カテゴリー「棚田」の121件の記事

2009/10/30

第4回 東京棚田フェスティバル

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今年も、東京棚田フェスティバルが開かれます。

2009年11月14日(土曜日)
12:00~18:00
入場料:500円/入退場自由(小学生以下は無料)
会場:スタジアムプレイス青山 7FホールB

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青柳は、16:30~17:00 『世界の棚田』のテーマで、スライド&トークショーを行います。今回は、インドネシア・スラウェシ島、イラン・カスピ海沿岸、マダガスカル・中央高地を中心に話をする予定です。


詳細は、棚田ネットワークのホームページデどうぞ。
Ya_2東京棚田フェスティバル


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2009/07/22

「デジタルカメラマガジン」 8月号

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「デジタルカメラマガジン」8月号の「先駆者の現場」に棚田の写真が掲載されています。

新潟県十日町市星峠の写真は、今年の5月下旬、「犬連れ旅」の合間に撮影したものです。

カメラ機材にはまったくこだわらない(と、いうより興味がない)写真家です。なので、機材の写真を撮られるのは恥ずかしいですね。

と、言って、「写真は機材なんか関係ない。感性だ」などと言いたいわけでは、もちろんありませんが。機材は、大いに関係あります。

それと、読者プレゼントがあります。詳しくは雑誌でどうぞ。


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2009/06/05

雑誌『デジタルカメラマガジン』の取材で、新潟県の棚田地帯へ

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『デジタルカメラマガジン』の取材で、先週3日間、新潟県の棚田地帯、松代、松之山、高柳、津南をまわってきました。雑誌には(たぶん)8月号で登場すると思います。

NHK大河の『天地人』のタイトルバックでも使われている十日町市星峠の棚田。

今回も、ここの朝日は見ることが出来ませんでした。何度行っても、ここだけは朝、晴れたためしがありません。この日の朝も雨が降っていましたが、それでも10人ほどのカメラマンが熱心に写真を撮っていました(上)。〈下〉は蒲生の棚田。

星峠(昔は、「峠」でした)は、有名な棚田だけあって(でも申請しなかったので、「棚田百選」にはなっていませんが)、車のナンバーを見ると、全国から来ているのがわかります。高速代1000円というのも、棚田撮影に影響しているのでしょうか。

     ☆

なお「犬連れ車中泊の旅」の続きは、今度の日曜日から再開します。


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2008/11/12

写真ギャラリー『やまがたの棚田20選』

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以前、『やまがたの棚田20選』をやっていて、中途半端で終わりましたが、「オリザ館」に、あらためて写真ギャラリー『やまがたの棚田20選』を作りましたので、こちらでご覧ください。(「蔵王上野 」 「蔵王駒鳴」「大網」の3ヶ所は、まだ工事中です)

Ya_2山形の棚田20選

「日本の棚田百選」に選ばれた棚田は3ヶ所あるので、正確に言うと、「やまがたの棚田20選+日本の棚田百選3選」の「23選」になります。

こうして山形を周ってみると、まだまだ知られていない、美しい棚田がたくさんあることに驚きます。山形でさえこんなにあるんだから、日本全国を考えたら、その数はどれくらいになるか・・・。想像もできません。


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2008/11/10

第3回東京棚田フェスティバル (2008年11月22日開催)

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今年で3回目になる東京棚田フェスティバル。11月22日(土曜)に開催です。

今年は「わ」がキーワード。「輪」になって「お話し」したり、おにぎりを食べて「和ん」だり「wa!」と驚いたり
「waっはっは」と笑ったり・・・。

俺は今年も写真を20点ほど展示します。カフェで棚田米のおにぎりも食べることができるので、ぜひおいでください。

【開催日】
2008年11月22日(土) 11:00~17:00 入場無料/入退出自由
【会場】
EVENT SPACE SPAZIO 1 ( 恵比寿駅下車徒歩約7 分)


詳細は、棚田ネットワークのページで。

http://www.tanada.or.jp/tanafes/

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2008/10/24

2008年秋 東北撮影旅(25) 「やまがたの棚田20選」 【白鷹町 中山】

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白鷹スキー場近くの中山棚田。


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2008/10/23

2008年秋 東北撮影旅(24) 「やまがたの棚田20選」 【山辺町 大蕨】

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日本の棚田百選にも選ばれている大蕨。

大蕨の秋の風景といえば、この杭掛けです。雛壇上になった棚田にずらりと並んだ杭掛けは、圧巻です。


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2008/10/22

2008年秋 東北撮影旅(23) 「やまがたの棚田20選」 【高畠町 海上】

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高畠町の海上の棚田。海上は、「かいじょう」ではなくて「かいしょう」と読むらしい。もちろん内陸なので、海があるわけではありません。

海上に着いたとき、曇っていたのですが、そのあと大雨になってしまいました。ゲリラ豪雨が話題になった今年の夏ですが、まさにそんな豪雨でした。

でも、30分ほどで雨は止み、薄日が射したりして、この天気は何だ?と思ったのでした。しばらく、雨が蒸発する靄が漂っていました。

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2008/10/21

2008年秋 東北撮影旅(22) 「やまがたの棚田20選」 【戸沢村 与吾屋敷】

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与吾屋敷の谷全体が棚田になっていますが、かなりの部分、もう耕作されていない田んぼも見受けられます。

山間の静かな棚田で、気持ちの良い空間です。

集落の奥の方に進んでいくと、ちょうど稲刈りをやっている農家の人たちがいました。写真の田んぼは、このあとコンバインで稲を刈り取られました。


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2008/10/18

2008年秋 東北撮影旅(21) 「やまがたの棚田20選」 【戸沢村 片倉】

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冬に訪ねたときは豪雪で、棚田どころか片倉集落にたどり着くのもたいへんでした。

道の両側には、高い雪の壁。3~4mはあったのではないでしょうか。なので、雪の壁を登ってちょっとだけ民家の屋根を見ただけでした。

今回は、すんなり行けて、ちょうど稲刈りに出会いました。想像した通りの、美しい集落と棚田でした。


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2008/10/17

2008年秋 東北撮影旅(20) 「やまがたの棚田20選」 【朝日町 椹平】

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椹平の棚田は、最近かなり知名度が上がってきました。コメ関連の広告でも、椹平棚田の写真が使われています。(たしか今度、テレビコマーシャルでも使われると聞いたような・・・)

この椹平の棚田米ですが、今年は稲刈り後の天気に恵まれ、おいしく仕上がった自然乾燥米を使ったおにぎりを振舞う催しが、神奈川県の「小田原百貨店 板橋店」で行われるそうです。

10月25日(土) 10:00~15:00ころまで
新米おにぎりの試食(パナソニックSV炊飯器で地元の水を使って炊いたもの)
新米を先着200人に、一人2合をプレゼント

当日は、椹平から持っていく「杭の子(稲杭)」を店頭に飾るそうです。お客さんたちからどんな反応があるか、楽しみですね。

こういった一歩一歩の地元の人たちの努力が、「棚田米」の認知に繋がっていくのだと思います。近くにお住まいの方は、ぜひ行ってみてください。

詳細は、小田原百貨店にお問い合わせください。

小田原百貨店 板橋店


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2008/10/16

2008年秋 東北撮影旅(19) 「やまがたの棚田20選」 【大石田町 大浦】

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最上川沿いの大石田町大浦集落の棚田。

当ブログでも、過去、何度か紹介しました。好きなソバ屋が近くにあるので、何度も通る機会があると、前にも書いた気がします。

下の写真は、今年の冬に撮影したものです。


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2008/10/15

2008年秋 東北撮影旅(18) 「やまがたの棚田20選」 【尾花沢市 明光寺】

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秩父の龍勢祭りで、中断しましたが、今日からまた「やまがたの棚田20選」の続きです。

明光寺の棚田は、先日紹介した高橋の棚田からさらに上ったところにあります。県道からは見えないので、通りすがりでは、棚田に気がつきません。

山の上に拓かれた棚田では、コメとソバが作られていました。


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2008/10/12

2008年秋 東北撮影旅(17) 「やまがたの棚田20選」 【尾花沢市 高橋】

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尾花沢市高橋集落の山側に広がる棚田。


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2008/10/11

2008年秋 東北撮影旅(16) 「やまがたの棚田20選」 【村山市 中沢】

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村山市中沢の棚田は、県道29号線沿いにある。

訪ねた日は、曇りから一時雨に。

雨上がりには、靄が少し漂って、しっとりと落ち着いた感じになった。

以前冬に訪ねたこともある。今年の3月だ。

そのとき撮影した写真がこちら。あまりにも豪雪で、単なる雪原の写真に見えるかもしれないが。

Ya_2「山形県村山市 中沢の棚田」 (2008/03/16)


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2008/10/10

2008年秋 東北撮影旅(15) 「やまがたの棚田20選」 【上山市 小倉】

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見上げれば蔵王の山。見下ろせば上山の街。

山形市の蔵王山田の棚田もそうだが、蔵王山麓西斜面には棚田が多い。小倉の棚田は、「耕して蔵王に至る」棚田だ。

雲形定規のような形の田んぼはあまりなくて、整然とした感じがする。過去に区画整理が済んでいるのかもしれない。

それでも、階段状になった田んぼには圧倒される。


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2008/10/08

2008年秋 東北撮影旅(14) 「やまがたの棚田20選」 【天童市 田麦野】

081008
田麦野の棚田は、天童高原へ続く道沿いにある。

子供のころ、天童高原には何度も来たが、こんな棚田があったことは、記憶にない。やっぱり風景は、意識しないと見えないようだ。

風景をどう見るかは、その人の個性にかかわってくる。同じところへ立っても、人と同じ写真にならないというのは、よく経験すること。

下から見上げると、雛壇上に並んだ稲杭が壮観だ。ここもちょうど稲刈り作業中。


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2008/10/07

2008年秋 東北撮影旅(13) 「やまがたの棚田20選」 【山形市 蔵王山田】

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「やまがたの棚田20選」に選ばれた山形市蔵王山田の棚田。

山形市の市街地から車でわずか数分で棚田地帯になる。案外近い。棚田からは街も見えた。

まだ刈り取り作業が終わってないところもあったが、ここも杭掛けをやっていた。


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2008/10/03

2008年秋 東北撮影旅(9) 山形県朝日町椹平の杭掛け

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山形県朝日町椹平の棚田は、稲刈りの真っ最中。

自然乾燥米の注文が多いので、今年は杭掛け(稲杭)の数も例年より多いという。

この前、稲の乾燥方法の地域差について書いたが、案内してくれた朝日町のAさんによると、昔は、横に掛けるハサ掛けが多かった気がするという。稲杭は、ひとりでも作業ができるので、時代とともに変わった農作業のしかたにも関係しているのかもしれない。地域差だけではなくて、時間差もあるらしい。

そしてたまたま山形新聞のあるエッセイに、稲杭のことが書いてあった。

「この杭掛けによる乾燥方法は百姓が編み出した技術の中でかなり傑出した部類と思われます」「台風などの強風に見舞われても、形状が丸みを帯びているので風を受け流します」
(山形新聞9月30日朝刊「やまがた見つけた【稲を米にする作業】」斎藤武氏)

なるほど。稲杭は進化した乾燥方法ということだろうか。


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2008/09/28

2008年秋 東北撮影旅(5) 東北のハサ掛け

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東北のハサ掛けは、立てた杭に掛ける縦型方法(上の写真)と、水平に渡した棒に掛ける横型方法(下の写真の右上)と、ふた通りある。

今回、山形→岩手→秋田と移動したが、岩手の北上市から遠野市に向かったとき、途中で縦型から横型に変わった。

ちょうど混在している村のおばさんと話したとき、どうしてふた通りの方法があるのか?と尋ねたら、「人それぞれだから」という答えが返ってきた。

まぁ、その人のやり方が違う、それはそうだ。おばさんの言う通り。でも、やっぱり、地域差に関わるのは間違いない。まったく個人の趣味、嗜好で、ハサ掛けの形が決まっているとは思えない。

ハサ掛けの方法に地域差があるのは、棚田をまわり始めてから気がついたが、どこがどういう方法なのかちゃんと調べたら、意外とおもしろいテーマかもしれない。そのハサ掛けの方法の違いと、何が一致するのか、興味のあるところだ。たとえば、言葉とか、食事とか・・・。言葉でも、何が同じところではハサ掛けの方法も同じだとか・・・。そんなことはないのだろうか。

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2008/09/17

「棚田米はおいしい」と言うよりは、「棚田米を食べてみたい」と言いたい

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8月上旬に開かれた「平成20年度棚田学会大会シンポジウム」については、事情があって1ヶ月ブログを休んでいたので、今ころになってしまいました。でも、忘れないように(自分のためにも)書いておきます。

今年のテーマは、「棚田米はどうして美味しいのか?」でした。

水のおいしさとは関係ありそうです。だいたいは、棚田の上は、山なので人家がありません。また、棚田は比較的、高地にあるので、夜になってある程度冷えたほうが、稲は休むことができて、コメはおいしくなるそうです。それと、自然乾燥のハサ架けですね。稲刈りしたときは、まだ稲は死んでいないので、稲わらからの養分もコメに蓄えられるらしい。

それで、結論は?

参加者の方の指摘もありましたが、「棚田米はおいしい」と思っている、あるいは、「棚田はなるべく残したい」と思っている人たちだけの中で、「棚田米はどうしておいしいのか?」という議論は、なかなか深まらないという反省はあったかもしれません。(「棚田米は、おいしくない」と思う立場の人(そんな人いるか?)を参加させたら、もっと議論は深まった?)

結局、「おいしさ」が、科学的な数値を基にできない(蛋白やアミロース、アミロペクチンの比率は関係しますが)ということが、最大のウィークポイントのようです。棚田に関心がある人や、棚田米がすでにおいしいと思っている人なら、おいしさは、「農家の人たちとの信頼」だとか、「農家の人たちの努力」だとか、俺のように「物語」だということが、おいしさの理由の一部になっていることを分かってもらえると思いますが、まったく、知らない人に、それを納得してもらうのは、難しい。

「棚田米はどうして美味しいのか?(2008/07/26)」

つまり、棚田米の説明をする前に、棚田のことを説明しなければならないということなのです。棚田の良さを理解してもらって初めて、棚田米はおいしい(かも)と思ってもらえる。(棚田米に興味を持ってもらえる)

そして、棚田米は、量が少ないので、一般の人が口にする機会は、あまりありません。いったん食べてもらえば、棚田米のファンも増えると思うのですが。そのためにも、「棚田米」という特別なコメがあることを宣伝していくしかない。地道な努力が必要なようです。

まぁ、あまり「おいしさ」を強調しすぎないことかもしれません。言い過ぎると、怪しいどこかの霊感商法みたいになってしまう恐れも無きにしも非ず・・・。

だから俺はあまり「おいしさ」にはこだわっていません。ただ、「食べてみたい」だけです。

ちゃんと実験したらどうかなと、帰りの電車で思いつきました。同じ品種、同じ地区(天候が同じところ)、平場と棚田で作ってみて、どちらがおいしいか科学的に実験してみる。それで、おいしさが実証されたら、もっと積極的に棚田米をアピールできるかもしれません。

今度、学会に提案してみようかな。

ところで、「事故米」が食用に転売されていた事件で騒いでいますが、ある女性が、テレビのインタビューで、「何が入っているか分からないので、最近はご飯がおいしく食べられなくなりました」と言っていました。

やっぱりそうですよね。前も書きましたが、「安心」「安全」「信頼」というものが、おいしさを左右する重要な要素なのです。へんな時代になったものです。


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2008/07/26

棚田米はどうして美味しいのか?

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「平成20年度棚田学会大会シンポジウム」が開かれます。

今年のテーマは、「棚田米はどうして美味しいのか?」です。

食品に関しては、産地偽装や消費期限改ざんなどがあとをたちません。ますます「食品」に対する「信頼」が求められるところです。

おいしさは「品種」「炊き方」「炊く水」「食事をするメンバー」「その日の気分」などで大きく変わってしまうのは、皆さんも経験から納得してくれると思います。「水がきれいだから」とか「時間をかけてゆっくり成熟する」とか「天日乾燥だから、水分の含有量 が何パーセントだ」とか、いろいろな理由も言われますが、もうひとつ、大切なのは「物語」なのではないでしょうか。

今まで見捨てられようとしてきたあの「棚田」、人間が自然の顔色をうかがいながら、こうこつと作り上げてきたあの「棚田」、知り合いの@@さんが作っているあの「棚田」、そういう特別 な「棚田」でとれた米を食べるんだという、棚田と自分自身の「物語」です。

それと「安心」ということもあるかもしれません。棚田米は、誰が作ったかわかるので、「安心」なのです。「安心」が人間の味覚にも影響を及ぼすこと自体は、変な時代だなぁとは思います。でも、こんな時代ではしかたありません。「安心」は、たしかに「美味しさ」の一部なのです。もちろん、これはあくまでも俺の「おいしさ」ですが。


テーマ:棚田米はどうして美味しいのか?
日 時:2008年8月3日(日) 14:00~17:45
会 場:日本橋三越本店6F「三越劇場」
参加料:1,000円(資料代込み、棚田学会会員は無料)

第1部(14:00~14:45)
 石井進記念棚田学会賞授賞式及び受賞記念講演
  ・佐賀県唐津市相知町「蕨野棚田保存会」
  ・三重県熊野市紀和町「丸山千枚田保存会」

第2部(15:00~17:45)
 シンポジウム「棚田米はどうして美味しいのか?」
 報告&パネルディスカッション
  ・コーディネーター:牛島正美
  ・パネリスト:佐藤藤三郎、渡辺すみ子、中山茂廣、木戸幸子、成川亮治、山岡和純

こちらからチラシがダウンロードできます。

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2008/07/18

芥川賞から棚田の将来を妄想する

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(写真は新潟県松之山の棚田)

芥川賞に楊さん 日本文学に大きな刺激だ
産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080717/acd0807170336001-n1.htm

第139回芥川賞に中国人の楊逸(ヤンイー)さんの『時が滲(にじ)む朝』が選ばれました。

楊さんは中国で生まれ、昭和62年に来日してから日本語を習得したそうです。日本語を母語としない外国人が芥川賞を受賞するのは初めてとのこと。

かなり文学界には衝撃が走ったのではないでしょうか。文学界ばかりではありません。今、日本で進行している、日本の「国際化」も、ここまできたかという感じがします。

俺が旅を始めたころ、今から20数年前ですが、外国で会う日本人旅行者は、俺も含めてあまり英語はしゃべれませんでした。なので日本人旅行者だけで集まる傾向にありました。

別に言い訳するつもりではありませんが、当時の英語教育のもとで育った俺たちは、しかたなかったのです。多少単語と文法を知っていても、聞き取れないという問題が一番大きかった。外国人と会話することなど想定されていない授業でしたからね。英語は、コミュニケーションの道具としての「言葉」ではなくて、勉強するための「教材」にすぎなかったのです。

たぶん、この「英語コンプレックス」の裏返しとして言われていたのが、「日本語は難しい」「日本語は複雑だ」ということです。俺も当時はそう思っていたし、外国人に対して実際言ってもいました。

ところが、ある日本語をしゃべる欧米旅行者に出会ったとき、彼は「日本語は、それほど難しくないよ」と日本語で言ったのでした。それを聞いて、俺はちょっとショックでした。日本語が難しいから、難しい言葉を操る日本人に優越感を感じていて、だから英語が下手でもかまわないという、なんというか、そういう屈折した思い込みが、音を立てて崩れてしまったのでした。

もちろん彼は特別語学に才能があった人かもしれませんが、でも、俺にその「日本語は難しい」「日本語は複雑だ」という、日本人の勝手な思い込み、もっと言えば、日本人じゃなければ、日本語はあやつれないという思い込みを気がつかせてくれたのは事実なのです。

だから、今回の楊逸さんは、簡単に日本語をマスターしたと言いたいわけではもちろんありません。とんでもないです。約20年間の日本滞在で、芥川賞を受賞するくらいなので、並大抵の努力ではなかったと思います。

そういうことではなくて、つまり、日本語という言葉が、日本人だけではなく、世界の人の言葉になったということなのです。日本語の「国際化」とでも言ったらいいでしょうか。

あのジェロもそうですよ。アメリカ人が演歌を歌って大人気。日本人じゃなければ、日本語も、日本文化もわからないと思い込んでいた時代は終わりました。それが国際化です。いいことだと思います。

言葉(日本語)だけではなくて、相撲はモンゴル人とブルガリア人ががんばっているし、日本ふうの食堂(居酒屋)や、ラーメン店を営むイラン人もいます。

おととい、日本の食糧自給率の低さのテレビ番組を見ましたが、その中で、「農業にはスターがいない」と言っていたので、いっそここで、日本人の心を理解した外国人が、棚田を作り始めたら、たぶん、棚田界(?)では目立つ存在、スターになるかもしれないなぁ、そうすれば若い後継者もできるかなぁとか・・・ちょっと妄想してしまいました。


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2008/06/17

写真展『アジアの棚田 日本の棚田』の搬入、飾り付けをやりました

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今日、写真展『アジアの棚田 日本の棚田』の搬入、飾り付けをやりました。

写真パネルは、全部で35点になりました。

もう一度、写真展情報を書いておきます。

2008年6月19日(木)~6月24日(火)
入場無料(カフェとは別です)
OPEN: 10:30~19:30
(金・土: 10:30~22:30 定休日:水曜日)

GALLERY CAFE 亀福
〒186-0002 東京都国立市東1-14-21 グリーンライフ国立1F
TEL/FAX: 042-573-3580
URL: http://www.kamefuku.info/
※JR 国立駅南口より徒歩5分

スライド&トークショー『オリザを巡る旅』
6月21日(土)
19:30~(開場19:00)
料金: 2000円 (お茶・コーヒーまたはアルコールのワンドリンク付き。南部中国の風景・少数民族の写真を使った小冊子プレゼント)
お問い合わせ・予約は亀福まで

写真展告知(FLASH版)はこちらで。
『アジアの棚田 日本の棚田』写真展


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2008/06/15

『日立 世界ふしぎ発見!』 マチュピチュ遺跡の棚田?

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(写真はマダガスカルの棚田)

昨日の『日立 世界ふしぎ発見!』で、ペルーの世界遺産、インカ帝国マチュピチュ遺跡をやっていました。

遺跡の周辺には、りっぱな石積みの階段状耕作地が造られています。ただ、残念ながら(?)、「棚田」ではなく、「段々畑」です。

ある人からは「南米でも棚田を見ましたよ」と、聞いたことがあるのですが、このマチュピチュの段々畑のことを、棚田だと勘違いした、ということのようです。

普通の人は(だから俺は普通ではないのでしょうが)、棚田を見るために南米くんだりまで行くわけではないので、「棚田」なのか「段々畑」なのか、わからなくて当然です。

今のところ、段々畑は世界中にありますが、棚田は、アジアが中心です。マダガスカルにも棚田があることは今までさんざん書いてきましたが、昔、マレーあたりからから移住した人たちが棚田文化(稲作文化)を伝えたわけで、だからこれも、アジア発祥の文化と言っていいでしょう。

世界的に見たら、「棚田」の稲作文化は、夏に雨が多い、アジアのモンスーン気候と、地形の斜面を利用した特殊な(?)文化なのです。その風土に合ったベターなシステム。よく、こんなことを考え付いたものだなぁと感心します。その土地で試行錯誤しながら、長い時間をかけて積み上げてきたノウハウです。

小さな沢にできた自然の棚田状の土地に、作物が育っていることに気がついたのかもしれません。周りの自然環境を注意深く見ている、感じている人たちが、思いついたに違いありません。人間の技術は、自然を模倣するところから始まっています。


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2008/06/03

お知らせです。『アジアの棚田 日本の棚田』写真展/6月19日から

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写真展のお知らせです。3月に『トンパ展』をやった東京都国立市の「ギャラリーカフェ亀福」で、今度は、棚田の写真展をやります。

今回はアジアと日本の棚田の写真、約35点をパネル展示します。なお、21日(土)には、スライド&トークショー『オリザを巡る旅』があります。(「オリザ」とは、「稲」のラテン名です)
ゆったりと、お酒でも飲みながら、棚田の写真をお楽しみください。
日本、中国、フィリピン、インドネシア、イラン、マダガスカルの棚田はもちろんですが、中国のトン族の「ナレズシ」、マレーシアの「青いご飯」、ベトナムの「緑餅」など、アジア各地のめずらしいコメ食品も紹介します。サイクロンで大被害を受けたミャンマー・エーヤワディー・デルタの稲作地帯にも触れる予定です。申し込みは、亀福までどうぞ。

『アジアの棚田 日本の棚田』写真展

2008年6月19日(木)~6月24日(火)
入場無料(カフェとは別です)
OPEN: 10:30~19:30
(金・土: 10:30~22:30 定休日:水曜日)

GALLERY CAFE 亀福
〒186-0002 東京都国立市東1-14-21 グリーンライフ国立1F
TEL/FAX: 042-573-3580
URL: http://www.kamefuku.info/
※JR 国立駅南口より徒歩5分

スライド&トークショー『オリザを巡る旅』
6月21日(土)
19:30~(開場19:00)
料金: 2000円 (お茶・コーヒーまたはアルコールのワンドリンク付き。南部中国の風景・少数民族の写真を使った小冊子をプレゼントします)
お問い合わせ・予約は亀福まで

写真展告知(FLASH版)はこちらで。
Ya_2『アジアの棚田 日本の棚田』写真展


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2008/05/30

第4回アフリカ開発会議 (3) マダガスカルは棚田の国

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マダガスカルに行こうと思ったのは、棚田があると聞いたからでした。

でも、最初は「ホントかなぁ」と、半信半疑でしたが、調べてみると、コメの生産量が世界第20番目(1995年)で、一人当たりの年間のコメ消費量にいたっては、世界でもトップレベルの「コメの国」であることがわかりました。

マダガスカルへは、バンコク経由で行きました。バンコクから乗った飛行機は、9時間ほどで首都アンタナナリヴの上空に差しかかりました。雲が切れて赤と緑のコントラスト鮮やかな大地が目に飛び込んできました。

大地に敷き詰められた長方形の連なりが、水田であることを知って、内心ホッとしました。しかも、山際の斜面は、等高線模様で、あきらかに棚田でした。いくら本を読んでも、人から話を聞いても、自分の目で確かめるまでは安心できない性格は、我ながら困ったものだと思います。

マダガスカルの中央高地は、世界でも有数の棚田地帯といってもいいところでした。

市場では、マダガスカルふうのパン「ムフガシ」、コメ、砂糖、ピーナツで作ったウイロウ状の「クバ」、お粥の「バリスス」などでみんな食事をとっています。俺も「ムフガシ」をほおばりながら市場をまわっていると、コメをうまそうに食べている人たちに親近感が沸いてくるのでした。

遠かったマダガスカルも、「棚田」と「コメ食品」で、ちょっとは近く感じられるようになった、という話です。


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2008/04/24

コメより高い水を買う国民、日本の不思議

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(写真は水俣市寒川棚田)

昨日は、丸の内さえずり館で、スライド&トークショー『世界の棚田を旅しよう』をやりました。

俺のスライドショーのあと、最後に棚田ネットワーク代表でもある中島先生があいさつ。そのとき、先生の手には、330mlのペットボトル。先生はお客さんたちに聞きました。このペットボトルに詰めたコメとミネラルウォーターではどちらが高いでしょうか?と。

答え: ミネラルウォーター。

俺は、この話を聞いて、ちょっとショックでした。今まで気がつきませんでしたが、ミネラルウォーターの値段が100円(コンビにで買う場合)。ところが、コメは、50円程度。コメよりも高い水を飲むのが自然なことなのか? 水よりもコメが安いというのが異常というべきなのか? なんだか考えさせられてしまいました。

もっとも、ミネラルウォーターの値段には、ペットボトルの値段も含まれてはいるし、コメも高いコメはもっと高いです。ミネラルウォーターも、2リットル瓶では安くなるので、単純な比較では、正確ではありませんが、でも、だいたい、「330lm瓶入りのミネラルウォーターより、同量のコメの方が安い」とは言えるようです。

俺は、日本国内を車で撮影旅行するとき以外は、ほとんどミネラルウォーターは買ったことはありません。外国では、水道水が飲めないというところもあるし(水道自体ないところもあります)、それもしかたないと思って買いますが、水道水がこれほど安全で「おいしい」日本で、大量のペットボトルのゴミ(資源?)を出すミネラルウォーターに違和感を持っていました。昨日の話を聞いて、その違和感の原因のひとつがわかったような気がします。

もちろん、お金がありあまっている人が、どんな贅沢品を買おうがその人の自由だし(去年は「何とか還元水」という1本数千円の水を飲んでいた大臣もいたっけ。亡くなりましたけどね)、俺も、車の撮影では重宝しているので、否定はしませんが、不思議ではあります。どうして、日本で水を買わなければならないのか?

ミネラルウォーターって、ホントに水道水よりもおいしいのか? ホントに体にいいのか? あらためて考えてみたいと思います。

それと引きかえ、コメがどうしてこんなに安いのか? いや、これでも、「コメが高い」といわれているんですけどね。

ますます、日本が不思議な国に思えてきました。最後の「秘境」日本!


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2008/04/19

スライド&トークショー 『世界の棚田を旅しよう』 4月23日(水) 18:30~

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昨日、JR有楽町駅前の「丸の内さえずり館」で、『棚田~知ろう、食べよう、行ってみよう!』のトークイベントがありました。

棚田ネットワーク代表の中島先生からは棚田の現状や棚田オーナーになる方法などのお話、そして最後は、棚田米の食べ比べクイズでした。4品種(4産地)の棚田米が、どれか当てるものです。

参加者約30人中、結果、4つ全部当たった人はいませんでした。2種類当たった人は12人。俺は、1つだけ。けっこう難しい。

4つとも「おいしい棚田米」という最低限のレベルをクリアーした米なので、その中での違いを見極めるのは難しいものです。もちろん、初めて食べる品種は、比べようもないわけですが。

4月23日(水)、今度は、俺のスライド&トークショーがあります。日本、中国、インドネシア、ベトナム、フィリピン、イラン、マダガスカルの写真と話です。

申し込みは、丸の内さえずり館までお願いします。参加費無料。23日も、棚田米を試食できるそうです。もし時間がある方はどうぞ。棚田米は食べたいけど、「お前の話なんか聞きたくない」という人も大歓迎です。棚田米も販売しています。

 4月23日(水) 18:30~20:30
 「写真家・青柳健二と世界の棚田を旅しよう」


なお、棚田写真(37点)、棚田ネットワークのパネル、農作業の道具などの展示は、引き続き月末までやっています。

期間: 2008年4月30日(水)まで

開館時間: 月~土 11:00~19:00
(日・祝・4月28日は休館。最終日4月30日は13:00まで)

丸の内さえずり館
千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F
TEL/FAX: 03-3283-3536
(JR有楽町駅 日比谷口 ビックカメラの道を挟んだ向かいのビル)
http://www.m-nature.info/


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2008/03/31

棚田のイベントです。 『棚田~知ろう、食べよう、行ってみよう!』

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『棚田~知ろう、食べよう、行ってみよう!』
青柳の棚田写真(37点)、棚田ネットワークのパネル、農作業の道具などの展示です。また、会場では、DVDで、棚田のスライドショーを上映しています。長さは15分。このイベントのために特別に編集したオリジナルです。

期間: 2008年4月1日(木)~4月30日(水)

開館時間: 月~土 11:00~19:00
(日・祝・4月28日は休館。最終日4月30日は13:00まで)

丸の内さえずり館
千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F
TEL/FAX: 03-3283-3536
(JR有楽町駅 日比谷口 ビックカメラの隣のビル)
http://www.m-nature.info/


期間中トークイベントがあります(18日、23日ともに、棚田米の試食付き。先着40名 参加費無料。申し込みは、丸の内さえずり館まで)

 4月18日(金) 18:30~20:30
 棚田ネットワーク
 「棚田~知ろう、食べよう、行ってみよう!」

 4月23日(水) 18:30~20:30
 「写真家・青柳健二と世界の棚田を旅しよう」
 (スライド&トークショーです。日本、中国、インドネシア、ベトナム、フィリピン、イラン、マダガスカルの写真と話です)


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2008/03/16

山形県村山市 中沢の棚田

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やまがた棚田20選に選ばれた棚田のひとつ。村山市の中沢の棚田です。


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2008/03/13

新潟県十日町峠(星峠)の棚田

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6月の星峠の棚田です。

Ya_2雑誌『デジタルカメラマガジン』の取材で、新潟県の棚田地帯へ(2009/06/05)

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2008/03/06

新潟県十日町市蒲生の棚田

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雪はどうしてこんなに清潔なのでしょうか。


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2008/03/02

やまがたの棚田20選

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やまがた景観シンポジウム08で、「やまがたの棚田20選」の認定書交付式があったことは、おとといも触れましたが、正確に言うと、「棚田百選」にすでに選ばれている3ヶ所(椹平、大蕨、四ケ村)と、新しく認定された20ヶ所の、合計「23選」です。

前から気に入っていて、このブログでも紹介したことのある、大石田町の「大浦の棚田」も選ばれました。(↑の写真)

今回、「20選」になった棚田は、景観保全活動、動植物の保護、観光交流の場としての活用など、将来に繋がる活動をしているかどうかを基準に決められたとのこと。景観としての美しさばかりではないということです。

今年は、この棚田20選をテーマにした写真コンテストや、棚田マップを作る計画もあるようです。具体的になってきたら、またお知らせします。


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2008/02/29

やまがたの景観づくりシンポジウム

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今日、「やまがたの景観づくりシンポジウム」に呼ばれて、『棚田の見方・歩き方』というタイトルで、スライド&トークショーをやりました。棚田以外にも、越前海岸の水仙畑や渡良瀬遊水地のヨシ焼きや砺波平野の散居集落や最上川などの「文化的景観」の写真も使いました。

どういった経緯で、農村景観(とくに棚田)を撮るようになったのか。田舎が嫌いで飛び出したはずなのに、いつの間にか田舎の写真を撮っていたことの不思議(因縁と言ってもいいような・・・)。

棚田との出会いがなかったら、日本の、しかも山形を撮るということもなかった、という話をしました。

世界を回ったことで、旅人の目になり、田舎を客観的に見ることができるようになったことが大きいのかもしれません。日本も捨てたもんじゃないと。

日本は世界的には、いろんな意味で、美しく、また不思議な国です。言ってみれば、最後の「秘境」かもしれません。

今回のシンポジウムでは、京都府旧美山町の「観光カリスマ」小馬勝美さんも講演されましたが、考えさせられることがたくさんありました。景観を観光とどう結びつけていくのか。そのためには何が大切なのか。

美山町には茅葺民家が残り、前からいいところだと聞いていたので、行こう行こうと思っていましたが、なかなかタイミングが合わずに、まだ行っていません。今年こそは訪ねようと、小馬さんの講演をお聞きして、あらためて思いました。

そしてシンポジウムでは、「やまがたの棚田20選」の認定書交付式もありました。「棚田百選」以外にも、山形には美しい棚田がたくさんあるんですね。そのうち全部周ってみようと思います。

こうなると、全国には、まだまだ知られざる棚田がたくさんあるだろうと想像できますが、ますます棚田探しの旅は終わりそうもありません。日本だけでもこれだけあると、外国にはどれくらいあるんだろうか。気の遠くなるような話です。一生をかけても周りきれません。

「南米にも棚田があるようです」などという情報、ありがたくもあり、迷惑でもあり、というのが、正直なところです。「ある」と聞けば、俺の性格上、絶対行くことになるんですから。これをいわゆる「棚田病」と呼んでいます。


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2008/01/28

長野県千曲市の棚田

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2008/01/25

富山県砺波市の棚田

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2008/01/21

長野県大岡村

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2008/01/16

長野県白馬村青鬼

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静かな長野県白馬村青鬼集落。

きゅっきゅっと雪の締まる音がする。

いつも写真を撮るところに立つ。棚田と集落と山々。非現実的な光景に思えるほど、棚田は一面真っ白で、山々の頂がはっきりと見える。

こちらにも青鬼の写真があります。

Ya_2「糸魚川、白馬、諏訪湖(2007/02/10)」


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2008/01/12

新潟県十日町市まつだい峠の棚田

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写真は、まつだい峠の棚田。

昨日は、昼ころまで晴れ間も見えたが、そのあと曇ってきた。

今日は朝からみぞれが降っている。


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2008/01/11

新潟県十日町市まつだいの棚田

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昨日は、新潟県十日町市まつだいにやってきた。

蒲生の棚田で夜明けを待つ。それほど寒くはない。というより暖かく感じるほど。

うっすらと明るくなり、6時前、オレンジ色の太陽が出た。

撮影後、今度は、車で20分のところにある峠の棚田へ。雪が積もっていて車は展望できるところまでは入れないので、その先は歩きだ。

曇り空なので、棚田の段差がよく見えない。でも、1時間待ったとき、雲が動いて、太陽光線が棚田を照らした。一瞬の出来事だった。


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2008/01/08

雲南省の棚田 3 「欧米主導型文明に対する『ささやかな反抗』」

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棚田の曲線は、「自然に認められた最後の妥協点」の目に見える形、とでもいったらいいでしょうか、そんなふうに感じられます。

俺にとって棚田を撮るということは、欧米主導型の文明に対する「ささやかな反抗」であるのかもしれません。

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2008/01/05

年末ジャンボ宝くじは、やっぱりハズレ

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(写真は雲南省元陽の棚田)

12月21日に買った年末ジャンボ宝くじは、やっぱりハズレ。

「素直な気持ち」で買えば「良いこと」があるという占い情報をラジオで聞いたのでしたが・・・。

たぶん、こう言われてしまうんでしょうねぇ。

「あなたは、素直ではなかったから」
「『良いこと』とは、必ずしも『当選する事』ではないですよ」と。

前も書きましたが(商用利用されそうだったので削除しました)、宝くじの当選番号は、まったくの偶然で決まります。だからこそ、みんなに平等なのです。どんなところで買おうが、何番を買おうが、何枚買おうが、1枚当たりの確率は、まったく平等。

その平等が保障されているからこそ、宝くじは成り立つのです。もし当選番号を予想できたら、宝くじは成立しません。だから、当選確率を上げたかったら、数多く買うこと。それしかありません。

そして、なかなか当たらないからこそ、当たったときの嬉しさは何倍にもなる・・・。

ただ、そんなことをわかっているはずなのに、「どこかに確率の偏りがあるはずだ」と信じたくなります。だれでもいいので、確率の偏りを示して欲しいと思う気持ちはわかります。たとえ何の根拠がなくても、占いを信じてみる気になる不思議。結局、どっちでもいいとき、ちょっと背中を押して欲しいということかな。

初詣のおみくじは、「末吉」。今年も運が悪そうです。


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2007/12/27

テレビ番組 『ibuki~四季の瞬間~』

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(写真は新潟県十日町市峠の棚田)

日本各地の風景・動物を撮る写真家が出演する『ibuki~四季の瞬間~』の番組放映予定表はこちらでどうぞ。

Ya_2『ibuki~四季の瞬間~』(オリザ館)


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2007/12/17

山形県朝日町椹平の棚田写真コンテスト表彰式

071217
夜から降り始めた雪で、昨日、朝起きてみたら銀世界。一日中雪が降り続きました。

収穫感謝祭と、スライドショーと写真コンテストの表彰式。感謝祭では、餅をついてみんなで会食。奥さんたちが作った餅入りのキノコ汁はうまくて、3杯もお代わりしてしまいました。

写真コンテスト受賞者には、賞状といっしょに朝日町のリンゴや椹平の棚田米などが授与されました。

それにしても驚きましたぁ。コンテスト受賞者のひとりが、なんと小学から大学1年までいっしょだったO君。審査中は、名前を見なかったので、まさか知人がいるとは思いませんでした。

O君は地元の小学校の先生になっていました。30年ぶりです。子供のころを知っている人の前では、なんだかしゃべりづらいものですね。

今回は、短期間の募集にもかかわらず、ちゃんと写真も集まったことに、地元の人たちも驚いていたようです。それだけ椹平棚田は、人から注目されているという証拠でもあるのでしょう。椹平の持っている「棚田力」です。

ただその「棚田力」も、タダで(自然に)できているわけではありません。地元の人たちの、普段の農作業や、こういった活動を続ける努力によって「棚田力」を維持しているということです。でも、俺たち「棚田を見る側」は、「風景はタダ」というふうに思いがちです。

かと言って、ベトナム・サパの棚田のように、入り口で入場料を払うという方法は、今のところ、日本ではなじまないですしねぇ。何か地元の人に棚田の風景を維持してもらえるような還元のしかたはないものでしょうか。


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2007/12/16

山形県朝日町椹平(くぬぎだいら)の写真コンテスト

071216
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」

昨日、福島県から県境のトンネルを抜けたとたん、山形県側は雪が降っていました。

山形駅で、朝日町のAさんの出迎えを受け、会場となる椹平(くぬぎだいら)棚田の、能中公民館へ行きました。

ここで、写真コンテストの審査。(写真)

写真家が選ぶと当然ながら「写真的にいいもの」が選ばれるのですが、それだとどこにでもある普通の写真コンテストです。でも、今回はちょっと違います。

地元の耕作者が「いい」と思う写真を選ぶのが今回の写真コンテストのユニークなところ。こういう写真コンテスト、あまり聞いたことがないのではないでしょうか。

みんなの投票の結果、十数点に絞り込み、そこから各賞を選びました。バリエーションもあり、いい結果になったのではないでしょうか。

そのあと飾り付けをしました。わいわいがやがやしながら、初めてのことなので、時間はかかりましたが、会場が出来上がってみると、みんな、達成感は感じたようです。文字通り手作りのコンテストと写真展です。


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2007/12/13

「ヴァーチャル・ウォーター」という考え方 (1)

071213
「ヴァーチャル・ウォーター」(仮想水)とは、食糧を作るために必要な水のことです。

外国から食糧を買うということは、間接的に水を買うということになるという考え方です。

考え方としてはあるなぁと思います。何より、小麦何トン、マグロ何トン買っているというよりも、「水(しかも淡水)」に絞り込み、世界の淡水の何パーセントを買っているのか、あるいは独り占めしているのかを示されると、その深刻さがわかりやすいということがあるからです。

食糧問題は、イコール、水問題でもあるのですね。

「1年間に日本が輸入しているバーチャルウォーターを計算すると、合計1000億トン。日本国内での水資源使用量は900億トンですから、国内で使うのと同じぐらいの量の水を海外に頼っていることがわかりました。」
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/wave16.html 参照)

日本が、このヴァーチャル・ウォーターを買いあさることが、いずれ世界的な批判を浴びることになるだろうと心配する声もあります。

淡水は、地球の水の2.5パーセント。そのうち70パーセントは極地水、30パーセントが地下水、そして、河川はわずかに0.3パーセントにすぎません。そのわずかな水で右往左往している俺たちなんですね。

これからの人口増加に伴って、このわずかな水を争うことの深刻さ・・・。日本人は幸運にも水に恵まれているので、その深刻さがなかなかわからず、鈍感なのかもしれません。

頭で理解しても、体が感じなければ、何もやらないんですよね。俺も含めて。


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2007/12/08

山形県朝日町 椹平(くぬぎだいら)の棚田でイベント

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(↑の写真は椹平の棚田)

山形県朝日町で、12月16日(日)青柳健二写真談話「棚田を歩けば」及び「椹平の写真コンテスト」が行われます。

詳しくは、下記ホームページでどうぞ。
http://www.pref.yamagata.jp/business/farm/8301045kunugidairaphotocon.html


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2007/11/22

写真ギャラリー 『秋の藁ボッチ』 「ボッチ」って、何なんだ~~!

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オリザ館に「秋の藁ボッチ」の写真をまとめておきました。この前、ブログで掲載した写真、プラス、今まで撮っていた写真です。

Ya_2「秋の藁ボッチ」

ところで「ボッチ」とは何語? どうして「藁ボッチ」というのか、気になってしかたなくなり、ネットで検索してみましたが、いろんな説があってはっきりとしたことはわかりません。

有力なのは「帽子」説や「突起」説かな。「ボッチ」は「帽子」が訛ったものらしい。突起物を「ボッチ」と呼ぶし。

でも、わからない! 「ボッチ」って、何なんだ~~!

ボッチ・ボッチ・ボッチ・ボッ・チボッ・チボッ・チボッ・・・。

だれか知ってる人がいたら、教えてください。

『もののけ姫』に出てきた森の精霊「ダイダラボッチ」の「ボッチ」の方は、漢字で書くと「法師」という説も。また、「ボッチ」はアイヌ語で「巨人」「巨大」という意味で、「高い山」「大きな山」を表すという説もあるそうです。

いつか行こうと思っていましたが、諏訪湖の北、塩尻市の高ボッチ山(標高1665m)は、こっちの意味でしょう。へんな名前だなぁとは思っていました。「藁ボッチ」とは関係なさそうですが。


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2007/11/09

2007秋、車中泊の撮影旅 (付録08) 棚田の藁ボッチと「ミステリーサークル」

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「ミステリーサークル」ってありますよね。不思議だと俺も思っていました。今では、人間の「作品」だというのが知られるようになり、宇宙人説や自然現象説は一掃されてしまったようです。

どうして不思議だったかというと、畑の作物が、一晩のうちに(短い時間で)なぎ倒されて、幾何学的な模様を描くからです。この「一晩のうちに」というのがミソだったのですが。

これが「一晩のうちに」ではなくて、365日ぐらいかけてゆっくり模様を描いていたとしたら、どうでしょうか? それでも不思議は不思議ですが、「一晩のうちに」出現するミステリーサークルの模様のインパクトには及びません。

つまり何が言いたいかというと、時間的感覚が違う生物がやっているのだとすれば、ミステリーサークルは別に不思議ではなくなるんじゃないかということなのです。

実際は、人間のいたずらだったわけですが、ミステリーサークルをこしらえている生物が別にいたとすると、俺たちが、棚田に苗が植えられ、やがて稲が刈りとられて藁ボッチが置かれていく一連の状況を、何の不思議もなく(自然な流れとして)見ているのと同じような感覚で見るんだろうなぁと、この藁ボッチを見て思いました

逆に言えば、人間の1000倍も長生きする地球外知的生物(ようするに「宇宙人」)がいるとすると、たぶん、棚田を見ていてびっくりすると思いますよ。突然「一晩のうちに(宇宙人にとっての一晩だけど)」緑の田んぼが黄色くなって、そのあとに藁ボッチがランダムに置かれている状況を、「ミステリー藁ボッチだ」とか言いながら不思議がるんじゃないかな。(ないか?)

藁ボッチの置かれている位置に、何か特別な意味があるのだろうか?と悩むんですよ。そして知ったかぶりするアホな宇宙人は言うんです。「これは我々に向けられたメッセージです」などと。別に意味などないんだけどね。

藁ボッチは、深いなぁ。藁ボッチ写真家にでもなろうかな。


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2007/11/08

2007秋、車中泊の撮影旅 (付録08) 高知県土佐町の棚田の藁ボッチ(2)

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昨日に続いて、今日も藁ボッチの写真です。

藁ボッチを見ると、どうしても音楽のリズムが聴こえてきます。

昨日書きましたが、音符に見える(見る)からでしょうか。


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2007/11/07

2007秋、車中泊の撮影旅 (付録07) 高知県土佐町の棚田の藁ボッチ(1)

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収穫の終わったあとに置かれた藁ボッチは、まるで五線譜の音符を見るようです。

農家の人は藁ボッチを、そんなことを意識してこの位置に置いたのではないはずですが、でも、この位置でなければならなかったのかもしれず、「農家の無意識の美」は、やっぱり自然に表れるのかもしれません。

いや「美」というのとは、ちょっと違うかな。でも、「何か」を感じます。

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2007/11/06

2007秋、車中泊の撮影旅 (付録06) 徳島県木沢村の山村 & 《第2回東京棚田フェスティバル》のスケジュール

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徳島県上勝町の樫原棚田を撮影した翌日、山越えして木沢村に抜けましたが、そのとき、山の中腹に民家があるのに気がつきました。

朝日に照らされている日と時間帯でなければ、きっと見逃していた風景です。

迫りくる山の斜面に囲まれたこの民家に住む人の苦労を、人事ながら想像してしまいます。

●●●

ところで以前お知らせした《第2回東京棚田フェスティバル》での、スライド&トークショー(農's(のうず)ギャラリー)のスケジュールが決まりました。13:00~14:30です。(入場無料) 今回の旅で撮った写真も使うつもりです。よかったら観に来てください。

【日時】11月10日(土) 

【場所】東京交通会館前広場 地域の物産と棚田米販売(正午~17:00)

    交通会館1階「農's(のうず)ギャラリー」
    ※入場無料
    ・スライド&トークショー:写真家・青柳健二(13:00~14:30)
    ・スライド:棚田ビオトープの生き物たち(14:40~15:10)
    ・DVD上映「よみがえる棚田~美しき日本の原風景~」

詳しくは、棚田ネットのホームページでどうぞ。
http://www.tanada.or.jp/


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2007/11/01

2007秋、車中泊の撮影旅 (付録01) 撮影旅行から帰りました

071101
撮影旅行から帰りました。

約3週間の旅。集中力もそろそろ途切れてくる時期。後半、ちょっと疲れました。

今日から期間中アップできなかった写真や、小さく扱った写真を「付録」としてもう一度アップしていきます。

今日の写真は、伊豆半島の天城湯ヶ島「荒原の棚田」です。サッと射し込んだ夕日が棚田を照らしました。その一瞬の写真です。


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2007/07/22

雑誌『BRUTUS(ブルータス)』に棚田の写真

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雑誌『BRUTUS(ブルータス)』の8/1号の特集は、日本の旅「ニッポン観光 2007」ですが、その中に、見開きで棚田が取り上げられています。

インタビューとともに、和歌山県あらぎ島、宮崎県徳別当、長崎県土谷などの棚田が掲載されています。

先月、車中泊の旅で撮影した、長崎県雲仙市(旧千々石町)の棚田の写真(↑の写真)もあります。そのときの記事は、次のページでどうぞ。

Ya_2「2007初夏、車中泊の撮影旅(19) 嬉野、川棚、大瀬戸、愛野のジャガイモ畑、千々石の棚田」(2007/06/07)

雑誌には、棚田の他、ダムや産業遺産なども紹介されていて、まだまだ日本は、探せばいろんなテーマが見つかるという、旅のおもしろさを感じさせてくれる誌面になっているのではないでしょうか。


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2007/07/17

テレビ東京 『ibuki(いぶき)』で棚田の写真

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テレビの情報です。

テレビ東京系列局の、自然をテーマにした番組『ibuki(いぶき)』で棚田をやります。棚田のスチール写真とムービーのコラボレーションです。

テレビ東京(関東)では、
7月21日(土) 17:15~17:20

各都道府県で、放送局・時間が違います。

ちなみに、山形県は、
山形放送 7月28日(土) 11:45~11:50

番組内容は、旭化成建材のホームページでどうぞ
http://www.asahikasei-kenzai.com/akk/neo/

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2007/07/09

写真展『棚田を歩けば』 終わりました。

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(写真は宮崎県高千穂町の棚田)

昨日で、写真展が終わりました。

みなさん、ありがとうございました。(このブログを見て写真展に来てくれた人もいましたね) 「棚田病」に罹って帰ってもらえたなら嬉しいです。「棚田病」の感染力は強力で、潜伏期間は短いです。発病したら最後、特効薬はありませんが、当ブログと、電網写真館「オリザ館」が薬のような効果はあるかもしれません。

ところで、来てくれた人から、また新しい棚田の情報を聞いてしまいました。「あそこにある」と聞いてしまうと、行かないと気のすまない性格なので、たぶん、行ってしまうでしょう。棚田を探す旅は、今後もしばらく続きそうです。


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2007/07/06

展示写真から 今日の一枚 (9) 中国雲南省元江の棚田

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今日は、中国雲南省元江の棚田です。

最近、元陽は棚田のある県として有名になり、中国人ばかりではなくて、日本人もたくさん訪れる一大観光地になりました。今、ちょうど映画『雲南の少女 ルオマの初恋』が公開されていますが、この舞台になっているのも元陽です。

ただ、雲南は広い。棚田に関して言えば、けっして元陽だけがすごいのではなくて、その隣の県、紅河、元江も負けず劣らず、すごい棚田がたくさんあります。

↑の写真は、標高1500mほどの雲海の上にある棚田ですが、この下に村があるらしく、写真を撮っていると、男がひとり上ってきました。(わかるでしょうか。画面の左寄りの、尾根に立っているのが、竹篭を背負った人間です)

農作業にでも行くのか、隣村へ知り合いを訪ねるのか。いずれにしても、毎日が「登山」です。

このあと、午前10時くらいになると、雲海は波のように棚田の斜面を行ったり来たりしながら、だんだん消えてゆきます。その様子がまたドラマチックです。

写真展『棚田を歩けば』(7月8日まで)


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2007/07/04

展示写真から 今日の一枚 (7) フィリピン・バナウエの棚田(B) 

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今日も昨日に引き続き、フィリピン・バナウエの棚田です。

棚田には大きな農道などもなく、あぜ道を移動するしかありません。だから、「あそこに行こう」と思っても、なかなかたどり着けません。なので、現地の農民が、ガイドをやりたがります。それが彼らの現金収入になっています。

「何年か前、外人が田んぼに落ちたけど、誰も気がつかなくて死んでしまった。翌年、そこだけが稲の成長が良かったので、死体の場所がわかった」などと、脅迫ともとれる、嘘か本当かわからない話をします。そして「私を雇え」と迫るわけです。

俺も、結局、「説得」されて、おばさんガイドを1日間雇ったことがありました。

写真展『棚田を歩けば』(7月8日まで)


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2007/07/03

展示写真から 今日の一枚 (6) フィリピン・バナウエの棚田(A) 

070703
今日は、世界遺産に登録されている、フィリピン・ルソン島北部、バナウエの棚田です。

3年前に撮ったバナウエ・バダッド村の写真ですが、この時点で、まだ村に自動車道は通っていませんでした。だから、カメラバッグとバックパックを背負って、大雨の中、山道を1時間半歩いたのでしたが、道は、今も同じでしょうか。

雨があがった谷間に広がる棚田は、収穫直前の黄金色で、山越えの疲れを一気に解消してくれるほど美しいものでした。ゲストハウスに荷物を置くのは後回しして、この写真を撮り続けたのでした。雨季なので、いつ天気が崩れるかわからなかったからです。

今から30年前まで、村人は民族衣装を着て棚田でコメを作り、自給自足の生活を送っていました。外界との接触も少なく、「小宇宙」といっていい世界だったと、村人は懐かしそうに言いました。

写真展『棚田を歩けば』(7月8日まで)


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2007/07/02

展示写真から 今日の一枚 (5) ベトナム・サパの棚田

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今日は、ベトナム北部、中国雲南省との国境にも近い、サパの棚田です。

霞がかかった夕方の棚田。水に太陽が映って、あぜ道の模様が強調されます。

俺は「美しさ」と同時に「怖ろしさ」みたいなものも感じます。いや、「畏れを含んだ美しさ」と言ったほうがいいかな。

まるで「細胞」のようにも見えてきます。人体の中を顕微鏡で覗いたら、こんな形がどこかにあるんじゃないかと思わせるような。(そう感じるのは俺だけ? 「棚田病」だからねぇ)

でも、考えてみれば、人間も「自然」なんだから、相似形が発見できるのも、当然といえば当然かもしれないですね。それが「あるべき形」「許される形」ならば、とくに。


写真展『棚田を歩けば』(7月8日まで)


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2007/07/01

展示写真から 今日の一枚 (4) イランの水田

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今日も、昨日に続いてイランの写真です。

水田の中で雑草取りをしている女性です。顔つきを見ると、イランとわかるかもしれませんが、やってる姿や服装は、「日本」と言ったら日本でもありそうな感じ。

イラン人もコメを良く食べます。とくに、この水田・棚田地帯である、カスピ海沿岸地方では、日本人の1.5倍ものコメを消費しているという数字もあります。イランもコメの国なんですね。


写真展『棚田を歩けば』


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2007/06/30

展示写真から 今日の一枚 (3) イランの棚田

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今日は、イラン北部、マーザンダラーン州の棚田です。

「イラン」というと、「砂漠」や「乾燥地帯」をイメージしますが、実は、カスピ海沿岸は、大稲作地帯なのです。そして山ぎわには、棚田があります。

イラン人は、手先が器用で几帳面だといわれています。この棚田のあぜ道にも、その几帳面さが現れています。まるでペルシャ絨毯の職人が、棚田の模様を織り上げているようです。


写真展『棚田を歩けば』


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2007/06/27

展示写真から 今日の一枚 (2) バリ島の「田毎の月」

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今日は、インドネシア・バリ島の棚田です。

聖なる山、アグン山の噴火によってできた島の、いたるところが棚田です。この写真は、満月の夜の、バリ島東部ティルタガンガの棚田です。

このあと、もっと暗くなってから「田毎の月」が現われました。「毎」という割には、水面に映る月もひとつだけなのですが。

「田毎の月」という言葉から連想するのは、田んぼそれぞれに全部月が映るイメージですが、実際はそうなりません。でも、なぜそういうイメージが生まれたかというと、実際この場に立ってみて気がつきました。

自分が動けばいいんです。そうすれば、全部の田んぼに月が映ったのを見る(体験する)ことができます。だから、「田毎の月」は、「見るもの」というよりも「体験するもの」なんだぁと思いました。


写真展『棚田を歩けば』


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2007/06/25

写真展の搬入

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今日、写真展の搬入を無事に終わりました。こんな感じです。

写真パネル点数は40点になりました。それと、DVDによるスライドショーで写真を映写しています。

近くにお出かけのときは、お立ち寄りください。

写真展『棚田を歩けば』についての詳細は、こちらをどうぞ。


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2007/06/24

写真展『棚田を歩けば』 6月26日から

070624
写真展のお知らせです。

写真展 『棚田を歩けば』
2007年6月26日(火)~7月8日(日)
 (7月1日、2日は休み)
12:00~18:00
ブックギャラリー ポポタム
入場無料

アジア・日本の棚田の写真パネル展示と、スライドの映写で、"たなだ"を感じる空間をお贈りします。

それと、もうひとつ、写真展期間中(今度の金曜日ですが)、スライド&トークショー 『棚田を探して旅をする』をやります。1週間前まで当ブログで連載していた「2007初夏、車中泊の撮影旅」で撮影したばかりの水田や棚田、他に、中国・インドネシア・フィリピン・ベトナム・イラン・マダガスカルの棚田や人々の生活、食べ物の写真を映写しながら、エピソードなどを話す予定です。こちらは有料ですが、佐賀県蕨野棚田米を使ったおにぎりとお茶が付きます。棚田好きな人はもちろん、旅好きな人もどうぞ。

2007年6月29日(金) 18:30~ 
料金 \1000
ブックギャラリー ポポタム
(お茶・棚田米のおにぎり付き)
予約が必要ですので、ポポタムまで、メールか電話で申し込んでください。
 mail: popotame@kiwi.ne.jp
 tel/fax: 03-5952-0114)

ポポタムの地図は、こちらで

ポポタムのホームページは、こちら

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2007/06/21

東京MXテレビの番組 「よみがえる棚田~美しき日本の原風景~」

070621
先月、東京MXテレビで、棚田の番組をやる話は書きましたが、放送日が近づいてきたので、もう一度お知らせします。

Tokyo MXテレビ(地上デジタル9ch/UHF14CH)

ガリレオチャンネル

「よみがえる棚田~美しき日本の原風景~」

6月24日(日)朝8:00~8:30
7月 1日(日)朝8:00~8:30(再放送)

日本の棚田の現状や、棚田の活動を紹介する30分番組ですが、俺も棚田の写真(↑に掲載の写真は、三重県丸山千枚田です。この写真も登場するかもしれません)とともに、少しだけ出演します。どうぞご覧ください。

番組内容については、こちらでどうぞ。

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2007/05/28

2007初夏、車中泊の撮影旅(9) 京都府伊根の「舟屋の里」、兵庫県城崎

070528_1
5月28日、月曜日、曇りのち晴れ

昨日の午後の話から。

福井県から、国道27号線で、京都府舞鶴市。そこから、若狭湾を北上し、国道178号線で、伊根町まで。ここには、「重要伝統的建造物群保存地区」の「舟屋の里」がある。舟屋は、1階が船のガレージで、2階部分が住居になっている。現在でも230棟の舟屋が伊根湾の海岸沿いに建ち並んでいる。

道の駅の展望台から、その舟屋が並ぶ様子がよく見える。実は、数年前、伊根町の棚田を撮りにきた時もここに立ち寄ったが、そのときは、写真を撮っていない。でも、すごく印象的は風景で、ぜひいつかまた来てみたいと思っていた。

着いたときは、夕日が落ちる直前で、舟屋に少しだけ日が当たっていた。写真を撮るそばで、いい匂いを上げているカップル。大阪から来たという。地元のスーパーで魚を買って、コンロで焼いて食べていたのだ。

「ここに今晩泊まるんですか?」と、期待を込めて訊いたら「最近は、道の駅は怖いから・・・」と彼らはいう。それで俺は「実は・・・」と、おとといの朝の、例のバイクの一件を(自慢げに?)しゃべった。すると「トラウマになったんじゃないですか?」と言うので「その通り。今日はバイクの音がするだけでビクッとします」と俺は答えた。

伊根湾の夕暮れの写真を撮っているところに彼らがやってきて、親切にも「これ食べてください」といって、焼いたハタハタと缶コーヒーをくれた。「絶対断ってはいけない」が掟なので(いつの間に掟になったんだ?)遠慮なくいただく。「気をつけて」というので「えっ? ここに泊まらないんですか?」と俺が寂しそうにいうと「今晩は他にも泊まる人たちいるようですよ」と慰めてくれた。確かに3台ほどが泊まるようだ。今晩は安心して眠れる。(あとでパトカーまでやってきた)

彼らが去ったあと、他の一台の人と話をした。九州を出て、釣りをしながら旅を続けている。もう1ヶ月過ぎた。あとどれくらいで帰るかわからないという。彼の車も軽のワンボックスだが、内装に凝っていて、いろんな収納スペースを作っている。生活必需品とか、釣り道具とかが、整然と並べられていて、一見、「ドン・キホーテ」の店内のようだ。すごい。こういう人がいるんだぁと感心する。

舟屋の上に月が出た。月を眺めながら大阪のカップルにもらったハタハタをいただく。とても旨かった。

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そして、今日は、5月28日。道の駅から、下の漁港の方に下りていく。舟屋を間近に見る。干満の差があまりないから、この舟屋のような建物が発達したという。

舟屋の写真は、こちらにもあります。「2007初夏、車中泊の撮影旅(付録4) 京都府伊根の舟屋」

070528_2
伊根の新井にある棚田へいった。数年ぶりだ。ちょうど田植えが終わったばかり。小鳥の声、波の音、田んぼに引き入れられた水音、風の音。気持ちがいい。薄っすらと日が当たった海面がキラキラして、北から南へと流れていく。こういうところで「つぶあん(こしあんではいけない)」のパンの朝食は、至福のときだ。

国道178号線に戻り、丹後半島を半周する。経ヶ岬のあたりは、断崖絶壁の道。岩に砕ける波の音が、上の道まで響いてくる。岬のちょっと先に、袖志の棚田がある。ここも数年ぶりだ。昔来たときは、稲刈りのとき。季節を変えると、また違った印象を持つ。

昨日、道の駅舟屋の里で泊まっていた岐阜県から来た夫婦連れと、抜きつ抜かれつしながら、海の写真を撮りながら進む。彼らは、京都経由で岐阜のほうへ戻り、俺は、国道178号線で、さらに西に進み、兵庫県に入る。

城崎町の河口に近い円山川公苑で川の写真。ボランティアでゴミ拾いをしていた中学生に訊いたら、川をふかんできるところは、向こう岸、町のところにあるというのでいってみた。

城崎の役場に寄る。ここの円山川のヨシ焼きは毎年4月。住民主催で行われている。たまたま対応してくれた職員が、このヨシ焼き保存会と関係がある人物だった。またあらためて話を聞くことに。

近くの公園の展望台から川が見れるというので、役場の駐車場に車を停めさせてもらい、歩いて丘に上った。そこからは城崎の駅と町並みと川が見はらすことができた。そして対岸にヨシ原も見えた。

公園を降りて、ヨシ原までいってみた。車の屋根に上ってヨシ原と川の写真を撮る。朝は小雨もぱらついていたが、気温は快適だったのに、また晴れて暑くなった。たまには曇り空もほしいところ。

そのあと川の右岸を南に走り、豊岡市でケンタッキーがあったので、昼食兼このブログのアップ。

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2007/05/18

『棚田に吹く風』のインタビュー

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(写真は佐賀県浜野浦、5月の棚田)

昨日は、Tokyo MXテレビのインタビューが終わったあと、棚田ネットワークの会報誌『棚田に吹く風』のインタビューも受けました。

それであらためて思ったことがあります。どうしてこんなに長い間、棚田を撮り続けるのですか?という質問に、俺は、「棚田がある空間にいること自体が気持ちがいい」みたいなことを答えました。報道系写真家の社会的使命感とか、被写体としての美の追求とかいうのだったら、長くは続かないんだろうなぁと思いました。(あくまでも俺の場合です。使命感に燃えるりっぱな写真家もいます) 

自分の個人的な快感があるからこそ、長く続いているようなのです。

これは雲南についてもまったく同じで、どうして雲南に何度も行くんですか?とよく聞かれますが、「肌が合う」としか言えません。雲南にいること自体、俺にとって快感なんでしょう。

もちろん、その個人的な快感を求めて行った棚田で撮った写真が、棚田を作っている人たちの役に立つということであれば、正直嬉しいです。でも、あくまでも、それは「結果として」そういうふうになったということです。

どうして棚田のある空間は居心地がいいのか、快感があるのか、それを目に見えるもので表すこと(写真)の難しさは、日々感じています。


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2007/05/17

東京MXテレビ 棚田の番組

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(写真は長崎県の土谷棚田)

今日、東京MXテレビ「ガリレオチャンネル」のインタビューを受けました。6月24日(日)放送予定だそうです。

棚田ネットワークの人たちが中心となり、都市部と棚田地域とを結び、棚田の保全活動が盛んになっている現状を紹介する番組内容です。今度の週末は、伊豆半島の松崎町の棚田を取材するそうです。

俺も少しだけ登場しますが、今日の、有楽町国際フォーラム・ごはんミュージアムでのインタビューとともに、撮影した全国の棚田の写真や写真集の紹介もしてくれるとのこと。↑に掲載の土谷棚田の写真も出てくると思います。

終わってから、スタッフの人たちと、中にある「ごはんCafé」で昼食をとりましたが、満席でした。我々が出るときは、10人くらいが椅子に座って待ってました。人気があるんですね。おこげの混ざったおいしいごはん。ごちそうさま。

情報は、また日時が近づいたら、あらためてお知らせします。

Tokyo MXテレビ(地上デジタル9ch/UHF14CH)
毎月第2・4日曜日 朝8:00~8:30放送(再放送:本放送翌週の朝8:00~8:30)

番組ホームページ


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2007/04/23

雲南省元陽の棚田を舞台にした映画 『雲南の少女 ルオマの初恋』 (3)

070423
今日も、映画『雲南の少女 ルオマの初恋』の話です。

映画に出ているハニ族の人たちは、ちゃんとハ二語をしゃべっていました。素人さんなんでしょうか。それもあって村の中のシーンは、リアリティがあります。

ルオマのおばあさんが、また、いい感じなんです。多くを語りませんが、ちゃんとルオマのことを心配しています。大都会、昆明に行きたいと言い出したルオマに対して、おばあさんは、無言で機織の仕事を続けます。だから、ルオマは、おばあさんが怒っているんだろうと思います。でも、その翌日、出て行こうとしたとき、机の上に卵と小銭が置いてあるのを見つけます。おばあさんがルオマのために用意してくれたものでした。

俺のばあちゃんを思い出しました。ばあちゃんは、「外国へ行く」ことがどういうことかあまりわからなかったかもしれません。外国旅行が一般的ではなかったし、外国はまだまだ遠い存在でした。何度も外国旅行することに、両親はあまりいい顔をしませんでしたが(とくに20代後半は)、ばあちゃんは、特別何も言いませんでした。ただ見守ってくれてるなぁとは感じてました。

とにかく、言葉で多くを語らないおばあさん、おじいさんというのは、その存在そのもので語っているように感じます。生きてきた年数の重さとでも言うんでしょうか。でも、今は言葉をしゃべる人が(しかも大声でしゃべる人が)力を持つ世の中なので、おばあさん、おじいさんは軽んじられてしまうのでしょう。

棚田が圧倒的な美しさで迫ってきます。棚田や雲南に興味がある人にはお勧めですね。

『雲南の少女 ルオマの初恋』公式サイト

Ya_2 『雲南の少女 ルオマの初恋』 (2)


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2007/04/22

雲南省元陽の棚田を舞台にした映画 『雲南の少女 ルオマの初恋』 (2)

070422

昨日に続いて、映画『雲南の少女 ルオマの初恋』についてです。

主人公のルオマは、毎日元陽の町(新街鎮)に出て、トウモロコシを焼いて売っている女の子です。

元陽県の新街鎮は、昔、行政の中心地でしたが、今は、紅河沿いの南沙鎮に移っています。ただ90年代半ばから元陽県が棚田で有名になったので、新街鎮はすたれるどころか、いっそう発展しています。広場から続く坂道は、マーケット日になると、たくさんの人でごったがえします。

ルオマは、「こんなハニ族の女の子がいるなぁ」という感じで、リアリティがありました。映画では、外国人観光客が、かわいい彼女を写真に撮りたがりますが、彼女はそっぽを向いてあまり気安く写真を撮らせてくれません。

そんな様子を見ていた一人の青年がいました。昆明から来たアミンです。彼は新街鎮に写真館を開業していますが、お金がなく、大家さんから立ち退きを迫られている青年です。

アミンは、ルオマを見て、ある商売を思いつきます。観光客に彼女といっしょに写真を撮らせる商売です。よく中国の観光地に行くと、こういう人たちがいます。元陽にも登場しました。写真だけでなくて、歌まで歌います。映画では、ルオマと写真を撮る日本人観光客たちも登場します。

ルオマは、このアミンという都会から来た青年に恋をするのです。彼女の恋は、「都会」というものに対するあこがれ、という面もあったようですが。

さて、ふたりの恋の行方は・・・。

Ya_2『雲南の少女 ルオマの初恋』 (1)

Ya_2『雲南の少女 ルオマの初恋』 (3)

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2007/04/21

雲南省元陽の棚田を舞台にした映画 『雲南の少女 ルオマの初恋』 (1)

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『雲南の少女 ルオマの初恋』公式サイト

中国映画『雲南の少女 ルオマの初恋』の公開が、6月16日(土)からに決まったそうです。

中国雲南省元陽の棚田を舞台にした、ルオマというハニ族少女の初恋の物語です。

監督は、四川省成都生まれの章家瑞(チアン・チアルイ)、主人公は、当時雲南の高校に通 うハニ族の李敏(リ-・ミン)。2002年モントリオール国際映画祭正式出品作品で、李敏は2003年金鶏奨最優秀新人賞を受賞しました。

ルオマの初恋も切ないですが、雄大な棚田の村で、たんたんと続けられるハニ族の生活そのものが、胸がキュンとなるような切なさがありますね。なんででしょうか。

20代のころから行き始めた雲南省ですが、まだ写真もどうやって撮るかわからない状態で、雲南の方々を旅した思い出が重なるからでしょうか。

とにかく、もう一度観たい映画のひとつです。公開が楽しみです。

Ya_2 『雲南の少女 ルオマの初恋』 (2)

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2007/03/30

佐賀県唐津市相知町の蕨野棚田 (2)

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おととい、佐賀県の蕨野棚田へいったことは、きのうのブログで書きましたが、その中で、集落の人たちの結束力について触れました。

おととしの秋、「浮立(ふりゅう)」というお祭を見ました。五穀豊穣の願いや雨乞いのお祭らしいのですが、この集落がひとつにまとまっているなぁと、そのとき思ったのです。

保存会顧問の百武さんから、昭和40年代の、若者クラブという会(若者宿)の話を聞いたとき、インドネシア・バリ島を思い出しました。バリでも、昼、農作業をして、夜集まって歌や踊りなどを楽しみます。百武さんたちの若者クラブもそんな雰囲気だったようです。

仕事や遊びや祭りを通して、みんなの結束力が強くなっていったのでしょう。結束力が強くないと、何事も進まないという当時の状況はあったかもしれませんが、それが今の時代も生きているということを、この蕨野で見せてもらった気がしました。

浮立では、太鼓、笛、鉦も使います。大きな鉦は銅鼓のようにも見えます。バリのガムラン音楽も鉦をつかっているので、浮流の音楽を聴いたとき、なんだかバリ島の匂いがしたのでした。もしかしたら、この匂いは、稲作をやっている民族共通の匂いなのかもしれません。


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2007/03/29

佐賀県唐津市相知町の蕨野棚田 (1)

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昨日は、雑誌の取材で佐賀県唐津市相知町の蕨野棚田まで、編集者といっしょにいってきました。

蕨野棚田保存会顧問の百武さんにインタビューです。

百武さんには、写真絵本『棚田を歩けば』でもお世話になりました。コンバインで稲刈りをしている写真を使わせてもらいましたが、それが息子さんたちです。

天気も良くて、気温は20度くらいまで上がったのではないでしょうか。棚田は菜の花が咲いてきれいでした。今が見ごろのピークで、あと1週間ほどで、菜の花は土に鋤き込まれ、なくなるそうです。

「みんなから「すごいですね」と言われるので、棚田は、なんとか守っていかねばならないと思います」

百武さんは言いました。今は「蕨野棚田米」の評判も良くて売れています。米作りをやってきた農家の人たちですから、米がおいしいと言われるのは嬉しいことで、保存活動にも励みになっているようです。

話を伺っていると、ここはいろんな好条件が重なり合って成功しているんだなと思いました。

昭和40年代には、青年クラブという若者の会があって、そこですでに「棚田保存」について話題になっていたといいます。当時としては、先進的な話だったのではないでしょうか。比較的都市に近かったので、都市の人の目に触れていて、「ここはすごい」と言われていたからだそうです。

蕨野集落では若者も同居しています。唐津や伊万里に仕事があるので兼業できるからです。

そして集落の中には親戚が多く、何かやろうとするとき、まとまりやすかったということもあるようです。ここにはまた「手間講」と呼ぶ相互扶助のシステム(ユイ)があって、りっぱな石垣や、ため池を作ってきました。集落のみんなが力を合わせて、ひとつのことをやり遂げるという意識は、蕨野の人たちにはもともと伝統的にあったようです。

いろんな好条件が揃って、今の蕨野棚田があるんですね。


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2007/03/27

山形県朝日町『美しい農村づくりプロジェクト』

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(写真は朝日自然館からの風景)

山形県朝日町『美しい農村づくりプロジェクト』に招かれた話は、おとといしましたが、少し付け足します。

これは前も何度となく書いていることですが、俺は、人の役に立とうとか、社会のためとか思って写真を撮っているのではありません。きわめて個人的な理由で、自分の衝動に従って撮っているだけです。棚田を撮ることで、俺は、棚田から何かを得ているのだと思います。棚田がなかったら、日本を撮ることもなかったかもしれないし、日本の良さにも気がつかなかったかもしれません。それだけ、棚田には、何か力があると、俺は身をもって感じています。

その撮った写真を、どう使うか(発表するか)は、また違った仕事になります。「役に立つため」に撮っているのではなくても、結果的に、誰かの役に立つなら、これほど嬉しいことはありません。とくに、棚田を使って何かをやりたいと考えている人たちのためなら。そのいっしょうけんめいさが、心地良かったです。基本的に俺も「おもしろいことはやりたい」と考えるほうなので。

愛媛県内子町石畳で「村並み保存」を手がけてきた岡田さんもおっしゃってました。「住民自身がおもしろがってやらないと続きません」と。そうだと思います。やっていることが、義務とか、責任とかだけだと、きついです。自分が楽しめなくて、どうして他人をおもしろがらせることができるでしょう。無理は長続きしません。写真を撮ることがそうなので、よくわかるんですよね。

無責任に言わせてもらいますが、棚田を使って住民の人たち自身が楽しく遊んでほしいですね。そのおもしろさは、きっと外の人にも伝わると思います。陰ながら応援しています。


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2007/03/25

山形県朝日町 椹平の棚田

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昨日、山形県朝日町にやって来ました。ここは、棚田百選に選ばれている椹平の棚田がある町です。

棚田博士の中島峰広氏、愛媛県内子町の「村並み保存」運動を手掛けてきた岡田文淑氏とともに『美しい農村づくりプロジェクト』に呼んでいただきました。ここで世界の棚田の写真を映しながら話をしました。

俺がしゃべることなんか、役に立つのだろうかと思ったのですが、「おもしろかった」といわれて、そうかなぁと一応安心しました。まったくの部外者として(観光客として)の意見ですが、ただ、そういった視点が求められている時代でもあるのかもしれません。「活性化」とは、違った価値観のぶつかり合いでもあります。そしてそこから新しいものが生まれてくるのではないでしょうか。

日本の棚田百選をまわって、最後、山形の棚田にたどり着いたとき、不思議な感覚にとらわれました。俺は田舎を嫌って世界に飛び出したかっこうだったので、まさか、自分が山形の写真を撮ることになるとは思ってもいませんでした。

山形の棚田にたどり着いたとき、旅行者の目で故郷を見ることになったのです。それが新鮮でした。嫌いだった故郷が、「いい所じゃないか」と、田舎の良さを再発見することになったのです。俺自身の中で、価値観のぶつかり合いがあったとも言えるでしょう。

会場は、若宮寺の本堂でした。お寺でスライド映写をやったのは、初めてでしたが、いい雰囲気でした。

昼は、椹平の棚田ママの会が、試行錯誤して作っている「棚田弁当」をごちそうになりました。

すべて地元でとれた食材を使った料理です。米はもちろん椹平の「はえぬき」と、古代米を使っています。あさづきの酢味噌和え、五百川のあけび煮、ふきのとう・よもぎ・たらの芽の早春天ぷらなど。春を感じさせる弁当になっていました。

いずれ将来、これが棚田の近くで食べることができるようになるかもしれません。実際レストラン構想もあるようです。棚田を観ながら弁当を食べる、想像しただけで楽しくなります。

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2007/03/02

J-WAVEの番組放送は、明日(土曜日)です

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(写真はベトナム・ハノイ)

忘れている人に、もう一度お知らせです。(しつこい?)

ラジオ番組、J-WAVEの「ANA WORLD AIR CURRENT」は明日放送です。3月3日(土曜日)、19:00~です。旅の話、写真の話、棚田の話をしています。聴いてみてください。

J-WAVE ANA WORLD AIR CURRENTのホームページはこちら

ところで、昨日NHKの番組、ドキュメント72時間 「バックパッカーたちの東京」の話を書きました。その中で「自分探し」についても触れました。

どうも、俺はこの言葉がひっかるんですよね。どちらかというと、こそばゆいというか、気恥ずかしいというか、そんな感じ。というのは、「旅」そのものが、そういう意味を含んでいるのはわかるんですが、だとしてもそれを「自分探し」という言葉でヌケヌケと言ってしまうのが、とても気恥ずかしいんですよね。どうしてなのか、俺もはっきりわかりませんが。

自分は何であるか?という大きな問題に悩むのは人間の特権です。(若者だけの特権ではありません。中年であっても、老年であっても、おそらく死ぬまで、悩みは解決しません) 一番やりたいことを探すのも必要です。あまりにも多くの情報があふれている社会では、なおさら自分が何者で、何をやりたいのかが見えにくくなるということがあるからです。

ただ、そういう心の迷いを「自分探し」という言葉で、しかも、かっこいい(かっこよくもないか?)言葉で、言い換えてしまうのは、どうなんだろうか?と思っているからでしょうか。

自分が何者なのか、何をやりたいかなんて、そう簡単に分からないし、たいていの人は、一生わからないんです。わかったつもりになって、生活しているだけです。俺もそうです。「自分探し」などという言葉で言えるほど、サラッとしたものではない、と思うんですが。

ただ、前に何かのインタビューを受け、まだ写真家になっていない頃の話をしたとき、「それはあおやぎさんにとって、自分探しの旅だったんですね?」と聞かれて「そうですね」などと、平気で答えていたようにも思います。他人から言われるときは、俺も拒まないようです。(なんていい加減な!)


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2007/02/20

J-WAVE 葉加瀬太郎さんの番組に出演します

070220
(この写真は雲南元陽の棚田)

今日、ラジオ番組の収録がありました。J-WAVEの、「ANA WORLD AIR CURRENT」という番組です。放送日は、3月3日(土曜日)、19:00~です。ぜひ聴いてみてください。

J-WAVE ANA WORLD AIR CURRENTのホームページはこちら

この番組のナビゲーターは、世界的なヴァイオリニストである葉加瀬太郎さんです。毎回、いろんなゲストを招いて旅の話を聴くという番組です。

この初対面の葉加瀬さんに、なんと俺は大胆にも、自分で作った『ASIAGE』の音楽CDを持って行ったのです。しかも、3つ(3種類)もです。趣味で作っている音楽ですが、葉加瀬さんの音楽にも影響を受けていたので、この出演依頼の話が来たとき、自分の立場を忘れて、すっかり舞い上がってしまいました。

もちろん、今回番組に呼んでもらったのは、旅する「写真家」としてであって、決して「音楽家」としてではありません。何を勘違いしているのでしょうか、俺は。今さらながら恥ずかしくなり、そして、葉加瀬さんも、どうしたらいいのか戸惑ったことでしょう。

まぁ、音楽CDの件は若気の至り(?)ということで許してもらうことにして、本題の「写真」や「旅」のインタビューでは、ちゃんと、いろんなことをしゃべりました。そして最近なんでも棚田に見えてしまう「棚田病」であることなど。

葉加瀬さんは、音楽にとどまらず、絵も描く芸術家なので、俺が言うのもなんですが、考え方が柔軟で話をしやすかったですね。うまく乗せられて、俺は饒舌になり、言わなくてもいいことまで言ってしまったので、そこはカットしてもらうことにしました。

以前から葉加瀬さんの音楽は好きでしたが、ますますファンになりました。そして、葉加瀬さんも、めでたく「棚田病」に感染したかもしれません。

Ya_2音楽CD『ASIAGE』のページ(電網写真館 アジアフォトネット)


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2007/02/16

写真絵本『棚田を歩けば』できました

070216
写真絵本『棚田を歩けば』ができました。今日、編集者から2冊もらいました。新しい写真集の紙とインクの匂い、好きだなぁ。

本というものの魅力というのは、こういうことも含むんですよね。インクの匂い、持った感触、重さ、ページをめくったときの紙の音などなど。決してネットでは感じられない肌触り。

印刷立会いした話は以前書きましたが、納得できるものに仕上がっていたので一安心しました。これが書店に並ぶのは、21日だそうです。

内容について知りたい方は、ホームページでどうぞ。
Ya_2写真絵本『棚田を歩けば』


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2007/01/28

ブックギャラリー「ポポタム」

070128
先日、池袋から徒歩10分の、ブックギャラリー・ポポタムを訪ねました。この前、印刷が終わったばかりの単行本『棚田を歩けば』に合わせて写真展示できるスペースを探していたところ、ある人から紹介してもらいました。

今回本は、写真絵本ということもあり、絵本を扱っているギャラリーなので、ちょうどぴったりだったようで、オーナーさんからも気に入っていただいたようです。

ポポタムは、閑静な住宅街にあります。入ったところは、絵本などの書籍が置いてありますが、奥が、展示スペースになっています。(掲載の写真の奥に見えるのは、「to-kichi展」で、to-kichiさんの展示物です)

ここで、6月写真展をすることになりました。まだどんな展示にするか決めてませんが、写真パネル展示と、壁面に映像を流しておくこともできそうです。それと期間中、スライド&トークショーもすることにしました。たぶん、そのときは、「五感」を刺激するものとして、「食べ物」も考えることになるでしょう。

それと、まだ具体的には書けませんが、今回の展示に間に合うように、ある「物」を準備しようと思います。その「物」は棚田をテーマにしたものですが、今まで発表したことのない、俺にとっては新しい「物」です。さて、なんでしょうか? もったいぶるなって言われそうですが、まぁそう言わないで。

また時期が近づいてきたら、お知らせします。

ポポタムのホームページは、こちら


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2007/01/26

写真絵本『棚田を歩けば』 印刷立会い

070126
今日は、写真絵本『棚田を歩けば』の印刷日です。編集者、デザイナーといっしょに、印刷立会いのために、埼玉県鶴ヶ島市にきています。

色の出方を見て最終的なOKを出すと、印刷オペレーターの人たちは、本刷りを始めます。このオペレーターの指先ひとつで色が微妙に変わってくるので、印刷立会い(とくに写真集の場合)は重要です。

色に対する感性は、人それぞれなので、長年経験のあるオペレーターでも、写真家やデザイナーの意見は必要になってきます。「平均的」な色の出し方を、必ずしも好むわけではないと、いや、むしろ、写真家やデザイナーなどというのは、「平均的」ではないところにこだわることが多いことを、オペレーターの人もわかっていると思うので、これは写真絵本を作るうえでの、重要な共同作業のひとつであるといえるでしょう。これが失敗すると、とんでもないことになってしまいます。

以前、ある本の印刷で、香港にある日系の印刷所で試しに印刷してもらったことがありますが、あまりにも色の感覚が違って、結局そこではやめることにして、日本の印刷所に変更になったことがありました。

香港の印刷オペレーターの名誉のために言っておくと、彼らの技術は劣っているわけではないのですが、色に対する感覚が違うと、どうしようもないことがわかったのです。それはおおげさに言えば、文化の違いといえるかもしれません。

オペレーターを信用しないわけではありませんが、自分の目で確かめてOKを出せば、双方にとってトラブルも回避できるということでもあります。あとでクレームつけてもしかたないですからね。

Ya_2写真絵本『棚田を歩けば』できました(2007/2/16)


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2006/12/22

安倍総理会見の後ろの絵(再び)

061222
再び、安倍総理記者会見のときに後ろに見える絵についてです。

以前、首相官邸に電話して聞いたことは「安倍総理会見の後ろの絵」(2006/11/19)に書きましたが、この絵に関して、ネットでも話題になりつつあるようです。ただ、絵そのものについては、あまり評判がよくないようです。

絵を描いた岸田さんとは別に知り合いでもなんでもないので、彼の肩を持つ必要もないのですが。(前は「名のある画家の絵だとは思いますが」などと俺も書いていました。「『東京棚田フェスティバル』(3) 安倍総理の記者会見」(2006/11/9)) とにかく素直な絵だとは思いますよ。

どうも棚田のことになると、冷静さを欠くようで(病気なんです)、「良くない」と言われると、俺が言われているような気がしてしまい、言われっぱなしでは不公平だと思ったので、もう少し調べてみました。

今度は、山口県長門市の安倍さんの事務所に問い合わせしました。描いた岸田さんというのはプロの画家ではなくて、安倍さんの支援者だそうです。あくまでも趣味で絵を描いているアマチュアの方です。でも、この岸田さんについて、それ以上詳しいことはわかりませんでした。(今回はここまでにしておきます)

描いた場所は、棚田百選の場所「東後畑」とは離れていますが、安倍家のお墓がある高台から見た油谷湾だそうです。絵の中に町も見えますが、あれは油谷の町(コメントを寄せてくれたMТさんの情報で、掛淵という町だそうです)だったのですね。実在する風景でした。と、いうことは、安倍総理の会見は、先祖が眠るお墓の前でしゃべっているような格好になるわけです。

どうしてあの絵を飾っているのか? 安倍総理のスローガン「美しい国、日本」を意識して飾ったのか? 『ダヴィンチコード』のように(?)謎は深まるばかりです。ただ、支援者の絵ですからねぇ、飾らないわけにはいかないのかもしれません。ただ、名のある画家の絵ではなくて、地元のアマチュアの方の絵を飾っているところが、安倍さんの人柄かなぁ。でも、人柄で政治をやるわけでもないしなぁ。今の安倍さん、精彩を欠くんだよねぇ。

(この話、つづく、かもしれない・・・)


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2006/11/19

安倍総理会見の後ろの絵

061119
安倍総理の記者会見のとき、後ろに棚田の絵が飾ってあるという記事を先日書きましたが(安倍総理の記者会見(2006/11/9))、ますます気になってきたので(普通の人にはどうでもいいでしょうが、何度も言ってるでしょ? 俺は「棚田病」なんです)、首相官邸に直接電話して聞きました。

わかりました。この絵を描いた人は、山口県出身の岸田勝宏さんといい、絵は、長門市油谷湾ではないかということでした。油谷と言えば、棚田百選の東後畑の棚田があるところです。漁火が美しい棚田として有名です。ただ、ここは「雨乞い山」という山があるくらい、水には苦労した棚田で、たくさんの溜池もあります。

山口県は安倍総理の出身地です。つまり出身地の絵を飾っているということのようです。これでなんとか気持ちが落ち着きました。

Ya_2安倍総理会見の後ろの絵(再び) 2006/12/22 (長門市の事務所で聞いてみました)

Ya_2オリザ館(アジアの棚田)

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2006/11/17

棚田の上を飛んでみたい(インドネシア・バリ島)

061117
今日はインドネシア・バリ島の上を飛んでみます。

バリ島はどこへいっても水田だらけですが、棚田は島の南斜面に多くあります。赤道に近いということもあり、コメは、年に1回~3回作っているので、田植えをしている田んぼの隣で稲刈りをしているなんていう光景もよく見ます。

俺は4回くらいバリ島へ行っていますが、そのときは、デンパサールの警察署でバイクの免許を取って、レンタルバイクで島内を回っています。ただ、せっかく取った免許ですが、まだ一回も警官に免許提示を求められたことはありません。

幹線道路は交通量も多いし、車の排気ガスで、あまり快適ではありませんが、他の田舎道はいいですよ。ガソリンスタンドも適当にあるし、なくても、村の売店で燃料(エタノール?)は買うことができます。おばさんが、バイクのタンクの穴にジョウゴをあてがい、瓶に入った薄ピンク色した燃料を注いでくれます。


●バリ島のジャティルウィの棚田(左端に見えるのは、棚田を見渡せるレストラン。バリの在来米、紫色の「バリ・ライス」を使った「ナシチャンプル」がお勧めです。上に掲載の写真は、このレストランから撮影したもの)

http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=18&ll=-8.369982,115.132143&spn=0.002054,0.002988

●インドネシア・バリ島のバンリ村付近

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=18&ll=-8.45334,115.370951&spn=0.002319,0.003583


Ya_2棚田の上を飛んでみたい(日本)

Ya_2棚田の上を飛んでみたい(中国)


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2006/11/15

棚田の上を飛んでみたい(中国)

061115
今日は、中国の棚田の上を飛んでみたいと思います。

ちょうど雲南省元陽県は、詳しい写真が載っていて、かなりはっきり棚田が見えます。見覚えのある展望台や、村の様子もわかります。人がいるのもかろうじてわかるくらいで、思わず俺が映っているんじゃないかと探してみました。

それにしても、上空から見てみると、元陽の棚田の規模が尋常じゃないことがわかって、よくもまぁ、こんなふうに耕したものだと、あらためてため息が出ます。崖っぷちに立って、棚田を見下ろしていると、頭がくらくらしてきて、思わずつぶやきました。「吐き気がするほど美しい」と。(掲載の写真は、モンピン棚田です)

●中国雲南省元陽県チンコウ村付近(右上に見える集落がチンコウ)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=17&ll=23.117223,102.742231&spn=0.004312,0.007167

●中国雲南省元陽県モンピン棚田(モンピン集落は、画面右に隠れています)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=17&ll=23.073405,102.736051&spn=0.004313,0.007167

●中国雲南省元陽県多依樹棚田(多依樹集落と展望台は、画面左に隠れています)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=17&ll=23.09427,102.804887&spn=0.004313,0.007167

●中国雲南省元陽県バーダー棚田(右端にあるのが展望台)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=17&ll=23.114954,102.763968&spn=0.004312,0.007167


Ya_2棚田の上を飛んでみたい(日本)

Ya_2棚田の上を飛んでみたい(インドネシア・バリ島)


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2006/11/14

棚田の上を飛んでみたい(日本)

061114
腰痛がまだ完治せず撮影旅行を控えているので、そのかわり、ネットで棚田の旅をしてみましょう。(今回もマニアックな話題ですが) Googleマップの航空写真で棚田百選の棚田を探してみました。とりあえず、5ヶ所を見つけましたが、他の棚田は、地図が詳しくなくて、雲形定規のような模様は判別できませんでした。残念。

こんなふうに鳥になって、棚田の上を飛んでみたいですねぇ。夢では何度かありますが。あの浮遊感はなんなんでしょうか。気持ちいいですねぇ。

●千葉県鴨川市大山千枚田(上の写真が地上で見た大山千枚田)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&z=17&ll=35.129789,139.975905&spn=0.004115,0.007231&t=k&om=1

●山形県山辺町大蕨

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=k&om=1&z=16&ll=38.286349,140.203185&spn=0.007579,0.013626

●佐賀県唐津市蕨野

http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=16&ll=33.290521,130.03448&spn=0.007838,0.014334

●富山県氷見市長坂

http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=15&ll=36.947354,136.99861&spn=0.015262,0.02841

●大阪府能勢町長谷

http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=0&z=16&ll=34.964678,135.371497&spn=0.007825,0.011222

Ya_2棚田の上を飛んでみたい(中国)

Ya_2棚田の上を飛んでみたい(インドネシア・バリ島)


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2006/11/12

『東京棚田フェスティバル』 (5) 終わりました

061112
昨日は雨にもかかわらず、棚田フェスティバルには、おおぜいの人が集まりました。

各地、出展棚田のコメ食品や果物など、おいしいものもありました。山形県朝日町椹平の棚田で活動している「棚田ママの会」メンバーの方々にもお会いできました。棚田をきっかけに地域が活気付いてる感じが伝わってきました。きな粉を付けて食べる「ササマギ」は、もちろんごちそうになりました。棚田米とワインのおみやげまでいただいてしまいました。

また、長村順子さん主宰の鴨川・里舞グループ 「オリザ」の舞も初めて拝見しました。このダンスでは、俺の手作りCD「棚田水景」の中から、2曲使ってもらっていました。自分の曲を使ってくれることはたいへんありがたく、光栄に思います。ただ、あれだけ大音量で流される自分の曲を聴いたのは初めてなので、ちょっと気恥ずかしさもありました。

写真展については、展示会場自体はりっぱな部屋を用意してもらい、棚田を描いている画家の酒井英次さんと俺の二人展のような感じになりましたが、残念だったのは、その部屋に入る入口が狭くなってしまい、また案内板も小さくて、分かりにくかったかもしれません。

同じ棚田をモチーフに、絵と写真という表現手段の違うふたつのものを同時展示するという試みは面白いと思いました。絵の場合は、ひとつの絵の中に、田植え時期から稲が育ち、収穫時期までというグラデーションを描いたものがあり、なるほど、これは写真にはできない表現だと感心しました。また酒井さんと話をしていて、写真は「現場に行くまでが勝負」であり、絵は「現場に行ってからが勝負」という違いがあることもわかりました。

今回やってみて、いろんな問題点もわかったでしょうが、こんなイベントが毎年行われれば楽しいかなと思います。スタッフはたいへんでしょうが、がんばって欲しいですね。


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2006/11/10

『東京棚田フェスティバル』 (4) マダガスカルの写真

061110_1
情報です。

061110_2
今発売中の「栄養と料理」12月号に、マダガスカルの写真と記事が掲載されています。今年3月に撮影したものです。

マダガスカルの棚田については、明日の「東京棚田フェスティバル」のスライド&トークショーでも紹介するつもりです。

マダガスカルは、世界4番目の大きな島ですが、その中央高地が棚田地帯です。南半球にあるので、季節は日本と反対で、マダガスカルの3月は、収穫の「秋」なのです。(詳細は、以前の記事「マダガスカルの旅」(2006/4/7)をご覧ください)

上に掲載の写真は、収穫間近の棚田で雑草を取っている女性です。


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2006/11/09

『東京棚田フェスティバル』 (3) 安倍総理の記者会見

061109
最近、安倍総理の記者会見が待ち遠しくなっています。(正確に言えば、記者会見が始まる寸前) なぜだと思いますか?

それは記者会見のとき、安倍総理の後ろに飾ってある絵が、棚田の絵だからです。特に、総理の向って右側の斜面が棚田になっているようです。どうも、海の湾に面した棚田らしい。雰囲気的には、佐賀県の唐津市大浦棚田と似ています。でも、まだはっきりわかりません。

記者会見が始まると、総理の体で絵が見えなくなるので、どいて欲しいのですが。なので全体を見れるチャンスは、総理が立ち位置に着く寸前の1秒ほどです。毎日記者会見があるので、今日のニュース番組で確かめてみてください。

あそこは首相官邸でしょうか。だから名のある画家の絵だとは思いますが。総理の発言よりも、後ろの絵が気になるなんて、俺もよっぽどの「棚田病」だねぇ。マニアックな話題ですみません。

Ya_2首相官邸に聞いてみました

Ya_2安倍総理会見の後ろの絵(再び)2006/12/22

ところで、佐賀県唐津市大浦の棚田は、蕨野の棚田(今回の『東京棚田フェスティバル』の出展棚田です)、玄海町浜野浦の棚田、、長崎県松浦市土谷の棚田と共に「棚田百選」に選ばれていますが、この4ヶ所は、比較的近いところにあります。しかも、唐津市蕨野以外、すべて海に面していて、日本らしい棚田です。蕨野には、高さ8.5mの石垣がありますが、これは棚田の石垣としては、日本一位か二位のりっぱなものです。

春先の水の張った棚田もいいし、秋の収穫時期の黄金色の棚田もいい。温泉も点在しているので、棚田だけではなくて、一日のんびり旅ができるコースとしてお勧めします。

Ya_2オリザ館(アジアの棚田)


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2006/11/08

『東京棚田フェスティバル』 (2) 椹平の棚田

061108
土曜日の棚田フェスティバル用に音楽CDを作成中です。写真の準備じゃなくて、音楽CDの準備をしているというのは、俺らしいと言うべきでしょうか。

このCDは、オリジナルの音楽CDで、過去何度もこのことについては宣伝しているので、あらためてしませんが(またか?といわれる。知りたい人は、「写真」と「音楽」(2006/6/28))、まったくの手作りなので、レコーディングも、ジャケット印刷も、袋詰めも、うちでやっています。いわゆる家内工業です。ハイテクを使ったローテク音楽CDです。

写真の方はというと、パネルも梱包できたので、金曜の搬入時着になるように送るだけです。それとスライドショー用のファイルもほぼ完成。

昨日の記事にコメントをいただきましたが、山形県朝日町の「ササマギ」を持ってきてくれるのは、椹平(くぬぎだいら)の棚田で活動している「棚田ママの会」メンバーの方たちだそうです。

この「棚田百選」にも選ばれている椹平の棚田には、展望台があって俯瞰することができます。全国の棚田140ヶ所以上巡りましたが、これだけ全体を見渡せるところは、数ヶ所あるかないかでしょう。俺も地元出身だから贔屓目に見ているかもしれませんが、「棚田」を感じるにはやはりいい所に違いありません。

棚田は、規模の大きさもさることながら、展望できる場所があるかどうか、立地条件の良し悪しで、その棚田の持っている「ちから」がかなり違ってきます。この場合の「ちから」というのは、あくまでも観光地として、「観光客を引きつけるちから」という意味ですが。面積的にいくら大きくてもだめなのです。全体を見渡せてはじめて「すごいなぁ」、「これを人間が作ったのかぁ」と人を感動させるのではないかと俺は考えています。

それと、これはここだけではありませんが、豪雪地帯の棚田を見ると、人間のコメに対する熱い思いを感じます。暖かい土地で生まれた稲作は、数千年(もっと早い時期という説もある)かけて、人間が工夫と努力を積み重ねてきた結果、とうとうこういう豪雪地帯でも可能になりました。ほんとに溜息が出てしまいます。

上に掲載の写真は、その椹平の冬の棚田です。


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2006/11/07

『東京棚田フェスティバル』 (1) 今週土曜日開催

061107
『東京棚田フェスティバル』が今週土曜日に迫りました。

2006年11月11日(土) 12:00~18:00
会場:大塚商会本社ビル(東京・飯田橋)

Ya_1地図はこちら

チケットが必要です。

■入場料2,000円 【小学生 1,000円 幼児無料】
郷土料理5種類がたべられるスタンプラリー付きです。
☆前売券はプレゼントが当たる抽選番号がつきますので、是非お求めください。

【ご予約&お問い合わせ】
特定非営利活動法人 棚田ネットワーク
〒060-0023 東京都新宿区西新宿7-18-16-704
Tel 03-5386-4001
info@tanada.or.jp

Ya_1棚田ネットワークホームページ

Ya_1ブログ・東京棚田日和

東京棚田フェスティバルは、「東京で棚田の収穫祭がやりたいね」「都市の人たちが棚田に出会う機会がほしい!」「棚田を守る農家と棚田ファンの気軽な交流の場を」などの思いから生まれた、NPO法人棚田ネットワークの発足十周年記念イベントです。

嬉しいことに、全国の棚田地域から郷土料理屋台や物産展が大集合します。俺の出身地山形の「笹巻き」(現地発音では、「ササマギ」)や、岐阜県恵那市坂折棚田保存会の「五平餅」や、新潟県十日町市池谷の「新米のおにぎり」や、静岡県松崎町の「黒米うどん」なども出ます。

俺も参加します。昼12:30からの『棚田アートプロジェクト』です。早い時間なので忘れずに。

■『棚田アートプロジェクト』 (12:30~予定)
~写真家 青柳健二 世界の棚田を撮る
~棚田画家 酒井英次 日本の棚田を描く
~二人のアーティストへの質問

アジアやアフリカの棚田と人々を撮影したスライドを映しながら話をします。それと、アジアの棚田の写真パネル、約12点を展示します。

販売物もありますよ。

Ya_1写真集 『アジアの棚田 日本の棚田』
Ya_1絵葉書セット 『アジアの棚田ポストカード』
Ya_1オリジナル音楽CD 『棚田水景』と『ASIAGE MARCH』と『Mekong the Last River』


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2006/09/27

[棚田病」とは?

060927
(写真はフィリピン・ボントックの棚田)

昨日、「棚田病」について触れたので、ついでにこの病について書いてみます。

      ★★

「棚田病」とは?

症状 1: 今までは気がつかなかったのに、棚田が目に付くようになる。

症状 2: 何を見ても棚田に見えてしまう。

症状 3: 「棚」という字、あるいは「タナ」という音を聞くと、ビクッと体が反応してしまう。

症状 4: 棚田の魅力をやたらに人に教えたがる。

症状 5: 棚田があると聞くと、どこまでも出かけてしまう。

症状 6(末期症状): 社会現象や社会問題、果ては、宇宙原理さえ、無理やり棚田と結び付けて考えてしまう。

      ★★

原因 1: 棚田病の人間(症状4以降)から共感感染する。この共感感染というのは、言葉や文字や写真によって、棚田病の人(あるいは作品)に共感することによって感染する。

原因 2: 棚田に出会って感動し、自分の脳内で特殊な物質を生み出し、自己感染する。

原因 3: 棚田米などの食品をとることで感染する。

      ★★

特効薬 : 現在まだ発見されていない。罹ったら一生治らない。今のところ諦めるしかない。

      ★★

以上、「棚田病」についてでした。怖いですねぇ。みなさん気をつけましょう。いや、このブログ読んだ人は、もう感染していると思いますが。


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2006/09/21

主流じゃないものを撮る

060921
(写真は、山口県油谷の棚田)

情報です。

季刊『新・田舎人』第49号(発行:ふるさと保全ネットワーク TEL 03-3234-5476)に、インタビューと棚田写真が掲載されています。どういう経緯で写真を撮ることになったのか、とか、写真とは俺にとってなんなのか、という問題について真面目に(?)しゃべっています。

その中で、どうして棚田なのか?という質問がありましたが、結局のところ、「主流じゃないもの」に対する愛おしさではないかと思います。もちろん、理由はこれだけではないですが、その中のひとつであることは確かです。

言い換えると、世界中グローバル化によって同じようなもの、同じような価値観になる方向に行こうとしていますが、それでいいのか?という疑問、反発があるのです。雲南省、少数民族、メコン河、そして棚田・・・。今まで俺が興味を持って写真を撮ってきた被写体です。

それは俺自身がそうだからということでもあります。どうして、みんなと同じじゃなきゃならないのか? 主流になれない、いや、もちろん、なる必要などないのですが、写真を撮ることで、俺はその主流じゃないもの(少数派)の価値を見続けたいと思っています。


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2006/09/07

『東京棚田フェスティバル』開催!

060907
(写真は、雲南省元陽の棚田)

情報です。

『東京棚田フェスティバル』開催!

2006年11月11日(土) 12:00~18:00
会場:大塚商会本社ビル(東京・飯田橋)

11月11日なので、まだ先の話ですが、東京棚田フェスティバルは、「東京で棚田の収穫祭がやりたいね」「都市の人たちが棚田に出会う機会がほしい!」「棚田を守る農家と棚田ファンの気軽な交流の場を」などの思いから生まれた、NPO法人棚田ネットワークの発足十周年記念イベントです。

嬉しいことに、全国の棚田地域から郷土料理屋台や物産展が大集合します。俺の出身地山形の「笹巻き」(現地発音では、「ササマギ」)や、岐阜県恵那市坂折棚田保存会の「五平餅」や、新潟県十日町市池谷の「新米のおにぎり」や、静岡県松崎町の「黒米うどん」なども出るらしい。楽しみです。

また、迫力!躍動!の伝統芸能&創作舞踊も披露されます。
『能登半島・輪島市に伝わる御陣乗太鼓熱演!』
『鴨川・里舞グループ「オリザ」の華麗なる舞』

俺も、参加します。アジアやアフリカの棚田と人々を撮影したスライドを映しながら、話をします。棚田撮影旅行の裏話みたいなのも飛び出すのではないでしょうか。

お問い合わせは、棚田ネットワークまで。(イベント手伝ってくれるボランティアと協賛団体も募集中です)

Ya_1棚田ネットワーク

また日時が近づいてきたら、あらためてお知らせします。

Ya_1 『東京棚田フェスティバル(2006/11/7)』

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2006/09/05

『家庭画報』10月号に棚田の写真掲載

060905_1
(この写真は、福岡県うきは市つづら棚田で撮影したものです)

情報です。

『家庭画報』10月号に、「稲穂そよぐ棚田へ」というタイトルで、秋の棚田の写真が5ページで掲載されています。女性誌らしい写真の組み方になっているのではないでしょうか。

主な撮影地は、福岡県うきは市つづら、山形県山辺町大蕨の杭掛け、岐阜県恵那市坂折などの棚田です。

機会があったら、見てみてください。


  ■家庭画報ホームページ


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2006/08/08

中島峰広著 「続・百選の棚田を歩く」

060808
情報です。

棚田博士、中島峰広先生の著書「続・百選の棚田を歩く」が出版されました。2004年に出版された「百選の棚田を歩く」の続編です。

今回は、佐賀県玄海町浜野浦の棚田や、長崎県福島町土谷の棚田、そして俺の出身地山形県の棚田などが収録されています。棚田に興味がある人だけではなく、旅の紀行文としても読むことができます。(カバーの写真は、浜野浦の4月下旬の写真です)


「続・百選の棚田を歩く」
著者: 中島峰広
発行: 古今書院
発行日: 2006年8月6日
定価: 2500円 (税別)


ご希望の方は、古今書院(ご注文の方法)へ
Ya_01_11古今書院のホームページ


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2006/08/07

棚田の魅力って?

060807
昨日の日曜日、日本橋三越で棚田学会大会がありました。

前に、ブログでも書きましたが、俺は「棚田学会賞」をいただきました。昨日授賞式でした。今までやってきたことが評価されるのは、やっぱり嬉しいもんです。

棚田の魅力に取り付かれてしまい、棚田を巡る旅を続け、写真を撮っています。ただ、俺は「棚田保全」に積極的に取り組んでいるわけでもないし、実際棚田を作っているわけでも、手伝っているわけでもありません。「なにか社会のためになることをやろう」などと思って写真を撮っているわけでもありません。個人的興味からやっているだけです。

でも、その写真が少しでも棚田耕作者のためになっているなら嬉しく思います。受賞理由のひとつとして、棚田を一般の人たちに広めている活動だそうで、そうか、俺のやってきたことはそういうことなんだろうなと再認識しました。

なぜか理由はわからなくても、ひとりの人間が長い期間棚田にのめりこむということは、それだけ棚田には「なんらかの力」があるということでしょう。逆に言うと、最初から理由が分かったら、写真なんか撮る必要もないかもしれません。心が欲するから、それをやり続ける。水が飲みたくなったら、「なぜ?」なんて考えずに、水を飲むことと同じなのかもしれません。

ただ、俺が棚田に惹かれるのは、「まったくの自然の風景」ではなく、「人間が作った風景」というところにあるのは間違いありません。単なる自然の造形なら写真に撮りたいとも思わなかったし、今でも、いわゆる「自然写真」というものにはそれほど興味がわきません。

そう考えると棚田の魅力は、やっぱり人の魅力であるように感じます。たぶん、そうです。はっきりはわからないけど。

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2006/08/03

新潟県まつだいの棚田と「大地の芸術祭」

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おととい、新潟県のまつだいへ。(今年何度目だろう?)

今年末に出版予定の写真集の準備中ですが、その中に使う写真を撮りに、棚田博士の中島先生、編集者、デザイナーの4人で行きました。

今の季節、棚田は青々としていて、なかなか良かったのですが、それと同時に、ちょうど「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」が開催中で、いろんなところでアート作品に出会うことができます。俺たちも撮影後2ヶ所だけ見学しました。

里山、棚田、廃校などにアート作品が展示してあり、地域全体が美術館になっています。アーティスト は、40の国と地域から約200組が参加しています。偶然なんですが、俺の高校時代の同級生も参加しています。松田重仁くんといいます。1本の大木から作った作品。タイトルは、「円 - 縁」。機会があったらぜひ見に行ってください。

それにしても、松田くんには最近会ってないので、どうしているかなぁ。去年写真展の会場になったまつだいの「農舞台」で、彼もここで展示したことがあると聞いて、懐かしく思い出したのでした。(これをもし読んだら、メールくれ)

多くの作品を見てまわるには、パスポート購入が便利なようです。詳しくは、「大地の芸術祭」のホームページで調べてみてください。

 http://www.echigo-tsumari.jp/index.html

最後、十日町市の「小嶋屋本店」で、編集者のお勧めで、名物だという「へぎそば」を食べて帰ってきました。山形の「板そば」のようなものです。俺は山形のそばに慣れている(うまいと感じる)ので、よほどのことがない限り、他の地方で食べるそばに感動したことはないのですが、この「へぎそば」は、悪くなかったです。編集者が「どうしても」と勧めるだけはありました。

独特の歯ごたえと喉ごしがいいですね。「へぎ」とは、そばを盛ってある器のことだそうです。つなぎに布海苔(ふのり)を使っているのが特徴だといっていました。

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2006/07/28

2006年棚田学会大会

2006年棚田学会大会が、8月6日(日)、日本橋三越劇場で開かれます。

今年、俺は「棚田学会賞」を受賞します。「罰」には縁があるに「賞」にはなかなか縁がなくて、「賞」がつくものをもらうのは、中学時代の絵画の賞以来のことではないでしょうか。これで「賞罰」そろってようやく一人前? 人間て、バランス取って生きていくもんなんですね。(罰はありません。冗談です)

受賞後、記念講演(というほど大げさではないですが)をすることになっていますが、スライドを使ってマダガスカルの棚田を紹介しようと思っています。10分程度なので詳しい話はできないかもしれませんが。

詳しい情報は、こちらのページをご覧ください。
Ya_01_52006年棚田学会大会
060727

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2006/04/07

マダガスカルの旅(7) 棚田の国

060406_1
マダガスカルに行こうと思い立ったのは、何度も書いているように、「棚田がある」と聞いたからでした。ここずっとアジアの棚田を撮影していて、「棚田病」とでも言えるほどこだわっています。

情報を発信すれば、情報が入ってくるのがネットの特徴。棚田のホームページや、雑誌、写真展で発表していると、ここにもある、あそこにもあると、棚田情報が入ってきます。それで俺の性格上、聞いてしまえば行ってみないと気がすまなくなってしまいます。

「マダガスカルにある」と初めて聞いたとき、アフリカ(マダガスカルをアフリカの国といっていいのか疑問ですが)に棚田?と半信半疑でした。棚田はアジアにしかないと思い込んでいたし、そもそもマダガスカルがどこにあるかも正確には知らなかったので。

でも、調べてみると、コメの生産量が世界第20番目で、一人当たりの年間のコメ消費量にいたっては、世界でもトップレベルであることがわかりました。それだけコメを食べる国に、猛烈に興味が出てきました。「棚田病」のウイルスがまた活発に活動を始めてしまいました。

060406_2060406_3


さて、棚田ですが、標高1500m前後の中央高地は、どこへいっても棚田だらけといっていい状態でした。イランのように、棚田を探す必要もありません。ある意味、世界でも有数の棚田地帯といってもいいでしょう。というのも、今回は車でアンタナナリヴから700km離れたイサル公園まで南下しましたが、アンバラヴァウまでずっと棚田地帯なのです。途中、町があったり、山林があったり、畑が多くなったりしますが、水田が主、しかも棚田が主であると言ってもいいでしょう。2日半、棚田地帯を走り続けるかっこうになりました。

「田んぼ」のことを、マダガスカル語で「タンニバーリ」といいます。本当は、「タニンバーリ(tanimbary)」らしいのですが、「タンニバーリ」と聞こえました。そして、これが早口で言われると「タンバ」「タンボ」と聞こえて、思わずびっくりしてしまいます。もちろん偶然ですが。ちなみに「コメ」は「ヴァーリ(vary)」といいます。

アンバラヴァウの手前に、ちょっとした峠がありますが、ここを越えたとたん、急に雰囲気が変わります。サバンナ気候の「アフリカ」的な風景に変わってきます。サボテンやヤシ、マンゴーの木も増えます。さらにイサル公園手前は見渡す限りの草原地帯で、基本的に水田は少なくなりますが、まったくなくなるわけではありません。草原の水田で、田植えをやっている集団にも会いました。

棚田地帯は、ちょうど稲刈りが始まる季節でした。「秋」と呼んでいいんでしょうか。稲刈りもそうですが、柿の木には柿の実がなって、沿道でも柿売りがたくさんいました。(ちなみに、現地でも柿のことは「カキ」と呼んでいます。1個100アリアリくらい。熟して甘い柿です) 畦道にはコスモスも咲いています。トンボも飛んでいます。まるで、アジアのどこかにいるようです。

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2006/02/17

「新潮45」に棚田の写真掲載

060217_01
棚田についての情報です。

「新潮45」3月号に、棚田の写真が掲載されています。

日本の棚田、岐阜県坂折、佐賀県浜野浦、佐賀県蕨野、和歌山県あらぎ島、山形県最上川河畔の棚田の5点です。

060217_02
表紙はこれです。機会があったら見てください。

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2006/01/25

イタリア映画 「苦い米」 1

060125
最近、人から聞いて知ったのですが「苦い米」というイタリア映画があるそうです。インターネットで調べたら、次のようなことがわかりました。

「苦い米(Riso Amaro)」
1949年度作品。
監督ジュゼッペ・デ・サンテス。
出演シルヴァーナ・マンガーノ。

イタリア北部ポー川流域の水田地帯が舞台で、季節労働者たちの映画らしい。ホームページではみなさん「いい映画だった」と書いているので、たぶんそうだと期待します。

イタリアはヨーロッパでの米どころ。FAOの資料(2004年)によると、コメ生産量は世界で27番目です。ちなみに、第1位は中国ですが、日本は11位、イランは19位です。最近はエジプトあたりから安いコメが入ってくるようになって、水田が減っているようです。棚田は本当にあるんでしょうか?

また、棚田か?と、あきれないでください。ベトナム北部サパの棚田にいたとき、ゲストハウスで知り合ったドイツ人女性が、俺がアジアの棚田を撮っていることを知って、「そういうライステラスなら、イタリアでも見た気がしますよ」と教えてくれたのでした。それからいろいろ調べてみると、たしかに北部イタリアでは稲作をやっていることがわかりました。

イタリア人が棚田でカンツォーネなど歌いながら田植えをしているんだろうか?と、想像だけは膨らんでいます。そんなとき、この「苦い米」という名作の話を聞いたので、ぜひ観てみたいと思っています。

だれか、どのかのレンタルビデオ屋で見かけた人はいないでしょうか? 古い映画なので、大手のレンタルビデオ屋では置いていないとは思うんですが。VHS中古ビデオが売られているのは、インターネットで見つけました。

  ●●●

ようやくビデオを探して観ることができました。その記事はこちらで。(2006/10/16)
Ya_2イタリア映画 「苦い米」 2


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2006/01/15

「オリンパスフォトグラフィ」のインタビュー

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「オリンパスフォトグラフィ」2006年1月1日発行の「冬」号に、俺の棚田の写真とインタビューが掲載されています。

インタビュアーは、写真家・東京造形大学教授の柳本尚規氏。柳本氏は冒頭このように書いています。「風景は好きだが風景写真の多くが好きではない私はそんなにへそ曲がりではないと思う。何がといって、美しいと思うだろうといった雰囲気のありきたりの美しい写真、日本人の心を歌うといった感じの意味ありげな風景写真ほど鼻白むものはない。」と書いておられます。俺もまったく同感です。

ところで、自分が思い描いている「自分」と、他人が見ている「自分」とは、必ずしも同じではありません。「本当の自分」とはいったいどういうものか。たぶん、両方であり、また、どちらでもないのかもしれません。

「自分のことは自分が一番良く知っている」とも言いますが、俺は、そうとばかりも言えないなと考えています。世界中に俺一人しかいないんだったら、俺が自分で考えている「自分像」が正しいのでしょうが、実際問題、他人との関わりのなかで生きている(生かされている)俺なので、他人が見ている「自分像」の方が客観性があるような気もします。

柳本氏はこう書いてくれました。「・・・青柳さんには農業技師、土地や品種の改良に携わりいつも畦道を歩いて見回っている人、のような沈着と合理性を尊ぶ生き方を思わせる雰囲気が漂っている。・・・」

宮沢賢治を彷彿とさせないですか? ちょっとこの表現は「ほめすぎ」「かっこ良すぎ」という感じですが、他人が思い描く俺の「自分像」を知る上で、とても参考になります。俺は、もっと感情的で場当たり的な人間だというふうに「自分」を考えていますが、他人からはそうは思われていないのかも知れません。

そういえば、「まじめですね」と言われることもあります。俺自身は「俺の何がまじめなんだろう」といつも思っていますが、そう思わせる雰囲気はあるのかもしれません。だいたいにして、山形弁をしゃべっているだけで「素朴」「まじめ」「誠実」と勘違いされることはよくあります。そんなことないのにね。山形でも凶悪犯罪は起こっています。思い込みは良くありません。

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2006/01/10

イランという国

060110
今日、あるイラン人に会いましたが、彼は「水管理」の研究をしていて、棚田についても知識があったので、イランの棚田についても話を聞くことができました。

去年5月にイランに行ったとき、現地の人から「Japanese Rice Terrace」と教えられたものがありました。見ると、階段状の棚田でしたが、規模が大きく、整然としていて、明らかに区画整理された棚田であることはわかりました。「日本人が作った田んぼ」と説明を受けたのでしたが。

今日の話から、日本の国際協力事業団JICAの人たちが教えた棚田だったらしいということがわかりました。20年間住み込んでイラン人に稲作を教えていたらしいのです。このプロジェクトは2年前に終わって、今は日本人はいませんが、イラン人がそのあとを継いで、引き続き棚田の区画整理に取り組んでいるとのことでした。

ya_4イランの棚田のギャラリーはこちら

ところで、彼が言うには、日本人は、アメリカやヨーロッパや中国には関心があるけれど、イランや中東の国に対しては、あまり関心を持っていない。イランとイラクを混同して、イランは「危ない国だ」と思っている人が多い。そう、不満を漏らしました。

俺もそうだと思います。俺自身がイランに対する関心は低かったし、知識もありませんでした。イランに行くまでは。あんな砂漠の国イランに棚田なんかあるはずがないと考えていたし、写真を見ても、「麦畑に違いない」と思ったほどでした。

自分に直接関わってこないと、正直な話、関心は持ちづらいですね。どうしても、「身近なところから」という優先順位があるのはしかたのないことでしょう。それは俺ばかりではなく、みんなそうです。

棚田をきっかけに、俺はイランに行き、イランが好きになりました。そして関心度がかなり高くなりました。他の日本人もそうかもしれません。イラン映画や、サッカーをきっかけに、イランに対して興味を持ち始めている人たちが増えているんじゃないかなと言うと、彼も同意してくれました。日本とイランとの関係は始まったばかりです。

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2005/12/11

栄養と料理 「砂漠の国イランに棚田を求めて」

051211_01
「料理と栄養」1月号にイランの棚田についての写真と記事が掲載されています。
機会があったら見てみてください。

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2005/09/29

九州から戻りました

昨日の夜、自宅に戻りました。

一昨日の夜は、大分県院内町の道の駅でレンタカーを止めて寝て、昨日は早朝から撮影開始。

この町は石橋の町としても有名で、5年前、ある棚田へいったとき、棚田の真ん中に川が流れていて、長さ6mほどの石橋がかかっていて、なんとも風情のある棚田だと感激したのを思い出します。

今回は、ちょうど稲が黄色くなっていました。まだ緑のやつもあります。声をかけられた地元のおじさんによると、今年の水不足で、7月まで田植えがやれなかったので稲の成長が遅れたからだそうです。

ここも数年前「棚田百選」に選ばれましたが、選ばれて何か良かったことは?と聞くと、「なんにもないねえ。あるとすれば、おたくのようなカメラマンが来て、写真をコンテストに出して、賞を取ったりしてくれることかなあ」

言葉どおりにとれば、自分たちの棚田が「美しい」と認められることは嬉しいことではあるんでしょう。でも、「そんなことぐらいしかないんだよ」と、冷ややかな見方にもとれます。時には農作業のじゃまをしてしまうカメラマンに、へきえきしている棚田も全国にはあります。写真を撮る俺としては耳の痛い話ですが、それも現実です。ここもそうなのかどうかはわかりませんが。

高齢者が多くなり、棚田は耕作されない田んぼも増えています。林に戻った田んぼもあります。おじさんの息子は、幸いにして、酪農とシイタケ栽培などといっしょに田んぼをやるつもりだとのことです。

今、観光客のために村にはトイレと休憩所を作っています。それも自分たちで?と聞くと、さすがにそれは補助金で作られているそうですが、おじさんは言いました。「トイレができたころは、みんな年寄りは田んぼを作らなくなっているかもな」と。

なんとも悲しい話ですが、ここばかりではありません。日本の田舎は、大なり小なり同じような問題で、廃れていっています。それを単に「時代の流れだ」といってあきらめるのは、なんか違うかなあと俺は思うんですが。

かといって俺は農村に住んでいるわけでもなく、都市文明のありがたさを享受しているんですがね。どうすりゃいいんだか。ただそういう田舎の「美しさ」を発見することが、せめて今の俺ができることだとも思っています。

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2005/08/31

朝日新聞「ひと」

8月26日、朝日新聞「ひと」欄に載っていましたね。

小泉さん、岡田さんと並んで、同じような大きさで載っていたので、どこか新党の党首か? あるいは、刺客か?と一瞬思った人もいたようです。「棚田党」とかですかね。

それにしても、ホームページでは「反米」的なことを書いている俺なのに、写真は、しっかりとアメリカ製の「Wrangler」のTシャツを着ているんだから、いいかげんというか、間が悪いというか。自分ながら苦笑してしまいます。

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2005/08/25

イランの棚田

今日、大雨の中、本屋へ行って「週刊新潮」を4冊買ってきました。

棚田の緑が爽やかで、すがすがしい感じに仕上がっていたので一安心です。夏のグラビアにはぴったりだったかも。涼しげです。水着の女の子もいいけど、イランの棚田もいいよ。(自画自賛していますが、いつものことなので気にせんでください)

ところで、もうひとつ「朝日新聞」の方は、明日26日の朝刊だと、さっき記者のSさんから連絡が来ました。よほど大きな事件、事故がないかぎり、「ひと」欄に掲載されるそうです。先に断っておく方が楽なのでそうしますが、俺はかっこいい中年バックパッカーではありませんので、顔写真には期待しないでください。

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2005/08/23

「週刊新潮」にイランの写真

8月25日発売(東京近辺。地方は遅れるかもしれません)の「週刊新潮」9月1日号のグラビアに、イランの棚田の写真が掲載されます。今までこのブログで書いてきたのですが、イランの棚田が新潟、山形の棚田と似ていることを、写真を見ればわかってもらえるでしょう。

iran_03

これは、とびらで使っている写真です。田植えをしているおばさんですね。本当は、10代の女の子もいたのですが、どうしても写真は嫌だというので、おばさんだけの写真になってしまいました。

それと、「朝日新聞」の「ひと」欄に載るかもしれません。明日か明後日、と記者のS氏は言っていましたが。「かもしれません」とはあいまいですが。

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2005/08/22

新潟から戻りました

新潟県十日町松代の写真展会場でスライドショーをやってきました。

そのとき、15年ほど前、中国の新疆で会ったカメラマンKさんが来てくれて、再会しました。あれ以来、会っていなかったので、びっくりです。Kさんは松之山の古民家を買って(借りて)、東京から移住してきたそうです。もう3年以上経ったとのこと。

翌日(昨日)、Kさんのお宅に寄りました。ちょうど棚田の畦の草刈をやっていたので、終わるまで待っていました。

茅葺の民家はかなり古かったらしく、壁と床を自分で修理したそうです。居間には囲炉裏があって、薪でお湯を沸かしコーヒーをいれてくれました。

Kさんは、あるときたまたまこの集落のそばを通り、一目で気に入ったといいます。それから3年ほどここに通ったそうですが、とうとう住むことを決心しました。

村は、松之山でも一番過疎が進んだところだそうです。現在村の人口は8人。Kさんは47歳ですが、もちろん一番若い住人です。このままでは、村は死んでしまう。その危機感に、Kさんはなんとかしたいと考えているようです。

俺にさかんに、ここに移住しませんか?と勧めます。空き家はあるそうです。俺も遠い将来、こういう生活をやるかもしれませんが、まだ具体的には考えられません。今のところは街に住んでいたいですね。

だれか若い人で、住みたいという人がいれば、紹介しますよ。面倒見がいい人なので、たぶん田舎暮らしのイロハを手取り足取り教えてくれるでしょう。景色は最高です。雪も4m降ります。いいところです。

ただし、「自然が好き」とかいう理由では、田舎暮らしは長続きしません。結局、人間関係に尽きます。人間関係がわずらわしいと思う人は駄目でしょうね。(これはKさんも認めるところです)

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2005/08/03

今度の日曜日、棚田学会大会

今、スライドショーのファイルを作っているところです。

今度の日曜日、8月7日、棚田学会大会があります。
いろんなプログラムがありますが、その中のシンポジウム「棚田からアジアが見えるⅡ」(14:00~)パネルディスカッションで、俺は20分間、スライドショーによる発表を行います。発表は、だいたい16時ころになりそうです。
「雲南省元陽県の棚田とイラン・カスピ海沿岸地方の棚田」です。もちろんイランの棚田は、この前行ったときのもの。ホームページ以外で公開するのは今回が初めてといってもいいでしょう。どんな反応があるのか楽しみです。

会場、時間などは、次のページを参考にしてください。

棚田学会大会について

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2005/07/17

イランの水田

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イランの水田で雑草取りをしている女性です。どこか懐かしい農作業風景ですね。ことさら日本と似ているといいたくないのですが(イラン人からすると、日本が似ているのですが)、なにしろ今まで俺が持っていた乾燥した砂漠のイメージ「イラン」とのギャップがものすごかったもので、つい棚田の風景が「日本とそっくり」といってしまいたくなるわけです。とくに新潟や山形と。

昨日から、新潟県十日町市松代の「農舞台」で写真展が始まっています。詳しくは、次のページを見てください。

写真展情報

10月上旬までやってますので、近くまでお越しの際は、どうぞのぞいてみてください。イランの棚田の写真パネルも展示します。上の写真も展示予定です。(イランのパネルだけは、プリントが間に合わなかったので、7月22日以降になります) 今回は、民族衣装の展示や、スライドショーをスクリーンで映すなどして、「空間」を作り上げました。松代駅のプラットホームからも、ちょっとだけ見えますよ。

8月20日には、スライドショー(レクチャー)も開きます。そのときも、イランの話をするつもりです。

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2005/07/13

どこでしょう?

さて、この写真はどこでしょう?
でも、さんざん今まで「イラン」のことを書いてきてるんだから、すぐわかってしまいますね。
そうです。これがイランの棚田です。
イランだといわれなければ、新潟県とか山形県とかいっても通じるでしょう。昔日本に出稼ぎに来ていたというイラン人のタクシードライバーは、カスピ海沿岸地方を走りながら「山形と似てるでしょう?」といったのです。(俺が山形出身だとは知りませんでした) 彼は日本滞在中、いろんなところを旅行したそうですが、山形へドライブしたとき、自分の故郷(つまり、カスピ海沿岸地方)とそっくりで驚いたらしいのです。

ir_02

カスピ海を日本海だと考えれば、新潟県山形県あたりと地形的・気候的条件が似ていても不思議ではありませんよね。

今、「オリザ館」の方で、イランの棚田のページを準備中です。7月23日ころ公開できると思います。

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2005/06/08

イランから 1

今、イランに来ています。
これは、テヘランのインターネットカフェから更新しています。

カスピ海地方を10日間ほどまわって、棚田をさがしてきました。
あくまでも、棚田か?とあきれる人もいるでしょうが、でも、イランの棚田はあなどれないですよ。

綺麗な棚田を見つけました。砂漠の国イランのイメージとはまったく違う世界です。
日本とそっくりな田園風景。 田植えをするおばさんたちの格好も、どこか懐かしい。
田んぼには、ミズスマシやオタマジャクシがいて、ここはどこなんだろう?と不思議
な感覚に陥りました。

米もよく食べるんです。ご飯は「チェロウ」といって、パサパサしたインディカ米ですが、ほんのり塩味がきいています。 これにバターを混ぜ、焼いたトマトとグチュグチュにつぶし、カバブといっしょに食べるんですが、これがなかなか美味しい。ヨーグルトもついてきます。これがまさに噂の「カスピ海ヨーグルト」ですか。

ただ、ここも日本や他のアジアの国と同様に米離れが始まっています。知り合った30歳の女性は「太るからご飯は食べません」といいました。一時期の日本のようです。

「どうして米を食べなくなっているんですか?」と、40歳くらいの男に聞いたら、「アメリカに聞いてくれ」といいました。彼は大のアメリカ嫌いらしいですが、世界中の文化がアメリカ化していくのが我慢ならないのかもしれません。イランでもだんだん食生活は欧米化しています。まだマックなどのファーストフード店はありませんが、イラン風のサンドイッチ屋はたくさんあります。名前が「マック」ではないというだけで。あるレストランのメニューには、「ケンタッキーフライドポテト」なるものも載っていました。

6月8日 テヘラン 快晴

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2005/05/20

雲南棚田の写真 6

qingkou

すがすがしい朝の、チンコウ棚田。

半分は田植えが済んでいて、淡い緑色が美しい。

棚田については、「オリザ館」でどうぞ。

オリザ館

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2005/05/19

雲南棚田の写真 5

monpin05

棚田学会見学会のツアーで1週間、中国雲南省元陽にいってきました。

今回は、ルートを決める案内役だったので、あまり写真を撮っていませんが、この時期、元陽を訪ねたのは初めてだったし、いろんな専門家の方々といっしょだったので、興味深い旅になりました。

雨季の始まりなので、雨の心配をしていたのですが、まったく雨はなく、それどころか、毎日晴れて暑かったです。

なるべく地元の食事をと、普通のツアーでは行かない食堂でも食事を取りました。俺が個人で行くときは、普通に食べている食堂ですが、日本から突然いって大丈夫だろうかと、ちょっと心配もありましたが、だいたい「おいしい」と言ってもらえて一安心。

でも、今回食事にこだわったのは、単なる観光ツアーではなかったし、棚田学会のツアーなんだから、やっぱり地元の人たちがどんなものを食べているか知ることは、大切だと思ったからでした。

参加者のみなさん、かなり、俺の趣味を押し付けるかっこうになったかもしれないなと、少し反省してます。自分は食べられるから、みんなも食べられるとは限らないんですよね。

さて、この上写真ですが、モンピン棚田(老虎嘴棚田)です。田植え後の青々とした田んぼは美しかったです。


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2005/03/23

雲南棚田の写真 4

Duoyishu_04
今日は、元陽県多依樹の写真です。

この下の方に棚田が広がっているんですが、この日、結局雲海が晴れなかったので、棚田撮影はあきらめて、村の写真だけ撮りました。

逆光ぎみの光が、霧に当たって、幻想的な雰囲気になっています。刻々と変化する霧。ずっと見ていても飽きません。

棚田の写真は「オリザ館」でどうぞ。日本、アジア各地の棚田の写真を掲載しています。

yaオリザ館


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2005/03/13

雲南棚田の写真 3

mengpin07これは、元陽県モンピンの棚田です。

モンピンは、元陽新街鎮から約20kmのところにあるイ族の村ですが、ここに今は展望台もできて、毎日観光客でにぎわっています。みやげ物売りの屋台や、民族衣装の女の子たちが、歌や踊りを見せる商売をやっています。

棚田は、崖の下に広がっています。最近は、写真のようにビニールハウスが多くなってきました。苗を育てている苗床です。

そのビニールハウスが、夕日を受けて光っていますが、不気味な感じです。細胞に巣くった寄生虫のようにも見えます。

でも、これは棚田の現代的光景と言えるでしょう。

 ☆☆☆

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2005/03/09

雲南棚田の写真 2

bada_01
昨日に引き続いて、元陽県バーダーの棚田です。

空撮のように見えるかもしれませんが、これは300mほどの高さの崖のふちから下を見下ろして撮った写真です。

このしわしわ模様。気持ち悪くないですか?
俺は、こういうのを「吐き気がするほど美しい」といっているんですが、実際その場に立った人は同意してくれます。

崖のふちに立っているせいもあるんでしょうね。つい谷に引き込まれそうになって、頭がくらくらします。
その瞬間、異様な感覚になります。吐き気がします。でも棚田は圧倒的に胸に迫ってくるんです。「美しい」と表現する以外ないんです。

 ☆☆☆

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2005/03/08

雲南棚田の写真

quanfu_02

ようやく今回2月の雲南で撮ってきた写真の整理を始めたところです。

これは、元陽県全福庄という村の近くで朝9時半ころ撮った写真ですが、この15分前まで、霧で何も見えませんでした。

「今日は何も見えないなぁ」とあきらめかけていると、突然、霧が晴れだし、スーッと谷の下のほうに引いていきました。あわててカメラを出して撮ったものです。

このあと、5分ほどで霧は見えなくなってしまいました。ほんとに、元陽の天気はわからない。山の天気です。

 ☆☆☆

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