カテゴリー「棚田(千枚田・田んぼ・コメ)」の550件の記事

2023/04/30

今日からは、二十四節気「穀雨」、七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」

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七十二候(末侯)は「牡丹華(ぼたんはなさく)」です。

写真は静岡県富士宮市、富士山の見える柚野の棚田で撮影したものですが、葉の様子から、これは残念ながら牡丹ではなくて、芍薬のようです。

 

 

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2023/04/25

今日からは、二十四節気「穀雨」、七十二候「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」

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今日からは、二十四節気「穀雨」、七十二候「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」です。

霜が降りるのが終わって苗が生長するころです。

写真は植えられたばかりの苗ですが、時期は「霜止出苗」の1週間後、5月上旬撮影したものです。

 

 

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2023/04/20

今日から二十四節気「穀雨(こくう)」、七十二候「葭始生(あしはじめてしょうず)」

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今日から二十四節気「穀雨」、初侯「葭始生」です。

百穀を潤す春に降る雨のことを「穀雨」といいます。田んぼではそろそろ水が張られて田植えの準備が始まるころです。

写真は、福井県小浜市の「田烏の棚田」です。

 

 

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2023/02/04

今日から二十四節気「立春(りっしゅん)」、七十二侯「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」

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今日から二十四節気「立春」、初候「東風解凍」です。

これは「旧暦棚田ごよみ」で使っている一月の新潟県十日町市の棚田。

雪景色ですが、「立春」なので、これから暖かくなっていくことを期待しています。

 

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2023/01/05

那智勝浦町 小阪の棚田と椙吉神社

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和歌山県紀南地方で「つなぐ棚田遺産」に選ばれたのが那智勝浦町の「色川の棚田群」です。

第28回全国棚田(千枚田)サミットの開催が決まっています。(2023年11月18日~19日)

サミットの前に行っておこうと思い、今回予定になかったこの棚田に寄ってみました。

写真は小阪の棚田です。雄大な風景の中に、棚田が広がっています。

また、棚田を見下ろす場所に、木花開耶姫命を祭神とする椙吉神社が鎮座します。

和歌山県神社庁のHPには、

「古来より深瀬大明神と称し、小坂村の氏神たり、安産の守護神として近隣より崇敬される」

とあります。

安産祈願の神社では、時々丸い石を見かけますが、ここにもありました。また、歯固めの石にでも使われたのか、小ぶりの平べったくて丸い石もありました。

 

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2022/12/27

菊池阿蘇スカイライン沿いの棚田

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菊池市から阿蘇の展望台へ通じる、菊池阿蘇スカイライン沿いには、たくさんの棚田がありました。

うっすらと雪化粧した棚田もあり、12月の棚田としては写真的だったかなと思います。いつか、『旧暦棚田ごよみ』で使えると思います。

 

 

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2022/12/21

熊本県産山村 扇の棚田

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雪の棚田の写真を九州で撮影するとは思いませんでした。

先日の大雪は、九州北部にも降って、標高の高いところは翌日まで雪が残りました。

急きょ、狼信仰の撮影を変更して阿蘇山の方へ行くことにしました。

この産山村の扇の棚田にも、予想通り雪が残っていました。

扇の棚田を訪ねたのはもう20年ぶりです。見覚えのある3本の木も健在だったし、棚田自体は変わっていないようです。でも、階段を上って俯瞰できるようになっていたり、ちょっとだけ観光地になったのかなと思います。

 

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2022/10/23

令和5年(2023年)版「旧暦棚田ごよみ」

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2023年(令和5年) 旧暦棚田ごよみについて

昨年「旧暦棚田ごよみ」は10周年目を迎えることができましたが、旧暦正月の直後、2月14日、ポスト「棚田百選」とも言える「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」が認定されました。

「棚田百選」は1999年7月に選定され、私はそのリストを頼りに翌2000年にかけて、すべての棚田を周りました。「百選」とは言っても、134カ所あったのですが、今回の「つなぐ棚田遺産」は、全部で271棚田です。数としては約2倍に増えました。中には後継者がいなくなった、耕作放棄地になったという理由でリスト落ちした棚田もあります。

1999年当時は、「タナダってなんですか?」と聞かれたり、自分の棚田が「百選」に選ばれたことを知らない耕作者がいたり、「今さらそんなもの選んでも遅いよ」という声もありました。ただその後「棚田」が一般の人たちにも知られるようになり、各地で棚田が復田されたり、オーナー制度で活気づいたり、都市と農村との交流ができたり、「棚田米」がおいしい米として人気になるなど、棚田と、棚田文化が消えるどころか、ますます勢いを増しているようにも思います。

「つなぐ棚田遺産」の全棚田を周ってみたいという気持ちも芽生えたので、数が多いので時間はかかるでしょうが、この20数年でどれだけ棚田の状況が変わったのか、この目で確かめたいと思っているところです。

ところで、昔の人は、毎日変化する月の満ち欠けに規則性を見出し、暦を生み出しました。ただ、月の満ち欠けだけでは、季節がずれていくので、太陽の動きも考慮したのが太陰太陽暦です。

日本では中国由来の太陰太陽暦を日本風に改良して使ってきましたが、明治6年から太陽暦(新暦/グレゴリオ暦)に変更され、それまで使っていた暦は「旧暦」と呼ばれることになりました。

月の満ち欠けは心理的にも物理的にも、人間の生活に影響を与えるものでした。だから時の為政者たちは暦作りにいっしょうけんめいになりました。暦は世の中の安定を保証するものだったからです。

世界標準となった太陽暦によって科学技術が発展し、豊かになったのも事実なので、否定するものではありませんが、旧暦と新暦の併用を提案したいと思います。中国、台湾、ベトナム、韓国などの国々では旧暦を併用していますが混乱はありません。むしろ旧暦も併用すると生活に潤いが増すような気さえします。

私たちもこの10年旧暦を使ってきて、確実に月を見上げる機会が増えたし、田んぼの稲の様子の移り変わり、周辺の草花、気温の変化などに敏感になったのは確かです。これは旧暦を意識しているからにほかなりません。

新暦に慣れているので、旧暦ごよみは初め使いづらいかもしれません。でも、「使いづらさ」とか「微妙なずれ」が、普段は何気なく、気にも留めないことに意識を向けさせてくれます。それは私たちがこの10年で実感してきたことです。

 

「旧暦棚田ごよみ」令和5年(2023年)版
「旧暦棚田ごよみ」のご注文は、棚田ネットワークのHPでどうぞ。

 

 

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2022/10/10

平成5年版「旧暦棚田ごよみ」

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来年(平成5年)版の「旧暦棚田ごよみ」が送られてきました。

表紙は、愛媛県内子町の「泉谷の棚田」の秋の風景です。

農家の人が映ってますが(探してみてください)、その姿と比べると、どれだけこの棚田の段差が高いかがわかってもらえると思います。

暦については、販売HPなど、後日、詳しい情報をお知らせします。

 

 

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2022/09/28

今日から二十四節気「秋分(しゅうぶん)」、七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをかくす)」

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今日から二十四節気「秋分(しゅうぶん)」、七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをかくす)」

「蟄虫坏戸」は、虫が土中に掘った穴をふさぐ、といった意味。

写真は、 兵庫県多可町、岩座神の棚田。

加美区にある344 枚の棚田で、岩座神という名前が印象的です。集落の上部を走る道路から俯瞰する日本家屋と棚田が一体となった景観はすばらしい。江戸時代の初めに積み上げられたという高い石垣が残っています。

 

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