中国の恐竜のふるさと
中国でまた恐竜の化石が発見されました。小さい恐竜を想像させるような名前、マメンチサウルスという大きい恐竜だそうです。以下、asahi.comから記事を引用させてもらいます。
27日付の中国各紙によると、中国西部・新疆ウイグル自治区の昌吉回族自治州奇台県で26日、約1億6000万年前のジュラ紀に生息していたとみられる草食性恐竜マメンチサウルスの化石が発見された。中国科学院古脊椎(せきつい)動物・古人類研究所の専門家は、この恐竜は全長約35メートルに上り、アジア地域で発見されたものでは最長としている。(以上、asahi.comより引用)
中国では、こういった恐竜発見のニュースが多いので、今回の発見がどれだけ学術的価値があるのか素人の俺はわかりません。アジア地域で最長だというので、たぶんすごい話なのかもしれませんが。
俺が好きな雲南省も恐竜の発見場所として有名です。楚雄イ族自治州禄豊県もそのひとつです。ここは「恐竜のふるさと」として売り出しているらしいですが、まだ行ったことがありません。テーマパークもできたという話なので、だれか行ったことのある人がいたら教えてください。
また元謀県では、170万年前といわれる「元謀猿人」の化石も発見されています。元謀人展示館というものもあります。
郊外には、堆積した粘土と砂が長年の雨によって浸食されて、まるで林のようになっているので、「土林」と呼ぶ不思議な地形の観光地もあります。トルコのカッパドキアのような雰囲気ですが、石ではなく、土と砂なのでもろいし、穴を掘って住むというわけにはいきません。ここは、高倉健主演の映画『単騎、千里を走る。』にも出てきた風景です。
「土林」の中には動植物の化石も多く、象や犀の化石も出たようです。かつては、森林もあり、たくさんの生きものがすんでいたんですねえ。俺も普通に歩いていて、木の破片のような化石を見つけました。たしか、売店では化石を売ってたなぁ。
映画のロケ地としてもいいし、興味を持った人がいるならぜひ訪ねてみてください。それほどまだ日本人(外国人)にメジャーな観光地ではなくて、穴場的存在です。
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