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2006/09/09

やっぱり、アメリカが「冥王星」に抗議

060909
(この写真は雲南省大理アルハイ湖畔の村と星空)

冥王星騒動ではさんざん記事を書いたのですが、今日の話題が、また冥王星の話です。すみません。

国際天文学連合(IAU)の惑星定義の会議で、冥王星は惑星ではないと多数決で決まり、決着がついたと思われました。ところが、やっぱりというか、アメリカが今さら抗議しているらしい。

「格下げは「間違い」米科学者が批判、続く冥王星騒動
国際天文学連合(IAU)が冥王(めいおう)星を惑星から“格下げ”した定義を決定したことについて、米国の有力な惑星科学者、アラン・スターン博士が「明らかな間違い」と強く批判した。
米科学誌サイエンス電子版が1日、コメントを掲載した。スターン博士は本紙の取材にも応じ、「IAUの惑星定義は、技術的にも言語表現としても欠陥がある」と指摘。冥王星を発見した米国での反発は依然根強く、同誌は「冥王星を巡る争いは終わっていない」としている。」
(YOMIURI ONLINE より引用 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060902i503.htm)

さすが冥王星を発見した国。アメリカが冥王星に持ってる愛着はそうとうのものらしいですね。記事によると、スターン博士は、冥王星探査機「ニューホライゾンズ」を打ち上げた探査計画のリーダーだそうです。意地でも「惑星探査機」にしたいのでしょうか。

それにしても往生際が悪いというか、アメリカ人が好きな「民主的な方法」で決めたのにねえ。

それなら、アメリカに提案です。アメリカは国際天文学連合(IAU)を脱退して、独自に「冥王星は惑星」としたらいいじゃないですか。自分の思い通りにならないものは「悪い」と考えるアメリカにはふさわしい解決法だと思いますが。


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コメント

コメント、ありがとうございます。

そういえば、mihoさんは、アメリカ在住だったですね。やっぱり自己主張が強いと感じますか?

個人的には素朴でいい人もたくさんいることを知っていますが、どうも、アメリカ人の行動を見ていると、最近、あれっ?と感じることが多いもので。 

リンクの件、ありがとうございました。

投稿: あおやぎ | 2006/09/10 00:32

天文学の世界ではこんなことが起こっているのですね・・・知りませんでした。
「星空を黙って見つめているのが好きだ。」
この言葉にいろんな意味が集約されているような気がします。
スターン博士、アメリカ人ですねぇ。自己主張の強い人、本当多いですから(苦笑)。
こちらのサイト、リンクさせてもらいました。
宜しくお願いします。

投稿: miho | 2006/09/09 23:05

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