『東京棚田フェスティバル』 (3) 安倍総理の記者会見
最近、安倍総理の記者会見が待ち遠しくなっています。(正確に言えば、記者会見が始まる寸前) なぜだと思いますか?
それは記者会見のとき、安倍総理の後ろに飾ってある絵が、棚田の絵だからです。特に、総理の向って右側の斜面が棚田になっているようです。どうも、海の湾に面した棚田らしい。雰囲気的には、佐賀県の唐津市大浦棚田と似ています。でも、まだはっきりわかりません。
記者会見が始まると、総理の体で絵が見えなくなるので、どいて欲しいのですが。なので全体を見れるチャンスは、総理が立ち位置に着く寸前の1秒ほどです。毎日記者会見があるので、今日のニュース番組で確かめてみてください。
あそこは首相官邸でしょうか。だから名のある画家の絵だとは思いますが。総理の発言よりも、後ろの絵が気になるなんて、俺もよっぽどの「棚田病」だねぇ。マニアックな話題ですみません。
ところで、佐賀県唐津市大浦の棚田は、蕨野の棚田(今回の『東京棚田フェスティバル』の出展棚田です)、玄海町浜野浦の棚田、、長崎県松浦市土谷の棚田と共に「棚田百選」に選ばれていますが、この4ヶ所は、比較的近いところにあります。しかも、唐津市蕨野以外、すべて海に面していて、日本らしい棚田です。蕨野には、高さ8.5mの石垣がありますが、これは棚田の石垣としては、日本一位か二位のりっぱなものです。
春先の水の張った棚田もいいし、秋の収穫時期の黄金色の棚田もいい。温泉も点在しているので、棚田だけではなくて、一日のんびり旅ができるコースとしてお勧めします。
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コメント
コメント、ありがとうございます。
安倍総理の後ろに飾ってある絵は、架空の田園風景かもしれません。中央に川が流れていて、それが海に注いでいるようです。町に近いようです。少なくとも「棚田百選」に選ばれているところで、こういう立地の棚田はないと思います。
たぶん「美しい国、日本」というキャッチフレーズと関係あるのでしょうか。棚田のある風景などではなく、日本中のシャッター商店街や、田園風景をぶち壊す郊外の大型商業施設などの絵の方がふさわしいのではないかと皮肉を言いたくなってしまいますが。
投稿: あおやぎ | 2006/11/15 09:32
総理の記者会見さっそく見てみます。
単なる美しい景色として掲げてあるのでしょうか、それとも特別のメッセージがあるのでしょうか。
大浦の棚田はたしかに美しい景観ですが、地滑りなど維持管理には苦労の多い地形だと思います。「おまんま」を食べるためには昔も今も苦労が絶えませんね。
投稿: 棚田へようこそ | 2006/11/14 15:39