カテゴリー「旅(外国)」の411件の記事

2020/07/09

『中国辺境民族の旅 第二弾 : 内蒙古自治区・青海・貴州・海南・雲南編』 Kindle版

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2020年6月にkindle版として出版した『中国辺境民族の旅』の第二弾です。

今回は、内蒙古自治区・青海・貴州・海南・雲南の旅です。雲南、貴州については前回も載せていますが、今回の内容は違うものです。

中国が対外開放政策を打ち出し、外国人観光客にも大きく門戸を開いたのは1980年代のことでした。1984年に初めて中国の西域を旅し(それについては前回詳しく書いています)、前年が北だったから、今年は南にしようと単純に思いつき、85年には、中国雲南省、貴州省を旅しました。その後は中国各地、辺境に暮らす少数民族の生活文化に興味を持つようになり、ますます辺境地帯への旅を重ねていったのです。

中国の経済発展はその後目覚ましく、ここで描いているような民族文化はすでに見られなくなっているかもしれません。なので、これはひとりの日本人写真家の旅行記であると同時に、80年代から90年代にかけての中国少数民族文化や国境地帯の記録としても読んでいただけたら嬉しく思います。

文章は書き下ろしのものと、書籍や雑誌で発表したものを加筆修正したものがあります。文章の長さはまちまちですが、ご了承ください。文章は約9万文字、写真は46点掲載しています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08CK73P2B

 

目次

草原のモンゴル大運動会「ナダム」[内蒙古自治区・青海省]

タール寺の大法会[青海省]

ミャオ族の芦笙会[貴州省]

海南宝島の夢[海南省]

コロッケからインターネットへ[雲南省]

雲の南の少数民族たち(アルカスJAS機内誌連載からペー族、チノー族)[雲南省]

ベトナムとの国境の河口と瑶山[雲南省]

三江平流と香格里拉(シャングリラ)[雲南省]

玉龍雪山と麗江[雲南省]

八十年代のバス旅[雲南・海南・甘粛・四川省]

映画『雲南の少女 ルオマの初恋』[雲南省]

映画『山の郵便配達』[湖南省]

 

 

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2020/06/24

 Kindleで『中国辺境民族の旅 / 西域・チベット・雲南・貴州編』を出版

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Kindleで『中国辺境民族の旅 / 西域・チベット・雲南・貴州編』を出版しました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08BNR4KDF 

80年代から90年代にかけて、中国辺境、少数民族地帯を旅した紀行文です。過去に雑誌などで発表したものもありますが、それを加筆修正し、写真をつけました。

コロナ禍で、2カ月外出自粛で生まれた本といってもいいものです。

 

目次

序章: シルクロード/西域

第一章: サリム湖畔のカザフ族

第二章: メコン河源流のチベット人

第三章: 貴州省の布依族的春節

第四章: 雲南省西部の旅

第五章: 貴州省トン族の餅

第六章: カラコルムハイウェイ、ロバ車で行く 

 

 

 

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2020/05/28

大宮のタイ料理「マリタイ」

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(食い終わりの写真をアップするのも珍しいかな)

 

このコロナ禍が収束するまで、しばらくはマイクロツーリズム(近距離旅行)が主になるだろうという星野リゾート代表、星野佳路氏の言葉。だろうなと俺も思います。マイクロツーリズムとは、自宅から車で1時間程度のところまでの旅をいうらしい。

でもこれは地元の再発見にもつながっていいことかもしれません。

ここ1年やってきた関東地方の狼信仰を訪ねる旅も、方向性としてはマイクロツーリズムと合致しています。ただ、車で1時間とすると「関東地方」でも広すぎるかもしれませんが。

とりあえずその範囲の中でも、まだ参拝していない三峯・御嶽神社はたくさんあります。そこからやるしかないかなと思っています。

そしてもうひとつの「マイクロツーリズム」。

海外旅行には当分行けないし、行く気分でもありませんが、その代用として考えられるのは、各国料理を出すレストラン・食堂巡りをすることです。今までもこういった食べ歩きはやってきたわけですが、コロナ以降は、違った意味を持ってきます。これも「マイクロツーリズム」で「外国旅行」です。

さっそく家族で、大宮のタイ料理店へ行きました。妻がネットで探した店です。

東口から徒歩5分にあるマリタイという店。故国王の肖像画も飾ってあったので、これは日本人の舌に媚びた「おいしい」タイ料理ではなく、タイ人も認めるタイ料理だなと期待したのです。じゃっかん日本人を意識した部分も感じられましたが、まぁ悪くない味と雰囲気。このタイ料理は当たりです。

タイふうサラミの「ネーム」。空心菜炒め「パップンファイデーン」。海老の湯葉巻き揚げ。チャーハン「カオパッ」。レモングラス風味鶏のから揚げ「ガイタカイ」。ライスヌードルの「クイッティオ」。春雨サラダ「ヤムウンセン」。デザートにはタロイモのカスタードプリン「カノムモーケン」。

ご主人一人で切り盛りしていましたが、このご時世なので、従業員を雇えなくなったとかそんな事情もあるのかもしれません。注文してから料理が出てくるまで時間がかかったことはしかたないことだし、俺たちも久しぶりの外食でビールを飲み(3カ月ぶりくらい)、待ち時間も楽しいくらいでした。

 

 

 

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2020/05/24

川野明正氏監修『東京周辺 神社仏閣 どうぶつ案内』

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去年12月に出版された川野明正氏監修『東京周辺 神社仏閣 どうぶつ案内 神使・眷属・ゆかりのいきものを巡る』を紹介します。東京周辺の神社仏閣で見られる神使の像のガイドブックです。

amazonのページ

猫、虎、牛、猿、兎、蛙、蛇、犬など、いろんな神使や神社仏閣にゆかりの動物像が載っていて、全部周ってみたら面白そうです。

秩父三峯神社と渋谷宮益御嶽神社の狼像も載っています。

と、ここまで書くと、狼像に引かれてこの本に興味を持ったと思われるでしょうが、そうではありません。狼像以上に、監修した人が、川野さんだったということなのです。プロフィールを拝見すると、今は大学教授で、民俗学者になられたようです。

川野さんとは1980年代後半から1990年代前半にかけて、雲南省でよくいっしょになりました。当時、川野さんが田舎で蒐集した民間信仰の何かのお札を見せてもらったとき、強烈な印象を持ち、面白いものがあるなぁと思ったものでした。今から思えば、このお札に興味を持ったこともあって、秩父の椋神社で、お犬さまのお札を見た時は、すぐこの雲南省のお札を思い出したのです。雲南省と秩父が自分の中でつながりました。

数日間、水木しげるさんといっしょに雲南省の北部、瀘沽湖を旅できたのも、川野さんのおかげでした。写真撮影という名目で水木さんの旅に同行させてもらえたのです。

あれからずっと連絡はしていなかったのですが、たまたまこの本の監修が川野さんだと知って、なんだか懐かしさと同時に、奇妙な縁を感じたのです。結局は、あの雲南省のお札が、自分の中ではターニングポイントだったのかもしれません。

雲南省の民俗・民族文化、民族衣装、祭りや儀式に興味を持ったことが、日本の狼信仰につながっているということにあらためて気が付かされる本になりました。

 

 

 

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2020/05/16

note「写真家 青柳健二のセルフセラピーへの道」

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「セルフセラピーへの道」をnoteに初投稿しました。

今まで旅と写真で、かろうじて精神的な安定を得ていたのが、コロナ禍で、先行き不透明となって不安が増しています。旅ができないことは「ワンダーラスト」の病を持った俺にとっては、セラピストを失ったようなものです。

だからこのnoteに書くこと自体が、俺のセルフセラピーの役には立つだろうと期待して、新しい表現にチャレンジしてみることにしました。

詳しくは、noteでお読みください。

https://note.com/aoyagikenji/

 

 

 

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2020/05/03

DVDで『ホテル・ムンバイ』観ました

02_20200503065601(写真はインド・バラナシ)

 

ステイホーム週間が続いています。

とは言っても、すでに巣籠り生活はずっと続いていますが。こういうときは映画を観たくなります。

ということで、DVDで『ホテル・ムンバイ』観ました。

2008年、インド の ムンバイ で発生した同時多発テロ。タージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出に奔走したホテルマンたち。

迫力ありました。この時期に観ると特別リアリティありすぎて、エンタメとして楽しむ映画以上です。

まるで自分も人質になったようなリアリティなのです。テロに遭ったとき、どう行動したらいいかの参考にもなります。今のコロナ禍にも通用する部分があるのではないでしょうか。

突然身に降りかかる災難に立ち向かうには、その場その場の状況判断。そこには想像力が必要です。

でも、運もありますね。それこそ10㎝違っていただけで弾がはずれたりということも実際あるし。

生き残れるどうかは、自分の生き物としての勘を信じるしかないのかなと思います。

ムンバイには行ったことがないので、バラナシの写真を掲載しました。 

 

 

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2020/02/22

2020年2月22日は猫の日

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ずいぶん今日は「2」の付く日だったんだなと気が付きました。そしたら、「2」を「にー(にゃー)」とよんで、猫の日か。 

最近は、犬狼しか頭になかったので、猫の日があることすら、さっき初めて知りました。いや、猫好きでもあるんですが。

それで、猫といったら、思い出すのは、ジャコウネコ。ジャコウネコとは、ネコ目ジャコウネコ科の動物の総称だそうです。

インドネシア・バリ島には「幻のコーヒー」ともいわれる「コピ・ルアック」の農場が各地にあり、最近人気観光スポットにもなっています。

その中のひとつ、工程見学もできるテガララン棚田の北約1kmにある、Bali Pulimaを訪ねました。

「コピ・ルアック」というのは、ジャコウネコの糞から未消化のコーヒー豆を取り出したもので、独特のコクと香りがあるもの。ジャコウネコの分泌物や糞で味に深みがでるのでしょうか。

オランダ植民地時代の18世紀のこと。コーヒー農場の地元の労働者が、ジャコウネコの糞に偶然コーヒー豆をみつけて飲んだのがコピ・ルアックのルーツだそうです。最初に「飲もう」と思った労働者は勇気がありましたね。

COVID-19、新型コロナウイルスが、野生動物由来みたいな話があるので、この時期、この話題も微妙ですが。ただ、今のところ、「コピ・ルアック」で、伝染病が流行したという話はないので、大丈夫なんでしょう。 

Bali Pulimaでは、もちろんコーヒーを買うこともできるし、飲むこともできます。農場のカフェでは、コピ・ルアックは1杯が50,000ルピア(約450円)ですが、バリコーヒー、ココアコーヒー、ジンジャーコーヒーなど8種類のコーヒーが無料で付いてきて試飲できます。

それぞれ個性的な味でしたが、やはり濃厚なコピ・ルアックがおいしかったですね。今まで「それなりにおいしい」と飲んでいたバリ・コーヒーがとても粉っぽく感じてしまいました。

 

 

 

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2020/01/15

オリジナル音楽アルバム『棚田水景』『ASIAGE 1』『ASIAGE MARCH』

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オリジナル音楽アルバム『ASIAGE 1』『ASIAGE MARCH』『棚田水景』を久しぶりに購入していただきました。数年ぶりではないでしょうか。

もともとは自分の写真展のために作曲したBGMでしたが写真よりも好評のときも(苦笑)。パソコンで作った民族音楽ふう曲が主で(とくにASIAGEは)、エスニックなサウンドだと思っています。(だから自分の写真展で流したわけですが)

こちらのページからサンプル曲の一部が聴けます。

http://www.asia-photo.net/asiage/asiage.html

久しぶりで聴き直してみると、よくこんな曲が作れたなぁと凝ったものもあって、自分で驚いています。

90年代は、テープでしたが、そのうちCDになり、そして今はデータ販売です。これも時代の流れを感じます。

前回、新曲を出したのが数年前でしょうか。これはヴィーノを歌ったものです。主人を思う犬の立場(?)で作った曲です。YouTubeにアップしています。

https://youtu.be/uXRQ7WPCHxo 

久しく作曲はしていませんが、たまに脳内に音楽が聴こえてくることがあります。耳鳴りと言えば、耳鳴りかもしれません。耳鳴りを譜面にすると音楽になる、といった感じでしょうか。これも無意識からのメッセージで、「夢」や「写真表現」と基本は同じと言ってもいいでしょう。

 

 

 

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2020/01/08

#IranianCulturalSites というハッシュタグ

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イランとアメリカの緊張が高まっています。イランの文化施設も攻撃対象だとトランプが言い出したのを受けて、Twtterでは、#IranianCulturalSites というハッシュタグが立ち上がりました。多くの人がイランの美しい建築物や風景をシェアしています。 

トランプがそんなことをしたら、バーミアン遺跡の仏像を破壊したタリバンと同じ。でも、この何年かを見ていると、本当にそうするのではないかと感じさせる人物ではあります。

 

 

 

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2019/12/10

【犬狼物語 其の四百八】 見つかった犬(狼)のミイラは「ドゴール(Dogor)」

150302(Baobab trees, Morondava, Madagascar)

 

「「オオカミから犬への進化途中の種」かもしれないミイラが良好な状態で永久凍土から見つかる」というニュースがありました。

2018年夏、サハ共和国の首都ヤクーツクを流れるインディギルカ川近くの永久凍土層で、1万8000年前のイヌ科の動物のミイラが見つかったそうです。

まるで生きているような子犬のミイラ。(画像は検索すれば出てきます)

いや、まだ「犬」と断定されたわけではありません。もしかしたら「オオカミ」かもしれないし、「オオカミと犬の間」かもしれません。

研究者たちはこの赤ちゃんを「ドゴール(Dogor)」と名付けました。

「Dog or ・・・(犬、あるいは・・・)」という意味かなと思ったら、そいういう意味もかけているのかもしれませんが、「ドゴール(Dogor)」はヤクート語で友人を意味するそうです。

ところで、犬の祖先はオオカミであることは確実なようですが、2015年、イヌが初めて家畜化されたのは、中央アジアあたりらしいという研究発表がありました。米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された研究論文です。

「1万5000年以上前にユーラシア(Eurasia)大陸のハイイロオオカミから進化したイヌが、群れをなして放浪していた野生から、人間の主人の前でおすわりをする家畜へと歴史的飛躍を遂げた場所とそのプロセスをめぐっては、幾度となく議論が繰り返されてきた。」(イヌ家畜化、発祥の地は中央アジアか

これまでも一部の考古学者の間では、中央アジアがイヌの家畜化の発祥地だろうと考えられていましたが、遺伝学的な研究は初めてらしい。

論文によると、遺伝子の分析結果は「イヌが中央アジア、現在のネパールとモンゴルのあたりで家畜化された可能性が高いことを示唆している」というものです。

この研究でも、オオカミから犬への家畜化は、少なくともユーラシア大陸だし、今回のドゴールの発見もユーラシア大陸ということで、ユーラシア大陸は犬誕生の最有力候補地であるのは舞違いないようです。

DNA解析が進んで、これが犬のルーツに迫ることになったら面白いと思います。ただ、このドゴールは、融け出した永久凍土から見つかったそうで、温暖化が進んだから、というのが気になります。

近年は、永久凍土から多くの動物が発見されて、中には、マンモスもあり、象牙が取引できなくなったことから、マンモスの牙が高値で取引されていて、盗掘が横行しているらしい。

そういえば、前、ボルネオで野生のゾウが見つかったのは、ジャングルがなくなったから、というのがありました。

こういうのを「森の皮肉」と言っていました。

昔ジャングルだったところは、ラワン材を取るために森が伐採され、その後に植えられたのがアブラヤシだそうです。パーム油の輸出のためです。

それで何が「森の皮肉」かというと、ボルネオにゾウはいないと考えられていたのが、ジャングルが伐採されて少なくなったことが、ゾウの発見に繋がったというのです。

また、バオバブの木の独特の姿が分かるのは、周りの木を焼いた(切った)から、というのもありました。

今回の永久凍土からの発見もこれと似ているところがあります。温暖化が進んで貴重なミイラが見つかる、これも「森の皮肉」なのかもしれません。

 

 

 

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