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2006/11/30

関東地方晩秋の旅(4) ばんや温泉

061130
霞ヶ浦から八日市場市、東金市、茂原市などを経由して長南町へ。坂本のハス田を写真に撮り、また茂原市まで戻り、あらためて国道128号線に出て海沿いを南下しました。勝浦市を過ぎ、鴨川市から長狭街道に入り東へ向かい、大山千枚田へ。さすがにこの時期、写真を撮っているカメラマンはいません。晩秋の枯れた雰囲気がまたいいですね。

山越えして保田に下り、海沿いの保田漁協直営の「ばんや」で食事をとり、「ばんや温泉」につかりました。炭酸温泉で、すね毛に気泡がたくさんついて気持ちいい。血管を拡張し、体を温め、消化を助け、老廃物を出す、と、いいことづくめです。でも、ひねくれ者の俺は、いいことがあるなら、絶対わるいこともあるだろうと考えてしまいます。

とくに俺がそう思ってしまうのは、肌が敏感なので、強い成分の温泉に入ると、肌が荒れたり、真っ赤になって痒くなったりするからです。以前、九州で入ったある温泉は最悪でした。

効能はあくまで「平均的な体質」の人のもの。敏感な体質である俺からすると、ちょっと、注意して入らなければならないし、あがるときは、初めて入った温泉の場合は特に、必ずシャワーで温泉成分を落としてしまいます。

そこまでして温泉に入る必要もないと思われるかもしれませんが、旅をしていて「温泉」以外の浴場を探すのは至難の業なのです。なぜか、温泉だらけです。今の日本は。

以前問題になりましたが、「温泉」の表示をしていたのに、実は温泉ではなかったという事件がありましたが、むしろ、俺は「なぁんだ、それならそれでよかったのに」と思います。温泉じゃないほうを好む人たちもいるんだことくらいは考えてもいいんじゃないでしょうか。猫もしゃくしも「温泉、温泉」と、まるで温泉が100パーセント「善」という思い込みはどうも理解できません。「温泉」の表記うんぬん以前に、「効能」と称した「ご利益」に疑問を持ってしまうのは、ひねくれた俺だけでしょうか?

温泉でなくてもいいのです。こんな浴場で湯につかる気持ちよさは変わりありません。


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