カテゴリー「旅(外国)」の135件の記事

2008/05/06

上海のバス火災

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昨日、上海ではバス火災がありました。

原因はまだよくわかっていないようです。乗客が可燃物を持ちこんだのではないかと言われていますが、それは十分考えられることです。テロではないようです。

じつは、俺も中国で、バス火災にあいそうになったことが2回あります。もちろん、ボヤで済みましたが。

そのうち1回目は、初めて中国に行った1984年春のことです。西域(シルクロード)の酒泉から敦煌へ向かうバスでした。このバスは、砂嵐やフロントグラス破損など、トラブルは火災だけではありませんでしたが、その話をすると長くなってしまうので、ちょっとだけ。

写真は、そのバスですが、よく見るとわかるように、フロントガラスは、装甲車のような窓に改造してありますが、応急処置なので、当然ながらガラスははめ込まれていません。なので、風がモロに吹きこんできて、すごく寒い。このあと、ボヤ騒ぎが起きました。

その日も雪が降るほどの気温でした。乗客はみんな(俺も)綿入れのような人民コートを着込んでいたのです。

俺は真ん中の席に座っていましたが、後ろの席から突然煙がたちあがりました。後部席は大騒ぎになりました。「バスを止めて!」「火事だー!」

でも、ここが中国のすごいところだったのですが、こんなときもドライバーはバスを止めようとしませんでした。そして、乗客に指図して、入口の近くに用意してあったバケツの水を、煙が出ている場所にかけさせたのです。火は幸い消えました。

原因は、男のタバコの火でした。当時は、車内でタバコを吸うのはあたりまえだし、ポイ捨てしたタバコの火が、前席の子どもの綿入れを燃やしたのでした。

しかも、すでに書いたように、このバスは、トラブル続きで、ドライバーはその遅れを取り戻すために、火災などという「軽いトラブル」は、無視したようでした。バスは何事もなかったように走り続けました。

でも、どうして都合良くバケツに水が用意されていたのか。たぶん、砂漠を走るバスなので、ラジエター用の水を用意してあったのだと思います。それが幸いしました。まさか、バスの火災は日常茶飯なので用意してあった、などということはないでしょう。

旧正月の帰省ラッシュのときも、バスや列車に乗るときは、可燃物を持っていないか、荷物検査があります。でも、市内の路線バスでは、いちいち荷物検査は行なわれていないし、何を持ちこんでくるか、中国ではまだまだわかりません。平気でガソリンを持ちこんできた男を見たことがあります。


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2008/04/21

『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』 秋津の喫茶店で

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『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』

国立の「ギャラリー亀福」で展示した雲南省の写真(17点)と桑野奈保さんのトンパ文字をモチーフにしたジュエリーを引き続き、こちらで展示しています。

「ゴマプリン」がおいしい喫茶店です。お近くの方はどうぞ。

2008年5月2日(金)まで
OPEN: 11:30~18:00
(月曜日と4月20日は休み)

談話室 日向
〒204-0004 東京都清瀬市野塩1-173
TEL: 0424-93-8707
※秋津駅北口より徒歩4分

なお、日向ミニコンサートがあるそうです。
『一絃琴の調べ』4月26日(土) 13:00~
¥1,000円 (飲み物+お菓子付き)


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2008/03/27

国立は桜の季節 『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』へどうぞ

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今日から東京都国立のギャラリーカフェ亀福で、『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』をやっています。

昨日飾り付けをしましたが、「トンパ教」の祭壇のようになりました。青柳の写真は22点展示しています。

以前もお知らせしましたが、時間・場所など、詳しくは、こちらのページでどうぞ。

Ya_2『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』

亀福は、おいしい台湾茶の専門店です。国立はちょうど桜も満開です。お近くにおでかけの際は、亀福にもぜひお立ち寄りください。


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2008/03/22

『グレートジャーニー』 関野さんのメコン旅

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テレビ番組『グレートジャーニー』で、関野さんのメコン川の旅をやっていました。相変わらずタフな関野さん。

懐かしい風景。俺が青海省のメコン源流域へ初めて行ったのは1992年のこと。

まだメコンの源流がどこだか誰も知らない時代でした。未調査だったのです。俺は現地のチベット人たちに「ザチュ・ザナチュ(メコン)の源流はどこですか?」と聞きながら、「文化的な源流」を探しました。昨日の番組でも、それに触れられていました。地理学的な「科学的源流」と、地元の人たちが信じている「文化的源流」があるということです。そしてそのふたつは、違った場所になっています。俺が行ったのは、「文化的源流」でした。1994年のことです。

ところで、1992年に現地のチベット族が言っていたある話は、あぁこういうことだったのかと、今になってわかりました。それは何かというと、「数十年前から、なぜか雨が降ると草地が崩れて、土砂が川に流れ込んでしまう。だんだん草地が少なくなっている気がする。どうしてなんだろうか」と。草原の沙漠化ですね。

当時はそれほど環境問題に関心はなかったので、聞き流したはずですが、なぜか妙に覚えていて、今では、それが地球規模の環境変化と何か関係はあるんだろうなと想像できます。酸性雨、気象の変化、大気汚染など考えられます。それと、家畜が増えて(人間が増えて)、放牧のし過ぎもあるのかもしれません。

メコン河が赤いのは、土砂が流れ込むからです。それがますますひどくなっているようです。昨日の番組を観ていて、そう感じました。途中のダムも、土砂がたまって長くもたないのでは?とも思います。

どんなに「秘境」といっても、この地球上で、環境悪化から逃げられる場所はないということでしょうか。


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2008/03/20

チベット、ティングリの石塚「オボ」

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チベット高原のラサからネパールへ抜けるときに通ったティングリの村。

ここに2泊したと記憶していますが、村の旅社には、たまたま日本人旅行者も泊まっていて、彼といっしょにヒッチし、トラックでネパールとの国境へ向ったことを思いだしました。

右側にあるのは、「オボ」と呼ばれる祈りの石塚。チベット人は、信仰心が篤く、ちょっとした場所にこの「オボ」が設けられています。

こんな牧歌的に見える田舎ティングリでも、1993年10月中国軍がチベット人に発砲するという事件が起きたそうです。


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2008/03/19

『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』

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東京都国立駅から徒歩5分の、「GALLERY CAFE 亀福」で、『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』をやります。

写真は青柳、ジュエリーは桑野奈保さんとの合同展です。

トンパ文字は、雲南省西北部、世界遺産にも登録されている古都、麗江を中心に、少数民族ナシ族に伝わる象形文字ですが、桑野さんは文字をモチーフにジュエリーを作り続けている作家です。

今回、写真は雲南省の風景と少数民j族を約22点展示します。今日掲載の写真は、その中の2点。上は、麗江の街並。下は、文化大革命で壊された小さな寺を修復していたチベット僧。

今、チベットの暴動がニュースになっていますが、雲南省北西部にも、チベット族が住んでいます。チベット族のデモが雲南にまで広がる可能性は低いと思いますが、同じ民族なので、これから影響が出てくるかもしれません。

展示会の最終日、4月6日(日)には、音楽家・劉宏軍さん出演のサロンコンサート『心を表現する少数民族の音色』もあります。


『中国雲南省の写真とトンパジュエリー展』
入場無料(カフェとは別です)
2008年3月27日(木)~4月6日(日)
OPEN: 10:30~19:30
(木・金・土 10:30~23:00 定休日:水曜日)

GALLERY CAFE 亀福
〒186-0002 東京都国立市東1-14-21 グリーンライフ国立1F,
TEL/FAX: 042-573-3580
URL: http://www.kamefuku.info/
※JR 国立駅南口より徒歩5分
地図はGALLERY CAFE 亀福のページで

サロンコンサート『心を表現する少数民族の音色』

4月6日(日)
14:00~(開場13:30)
出演:劉宏軍さん
入場料3000円(台湾茶・お菓子付き)
お問い合わせ・予約は亀福まで


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2008/02/16

韓国ソウル景福宮

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韓国ソウルの景福宮は朝鮮王朝の王宮でした。

景福宮の正門、光化門の広場では衛兵交代のショーが行われます。


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2008/02/08

中国正月「春節」二日目

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今日は中国正月「春節」二日目。

80年代は、ほぼ毎年のように、春節には中国にいましたが、最近は、中国に行く機会も減りました。

この時期の雲南は寒いですが、空気が澄んでいて、好きな季節です。


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2008/02/07

中国正月「春節」

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中国正月「春節」です。

おめでたくない出来事もたくさんあります。中国では、大雪で、田舎に帰れない人たちもたくさんいるようです。

そして、「中国製ギョウザ」の中毒事件は、まだ原因がわかっていません。

ギョウザを作っていた「天洋食品」は休業しているとニュースでは報じていましたが、考えてみれば、春節の休みでもあったのですね。


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2007/11/26

映画 『サン・ジャックへの道』を観て (3) 「巡礼」と「探す旅」

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「探す」ことが好きです。

雲南の少数民族、メコンの源流から河口、棚田百選。今まで取り組んできた大きな旅のテーマをあらためて考えてみると、そこに共通するのは「探す」こと、と言うこともできます。

そして「探す」ことは、「巡礼」と共通点があることを感じます。

いろんな人から「どうして雲南ばかり行くんだ?」とか「それをやってどうなるの?」といわれました。でも俺は確たる理由もなく、見通しもなく、通い続けました。(今でも続いています) はっきり言って、そんなことはどうでも良かったのでしょう。ただひたすら繰り返すしかなかったのだと思います。

雲南の全民族を巡るには、かなりの時間が必要でした。結局10数年かかりました。それは巡礼と言ってもいいのではないでしょうか。場所も経路も定まってはいませんでしたが、ある祈願をもってすべて巡ってみるという意味では同じです。

一見無駄にも見える時間が、当時の俺には必要でした。と、いうより、そういう時間と場が欲しかったのです。実際、雲南に行くと、心は解放され、体も丈夫になりました。

祈願というのは、雲南の魅力である「何か」により近付くこと。いまだにその「何か」を言葉で表すのは難しいですが、自分では「何か」は、おぼろげながらわかり始めています。

棚田もそうです。「棚田百選」がどうして134ケ所しかないんだ?と寂しく思ったときもありました。 もっと多ければ、まだ旅が続くのに、と。それだけ「棚田百選」の旅は面白いものでした。たぶん、これも「探す」旅ができたからです。

「棚田百選」をまわる旅は、宗教心はないので、「日本を知るための巡礼」といった感じでしょうか。だから、時間がかかってもいい、少しずつ、いろんな棚田を見てまわることに意義があります。 いや、時間をかけなければならなかったのです。それが巡礼というものです。

景観的な美しさだけを期待していくとがっかりしてしまう棚田も、正直言えばありました。米を作っていないところや、荒廃しているところもあるし、畦がコンクリートになっているところもたくさんありました。でも、思うのです。それも含めて今の「日本の棚田」なのだと。


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2007/09/17

「代理旅行家」という新しい仕事 (6)

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代理旅行家について書くのは、昨日で終りだったはずですが、今日も書いてしまいます。

あまり本気になって、「遊び」ではなくなるのも、どうかなぁと思う、といったことについて、前に触れました。

極端に言うと、すべてが何かの意味づけがなされて、がちがちに固まってきたこの世界が、時々、息苦しくてしかたないことがあります。だから自由な「遊び」が欲しい。

個人的には、自分が「写真家」になってしまったことでの、不自由さを少し感じるのです。その「写真家」という枠が自分を縛り始めているようです。そこから抜け出したいと思うこと。それがここ何日間かブログで書いてきた、「写真家の『間』」という言葉で表したいことなのかもしれません。

もがいています。あがきもあります。もちろん、俺は「写真家」と名乗るほうが、仕事をやりやすいことは知っているので、この肩書きを捨てるつもりもありませんが。捨てるつもりもないのに、「写真家」の枠を壊したいなどと言うのは、「自民党をぶっ潰す」と言っておきながら自民党を守った誰かさんと同じかもしれません。ずるい、と言われれば、ずるいです。

でも、俺は正直、何者でもないし、何者にもなりたくありません。何物からも束縛されず、何物にもくっつかず、心は、「球」のような形をイメージします。それが理想です。

わかってもらえたでしょうか? わからない? そうでしょうねぇ。実は、俺にもよくわからないんです。

でも、少なくとも、こうやって代理旅行家などという、半分冗談ぽいことを書いていることで、心は落ち着いて、「球」に近づいているような気分に浸れるのです。「書く」という行為にも、何か精神的な安定化作用はあるんでしょう。写真を撮ること、絵を描くこと、音楽を作ることと同じように・・・。


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2007/09/15

「代理旅行家」という新しい仕事 (5)

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代理旅行については、とりあえず、今日までにしておきます。(しつこい?) でも、個人的には、代理旅行という仕事に、なんだか「枠を外れるような自由」を感じます。だから、このことを考えるのが、とても楽しいので、毎日飽きもせず書き続ける・・・。

俺のたわごとに、意外にも反響があったので、気をよくしているのですが、きのう、acornさんからもらったコメントに、「これは、夢や希望を託すのに似ていますから、」とあり、みんなの反応がいいのは、そのあたりにもあるのかなぁと思いました。

これまでは、どちらかというと、代理旅行家サイドからいろいろ書いてきました。でも、根本問題として、仕事である以上、お金を払うお客さん(依頼者)は、何かを得ないと、成立しないわけです。

そこであらためて、「俺が旅を楽しむこと」にお金を払う人が、得るものはなんだろうか? お客さんサイドから考えると、やっぱり夢や希望なのかもしれません。似たような関係は、宮廷画家を囲っていたパトロンとか、そんなとこですかね。(ちょっと違う?)

逆に言うと、夢や希望にお金を払うためには、その代行者にかなり魅力がないとだめなんでしょうね。ともえさんのコメントに、お墓参りの代行サービスについて書いてあったので、墓参りの代行にお金を払う人は、「やってもらうと気持ちが晴れる」と書きました。代理旅行も同じかなと思ったのですが、それよりも一歩も二歩も進んだところで、もっと抽象的な、夢とか希望を得るということなのでしょう。だから、代理旅行業はお墓参り代行業よりも、ご利益がはっきりした形で見えにくいぶん、難しいと思われます。

とにかく、難しいことは百も承知で、お客さんを長い目で待ってみます。コメントいただいた人たちには、代理旅行家プロジェクトの一員になってもらいましょう。実際、お客がひっきりなしに来るようになったら、とてもじゃないけど、俺一人だけではこなしきれませんから。(本気でそんなことを?) お手伝い、お願いします。

ところで、俺はすでに、代理旅行をし、その報告としてこのブログを使っている、なんていうふうにも考えられますね。代理旅行の予行演習をしているような・・・。代理旅行を、俺自身が、バーチャル体験しているような気がします。

もちろん、ブログは無料で公開しているし、誰か、お客さんに依頼された旅でもありません。ただ、こう考え方を変えれば、どうでしょうか。それは、お客さん(依頼者)が、俺自身であれば。そして、このブログが多少でも夢や希望を与えているのであれば。


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2007/09/14

「代理旅行家」という新しい仕事 (4)

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おとといの午後4時ころ、ある編集者と会ったとき開口一番、「安部さん、辞めたの知ってる?」と言いました。

まさか安倍さんが・・・。どうしてこのタイミングで? このまえ所信表明演説したばかりなのに。そして、選挙であれだけ負けて、辞めろ辞めろと非難され続け、それでもかたくなにや辞めなかった安部さんが、どうしたのか。耳を疑いました。

       ☆

この件については、また後日、ということで、今日も、代理旅行について、まだまだ引っ張りますよ。

いろんなアイディアが浮かびます。ポイント制を導入しましょうか。たとえば、マイルを貯めると、俺の体験談を一晩中聴けるとか。ただで、(つまり俺の自費で)旅行してあげるとか。そんな得点付き。

他にも何かアイディアがあったら教えてください。

と、ここまで4日間、「代理旅行家」という新しい仕事の話を書いて、だんだん具体的になってきましたが、ふと、「待てよ」と、思います。

ちょっと初心に帰ってみます。というのは、これを本気でやったらどうなんでしょうか?

バカバカしいことを真面目にやることが好きです。だからお笑いは大好きです。「でも、そんなの関係ない! はい、オッパッピー!」みたいな、意味のないことを、大真面目にやっている姿に大笑いできます。

だから、俺も初めは、代理旅行家も、「ありえない」からこそ、それをいっしょうけんめいやるのが、とてもバカバカしくて、「遊び」としておもしろいかなと思ったところが、正直言うと、あるんです。それなのに、だんだん本気になっていくのが、ちょっと引っかからないでもない・・・。

まぁ、「ありえない」と思いながらも、どこかに「ありえるかも」と期待している自分がいるんですけどね。もし本当にお客さんが来たら、俺はあらためて「人間はおもしろい」と思うだろうし「生きていて良かった」と思うでしょう。

代理旅行家のホームページが完成したら、お知らせします。


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2007/09/12

「代理旅行家」という新しい仕事 (3)

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まさか代理旅行に、こんなに反応があるとは思わなかったので、調子に乗って今日も、代理旅行について続けます。

今日、このブログを読み出した人のために、もう一度説明しておきます。代理旅行家とは、お金はあるけど、身体的理由や時間的理由で、旅が、したくてもできない人に代わって、旅をしてあげる仕事のことです。

代理旅行家は、旅・旅行をするだけで、お客さん(依頼者)を満足させなければなりません。だから、多少のテクニックはいります。まったくの初心者的旅のしかたではいけませんが、かと言って、あまりにも旅慣れすぎている旅のしかたでも良くないでしょう。もちろん、どんな旅をしてほしいかは、お客さんしだいなので、それに合わせはしますが。

自慢するわけではありませんが(といって自慢ですが)、若いころからずっと旅をしてきて、いろんなレベル、タイプの旅のノーハウはあるし、「俺が旅を楽しむ」自信はあります。これこそ「天職」かなぁ。

「旅 travel」は「トラブル trouble」と言われるくらい、旅にトラブルは付き物で、それがまた旅の醍醐味でもあるのですが、「トラブル」があった場合は、内容によりますが、追加料金をいただきます。そのかわり、思い出深い旅になるわけですから、安いもんでしょう。

ところで、たとえば、こういう依頼は引き受けられません。何かブツを運ぶこと。これは運搬業になるし、なんかヤバいものを運ばされるのは嫌です。

あと、「これを買ってきてくれ」とかいうのもどうでしょうか。みやげ程度ならいいですが、中東の国へ行って、石油の採掘権を買ってきてくれなどという依頼も(来ないよね)、ダメです。あくまでも、「俺が旅を楽しむ」ということから外れてしまっては、代理旅行家のプライドに関わります(そんなもん、あるのか?)。

それと、昨日のTAKAさんからのコメントで気がついたのですが、かなり命がけの場所や紛争地帯ですね。それも断るかもしれません。

あとは、旅の仕方として、サハラ砂漠をマラソンしてくれとか(疲れるから嫌だ)、南極を犬ぞりで横断してくれとか(極地旅行のノウハウを持ってない)、1日1ドルで旅してくれとか(低予算過ぎ)、こういうのもお断りします。

まぁ、いいでしょう。とにかく、新しい仕事だし、どんな依頼、お客さんが来るかもわかりません。そこは臨機応変に対応したいと思います。「応相談」というやつですね。なるべくお客さんの希望に添えるようにがんばります。

ただ、これはボランティアではなくて、あくまでも仕事なので、予算しだいともいえますね。ところで、確定申告で、「代理旅行家」という職業、認められるんでしょうか。


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2007/09/11

「代理旅行家」という新しい仕事 (2)

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昨日、「代理旅行家」の話を書きましたが、ふたたび、本気モードに入りました。

実は、ホームページを作りかけていたんです。でも、3年前は、「俺もバカなこと考えるなぁ」と思い、いつのまにか、この「新事業」に対する意欲もなくなってしまっていました。

でも、意外と皆さんからの反応が速かったし、コメントしてもらったひなたさんの話から、これは本当にやれるのではないかと自信(?)を持ちました。

お金はあるけど、身体的理由や時間的理由で、旅が、したくてもできない人。その人に代わって旅をしてあげる、これはサービス業ですね。

だから、本来は(理想では)、昨日も書きましたが、体験談も話さず、俺が旅を楽しむことだけで満足してほしいのですが、今の段階では、「バーチャル体験できる装置」というものはないし、やっぱりそれなりに体験談を語ったり、写真やビデオを見せることで、疑似体験してもらうという方法しかないかもしれません。

そのうち、「バーチャル体験できる装置」はできるでしょう。実際、今医療現場では、遠隔操作で手術もできるらしいし、そういった技術を応用していけば、きっとできる。(工学部でちゃんと勉強しておくんだった) 手塚治虫が「鉄腕アトム」が活躍する世界を創作したとき、だれも「夢物語」だと思っていたのは、わずか、50年ほど前のことです。

じゃぁ、こうします。とりあえず、今のところは、体験談も写真もビデオも、お客さんが望むものを提供することにします。そして、この体験談は、お客さん以外の他人には話さないことにしましょうか。(代理旅行家としての守秘義務?)

いやぁ、待てよ。ちょっとこれはキツいかなぁ。それでなくても、俺は旅の話はベラベラと人に語りたいほうなので(だからブログなんてやっているわけだし)、おもしろいことを黙っているストレスには耐えきれないかもしれません。そもそも、「俺が楽しむ」ということが大前提だから、やっぱり体験談は思う存分話させてもらいます。


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2007/09/10

「代理旅行家」という新しい仕事 (1)

070910
おとといの話の続きです。

高座に上がっているだけで認められる落語家のように、話と話の間の空白の時間の「間」にこそ、俺のやりたいことがあるのではないか、などという、たわごとを書きました。

これを一歩進めれば(つながりが無いようにも思えますが)、俺の理想はこうです。ただ、旅をして写真を撮っているだけで、みんなを幸せにして、しかもお金ももらえるような人になれたらなぁ。

「旅人」という職業は残念ながらありません。旅をして収入を得るには、旅で撮った写真を売る「写真家」や、体験を文章で売る「文筆家」になるしかない。あるいは、旅行の添乗員としてという手もあるけど、でも、純粋に自分の旅だけしていて、そのことだけで収入を得ることはできません。

そこで俺は考えました。「代理旅行家」という職業です。(いわゆる、航空チケットやホテルを手配してくれる旅行代理業ではないですよ。これは免許か何かいるし・・・)

「代理旅行家」とは何か? 「何か?」と言っても、3年ほど前、思いつきで考えただけなので、はっきりしたものではないですが、旅をしたいけどできない人に代わって旅してあげる仕事です。(ここからは話半分で聞いてください)

3年前、この話をしたら、友人から、「なんで、わざわざ金を払ってまで他人に旅をしてもらわなくてはならないの? ありえないでしょ」と言われました。その通りですねぇ。俺でさえ、そう思います。

ただ、世の中は広い。「いるかもしれない」と考えるのが、俺のいいところでもあるし、バカなところでもある。それは自覚してます。

どうでしょうか? だれかいませんか? お安くしておきます。どんな旅をするかによって料金は変わりますが、基本、「旅行費用全部と旅行に関わる必要経費」プラス「俺のギャラ」となります。

あなたのためにだけ、俺がすばらしい旅をしてあげます。そして、その体験は、あなただけに話します。いや、本来なら、話もしてあげません。厳密に言うならば、体験を話して収入を得るのは、「代理旅行家」とは言えなくなるからです。お客さん(依頼者)には、俺が旅を楽しむことで、満足してほしいのです。

でも、今はキャンペーン中なので(ホントか?)、「ブログを見たよ」という人に限り、体験談を話してあげてもいいですよ。


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2007/09/06

モンゴル国に行ってきました (11) モンゴルの通貨(紙幣)

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外はすごい風と雨。台風が接近しています。

モンゴルの写真整理も一段落つき、ブログも、モンゴルの話題は今日までにします。最後に、モンゴルの通貨(紙幣)を掲載しておきます。(単位はトゥグルグ)

写真の上から、1000、500、100、50,20,10トゥグルグです。この上に、2万、1万、5000トゥグルグがありますが、現地で使ってしまい手元にありません。そして、5、1トゥグルグという小額紙幣もあるそうですが、今回の短い滞在でお目にかかることはありませんでした。

現在のレートは、1.00 トゥグルグ = 0.0972 日本円 です。つまり、写真一番上の1000トゥグルグは、日本円で約97円です。

ウランバートルの空港、銀行、両替屋などでは、日本円も両替できますが、地方では米ドルだけらしいので、地方を旅する時は注意したほうがいいですよ。

今回は短期旅行で、しかも仕事だったので、個人旅行者用の情報はほとんどありません。いずれ、またモンゴルへは個人的に行ってみたいなぁと思っています。いつのことになるか、わかりませんが。

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (10) モンゴル伝統アクロバット「ウランノグラルト」」


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2007/09/05

モンゴル国に行ってきました (10) モンゴル伝統アクロバット「ウランノグラルト」

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モンゴル滞在最後の夜、ウギー湖からウランバートルに戻った俺たちは、モンゴル伝統の音楽や踊りのショーを見に行きました。観光客用に毎晩やっているようです。

仏教の仮面劇、「ホーミー」、馬頭琴の演奏、モンゴルふうモダンバレエ、アクロバットなど、いろいろあって退屈しませんでした。

「ホーミー」とは、緊張した喉から発する笛のような声のこと。どこから響いてくるのかとあたりを見回してしまいました。かなり金属的な声です。タイのプーケット島で聴いたセミの声に似ていました。おそらく、大草原で、遠くまで届くようにと発展してきた声の出し方なのかもしれません。

歴史的には、「アルタイ山脈周辺の地域では、浪曲節のような喉を詰めた声で歌う叙事詩や賛歌が発達しており、喉歌はその叙事詩を装飾する目的で発達してきた」そうです。(Wiki 「ホーミー」参照

それにしても、「ホーミー」の演者が朝青龍と似ていたのには驚きましたが。

3人少女たちの、モンゴル伝統のアクロバットには、もっとびっくりです。モンゴル語では「ウランノグラルト」というそうです。(↑の写真)

5,6歳から練習を始め、12歳~14歳くらいが現役。世界的にも有名で、別グループが海外公演に行っているそうです。(日本にも来たかもしれません)

それにしても彼女たちの体はどうなっているのでしょうか。不自然なくらいの体の曲がり方。ポールの先で絶妙にバランスを取りますが、まるでスパイダーマンですね。

少女たちのけなげな演技を見ていると、どんな練習が行われているんだろうかなどと、余計なことが気になってしまい、「すごい」というよりは、少しだけ痛々しさを感じてしまいました。

Ya_2モンゴル国に行ってきました (11) モンゴルの通貨(紙幣)」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (9) 「ノホェホル(番犬をつないで)」」


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2007/09/04

モンゴル国に行ってきました (9) 「ノホェホル(番犬をつないで)」

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今回モンゴルに行って覚えた言葉は、

こんにちは         サンバェノー
みなさん、こんにちは  サンバェツガーノー
ありがとう          バイラルラー
笑って            イネゲレー
いくら?           ヒットウェ?
高いね            ウンテー

買い物して値段を聞いたときは、「安いね」はあまり使わず、だいたい「高いね」しか使いません。なので、覚えるのは「ウンテー」だけでもいいんです。そしてもっとも重要だったのは、

番犬をつないで!    ノホェホル!

これは、牧畜民のゲルを訪ねるときには、必須の言葉で・・・と、思っていたのですが、そう思っていたのは、もちろん俺ばかりだったようです。

ゲルに近づくと少しは吼えますが、咬まれることはありませんでした。咬む犬は、最初からつながれているそうです。だから走ってくる犬は、逆に安全と考えてもいいのでしょう。でも、油断は禁物です。チベット高原で、2回も犬に咬まれている俺としては、今回のモンゴル行きで、唯一心配なことでした。

標高の高いところではモンゴルでも、高原牛であるヤクが放牧されていましたが、このヤクの子どもがすばしっこくて、遠くから見ると、犬のようにも見えるのでした。あそこにいるのは、犬か、ヤクの子供か。放牧地に行くと、それが気になってしかたがないのです。

そんなに犬に神経質にならなくても、と思われるかもしれませんが、咬まれてみないと、この恐怖、わかりませんよ。

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (10) モンゴル伝統アクロバット「ウランノグラルト」」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (8) モンゴルの幽霊?」


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2007/09/03

モンゴル国に行ってきました (8) モンゴル、ウギー湖の幽霊?

070903
ハラホリンの北、約70kmのところに、ウギー湖があります。湖畔の草原にはいくつか、観光客用のゲル・キャンプが点在しています。

ここです。(Googleマップ http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=&ie=UTF8&ll=47.769791,102.762337&spn=0.099223,0.197067&t=h&z=12&om=1

明るい日差しが湖面にキラキラと反射し、遊牧民のゲルがなければ、地中海かどこかのリゾート地に来たようです。

せっかく湖に宿泊するので、夕食は湖から獲れた魚を注文しました。ところが、ドライバーのTさんは食が進みません。「肉が無ければ、食事ではない」といわれるくらい、モンゴル人にとって肉は半主食といってもいいものだそうです。羊肉が出たときの、Tさんの食欲は、あっぱれでした。魚はあまり好きではなかったようです。

でも俺たちは、もちろん魚のフライに満足しました。淡白な白身の魚。醤油でもかければ日本食と同じです。

食後、レストランの表へ出たら、外はすっかり暗くなっていました。そして湖面に映る月と、満天の星空を見上げました。「天の河」というのは、ほんとに「河」に見えるんですね。こんな星空を見たのは、去年のマダガスカル以来です。どっちも、空気が澄んでいて、空がきれいなところです。ここウギー湖は海抜1300mほどで、高原にあるのでなおさらです。

宿泊施設のゲルの写真を撮ったら、三本足の幽霊が映っていました。(↑の写真)

もちろん、嘘です。これは誰でも撮れるトリック(というほど大そうなものでもないですが)です。ちょっと遊んでみました。「心霊写真もどき」を撮るのは、いとも簡単、という例です。騙されないように。

三脚にカメラを立てて、約30秒間、バルブでシャッターを開けておきました。レストランの明かりがゲルを照らします。だから「幽霊さん」には、その間、体を揺らしてくれるように頼みました。そうするとこういう写真が撮れます。「幽霊さん」はガイドさんです。俺も自分が幽霊になった写真を撮りましたが、美しく撮れなかったので、残念ながら公開は断念します。ご了承ください。

ゲルの中では、作家のSさんと編集者のKさんはウオッカを楽しんでいました。薪ストーブが嬉しい、ウギー湖の夜でした。

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (9) 「ノホェホル(番犬をつないで)」」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (7) 映画『ウルガ』について」


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2007/09/02

モンゴル国に行ってきました (7) 映画『ウルガ』について

070902
モンゴルへ出かける前、映画『ウルガ』について、(今、何かと話題のモンゴル(8) モンゴルの草原といえば、映画『ウルガ』2007/08/14)のなかで、「ウルガとは、先に輪が付いた馬を捕まえるための竿のことです。これが草原に立ててあれば、そこで男女が仲良くしてますよ、というサインにもなるらしい。つまり、草原にウルガを見つけたら、近寄らないことが遊牧民のエチケットらしいのです。粋なサインですね。」と書きましたが、どうも、訂正しなければならないようです。

ガイドさんに、ウルガの話をしたら、モンゴル国にはそんな意味はない、慣習はないというのです。それは中国の内蒙古だけの意味・慣習ではないでしょうか?といわれました。つまり、フィクションなのかもしれないことがわかりました。あくまでも映画なので、それはありえる話です。

映画の中では、ウルガが象徴的に扱われていましたが、この意味・慣習がフィクションだとしても、映画の良さに変わりはありません。

ところで、俺たちも、ツェンケル温泉の草原で、乗馬を体験しました。女性のガイドさんは、普段は優しい顔なのに、馬に乗ったときだけは、表情が厳しくなりました。そのりりしい姿に、さすが騎馬民族だなぁと思いました。

俺たちが落馬して怪我でもされないようにと緊張していただけかもしれませんが、そのギャップにちょっとびっくりしました。


Ya_2「モンゴル国に行ってきました (8) モンゴルの幽霊?」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (6) 朝青龍、ドリームランドに滞在か?」


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2007/09/01

モンゴル国に行ってきました (6) 朝青龍、ドリームランドに滞在か?

070901
10日前まで行っていたところがこんなに話題になるとは思ってもみませんでした。今回モンゴル行きの話が来たのは6月中旬。当然、朝青龍の問題が起こる前です。

そういえば、俺が行ったところでは、何か騒動が起こっている気がしてなりません。バリ島では爆弾テロ事件。4年前のベトナムでは「サーズ」の発生、一昨年のイランでは地震がありました。去年のマダガスカルでは「チクングンヤ熱」の流行・・・・。もちろん単なる偶然だとは思いますが。

モンゴルの話題で、これだけブログを引っ張れると思いませんでしたが、しばらくはモンゴルの話題です。

高砂親方は、早々と、昨日の早朝出発のMIYAT(モンゴル航空)便で帰国しました。首都ウランバートルからハラホリンまでは、6、7時間。往復13時間あまり。道の8割がたは、舗装されていない悪路を走ります。「草原、草原、また草原の道(2007・8・27)」でも書いたとおり、草原の道は意外とたいへです。

一行は、30日未明にハラホリンのドリームランドに着きました。その後、高砂親方は、50kmはなれたホジルトの温泉病院をチェックして、ウランバートルに戻ったらしい。ただ「行きました」「チェックしました」という高砂親方の証拠作りの目的は果たせました。

でも考えてみれば、高砂親方は、これ以上、ハラホリンにいてもしかたない。まさか、俺たちのように、世界遺産の「エルデニ・ゾー」の見学や、乗馬体験やってる場合でもないし。それこそ、そんなことをしたらとんでもないことになってしまいます。今度は高砂親方が病気になって故郷に帰らなくてはならなくなります。

俺は、前も書きましたが、朝青龍にはきちんと、けじめをつけて、日本角界に復帰してもらいたいと思っています。モンゴルに実際に行ったことで、すごくモンゴルに親近感をもつようになったし、好意的に見るようにもなっています。

日本のマスコミのパパラッチ的取材が、モンゴル人の目にどう映っているか。地元では、あまりにもしつこいと、批判的な話も出始めているらしい。精神的な病なら、そっとしておいてあげるのが一番なんですが。(つまり、マスコミは、また仮病だと思っているわけで・・・)

いままで、「モンゴル人力士を暖かく迎えいれてくれた日本人」というイメージが、今回のことで崩れてしまうんでしょうか。

でも、朝青龍も、今の状態ではどうしようもない。とにかく、今回は「本当の病気」(ここまで来たら、病気になるしか事態を収める方法がなかったと思うけれど)なんだから、しっかり病気(あるいは仮病?)が治ったら、モンゴルと日本で記者会見をして自分の言葉で、謝るなり、なんなりして欲しい。

それが、モンゴルの男として尊敬されるブフ(モンゴル相撲)の力士の姿なのではないですか。英雄ならば、ぜひ、そういう態度を見せてほしいと思っているファンのひとりです。


Ya_2「モンゴル国に行ってきました (7) 映画『ウルガ』について」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (5) こんな天気、見たことない」


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2007/08/30

モンゴル国に行ってきました (5) こんな天気、見たことない

070830
ツェンケル温泉に滞在中、夕方、近くの牧畜民のゲルを訪ねることになったとき、雷鳴がひっきりなしに響き、それはまるでボーリング場にいるように鳴り続けたのですが、まだ雨が降り出す様子はありませんでした。

ところがゲルに着いて、中に入れてもらったとたん、ゲルのフェルト製の屋根がボツンと鈍い音をたてました。外を見ると直径2cmほどの白い玉が地面を転がっています。あっちにも、こっちにも。雹(ひょう)でした。巨大な雹。

すぐに、すさまじい勢いで雹が降り始めたのでした。さっきの雷鳴が普通ではなかったことに、ようやく「なるほどな」と納得できたのです。雹は数分間以上降り続き、草原は雪が降っているように白くなりました。まるで地球最後の日を迎えたような、非現実的な光景に、俺は、ゲルの中で食品の写真を撮るという仕事をそっちのけで、しばし呆然と草原を眺めていたのです。

なんて表現したらいいのでしょうか。わくわくします。人間の存在を越えた圧倒的な自然の威力を感じます。一種の感動。あるいは、畏れ。

東の空を覗いたら、虹が出ていました。あわててウインドブレーカーを頭からスッポリ被って表に飛び出ました。雹が当たるとさすがに痛い。ウインドブレーカーの隙間からカメラを出して写真を撮りました。雹が降っている中で虹が出るという天気に遭遇したのも初めて。

表につながれていた馬は、雹に打たれながらじっと絶えています。(↑の写真) このときばかりは、馬に生まれなくて本当に良かったと思いました。

こんなすごい天気に遭遇したのは久しぶりです。そういえば、中国雲南省のドアン族の家に泊めてもらったときも、すごい雹が降りました。お父さんも、お母さんも、子どもたちも、みんな雹を拾っては食べ、拾っては食べていました。翌朝、村を散歩していたら、女の子が竹筒を持って、中に手を突っ込んでは何かを口に入れていました。「何を食べているの?」と聞きながら竹筒を覗くと、昨夜降った雹だったのです。よほど珍しかったのでしょうね。

モンゴルの、この牧畜民の子どもたちも、地面を転がってくる雹を、おもしろがって手には取りましたが、食べることはしませんでした。


Ya_2「モンゴル国に行ってきました (6) 朝青龍、ドリームランドに滞在か?」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (4) 「スモウ」のキャラクターのモデルは朝青龍か?」


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2007/08/29

モンゴル国に行ってきました (4) 「スモウ」のキャラクターのモデルは朝青龍か?

070829
とうとう朝青龍が、今日昼の便でモンゴルに帰りました。モンゴル到着後、朝青龍の関連会社が経営する温泉宿泊施設「ドリームランド」のあるハラホリン(カラコルム)へ向かうとも言われています。

にわかに注目を浴びたハラホリンという町は、かつてモンゴル帝国の首都だったところで、カラコルムと呼ばれていました。今は小さな田舎町です。

この町には、2005年に登録された「オルホン渓谷の文化的景観」に含まれる「エルデニ・ゾー」という仏教寺院群があります。なので、外国人観光客は多いところです。だから朝青龍のドリームランドもここに作られた理由はわかります。

町には市場もあります。入り口には、ミルク缶を並べて馬乳酒を売っている人たちがいました。甘酸っぱい味で、飲みやすい。

建物の中では、肉、衣料品、野菜などが売られていました。ただ、野菜はお世辞にも新鮮とはいえないものばかりでした。中国から輸入される野菜が多いようです。

商店の食料品売り場で、「スモウ」を見つけました。(↑の写真) モンゴルのスナック菓子です。見た目、塩味を期待させるものなのに、口に入れると甘い。ちょっとした「裏切り」を感じます。2種類ありますが、ひとつはカカオ味、もうひとつはミルク味です。味自体は悪くありません。

このキャラクターがかわいくて、お土産として買ってきました。このモデルは、やっぱり朝青龍でしょうか。朝青龍にも「裏切り」を感じているファンは多いのではないでしょうか。


Ya_2「モンゴル国に行ってきました (5) こんな天気、見たことない」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (3) 朝青龍の母国」


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2007/08/28

モンゴル国に行ってきました (3) 朝青龍の母国

070828
とうとう朝青龍はモンゴルに帰ってしまうのですね。明日の便ですか。(今度こそ、本当の病気ならしかたありません。)

でも、もう日本に帰ってこないのかなぁ。昨日のニュースでは、副業で得た収入を適正に申告していなかったということも明らかにされました。

しかし、なんですねぇ。次から次へと問題が出てくると、なんとか早く幕引きしたいと思っている関係者もいるでしょう。そもそもの発端となった、夏の巡業を休んだ病気が、本当だったのか、仮病だったのかさえ、わからずじまい。

運よく、朝青龍は外国人力士なので、母国に帰して厄介払いできると、ほくそ笑んでいる関係者もいたりして・・・。日本人力士だったら、こうはいかないでしょ。

首都ウランバートルの西、車で6時間のところ、ハラホリン(カラコルム)という古都に、朝青龍の関連会社が経営する「ドリームランド」という温泉施設があります。看板が立っていました。(↑の写真)

俺たちは今回、このドリームランドの隣のゲルキャンプ(ゲルを宿泊施設にしたゲストハウス)に泊まりました。だから実際ドリームランドの中は見ていませんが、カラコルム郊外の見晴らしの良い草原の中にあり、たぶん療養するにはとてもいい環境ではないでしょうか。テレビ報道によると、朝青龍は、ここに滞在するのでは?と言われています。従業員からも「近々、朝青龍がここに来ると聞いている」という証言を得ているそうです。

ところで、今回、モンゴルの何ヶ所かで、手形とサインの入った朝青龍の色紙を見つけました。有名人なので、いろんなところで色紙をお願いされているようです。レストランの従業員によると、朝青龍は、偉ぶったところもなく、普通のモンゴル人でとても好印象を持ったといいます。モンゴル人には、すこぶる評判が良いようです。

日本は朝青龍に対して厳しすぎるというのが、一般的モンゴル人の思いらしい。そういえばこの件について、ガイドさんに話を聞くのを忘れたなぁ。


Ya_2「モンゴル国に行ってきました (4) 「スモウ」のキャラクターのモデルは朝青龍か?」

Ya_2「モンゴル国に行ってきました (2) 草原、草原、また草原の道」


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2007/08/27

モンゴル国に行ってきました (2) 草原、草原、また草原の道

070827
草原の国モンゴル。

ほんとに草原だらけなんですね。そして「道」の概念が変わりました。

車のドライバーの運転を見ていると、まるで馬を操っているようです。ハンドルを回しているところは、馬の首をなでているように見えました。これは俺が「モンゴル人は騎馬民族」というイメージを持っているので、とくにそう見えてしまうということはあるのかもしれません。

ただ、同行の作家Sさんと話をしていたら、Sさんも全く同じように感じていたらしいので、俺だけの思い込みでもなさそうです。

車は草原のどこを走ってもいいそうです。ドライバーは、日によって、天気によって、走る轍を変えています。だから、進んでいた轍が、大きな石が転がっていたり、溝ができていたりして、突然行き止まりになり、バックで戻るということも何度かありました。

ドライバーに聞いてみました。どうやって道を覚えているんですか?と。彼は、地形を覚えているそうです。たぶん、「道」を覚えるというのは、「車の轍」を覚えることではなくて、彼が言うとおり、地形を覚えることで、方向は決めるけど、通る轍は毎回変わっているのでしょう。つまりそれは、馬を走らせるのと、同じことなんですね。

ただ、地面の状態で、走りやすい轍というのができます。だから、走りやすいところは、多くの車が通るので、ますます轍の跡がはっきりしてくる、ということがあります。そうなったところが、俺たちが「道」と呼んでいるもの、と言っていいのではないでしょうか。

草原の「道」って、とてもおもしろい。日本