主流じゃないものを撮る
(写真は、山口県油谷の棚田)
情報です。
季刊『新・田舎人』第49号(発行:ふるさと保全ネットワーク TEL 03-3234-5476)に、インタビューと棚田写真が掲載されています。どういう経緯で写真を撮ることになったのか、とか、写真とは俺にとってなんなのか、という問題について真面目に(?)しゃべっています。
その中で、どうして棚田なのか?という質問がありましたが、結局のところ、「主流じゃないもの」に対する愛おしさではないかと思います。もちろん、理由はこれだけではないですが、その中のひとつであることは確かです。
言い換えると、世界中グローバル化によって同じようなもの、同じような価値観になる方向に行こうとしていますが、それでいいのか?という疑問、反発があるのです。雲南省、少数民族、メコン河、そして棚田・・・。今まで俺が興味を持って写真を撮ってきた被写体です。
それは俺自身がそうだからということでもあります。どうして、みんなと同じじゃなきゃならないのか? 主流になれない、いや、もちろん、なる必要などないのですが、写真を撮ることで、俺はその主流じゃないもの(少数派)の価値を見続けたいと思っています。
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