癇の虫 2
2月4日も書いたのですが、癇の虫の話をもう一度。
先週用事があって、山形の実家に帰ったとき、またあらためて母親に「癇の虫」のことを聞きました。そしたらやり方が若干違っていました。
この前やったときは出なかったので、このやり方を間違っていたようです。
まず、塩水で手をきれいに洗ったら、タオルで水分をふき取ります。そのあと、筆で墨を使って手のひらに「虫」と三回書きます。
今回は、小学生の姪といっしょにやってみました。そしたら、なんと出たんです。姪よりも俺の方がよく出たというのは、俺の方が癇癪持ちだということなのか、分けがわかりませんが、確かに、指の先から白い「癇の虫」が出てきました。
昔の親は、こうして癇癪持ちの子どもをなだめていたんでしょうね。こんな虫を見せられたら、子どもは黙ってしまうかも。いや、親自身が安心したかったからかもしれませんが。癇癪を起こすのは、この虫なんだと。
とは言え、これはある意味すごく「科学的」なことがわかったんですが。まあ、実際やってみればどうしてこういうことが起こるのか気がつく人はきっといるでしょう。俺なりの解説はいつかの機会にしたいと思います。(とか言って、もったいぶって、ほんとは知らないんだったりして。図星・・・。静電気が関係しているんじゃないでしょうか)
でも、いいじゃないですか。風習、おまじない的なものがあったって。すべてが科学で割り切れるもんじゃないんです、世の中は。
みなさんもぜひやってみてください。
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