです。予定としては20日ころをめどに。それから写真決めです。

原稿の内容の方向性を見てもらうために、とりあえず、仮として最初の3章に写真を入れ込んで送りました。こんな感じでいいなら、以降もこれに倣います。

「楽しい本にしたいですねぇ」というのが、出版社、編集者の意向で、もちろん俺もそう考えています。あまり民俗学的にならずに、旅の本というふうに。狼信仰や、狼の像への導入本として。

たぶん、「オイヌゲエ(お犬替え)って何?」から、「お犬は狼のことかぁ」、そして「狼像がこんなにもあるんだぁ」とか「狼像ってかっこいいなぁ」と思ったところから始まって、じゃぁこの狼像は、いったいどういう由来があるんだろう?と調べていくうちに、狼信仰というのを知っていった、この経緯そのものを書いてみようかと。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/12/26

『ワンダーラストとセルフセラピー』(仮題)執筆中

Olrean(Orléans 1980 by Aoyagi Kenji)


『ワンダーラストとセルフセラピー』(仮題)を執筆中です。なぜ「執筆中」とわざわざ書いたのかというと、こうして公に宣言することで、途中で書くのを諦めたりしないようにするためです。

旅をしたくてたまらない病を「ワンダーラスト」といいますが、実は、旅は病であると同時に薬でもあって、自分自身のセラピーの役も果たしていたという内容です。

「ワンダーラスト」は、「DRD4-7R」という遺伝子に左右されるそうです。人類の20パーセントがこの遺伝子を持っているらしいのですが、ただ、この遺伝子を持っている人全員がワンダーラストになるのではないようです。

「ワンダーラスト」という言葉を知ったのは数年前、ネットのニュースでした。それまでは、棚田が好きでたまらない「棚田病」とか、雲南省が好きでたまらない「雲南病」とか、あとは、南極に足を踏み入れた人が陥る「白い病」とか、ゲゲゲの水木しげるさんの「南方病」とか、そういった病の名前で呼んできました。いずれも症状は似ています。

単なる「旅好き」でなないところが病=ワンダーラストなのですが、これが、病であると同時に、薬にもなっています。俺も、旅(と写真)がなければ、精神的にどうにかなっていたかもしれません。

でも、それを意識していたわけではなく、やらざるをえないからやっていただけです。それが結果的に自分自身のセラピーにもなっていたということが、今になって分かったということなのです。

だからこれを「セルフセラピー(自己心理療法)」と呼んでもいいのではないかなと思います。

俺にはもともとワンダーラストになる条件や素質はあったのでしょうか? それを探るべく、子どものころを思い出しました。あとは、旅人生の大きな転換点になった、大学4年の時に行ったヨーロッパの旅について。

ジェームズ・ペネベーカー著『オープニングアップ:秘密の告白と心身の健康』という本があります。個人的な情報を打ち明ける「自己開示」やもっと内面を語る「告白」というものが、心身の健康や社会適応にいい影響を及ぼすという研究を扱った本です。

だから、過去を思い出し、それを人に語ること自体、癒しになるということも心理学で学んだことです。これを書くこと自体が、俺のセルフセラピーになっています。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/12/16

平成最後の「旧暦棚田ごよみ」が届きました

Tanadagoyomi

03

08


平成25年版から発行している「旧暦棚田ごよみ」も、今回で7年目を迎えます。天皇陛下が4月30日で退位し、新天皇が5月1日に即位して新元号がスタートします。だからこれが平成最後の「旧暦棚田ごよみ」になります。

普通の(新暦の)カレンダーと違って、旧暦の元旦は2019年2月5日なので、約1か月遅く始まります。

表紙は山口県長門市の東後畑棚田です。

撮影したのはゴールデンウィーク直後で、夕陽が海に沈んでしばらくすると、いっせいにカエルの大合唱が始まりますが、それと同時に、海上にはイカ釣り漁船の漁火の明かりが見えるようになります。約200枚の棚田は幻想的な雰囲気に包まれます。

次は、3月の新潟県十日町市の蒲生棚田です。

この地で、蒲生は「かもう」と発音しますが、ここは小さいながらも、朝日が昇り、霧が発生するところから写真・絵画的な美しい棚田として有名で、1年を通して多くのカメラマンや絵描きを魅了してります。まだ雪の残る田んぼの水に朝日が反射しています。

最後は、8月の長野県野沢温泉村の豊郷棚田です。

野沢温泉卿から緩やかに下る西側斜面に拓かれた棚田です。約300枚ある四角い形は整然としていますが、これだけ規模の大きな棚田が黄色く色づいた光景は壮観です。作業小屋がワンポイントの添景になっているのがまたいいですね。

もし、興味がある方は、こちら(NPO法人棚田ネットワーク)からお申し込みください。

https://www.tanada.or.jp/tanada_goyomi/
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/11/28

依田賢太郎著『いきものをとむらう歴史-供養・慰霊の動物塚を巡る』

181128


これは面白いなぁと思いました。

こんなにいろんな動物の塚が日本には存在するんだなぁと。もちろん犬像・狼像を探して歩いている身なので、前から、多いとは感じていました。それ以外も含めれば、日本全国動物の塚だらけです。

「おわりに」には、次のように書かれています。

「私が調査した動物塚の数はわずか五百数十基に過ぎませんが、対象となる動物はすでに百数十種に及んでいます。このような文化は世界に類例がありません。」

500数十基というのはすごいですね。

こんなに塚があるのは日本だけらしい。著者は外国の塚も調べています。

どうして塚を作るのか?というのは素朴に思います。

著者は、

「私は人間が生きものである人や動物の死に直面した時の衝撃は人種によって変わることはないと思っています。 (略) そして、その衝撃への対応の仕方には文化が大きく影響します。日本人は動物の死への対応の一つのあり方として動物塚を選びました。」

と書いています。「塚」に走るのが日本的ともいえるわけですね。感謝や思い出などプラスの気持ちと反対に、後ろめたさや祟りを鎮める装置として「塚」を作っているということらしい。

本では犬塚についても触れています。俺は主要な犬塚は訪ねたと思っていましたが、本にはそれがすべて載っていたので、やっぱりこれ以上の主要な犬塚は、現時点ではなさそうです。

「現時点」と書いたのは、これから新しい塚が造られるかもしれないからです。時代が下るにしたがって、塚の建立件数は増えているそうなので。

これには、今まで知らなかった狼塚の情報も載っていました。そのうち訪ねようと思います。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/11/01

11月1日、犬の日に紹介するのは『オオカミと野生の犬』

Img_20181024_110423709


犬の日は、社団法人ペットフード協会が1987年に制定した記念日です。

犬の「ワン (1) ワン (1) ワン (1) 」にちなみ11月1日と決められました。どうして1月11日や、11月11日でなかったのかは、突っ込まないことにします。

今日の本『オオカミと野生の犬』(菊水健史 監修・近藤雄生 本文・澤井聖一 写真解説)は、世界のオオカミと野生のイヌを紹介した本です。

美しい写真が満載で、見ているだけでわくわくしてきます。ナショナルジオグラフィックにも掲載されていたホッキョクオオカミの写真は特にすばらしい。流氷を飛び越える瞬間の写真です。

絶滅した日本のオオカミについては、国立科学博物館と北海道大学植物園の剥製の写真が掲載されています。

オオカミの仲間たちには、柴犬や秋田犬も入っています。

日本犬(にほんいぬ)は、古くから日本に住んでいる犬の総称ですが、日本犬の本質や理想的な体型をもとに、日本犬保存会が「日本犬標準」を定めています。

次の6つの在来犬種が日本犬の代表的な犬種として、国の天然記念物に指定されています。(「越の犬」も天然記念物に指定されましたが、1971年に純血種が絶えました)

秋田犬は、1931年7月31日、柴犬は1936年12月16日、天然記念物に指定されています。

柴犬は現在日本で飼育されている日本犬種の約8割を占めているほど人気の犬種です。日本犬の中では小型なので飼い易いということもあります。縄文犬から続く日本犬の特徴を備えているといわれてきました。

最近では外国でも人気の犬種ですが、柴犬は、世界的に見ても、重要な存在であることがわかってきたという。

2002年のスウェーデン王立工科大学の発表によれば、柴犬こそ、最も古い起源を持つ犬である可能性があるとのこと。一番狼のDNAに近い犬ということになるらしい。

「イヌの起源を示すDNA解析の例」のリストによると、遺伝的に狼に近い犬種として、この柴犬、次はチャウチャウ、そして3番目が秋田犬です。秋田犬も狼系の犬種です。

欧米の犬種より、日本を含む東アジアの犬種の方が、犬の祖先になるオオカミと近いということであるらしい。

以前、犬はモンゴルやチベットで家畜化されたという研究発表がありました.。

イヌの家畜化、発祥の地は中央アジアか? (2016/05/09)

この東アジアの犬種がDNA的に狼に近いという話と符合しますね。家畜化された犬は、アジアから世界各地に姿を変えながら広がっていったということのようです。

そして家畜化された犬が早い段階で日本に来て、大陸から隔離されて、そのまま古いDNAを持ったまま、現在の柴犬や秋田犬に繋がっているということなのでしょう。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/10/20

遠藤公男著 『ニホンオオカミの最後』

Img_20181020_082208818


著者の遠藤さんは、岩手県山間部の分校に教師として勤めるかたわら、コウモリと野ネズミの新種を発見した人だそうです。退職後は作家として多くの動物文学を執筆しました。

この本は、東北、とくに岩手県の狼(ニホンオオカミ)がどのように絶滅したのかを追ったノンフィクションです。

古い資料を探し出し、そこに載っていた住所や名前をたよりに、狼捕獲の痕跡を聞き周ります。そのエネルギーには感服します。俺も見習わなければ、と思います。

「狼酒」というものもあったんですね。岩手の北上高地に狼で作った酒があったという。でも、昔野生動物はすべて殿様のものだったので、勝手に狼を獲って酒に漬けたものは、ごく近いしい人とだけ飲んでいたようで、ほとんど世の中には知られていなかったようです。これを遠藤さんは発見しました。

大槌町の狼祭り(オイノ祭り)についても書かれています。著者が祭りに参加したのは、昭和63年だそうで、残念ながら今はもうやっていません。

俺は今年5月に訪ねましたが、住民によると、祭りはもうやっていませんでしたが、「山の神」と「三嶺山」の碑、「三峯大権現」の碑は残っていました。

その時の記事はこちらです。

【犬狼物語 其の二百六十七】 岩手県大槌町&遠野市 オイノ祭りと三峯神社

狼は、北海道のエゾオオカミが絶滅した後、ニホンオオカミも絶滅しますが、本州でも最後まで残っていたのが、奈良県や岩手県であったらしい。一応、ニホンオオカミは、1905年(明治38年)、奈良県でアンダーソンに売られた雄を最後に絶滅したといわれています。

岩手県民には失礼な話ですが、昔は「日本のチベット」などとも言われていたように、狼が最後まで生き残っていた可能性はありそうです。

明治40年10月13日の巌手日報に「狼を捕獲す」と題した記事があります。

岩手郡中野村(現盛岡市)西安庭というところで、狼3頭を捕獲したというニュースです。

アンダーソンが奈良県で狼を買ってから2年9か月後で、これが本物の狼だったとしたら、奈良県の狼よりも新しいので、日本最後の狼になりますが、残念ながら狼がどうなったかは不明だそうです。

明治になり、狼と人間の関係は徐々に変化していきました。狼は「神・神使い」から目の前で人間を襲う「害獣」となり、狼に賞金がかけられたことで、人間はこぞって狼を撃ち、乱獲が進んでいきました。

また、土地の開発で野生動物の生息地は狭まってきて、狼の食糧である鹿や猪も少なくなりました。

そこへジステンバーが襲いました。狼にも伝染し、群れが崩壊し、狼は絶滅することになりました。

著者はあとがきでこのように書いています。

「人々が狼に素朴な信仰を捧げていたことは美しい。狼は恐ろしいものだったが、自然や田畑の守り神でもあった。私はノンフィクションの動物文学を生きがいとしてきた。八十五歳までかかったが、ふるさとの狼がどのように生きたかを伝えることができたのは、本当にうれしい。」
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2018/10/12

2019年「旧暦棚田ごよみ」のチラシ

Omote


2019年版 「旧暦棚田ごよみ」のチラシができました。

表紙は山口県長門市の東後畑の棚田です。ここは夕陽が沈んで暗くなってくると、沖に漁火がぽつぽつと現れます。写真は、ゴールデンウィーク期間中に撮影したものですが、この時期は、田んぼに水も張られていて、夕空が特に美しい。そして暗くなるとともに、蛙がいっせいに鳴き始めます。

なお、この棚田の近くには、赤い鳥居が海まで続く「元乃隅稲成神社」があって、こちらは、CNNの日本の最も美しい場所31選にも選ばれているので、観光客が多いのですが、ぜひ棚田にも寄ってみてください。

ちなみにこの神社、2019年1月に名称を「元乃隅神社」に変更するというニュースがありました。もし「覚えやすくするため」との理由で名前を短縮するとしたら、ちょっと寂しい。

こよみの販売ページの準備ができましたら、お知らせします。
 
 
 
 
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

より以前の記事一覧