岡山県
10月26日(水)、晴れのち曇り
昨日は、京都から国道9号線を西へ約30分、亀岡市の道の駅に泊まった。
今日は、午前7時に道の駅を出た。372号線を西へ走る。霧が出て見通しがわるい。気をつけなければ。
30分ほどすると、霧が晴れてきた。亀岡市から園部町に入ったあたり、靄がかかった水路と民家が美しく、車を止めて写真を撮る。こういった何気ないところの一瞬の風景はいいね。会社へ急ぐ人たちは、何をやっているんだろう?という顔をして通り過ぎていく。
この国道372号線は、社町などを通り、姫路まで通じている。それほど交通量も多くなかったし、風景が典型的な「ニッポン」でなかなかいい道だった。途中、狸が車にひかれた死体と2回でくわす。あやうくひきそうになり、急ハンドルで避ける。
姫路市の真ん中を通り、2号線に乗り、さらに西へ向かう。道は走りやすく快調。備前市から権道9号線に入る。小さい港町があったので、スーパーで買い物。
39号線で南下。このあたりちょうど稲刈りのシーズンだった。他のところと比べるとずいぶん遅いようだ。もしかしたら、今年は雨がなかなか降らなくて、田植えが遅れたといっていた九州の院内町と同じで、田植えが遅れたからかもしれない。
40分ほど、牛窓についた。ここの湾の風景と段々畑を撮るために、俯瞰できるところを探す。「オリーブ園」というのがあったので、上っていったら、そこから湾と町並み、そして段々畑が見えた。キャベツやレタス畑。オリーブ畑の隣に田んぼもあった。
町に戻る。フェリー乗り場のところに観光案内所があった。地図をもらう。牛窓は古い町並みが残っている。海に沿った「唐琴通り」。いくつか寺や神社がある。上ると、牛窓湾と民家の屋根が見えた。ちょうど午後の太陽が、ひつじ雲の隙間から差し込んで、遠くの海がきらきらと輝いている。ときどき、漁船やフェリーがその光る海面を横切っていく。
リゾートホテルのほうにも登ってみた。地中海風のホテルは、展望レストランがあるようだ。そのあたりは新しい家がいくつも建てられていたが、別荘なのだろうか。
もういちどオリーブ園へいく道を登り、畑の写真を撮った。雲が厚くなって、まったく太陽が見えなくなってしまった。現在16時40分。牛窓をあとにする。今日は、岡山市の児島湖あたりに泊まろうと思う。
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