雲南から帰って
雲南から帰って4日たちました。その間、野菜を何種類か食べましたが、どうも味が違う。
とくにプチトマト。雲南で食べたプチトマトや、普通の大きさのトマトは、ほんとに「トマト」の味がしました。匂いがきつく、癖があるということでしょうか。日本のは、味がマイルドな感じがします。
トマトだけじゃないですね。なんでもそうです。癖とか、個性とかがだんだんなくなって、テレビのグルメ番組では、若いレポーターの女の子なんかが「あまーい!」とか表現する以外にないのかな?と思ってしまうくらい、野菜の味の上品化には違和感を覚えます。そのうち、トマトも、ニンジンも、タマネギも、辛味や癖などが取り除かれて、ぜんぶ同じものになっていてしまうんではないでしょうか?こんな日本の傾向は、消費者にも責任はあるでしょう。まっすぐなきゅうり、辛くない大根、甘いトマトなどなど。消費者がそういうものを求めるから、そうなっていくんでしょう。
でも、俺はもっと個性的な味や癖を持ったものを食べることこそ、味覚を進化させるものだと思っているんですがねえ。
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