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2005/07/24

地震

昨日の地震にはびっくりしました。
たまたま人のうちにいたのですが、地震がきたとき、「それを押さえて」と言われたので、しっかり押さえました。「それ」とは、飾り棚にあった木彫りの人形だったのですが、あとで考えてみたら、人の命より、木彫りの人形の方が大事なのか?そして「押さえて」と言われたとき、素直に押さえた自分に苦笑。

幸い大きな被害はなくてよかったです。

さて、お待たせしましたが、イランの写真を公開しました。

棚田については、オリザ館で。「カスピ海沿岸地方の棚田

他の地域については、シルクロード館で。「番外編 イラン

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2005/07/17

イランの水田

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イランの水田で雑草取りをしている女性です。どこか懐かしい農作業風景ですね。ことさら日本と似ているといいたくないのですが(イラン人からすると、日本が似ているのですが)、なにしろ今まで俺が持っていた乾燥した砂漠のイメージ「イラン」とのギャップがものすごかったもので、つい棚田の風景が「日本とそっくり」といってしまいたくなるわけです。とくに新潟や山形と。

昨日から、新潟県十日町市松代の「農舞台」で写真展が始まっています。詳しくは、次のページを見てください。

写真展情報

10月上旬までやってますので、近くまでお越しの際は、どうぞのぞいてみてください。イランの棚田の写真パネルも展示します。上の写真も展示予定です。(イランのパネルだけは、プリントが間に合わなかったので、7月22日以降になります) 今回は、民族衣装の展示や、スライドショーをスクリーンで映すなどして、「空間」を作り上げました。松代駅のプラットホームからも、ちょっとだけ見えますよ。

8月20日には、スライドショー(レクチャー)も開きます。そのときも、イランの話をするつもりです。

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2005/07/13

どこでしょう?

さて、この写真はどこでしょう?
でも、さんざん今まで「イラン」のことを書いてきてるんだから、すぐわかってしまいますね。
そうです。これがイランの棚田です。
イランだといわれなければ、新潟県とか山形県とかいっても通じるでしょう。昔日本に出稼ぎに来ていたというイラン人のタクシードライバーは、カスピ海沿岸地方を走りながら「山形と似てるでしょう?」といったのです。(俺が山形出身だとは知りませんでした) 彼は日本滞在中、いろんなところを旅行したそうですが、山形へドライブしたとき、自分の故郷(つまり、カスピ海沿岸地方)とそっくりで驚いたらしいのです。

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カスピ海を日本海だと考えれば、新潟県山形県あたりと地形的・気候的条件が似ていても不思議ではありませんよね。

今、「オリザ館」の方で、イランの棚田のページを準備中です。7月23日ころ公開できると思います。

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2005/07/09

イランから帰って 2

イランから帰って、いろいろと用事と仕事があって、なかなかイランの写真をアップできません。
もうしばらく待ってください。

ロンドンでは、オリンピック開催が決まったと喜んだその翌日に、連続爆弾テロに襲われてしまいました。何が起きるかわからないですね。あれだけ「テロは起こる」といわれて警戒していたロンドンの中心街で、しかも先進国首脳会議が開催されているさなかで、厳戒態勢でも、テロは起きてしまうということを、あらためて見せ付けられたかっこうです。
犯行声明が出ているらしいですが、その信憑性もあやふやで、今のところ、どのグループのしわざか判明していません。

イランでは、女性の衣装がかなりカラフルだったり、女性が公衆の面前で俺(男)と握手したり、バスの席も男女同席になっていたり(テヘランでは厳格に守られていたようですが)と、ずいぶん聞いていたイランのイメージと違うなあと思ったのでしたが、この前の選挙で保守派が勝利し、自由は規制されてしまうんでしょうか。アメリカとの対決姿勢もエスカレートしそうです。

イランの情勢が変わった途端に起きた、今回のロンドンのテロ。もちろん直接の関係はないかもしれないけれど、イランから帰ったばかりなので特別気になってしまいます。

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