イランから 1
今、イランに来ています。
これは、テヘランのインターネットカフェから更新しています。
カスピ海地方を10日間ほどまわって、棚田をさがしてきました。
あくまでも、棚田か?とあきれる人もいるでしょうが、でも、イランの棚田はあなどれないですよ。
綺麗な棚田を見つけました。砂漠の国イランのイメージとはまったく違う世界です。
日本とそっくりな田園風景。 田植えをするおばさんたちの格好も、どこか懐かしい。
田んぼには、ミズスマシやオタマジャクシがいて、ここはどこなんだろう?と不思議
な感覚に陥りました。
米もよく食べるんです。ご飯は「チェロウ」といって、パサパサしたインディカ米ですが、ほんのり塩味がきいています。 これにバターを混ぜ、焼いたトマトとグチュグチュにつぶし、カバブといっしょに食べるんですが、これがなかなか美味しい。ヨーグルトもついてきます。これがまさに噂の「カスピ海ヨーグルト」ですか。
ただ、ここも日本や他のアジアの国と同様に米離れが始まっています。知り合った30歳の女性は「太るからご飯は食べません」といいました。一時期の日本のようです。
「どうして米を食べなくなっているんですか?」と、40歳くらいの男に聞いたら、「アメリカに聞いてくれ」といいました。彼は大のアメリカ嫌いらしいですが、世界中の文化がアメリカ化していくのが我慢ならないのかもしれません。イランでもだんだん食生活は欧米化しています。まだマックなどのファーストフード店はありませんが、イラン風のサンドイッチ屋はたくさんあります。名前が「マック」ではないというだけで。あるレストランのメニューには、「ケンタッキーフライドポテト」なるものも載っていました。
6月8日 テヘラン 快晴
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