イランから 2
カスピ海地方を10日間ほど回った後、昨日、テヘランからエスファハーンにやってきました。
途中、荒涼とした風景で、カスピ海地方とはまったく違った世界が続きました。
地図には川が描いてあるのに、実際は涸れた川。水がないと生き物は生きられないことは頭ではわかっていても、こうして沙漠を見ているとほんとうにそうなんだなぁと実感できます。でも、その少ない水を頼りに生きている植物もあるんですね。いったいどうやって生き続けていられるのか、よほど乾燥対策が進化しているんでしょう。感心してしまいます。
エスファハーンは小奇麗な町です。川には橋が架かっていて、夕方になると、たくさんの人たちが集まってきます。橋のたもとにチャイハネがあって、夕涼みしながらのお茶は格別です。
俺のことを見て「チーン!チーン!」とからかう人間もいます。チーンとは、中国人のことなんですが、中国人なんて見たことあるんですかね? 映画でしょうか? 日本人だとわかると「フットボール ナカタ」といわれます。俺は日本でも中田に似ていると言われることがあるんですが。
| 固定リンク
コメント