カテゴリー「旅(日本)」の621件の記事

2023/03/17

群馬県太田市 藪塚石切場跡

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「旅するヴィーノ」連載の、来年用にと、太田市の藪塚石切場跡を訪ねました。

カンボジアのアンコール遺跡や、ヨルダンのペトラ遺跡を思い出させるような、巨大神殿にも見える異空間。

ヴィーノと比べてもらうと、この大きさがわかると思います。

 藪塚石と呼ばれる凝灰岩の建築用石材が採掘されたそうで、1955年(昭和35年)に閉山されました。

足場が悪かったり、石が崩れそうなところもあり、見学は自己責任ということで。

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2023/03/08

三重県熊野市 花の窟神社

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花の窟神社は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれています。

この窟には伊弉冉尊が葬られていて、巨巌が伊弉冉尊の御神体とされます。人々は季節ごとに花を供えて尊を祀ったところから花の窟との名前が付けられたという。

古来社殿はなく、高さ45mの巨巌の正面に玉垣で囲われ、玉砂利を敷きつめた拝所があります。

例大祭が行われますが、そのとき、約170mの大綱を御神体から御神木にわたします。これは「御綱掛け神事」と呼ばれ、三重県無形文化財に指定されています。

圧倒される巨巌に、何か神性を感じて祀り始めたというのは自然なことだろうし、解説看板にも書いてあったように、これが古代の神社の姿なのでしょう。

 

 

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2023/02/09

【犬狼物語 其の六百五十一】武蔵御嶽神社 大口真神式年祭写真展『お狗さまの肖像-日本の狼信仰と狼像』

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企画 武蔵御嶽神社
大口真神式年祭写真展

お狗(いぬ)さまの肖像-日本の狼信仰と狼像
2023.4.1~5.31 8:30~16:00 武蔵御嶽神社神楽殿にて

今回の写真展では、東北地方から九州地方まで、日本各地に点在する個性的な狼像の写真を展示いたします。

明治時代に絶滅したとされるニホンオオカミですが、西洋とは違って、牧畜の発達しなかった日本では、猪鹿から農作物を守ってくれる益獣でもありました。ニホンオオカミは、農事の守神として崇められてきました。

もちろんニホンオオカミは、人を襲う怖い動物でもあり、被害記録もたくさん残っています。

益獣である面と怖い動物という面、二つを併せ持つからこそニホンオオカミは信仰の対象になったのでしょう。

ニホンオオカミは絶滅しても、今でも狼信仰の寺社は全国にあります。また山の中には、山の神の眷属としての狼像が立っている祠もあります。狼信仰は脈々と続いています。

 

これはハガキ大の写真展DMです。

DMを置いていただけるギャラリーなどありましたら、ご連絡ください。

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2023/01/18

広島県尾道市 因島水軍城

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南北朝時代から室町・戦国時代にかけて活躍した村上水軍。

因島水軍城は昭和58年に築城された城型資料館で、村上水軍の武具、遺品、古文書などの歴史資料が展示されているそうです。

訪ねた日は休館日で外側からしか見ることができませんでした。

 

 

 

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2022/12/26

原尻の滝

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話は前後しますが、また、九州の話題です。

豊後大野市に原尻の滝があります。近くには棚田百選の緒方町軸丸北の棚田もあって何度か行ったことがある滝です。

キンキンに冷えた早朝、滝にけあらしが発生。ヴィーノもさっそくの出番です。

 

 

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2022/12/25

再びの宮島(今度はヴィーノ連れ)

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先日、宮島に渡ったときはヴィーノを車に待たせて、俺たちだけで行きました。

というのも、厳島神社社殿内には入れないことがわかっていたからです。

でも、雪が降り、山陰を通って帰るのはあきらめ、瀬戸内側を戻ることにしたら、ちょうど宮島あたりは奇跡的に晴れることが分かったので、今度はヴィーノを連れて行くことに。フェリーには犬は無料で乗ることができます。

ただ、キャビン内に入ることはできないので、デッキにいる必要があります。この寒空で大丈夫かなと思ったのですが、行きは、西から東への移動なので、西風の冷たさは感じませんでした。

ところが、上陸してすぐ、突然空が曇って、強烈な雨と風(嵐)に見舞われて、びしょぬれになってしまいました。意外と、西風を避ける場所がなかったためです。

それも10分もすると、嘘のように再び晴れました。強風は変わりませんが、陽が出ると、少しは暖かさも感じるし、過ごしやすい。その中でヴィーノの写真です。

外国人が、鳥居を背景に、変なポーズを取って写真を撮っているのを不思議そうに眺めるヴィーノがまた面白い。

ヴィーノの写真が目的だったので、1時間ほどで本州側に戻りましたが、帰りのフェリーはもろに西風の影響を受け、寒いのなんの。ヴィーノよりも俺の方が寒がっているような状態でした。

 

 

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2022/12/23

阿蘇山を見るヴィーノ

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阿蘇スカイライン展望所と、大観峰 展望所のヴィーノ。 

前日雪が降りましたが、翌日は晴れたので、なんとか道は通れそうだと判断して展望所に寄ってみました。(産山村・扇の棚田の途中です)

雪があるとかえって元気なヴィーノです。子どものころから雪が好きな犬ですね。

 

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2022/12/21

広島県 世界遺産・厳島神社

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広島県の世界遺産・厳島神社は、いつか参拝しようと思ってきた神社です。

神社のある宮島の対岸(本州)は何度も通過していたのですが、機会がなくて、今回になりました。

フェリーで宮島に渡ると、さっそく鹿のお出迎え。

「ス・キ・・・」

2頭でいちゃつく鹿たちを横目に、厳島神社の境内へ。

海に立つ真っ赤な鳥居もすばらしかったですが、本殿のおごそかな雰囲気や、回廊の美しさも格別です。

 

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2022/09/08

2022年9月10日は、中秋の名月

100910(これは2018年の「中秋の名月」)

 

新暦で生活している日本人ですが、1年に何度か、旧暦を意識せざるをえない日、というか、旧暦でないと意味がない行事、というものがあります。

そのひとつが「中秋の名月」。今年は新暦9月10日です。

中国では「中秋節(チョンチゥジェ)」、韓国では「秋夕(チュソク)」といって、祝日にもなっていて盛大にお祝いします。

秋を初秋(旧暦七月)、仲秋(旧暦八月)、晩秋(旧暦九月)の3つに分けますが、「中秋の名月」は、「秋の真ん中」=「旧暦八月十五日夜」のことです。だから旧暦で生活していれば、毎年、「中秋の名月」は八月十五日で日付は固定されています。

あくまでも「名月」です。「満月」ではありません。たまたま「満月」の年もありますが、基本的には月はどこか欠けています。「満月」でなくても「名月」です。いや不完全の美を愛する日本人には、「満月」ではないからこその「名月」なのかもしれません。

ところで、先日、オンラインで「令和5年版 旧暦棚田ごよみ」の会議をやりました。来年は閏年なので、13か月あります。なので、表紙の棚田と合わせて、14点の棚田写真を選びました。

文章とキャプションも提出したので、あとはできるのを待つだけです。

令和5年版は、雪景色が3点も入っています。これは今までで一番多いのではないかと思います。水の張った初夏の棚田やまっ黄色の秋の棚田もいいですが、雪景色の凛とした雰囲気も好きです。

 

 

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2022/08/20

赤坂氷川神社の狛犬と江戸型山車

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赤坂氷川神社を参拝しました。

境内には7対の狛犬があります。

その中で、中門両脇の狛犬は、延宝3年(1675)奉納の東京都内で2番目に古いといわれています。(都内最古の狛犬は、以前紹介した承応3年(1654)の目黒不動にある狛犬)

頭のてっぺんに丸い穴(溝)が開いていますが、宝珠か角が埋め込まれていたのかもしれません。

それと境内では、全国的にも貴重な「江戸型山車」が展示されています。

「山車は江戸の祭の華でした。時代の変化や震災・戦禍により東京から姿を消しましたが、ここ赤坂には奇跡的に一部が遺されていました」(「赤坂氷川山車保存会」より)

掲載の「祭礼山車行列額絵」は、明治44年に奉納されたもの。赤坂氷川祭での、江戸型山車13本が悠々と巡行する様子です。

 

 

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