カテゴリー「写真」の473件の記事

2019/06/16

【犬狼物語 其の三百五十七】群馬県藤岡市 三波川・琴平神社

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群馬県藤岡市の三波川琴平神社を参拝しました。『狛犬ネット』には「日本一キュートな眉毛の狛犬」と紹介されている話題の狼像です。

琴平神社は、三波川郵便局の先200mほどにあります。赤い瀧乃橋がかかっていて、対岸にはいくつもの赤い鳥居が見えます。

橋を渡りきると木陰になり、涼しくて気持ちがいい。20mほど上がっていくと社殿が見えて、琴平神社の幟がはためいています。階段を上がったところの両側に狼像が守っているのが見えました。

狼像は、明治35年奉納とのことで、いい具合に苔むして、時間の流れを表しています。素晴らしい像です。たしかに、眉毛が特徴ですね。少しコミカルで親近感がわき、でも、歯を剥きだしているところは怖さもあります。「可愛らしいけど怖い」というところが狼像の魅力のひとつではないでしょうか。

社殿は、石垣の積まれた土台の上に建っています。この石垣も少し反りが入った宮勾配を持つ石垣です。石垣の下には「大山祇神」の碑もあって、狼像は、山の神の使い、その由来かもしれません。 

鳥居横に立っていた「三波川のこんぴらさま」という看板にはこうあります。

「明治二十二年には創建者、新井岡五郎師が山岳宗教根本道場として当社奥の院にあたる雨降山を開山し山頂付近に御嶽三柱大神、大山祇神社と共に琴平大神を祭り永年修行の地としてきた、新井岡五郎師は幼少より特に神仏を崇め、少年期には物乞いの姿でこの地に現れた琴平大神から直々に神技を伝授され、昭和七年八月二十八日に六十七歳で没するまでの間、多くの民を救い、導いてきました。」

 

 

 

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2019/05/30

話題の「かぶる傘」のルーツは?

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(中国貴州省興仁 2011年)

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(中国貴州省 2011年)

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(ベトナム・ハノイ郊外)

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先日、オリンピック中の雨や熱中症対策として「かぶる傘」として発表されました。これは笠型傘?それとも傘型笠?

俺はは8年前(2011年)、中国で購入しました。

貴州省を撮影旅行中、たまたま興仁とかいう町を通過したら、市の立つ日で、せっかくだからと市を見て回ったのです。そしたら、この傘売りがいました。

これはアイディア商品だと思い、10元~15元くらいで買った記憶があります。頭の部分にはゴムバンドが付いていて、頭に固定することができます。

この傘は、どこが発祥の地なんでしょうか? 少なくとも、中国ですでに売っていたから、日本じゃないことは確か。

中国・ベトナムなど東南アジアでも、こういう形の笠はよくかぶっていますね。農作業している人は特に。材質を変え、たためるようにすれば、こういう傘は生まれても不思議ではありません。農作業にも便利です。

最初はちょっとコミカルな感じで、恥ずかしくもありますが、中国では、意外と小雨が降る天気での撮影には重宝しました。もう少し大きくしてもらえると(構えたカメラが隠れるほどに)カメラマン必須アイテムとなるでしょう。

アマゾンでもたくさん売られています。日本ではアウトドア用品なんですね。大きめのやつもすでに売られています。

俺が中国で買ったやつは、これではないでしょうか。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01FTM0ZNU/ref=psdc_2131688051_t1_B07F2DZ7MW

 これはセルフポートレートでも使えます。

 

 

 

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2019/05/07

【犬狼物語 其の三百十八】 千葉県佐倉市 国立歴史民俗博物館のオオカミ頭蓋骨化石

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佐倉市の武家屋敷街に隣接した ひよどり坂から、日本の歴史、民俗学、考古学について総合的に研究・展示する国立歴史民俗博物館へ行きました。博物館は佐倉城趾の一角に位置し、「歴博」の愛称で親しまれています。連休ということで、昼には駐車場がいっぱいになりました。

展示は広範囲にわたって、質量ともに見ごたえ十分、いや十二分です。

とくに興味を引かれのは、やっぱり古代です。栃木県の藤岡神社遺跡(縄文時代)から出土した犬形土製品のレプリカも展示されていました。懐かしい。オリジナルは実際手に持たせてもらい写真に撮った資料です。これは『犬像をたずね歩く』に収録しています。

オオカミの頭蓋骨もありました。「直良信夫コレクション」の後期更新世のオオカミ化石です。(放射性炭素年代測定を実施した結果、オオカミの頭蓋骨は約3万6千~3万3千年前頃の化石であることがわかった)

直良信夫は、オオカミの生態や人間との関係、信仰などをまとめた『日本産狼の研究』を著した、考古学・古生物学・古植物学・動物生態学などの分野で数多くの業績を残した人物です。

展示の解説ボードにはこのようにあります。

「頭蓋骨は26cmあり、超巨大なオオカミである。ニホンオオカミの約1.3倍の大きさで、シベリアのオオカミよりも大きい。ヒトがわたってきたころの日本列島にはこのような動物が普通に棲息していた」

このオオカミの頭蓋骨は、栃木県葛生で発見されたものですが、ニホンオオカミが、大陸のオオカミよりも小さかったことは、このような大きなオオカミが日本列島に閉じ込められ、だんだん小さくなっていったという説を支持するのでしょうか。

「歴史系総合誌「歴博」第195号」(https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/rekihaku/195/witness.html)にはこのようにあります。

「ニホンオオカミの系統については、近年の分子系統学的研究によればタイリクオオカミの中の一亜種を形成すると考えられている。一方、形態学的にはタイリクオオカミとは異なった特徴をもつことから、日本列島における遺存固有種とする考えとタイリクオオカミが小型化した島嶼(とうしょ)型亜種とする考えとが対立している。」

まだ定説はないようです。

 

 

 

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ゴールデンウィークの犬連れ車旅04 千葉県佐倉市 武家屋敷通り「ひよどり坂」

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千葉県佐倉市を訪ねました。

武家屋敷通りに隣接した「サムライの古径(こみち)」の「ひよどり坂」で、ヴィーノの記念写真を撮りました。江戸時代からほとんど変わらないという、凛とした美しさと静かさをもった竹林に囲まれています。

このヴィーノの写真は雑誌の連載で使えるかな。いいロケーションです。朝の光もちょうど美しく差し込む時間でした。

 

 

 

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2019/04/23

Manabi JAPANの連載「残しておきたい日本の風景」第2回目は「近江八幡の水郷地帯」

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日本各地で切り取った、後世に残しておきたい素晴らしい風景をシリーズで伝えるManabi JAPANの連載「残しておきたい日本の風景」第2回目は、滋賀県近江八幡市の「近江八幡の水郷地帯」です。

記事は、Manabi JAPANでどうぞ。

https://manabi-japan.jp/travel-destination/20190416_11047/

 

 

 

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2019/04/18

『オオカミは大神 狼像をめぐる旅』本日発売

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待ってました、この日を。

とは言え、amazonではkindle版が先行販売されていたようですが。

とにかく、1月下旬からの3か月間、かなり集中して今回の本を作り上げました。

先日も書きましたが、出版社の社長が言うには、最速だったということです。でしょうね。俺もこんなのは初めてです。

もちろん、ブログで記事を書き続けていたことがベースにあったので、まったくのゼロから書き上げたというわけではありません。

日々の積み重ねが大切なんだなぁとあらためて思います。速く文章を書く才能があるとは思ってないですし。

 

Amazonのページはこちらです。 

 https://www.amazon.co.jp/dp/4635821382

 

単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: 天夢人 (2019/4/18)
言語: 日本語
ISBN-10: 4635821382
ISBN-13: 978-4635821384
発売日: 2019/4/18
梱包サイズ: 20.8 x 14.8 x 2 cm

 

内容紹介

オオカミに対する関心が高まる昨今、狼信仰の影響を色濃く遺す狼像を求めて、関東はもとより東北、関西など各地を訪ねて写真と文章で表現した渾身のフォト・ルポルタージュ。

各地に遍在する狼像の存在に関心を抱いた「旅する写真家」が、実際に現地を訪ね、徐々に日本人とオオカミ=大神との関わりの深さに目覚めていく体験を、読者は追体験できるだろう。

軽妙な文章と、情緒あふれる多様な狼像の写真でめぐる、失われたニホンオオカミの記憶を掘り起こすユニークな旅の記録となっており、読者が狼像を訪ねるガイドブックとしても役立つ。

 

【目次】
I オオカミとの出会い
・椋神社のオイヌゲエとは? 狼の棲む秩父桃源 オイヌゲエをハシゴする お犬さま信仰の三峯神社と武蔵御嶽神社

 

II 狼像の聖地へ
「ニホンオオカミ」から「お犬さま」へ 関東平野の狼像
・東京都渋谷区 宮益坂御嶽神社/台東区下谷三峰神社/杉並区宿町御嶽神社/足立区千住神社三峯神社/足立区上谷中稲荷神社三峯社
・荒川区三河島三峯神社/練馬区土支田八幡宮 御嶽神社/練馬区八坂神社御嶽神社/大田区多摩川浅間神社三峯神社/茨城県ひたちなか市平磯三峯神社/茨城県筑西市三峯神社
・奥多摩のユニークな狼像 東京都檜原村・あきる野市臼杵神社/東京都あきる野市小和田御嶽神社/東京都檜原村鑾野御前神社と貴布禰神社
・東京都檜原村大嶽神社の里宮と本社 七ツ石神社の再建プロジェクト

 

III 大神への祈り
・岐阜県と静岡県の狼信仰
・東北地方の狼信仰
・西日本の狼信仰
・[コラム]狼の伝説― 送り狼/狼の恩返し/鍛冶屋の婆

 

 

 

 

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2019/04/17

『オオカミは大神』プレスリリース

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昨日、出版社からプレスリリースが出されました。

https://www.impressholdings.com/release/tmj_2019_0416_02.pdf

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002694.000005875.html 

書店には、いよいよ明日から並ぶ予定です。

 

 

 

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2019/04/14

狼信仰と稲作との関係

 

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今まで撮影してきた「稲作文化」「棚田」といったテーマと、今のテーマ「狼信仰」を結びつけるのは、こじつけだといわれるかもしれません。

でも結局、日本の文化を語ると、「稲作」と関係しないものはないということなんでしょう。

狼は、田畑を荒らす猪や鹿などを追い払ってくれる益獣でした(東北の馬産地は除く)。狼信仰はこの農事の神としての信仰から生まれたという。

それは何も過去の話ではなく、今もそうです。猪などに荒らされることが原因で棚田をやめてしまうという事態にもなっています。

だから日本各地には、近世以降、猪や鹿などが農地へ入ってくるのを防ぐ目的で作られた猪垣(ししがき)が残っています。

俺も何ヵ所か猪垣を探したことがあります。狼信仰の本拠地、秩父にもありました。

上に掲載の写真は大分県佐伯市蒲江の猪垣です。高さは2m50cmほどもあるでしょうか。立派な石垣の猪垣でした。これだけのものを作らないと田畑が続けられなかったということです。だから、害獣との戦いがどれだけ大変だったかというのが分かります。

「現代版の猪垣」もあります。

滋賀県高島市畑の集落を回り込むように、横谷トンネルを抜けて朽木へ向かう山道を登っていくと、途中土砂崩れでトンネルまではいけませんでしたが、この道沿いがずっと害獣の防護柵に囲まれていました。集落をまるごと囲む大きな猪垣です。下の写真がそうです。

農業は昔から害獣との戦いでした。 深刻な獣被害が、狼信仰を生み出したとも言えるのかもしれません。

 

 

 

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2019/04/11

『オオカミは大神』の見本が届きました

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『オオカミは大神』の見本が届きました。

色校のときよりも、色が良く出ていると思います。紙の質感もちょっとおちついて、狼にふさわしいような気がします。

インクの匂いがする新刊を手に取ると、この3カ月のあわただしい苦労もむくわれるようです。

 

 

 

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2019/04/06

入学式と桜

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入学式のシーズンです。そしてちょうど桜が満開です。

昨日は、横浜市の中学校の入学式、今日は、入学祝のご家族写真を撮らせていただきました。

入学式と桜の満開が重なるのは、久しぶりのような気がします。

掲載の写真は新井薬師の桜まつりの様子。

 

 

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