昆明の食べ物
2月17日(木)昆明
今日、昆明はとても暖かです。暑いといってもいいくらい、Tシャツ姿の若者もみかけます。
北京路と環城路が交わる北東側の裏路地に、昔よくいっていた食堂街があり、昨日もいってみたら、まだありました。ある食堂で昼食。お気に入りのヨウザーパイグー(排骨)と、三鮮湯をたのみました。排骨は骨付きスペアリブのから揚げですが、これがなかなかうまいんです。今回雲南に来てようやくちゃんとしたヨウザーパイグーにありつくことができました。肉厚でジューシー。食べごたえがありました。三鮮湯もお気に入りで、いろんな具の入ったスープ。青菜、きのこ、ユバ、ハルサメ、豚肉など。味はあっさりと塩味で、日本人好みの味です。
昆明百貨店の近くで、人だかりがしていたので何かなと思って近づいたら、アイスキャンディー売りでした。濃厚なミルク味。この光景をみて「飛ぶように売れる」という表現はおおげさじゃないんだなと思いました。アイスは箱から次から次へと飛んでいくように見えるのです。だれかが買っていると、つられて買ってしまうということもありますが、このアイスはたしかに美味しい。昨日もう一度いってみましたが、もう売り切れたのか、売りこさんが出ていませんでした。
裏路地の回族食堂で食べた羊肉のケバブとチャオメン(炒麺か? 新彊ではパンメンと呼んでいたと思いますが)のうまかったこと。チャオメンを食べると一気にイタリアまで飛んでいってしまいます。ピーマン、牛肉などとコシのつよい手打ちうどんをトマトソースで炒めてあるもので、一説にはスパゲッティーのルーツともいわれているそうです。たしかに、その通りで、麺がスパゲッティならイタリアの料理といわれても不思議ではありません。チャオメンには、ユーラシア大陸の壮大な文化の交流をみるようです。
祥雲美食城というフードセンターがありました。バンコクのフードセンターにも似ていて、いろんな店が周りを囲み、真ん中にテーブルがずらりと並んでいます。実際、泰国式○○とか、タイふうの料理やドリンクを売る店もあります。飲み物屋で頼んだのが一杯5元の「マン果西米」というタピオカ入りマンゴージュースです。程よい酸味のジュースの中にグラス半分ほどタピオカが入っていて、スプーンですくいながら食べます。この東南アジアふうの雰囲気はのんびりした気分にさせてくれます。
| 固定リンク
コメント
雲南の旅から戻りました。
「癇の虫」、ぜひまた出してみたいですね。そしたらもっとおとなしくなれるでしょ?
投稿: 青柳 | 2005/02/25 19:02
こんにちわ。ブログはじめられたんですね。
ここ数日ちょこちょこのぞかせてもらってます。
わたしも土の上をわしわし歩きたい、
ケバブとチャオメンいただきたい〜〜。
子供のときの記憶というのは、どうも不思議な記憶がまざっていますが、癇の虫の話、ホントの話とは…。すごいですね。
それに、そんな風習ははじめてききました。
(このコメントきのう書き込んだつもりだったのがナイのも記憶が怪しい気が…それはアルツかもしれない…)
投稿: ともえ | 2005/02/18 11:11