カテゴリー「書籍・雑誌」の13件の記事

2009/08/14

『地方競馬の黄金時代―廃競馬場に消えた伝説の名馬たち』

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『地方競馬の黄金時代―廃競馬場に消えた伝説の名馬たち』という本が発売中ですが、写真を担当しています。

監修:斎藤修 写真:青柳健二
戎光祥出版
価格:¥1,680

今回、「犬連れ旅」で北海道へいったとき、帯広競馬場、門別競馬場に立ち寄ったことはすでに書きました。

この本の話が来てから、競馬に興味を持ったというのが正直なところ。でなかったら、競馬場など素通りだったでしょう。

Ya_2門別競馬場
Ya_2帯広競馬場

でも、いったん興味を持って競馬を見てみると、なかなか面白いのです。とくに、「ばんえい競馬」はおもしろかったですね。

全国には、かつての「黄金時代」を彷彿とさせる廃競馬場があります。それもいずれ取り壊されるところも多いと聞きます。これを「競馬文化の遺産」と捉え、写真に撮りました。


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2009/07/23

雑誌「山と渓谷」 8月号 『秩父桃源』連載開始

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「山と渓谷」 今月8月号から5回にわたって、『秩父桃源』という連載をやります。

テーマは「秩父」。ブログでも紹介してきましたが、去年からずっと撮り続けているところです。

第1回目の今月号は、『秩父の山々』。どうして「桃源」という言葉をタイトルに使ったのか、俺なりの理由を書いています。

見開き(写真)は、城峰山からみた秩父盆地の朝の風景です。

次号は「龍勢祭り」「テンゴウ祭り」などの『秋祭り』、次々号は寺坂棚田や伝統食品「つとっこ」など『食と農』などが続きます。

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2009/07/22

「デジタルカメラマガジン」 8月号

090722
「デジタルカメラマガジン」8月号の「先駆者の現場」に棚田の写真が掲載されています。

新潟県十日町市星峠の写真は、今年の5月下旬、「犬連れ旅」の合間に撮影したものです。

カメラ機材にはまったくこだわらない(と、いうより興味がない)写真家です。なので、機材の写真を撮られるのは恥ずかしいですね。

と、言って、「写真は機材なんか関係ない。感性だ」などと言いたいわけでは、もちろんありませんが。機材は、大いに関係あります。

それと、読者プレゼントがあります。詳しくは雑誌でどうぞ。


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2009/03/05

雑誌「サライ」に、旧学舎(廃校)の写真掲載

090305(写真は、「三代校舎」の明治時代の校舎)

今日(3月5日)発売の雑誌「サライ」(小学館)に、『桜満開の「学舎」に泊まる』が、18ページで載っています。ぜひ見てください。

Ya_2「サライ」公式ホームページ 最新号

旧学舎(廃校)の中で、宿として使われているものを、全国から7ヶ所選んで紹介しています。

宮城県の「さんさん館」、茨城県の「大子おやき学校」、栃木県の「星ふる学校 くまの木」、群馬県の「はるひの山荘」、山梨県の「三代校舎 おいしい学校」、静岡県の「やまびこ荘」、京都府の「風蘭の館」。

のんびりしたロケーションのところが多く、温泉だけ、食事だけでもOKのところがほとんどだし、もし、近くまで行くようなことがあれば、ぜひ立ち寄ってみてください。校舎の中に入れば、タイムスリップできます。

秋田県横手市にあった旧学舎(廃校)を訪ねたとき、「壊すのは寂しいですよ」と地元の人が話す言葉が印象的でした。学校の行事が村の行事でした。学校は村の中心でした。校舎がなくなるのは、自分と村の歴史をなくしてしまうような気がするのかもしれないなぁと思いました。だから、なんとか校舎を残して活用しようと努力する人たちの気持ちは分かります。それを応援したいと思います。

今回紹介した以外にも、全国には、旧学舎(廃校)がたくさんあるので、そのうち、1冊にまとめたいと思います。みなさん、いい旧学舎(廃校)を知っていたら、ぜひ教えてください。今年、全国をまわる予定ですので、撮影できるかもしれません。


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2008/04/17

『佐伯一麦のモンゴル紀行』 山と渓谷に掲載

080417
去年の8月に取材したモンゴルの写真が雑誌「山と渓谷」5月号に掲載されています。

『佐伯一麦のモンゴル紀行 天高く、草の大河』

07年野間文芸賞受賞作家 佐伯一麦さんと編集者と3人で行ったモンゴル。

我々が帰国して1週間後、あの朝青龍がモンゴルに帰国したのでした。そのあとの、日本のマスコミによる「狂乱ぶり」は、みなさんもご存知の通りです。

モンゴルの「温泉」「道」「虹」が、あんなに有名になるとは思ってみませんでした。なんだか懐かしい。

去年のモンゴル旅記はこちらで。
Ya_2「モンゴル国に行ってきました」


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2007/07/31

『何でも見てやろう』の小田実さんが死去

070731
(写真はエジプト・アスワン。夕方のナイル川)

小田実さんが30日未明、胃ガンのため亡くなりました。

75歳でした。

俺が初めて外国へ行こうと決心して、焼肉屋でのアルバイトに励んでいたとき、何冊かの旅行記を読みました。

その中の一冊に、小田さんの『何でも見てやろう』がありました。

1961年に発表された、ヨーロッパやアジアなどをめぐった旅行記で、当時ベストセラーになったそうです。

俺が読んだのは、1979年だと思うので、発表されてからずいぶん時間がたっていましたが、まだ、外国を自由に旅行した本はあまり多くはなかったので、この本を、むさぼるように読んだ記憶があります。

内容はほとんど覚えていませんが、この『何でも見てやろう』というタイトルだけは忘れませんでした。忘れるどころか、今までずっと頭の中にあった気がします。旅するときは、なんでも見て、聞いて、食べて、経験して・・・、がむしゃらに行動する青年旅行者、タイトルにはそんなイメージがありました。

1950年代は、まだ外国へ旅する日本人も少なかったろうし(小田さんはフルブライト奨学制度を利用して出ています)、俺が出た1979年でさえ、今と比べればまだそれほど多くはなかったでしょう。海外の情報に飢えていた若者たちの心の叫びだったかもしれません。若者ばかりではありません。日本人の海外旅行の仕方そのものが、まだ成熟していない、青臭さを持った「青年期」だったのです。そんな時代を象徴するようなタイトルでした。

その後、海外旅行は一般的なものになり、「何でも見てやろう」というよりは「ここだけ見てやろう」という旅行が多くなってきたようです。それだけ、日本人の外国に対する知識量は増え、嗜好、趣味が多様化してきたということでしょうか。

今は、テレビ、雑誌、インターネットで、外国の情報にあふれています(ほんとうはそうでもないんですが)。行かなくても、行ったつもりになれます。下手したら、実際行った人よりも、情報をよく知っている人がいるくらいです。

ただ、行かないとわからないことがあります。わからないことは、実際に現地に行って、初めてわかります。あたりまえですが。

それは情報ではありません。自分の体で感じるものです。他人とは共有できない、自分だけの感覚です。「見る」というと視覚的なことばかりを想像してしまいますが、小田さんが書いていたことも、「情報」ではなくて、日本人が外国へ行ったときの「感覚」だったのではないかなと、今思います。

いつまでも「何でも見てやろう」という気持ちで、旅ができたらいいなぁと思っています。

ご冥福をお祈りいたします。

小田実さん死去 作家 市民平和運動に尽力
東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007073002037096.html 参照

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2007/07/22

雑誌『BRUTUS(ブルータス)』に棚田の写真

070722
雑誌『BRUTUS(ブルータス)』の8/1号の特集は、日本の旅「ニッポン観光 2007」ですが、その中に、見開きで棚田が取り上げられています。

インタビューとともに、和歌山県あらぎ島、宮崎県徳別当、長崎県土谷などの棚田が掲載されています。

先月、車中泊の旅で撮影した、長崎県雲仙市(旧千々石町)の棚田の写真(↑の写真)もあります。そのときの記事は、次のページでどうぞ。

Ya_2「2007初夏、車中泊の撮影旅(19) 嬉野、川棚、大瀬戸、愛野のジャガイモ畑、千々石の棚田」(2007/06/07)

雑誌には、棚田の他、ダムや産業遺産なども紹介されていて、まだまだ日本は、探せばいろんなテーマが見つかるという、旅のおもしろさを感じさせてくれる誌面になっているのではないでしょうか。


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2007/07/20

【訃報】 河合隼雄さん

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日本のユング派心理学研究の第一人者で、元文化庁長官、京都大名誉教授の河合隼雄さんが亡くなりました。

<訃報>河合隼雄さん死去79歳
(7月19日16時14分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000057-mai-soci 参照)

臨床心理学者の立場から、教育論、宗教論、日本文化論など、幅広い分野で活躍されました。

ここ何ヶ月間、ずっと河合さんの本を読んでいました。

夢分析や、意識と無意識について、最近の日本に通過儀礼がなくなったことでの弊害、大震災後のカウンセリングは被災者に必要だが、強引なカウンセリングは逆効果になること、絵や音楽などを創作することは、精神的な癒し効果があることなど、「目からウロコ」がたくさんありました。

河合さんの本を読むことで、たぶん、カウンセリングを受けているような効果はあるのかもしれません。そして、「写真」と「棚田」も、俺にとっては精神的な治療薬であるのかもしれないなぁなどと思っていたところです。まさにそのとき、ラジオから入ってきた昨日の訃報のニュース。

ご冥福をお祈りいたします。

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2007/05/18

『棚田に吹く風』のインタビュー

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(写真は佐賀県浜野浦、5月の棚田)

昨日は、Tokyo MXテレビのインタビューが終わったあと、棚田ネットワークの会報誌『棚田に吹く風』のインタビューも受けました。

それであらためて思ったことがあります。どうしてこんなに長い間、棚田を撮り続けるのですか?という質問に、俺は、「棚田がある空間にいること自体が気持ちがいい」みたいなことを答えました。報道系写真家の社会的使命感とか、被写体としての美の追求とかいうのだったら、長くは続かないんだろうなぁと思いました。(あくまでも俺の場合です。使命感に燃えるりっぱな写真家もいます) 

自分の個人的な快感があるからこそ、長く続いているようなのです。

これは雲南についてもまったく同じで、どうして雲南に何度も行くんですか?とよく聞かれますが、「肌が合う」としか言えません。雲南にいること自体、俺にとって快感なんでしょう。

もちろん、その個人的な快感を求めて行った棚田で撮った写真が、棚田を作っている人たちの役に立つということであれば、正直嬉しいです。でも、あくまでも、それは「結果として」そういうふうになったということです。

どうして棚田のある空間は居心地がいいのか、快感があるのか、それを目に見えるもので表すこと(写真)の難しさは、日々感じています。


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2007/02/16

写真絵本『棚田を歩けば』できました

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写真絵本『棚田を歩けば』ができました。今日、編集者から2冊もらいました。新しい写真集の紙とインクの匂い、好きだなぁ。

本というものの魅力というのは、こういうことも含むんですよね。インクの匂い、持った感触、重さ、ページをめくったときの紙の音などなど。決してネットでは感じられない肌触り。

印刷立会いした話は以前書きましたが、納得できるものに仕上がっていたので一安心しました。これが書店に並ぶのは、21日だそうです。

内容について知りたい方は、ホームページでどうぞ。
Ya_2写真絵本『棚田を歩けば』


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2006/12/13

「栄養と料理」で1年連載「文化的景観」

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2007年の1年間、雑誌「栄養と料理」で写真と文で連載します。タイトルは『土と水、人と暮らし 日本の文化的景観』というものです。1月号は俺の出身地、山形県を流れる「最上川」です。

「文化的景観」という言葉は、まだなじみがないかもしれません。文化庁の定義によると、「地域における人々の生活または生業および当該地域の風土により形成された景観」というものです。ちょっとかたい表現ですが、具体的にいうと、棚田、畑、水路、集落などの、人間が自然といっしょに作り上げてきた景観です。

いままでは、例えば歴史的な建造物とか、大自然とか、そういうものの価値は認めてきましたが、棚田とか畑とか用水路とか、そういうものは、人の生活とあまりにも近く、ありふれた(と思っていた)ものだったので、その価値が見落とされてきました。

俺が棚田を撮り始めた今から10年以上前は、「タナダって、何ですか?」と聞かれるくらいでした。最近は、だいぶ浸透してきたと思います。フィリピン、ルソン島のコルディリア山脈のバナウェには、世界遺産に登録された山岳民族イフガオ族の棚田があります。登録されたのは1995年で、正式な登録名は「Rice Terraces of the Philippines Cordilleras」ですが、これも「文化的景観」としての価値が認められて登録されたものです。

世界的な流れも、この文化的景観を見直そうという方に向いています。その流れに合わせて日本でも、文化財保護法の一部が改正されて、去年施行されました。


ところで、上に掲載の写真は、重要文化的景観の候補、愛媛県内子町にある屋根付き橋、昭和19年(1944)に作られたといわれる田丸橋です。

屋根付き橋で思い出すのは、映画『マディソン郡の橋』でしょうか? (俺はもうひとつ、中国貴州省のトン族の屋根つき橋を思い出しますが)

映画の中で、マディソン郡にある屋根つき橋を探しにいったのは、クリント・イーストウッド扮する中年バックパッカー、いや、中年写真家のロバートでした。映画は、そこで知り合った平凡な主婦、メリル・ストリープ扮するフランチェスカとの恋の物語です。似たようなことを期待して内子町までいったわけではありません。ロマンチックな話は柄に合いませんし。(他人から言われる前に、自分で言っておいたほうが・・・)


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2006/09/13

『中央公論』10月号にイラン・マースーレの写真掲載

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(イラン・マースーレ全景)

お知らせです。

『中央公論』10月号に「イラン・マースーレ村」の写真が3ページで掲載されています。最近何かとニュースになるイランですが、国内は、治安はいいし、親日的で親切な人たちにもたくさん出会います。

マースーレ村は、カスピ海に面したイラン・ギーラーン州の山間部にある村ですが、ここが特徴的なのは、民家が階段状に建っていて(まるで棚田のようです)、前の家の屋根が後ろの家の通路になっているんです。

イラン人にも人気の観光地になっているらしく、行ったときはイランの休日ということもあって、たいへんな混雑でした。民宿もあるので泊まることもできます。ただ、ちゃんとした案内所のようなところはないので、雑貨屋で紹介してもらいました。

普通の民家の1室を借りるのですが、ちゃんとシャワー室もトイレも家の中にあったので、とりあえず快適です。窓からの眺めもいいですよ。

いったいだれですかねぇ、イランを「悪の枢軸」なんて呼んだのは。ここが「大量破壊兵器を保有し、世界に脅威を与えるテロ支援国家」だそうです。ずいぶんと怖いイメージを植えつけられたもんです。

窓から顔を出して下を覗くと、ロバを連れた老人がのんびりと歩いていき、おばあさんと立ち話を始めました。


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2006/09/05

『家庭画報』10月号に棚田の写真掲載

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(この写真は、福岡県うきは市つづら棚田で撮影したものです)

情報です。

『家庭画報』10月号に、「稲穂そよぐ棚田へ」というタイトルで、秋の棚田の写真が5ページで掲載されています。女性誌らしい写真の組み方になっているのではないでしょうか。

主な撮影地は、福岡県うきは市つづら、山形県山辺町大蕨の杭掛け、岐阜県恵那市坂折などの棚田です。

機会があったら、見てみてください。


  ■家庭画報ホームページ


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